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Season 1
2話 ご馳走様です★
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※ヒロインが全力でバカになるのでご注意ください
子供のメヒカリくらいの大きさかしら?メヒカリは私の魚友達で、海の中でよく鬼ごっこをして遊んでいる。
「アキ様、こちらの棒は何でしょうか?初めて見ます」
足の付け根をジッと見やる。ぶらりと垂れ下がった棒の付根には黒々とした毛がたくさん生えていて、根元には玉のようなものが二つ付いている。
「クララさん、これは生殖器官です」
「あら!まあ!」
「この棒は人間の雄に生えているモノです」
人魚の男性にはこの様な棒は付いていない。人魚の交尾は単純だ。繁殖期の年頃の男女が絡み合うと女性が卵を産み、男性が卵に精子を放出して子を作る。実際は見る機会も体験する機会も無かったけれど!
「あら、急に膨れて持ち上がったわ!?」
子供のメヒカリから成長したメヒカリに変わった!!
よく見ると赤黒くてちょっと不気味な見た目をしている。どんどん大きくなってきたわ。大丈夫かしら?
「人間の雄の生殖器官はですね、一度大きくなってしまったら中に入っている汁を全部出さないといけないんです!きっちり、全部、搾り取らないと!」
「棒の中に汁が入っているのですか?」
「この玉のような袋の中に入っています。棒の中を伝って白い汁が出てくるのです!」
「まぁ、不思議!汁はどうやって出すのですか?」
「踏んだり叩いたりして出します」
*
「あぁっ!もっと!もっと!」
「……こんな感じで宜しいのですか?」
まだ上手く動かせない足で、アキ様の生殖器官を踏みつける。
彼は、生殖器官を踏まれたり叩かれないと放精……人間でいう射精という行為が出来ないそうだ。なかなか踏みつけてくれるお相手がいなかったそうだ。
私の役目は溜まりに溜まった精子がたくさん入った精液を搾り取る事だ。搾り取るまで海に帰れない。
「っう、……あぁ、もっと、もっと」
「こうですか?」
強めに棒を踏み踏みする。ついでに玉もギュウッと踏んでみた。
あ!先の方から透明な汁が出てきましたよ!
「うぅ!!はぁ、はぁ、女王様、卑しいこの下僕めに、どうかご慈悲を」
「だから私は女王様じゃありませんよ。アキ様も下僕じゃなくてご主人様でしょう?」
この人は良く分からない言葉をよく使う。
「クララさん……。さぁ、存分に叩いてください!思いっ切り!!」
「本当に叩いて良いんでしょうか?痛そうだわ」
「痛くていいんです!痛い方が良いのです!さ、早く!」
またひとつ人間の……いえ、彼の生態を学んでしまった。痛い方が良いのね。
右手に力を込め、棒を引っ叩く。
バチッ
硬い!想像以上に硬い。それにしてもなかなか良い音が出た。
バシッ、バシッ、バシッ!
「はぅっ!……あぁ、イイ、はぁ、はぁ……」
ヌルヌルした汁が棒を伝い、叩くと手が滑ってしまう。これ以上叩くのは難しい。
「アキ様、どうしましょう?もう叩けないです」
「ふぅ……そうですね、ではそろそろ……。クララさんはじっと見ていてくれますか?いいですか、しっかりと見ていてください」
言われた通り、アキ様をじっと見る。
左手で根元を押さえ、右手で棒を扱き出した。透明な汁がどんどん溢れ出てくる。
海藻のヌメヌメと似ている……。海藻はあのヌメヌメが美味しいんですよね。南の地域に生えている海藻は特に粘り気が強くて、癖になるお味なんです。
エーデルは西海域の海藻の繊細な味の方が好みだと言っていたが、やはり海藻はヌメヌメに限る……。
あぁ、お腹が空いてきてしまいました。
「…………クララさん、考え事ですか?しっかりと見てって言ったじゃないですか。あぁ、少し縮んでしまった」
「縮むとダメなのですか?元に戻るから良いのでは?」
「ダメです!白い汁が出ないじゃないかっ!!」
怒られてしまった。何だか口調が荒ぶっている。エーデルもいつも能天気な私によく怒ってきたのよね。エーデル……会いたいよ。
「そ、そんなにションボリしないでください!」
「いえ、私が悪いのです……」
ぐぅ~っとお腹が鳴ってしまった。恥ずかしい。
「そうか、お腹が空いていたんですね」
「アキ様の生殖器官から出てくるお汁が海藻のヌメヌメに見えてしまって。人魚は海藻が好物……というか海藻しか食べませんから。美味しそうだなと思って……」
「……食べてみますか?」
「何をですか?」
「コチラです」
あら、棒がまた大きく立ち上がっています!どういう仕組みなのでしょう。
「そちらは食べ物ではないでしょう?」
「食べ物です。いや、食べられないけど。クララさんのお口に合えば良いのですが。ぜひ、一度お口にお含みくださいませ。舐めたり吸ったりしても良し、最後にカミカミするのだけは忘れないでください!噛めばもれなく白い汁が出ます!!」
*
棒の裏側をペロリと舐める。ちょっとしょっぱい……かしら?悪くはないお味ですね。先の出っ張った部分をジュウッと吸ってみる。
「あぁっ!!」
アキ様の腰がビクリと跳ね上がり、大きな声を上げた。痛かったかしら?でもアキ様は痛い方が良いって言っていたものね。
強めに先端を吸うと汁がたくさん出てくる。そのままチュパチュパと吸い続ける。私のリズムに合わせるように腰が動いている。ちょっと楽しくなってきた。
あとは……カミカミでしたっけ?口の中いっぱいに棒を含み、南の海域の海藻を思い浮かべながら軽く歯を立ててみる。歯応えのあるそれをカミカミしていると、ビュッと口の中に熱い粘液が放たれた。何だかドロドロしている。そのままゴクンと飲み込むと、懐かしい海の味がした気がした。
意外と美味しいです。人間の男の人って本当に不思議。こんなものを身体の中に蓄えているのね!
「ああっ、女王様、もう出ませんっ!!……っあぁ!痛っ、うう、痛い!イイ、イイ……、最高ですぅ」
きっちり、全部、搾り取らないといけないのよね。
子供のメヒカリくらいの大きさかしら?メヒカリは私の魚友達で、海の中でよく鬼ごっこをして遊んでいる。
「アキ様、こちらの棒は何でしょうか?初めて見ます」
足の付け根をジッと見やる。ぶらりと垂れ下がった棒の付根には黒々とした毛がたくさん生えていて、根元には玉のようなものが二つ付いている。
「クララさん、これは生殖器官です」
「あら!まあ!」
「この棒は人間の雄に生えているモノです」
人魚の男性にはこの様な棒は付いていない。人魚の交尾は単純だ。繁殖期の年頃の男女が絡み合うと女性が卵を産み、男性が卵に精子を放出して子を作る。実際は見る機会も体験する機会も無かったけれど!
「あら、急に膨れて持ち上がったわ!?」
子供のメヒカリから成長したメヒカリに変わった!!
よく見ると赤黒くてちょっと不気味な見た目をしている。どんどん大きくなってきたわ。大丈夫かしら?
「人間の雄の生殖器官はですね、一度大きくなってしまったら中に入っている汁を全部出さないといけないんです!きっちり、全部、搾り取らないと!」
「棒の中に汁が入っているのですか?」
「この玉のような袋の中に入っています。棒の中を伝って白い汁が出てくるのです!」
「まぁ、不思議!汁はどうやって出すのですか?」
「踏んだり叩いたりして出します」
*
「あぁっ!もっと!もっと!」
「……こんな感じで宜しいのですか?」
まだ上手く動かせない足で、アキ様の生殖器官を踏みつける。
彼は、生殖器官を踏まれたり叩かれないと放精……人間でいう射精という行為が出来ないそうだ。なかなか踏みつけてくれるお相手がいなかったそうだ。
私の役目は溜まりに溜まった精子がたくさん入った精液を搾り取る事だ。搾り取るまで海に帰れない。
「っう、……あぁ、もっと、もっと」
「こうですか?」
強めに棒を踏み踏みする。ついでに玉もギュウッと踏んでみた。
あ!先の方から透明な汁が出てきましたよ!
「うぅ!!はぁ、はぁ、女王様、卑しいこの下僕めに、どうかご慈悲を」
「だから私は女王様じゃありませんよ。アキ様も下僕じゃなくてご主人様でしょう?」
この人は良く分からない言葉をよく使う。
「クララさん……。さぁ、存分に叩いてください!思いっ切り!!」
「本当に叩いて良いんでしょうか?痛そうだわ」
「痛くていいんです!痛い方が良いのです!さ、早く!」
またひとつ人間の……いえ、彼の生態を学んでしまった。痛い方が良いのね。
右手に力を込め、棒を引っ叩く。
バチッ
硬い!想像以上に硬い。それにしてもなかなか良い音が出た。
バシッ、バシッ、バシッ!
「はぅっ!……あぁ、イイ、はぁ、はぁ……」
ヌルヌルした汁が棒を伝い、叩くと手が滑ってしまう。これ以上叩くのは難しい。
「アキ様、どうしましょう?もう叩けないです」
「ふぅ……そうですね、ではそろそろ……。クララさんはじっと見ていてくれますか?いいですか、しっかりと見ていてください」
言われた通り、アキ様をじっと見る。
左手で根元を押さえ、右手で棒を扱き出した。透明な汁がどんどん溢れ出てくる。
海藻のヌメヌメと似ている……。海藻はあのヌメヌメが美味しいんですよね。南の地域に生えている海藻は特に粘り気が強くて、癖になるお味なんです。
エーデルは西海域の海藻の繊細な味の方が好みだと言っていたが、やはり海藻はヌメヌメに限る……。
あぁ、お腹が空いてきてしまいました。
「…………クララさん、考え事ですか?しっかりと見てって言ったじゃないですか。あぁ、少し縮んでしまった」
「縮むとダメなのですか?元に戻るから良いのでは?」
「ダメです!白い汁が出ないじゃないかっ!!」
怒られてしまった。何だか口調が荒ぶっている。エーデルもいつも能天気な私によく怒ってきたのよね。エーデル……会いたいよ。
「そ、そんなにションボリしないでください!」
「いえ、私が悪いのです……」
ぐぅ~っとお腹が鳴ってしまった。恥ずかしい。
「そうか、お腹が空いていたんですね」
「アキ様の生殖器官から出てくるお汁が海藻のヌメヌメに見えてしまって。人魚は海藻が好物……というか海藻しか食べませんから。美味しそうだなと思って……」
「……食べてみますか?」
「何をですか?」
「コチラです」
あら、棒がまた大きく立ち上がっています!どういう仕組みなのでしょう。
「そちらは食べ物ではないでしょう?」
「食べ物です。いや、食べられないけど。クララさんのお口に合えば良いのですが。ぜひ、一度お口にお含みくださいませ。舐めたり吸ったりしても良し、最後にカミカミするのだけは忘れないでください!噛めばもれなく白い汁が出ます!!」
*
棒の裏側をペロリと舐める。ちょっとしょっぱい……かしら?悪くはないお味ですね。先の出っ張った部分をジュウッと吸ってみる。
「あぁっ!!」
アキ様の腰がビクリと跳ね上がり、大きな声を上げた。痛かったかしら?でもアキ様は痛い方が良いって言っていたものね。
強めに先端を吸うと汁がたくさん出てくる。そのままチュパチュパと吸い続ける。私のリズムに合わせるように腰が動いている。ちょっと楽しくなってきた。
あとは……カミカミでしたっけ?口の中いっぱいに棒を含み、南の海域の海藻を思い浮かべながら軽く歯を立ててみる。歯応えのあるそれをカミカミしていると、ビュッと口の中に熱い粘液が放たれた。何だかドロドロしている。そのままゴクンと飲み込むと、懐かしい海の味がした気がした。
意外と美味しいです。人間の男の人って本当に不思議。こんなものを身体の中に蓄えているのね!
「ああっ、女王様、もう出ませんっ!!……っあぁ!痛っ、うう、痛い!イイ、イイ……、最高ですぅ」
きっちり、全部、搾り取らないといけないのよね。
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