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第一話 転生したらめちゃくちゃ可愛くなってた件
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その日、否応にも「起きろ」と強調してくるような眩しい日差しがボクの顔を照らす。
仕方ないので「もー分かりましたよ」と目を覚まして身体を起こしてみる。
身体を起こした時にやけに自分の身体が軽いことに違和感を覚えた。
「なんか身体が軽いような⋯⋯ん?」
違和感はさらに加速する。
なんか声が何時もより高い。完全に女性の声だ。
「なんか声高いような⋯⋯。て、というかここどこ?」
ボクが呑気に眠っていた場所は全く僕の見知らぬ部屋だった。
警戒ながら辺りを見回すと、見知らぬ部屋は以外と豪華な内装をしている。
床にはファンタジー作品でありがちな豪華そうな赤い絨毯がひいてある。
それにボクが眠っていたベッドはふかふか、天井にはシャンデリアが飾られている。
「いや何この西洋チックな部屋。無駄に豪華だし貴族の部屋か何かですか⋯⋯?」
部屋への感想を呟いた所で、ボクは起床から四度目の違和感を覚える。
恐らくこれが今のところ一番重要な違和感だろう。
「ボク、車に轢かれましたよね? しかも大っきいやつに」
思い返してみれば絶対に死んだと思うくらい大きな車に轢かれている。
もし生きているにしても、まず目を覚ますべき場所は病室が妥当なはずだ。
こんな西洋貴族が住んでるような部屋で目を覚ますなんて絶対におかしい。
「まさかこれは夢⋯⋯?」
とりあえずやけに軽い身体で部屋をうろついてみた。
壁には大きな鏡が立てかけられてあった。
普段なら意識的に避けている鏡だが、存在をしらなかったせいで自分の姿が目に入った。
「あ、これ夢だ⋯⋯。絶対夢です」
鏡に映ったボクの姿はぜったいに夢と確信付けさせる物があった。
何故かボクの見た目は腰まで伸びた長い銀の髪に澄んだ空色の瞳をしている。
まるで女の子の様だ。
そして顔がめちゃくちゃに可愛い。
西洋風のパッチリとした目に整った顔立ち。
本当にこれがボクなら、夢と分かっていても念願の可愛い女の子になれて凄く嬉しい。
「ボク、可愛い⋯⋯」
前言撤回、凄く嬉しいどころか自分に見惚れてしまう。
発声してみると、自分の喉から可愛らしい少女の声が出た。
今まで女性らしい声を出そうと練習してきたけど、どうしても男の域を抜け出すことはできなかった。
だから夢でも自分からこんなに可愛い声が出るなんて信じられない。
「え、まってこの服何??」
顔ばかりに目を当ててたけど服装を見てみると、なんかこう、ファンタジー系の勇者のみたいな格好をしていた。
控えめに言って全然顔に合わない。可愛くない。テンション下がる。
「夢なんだからきっとボクに都合のいい服が近くにあるはずです!」
そう思ったボクに本当に都合よくクローゼットが飛び込んできた!
躊躇なくクローゼットを開けると中から可愛い黒のワンピースが出てきた。
「うん、可愛い。やっぱり夢だからか思い通りになるみたいですねぇ」
ボクはワンピースに着替えようと勇者っぽい服を脱ぎ捨てる。
肌着になった所で、胸が無いことに気が付いた。
現実世界のボクくらいに胸が無い、言ってしまえばまな板だ。
嫌な予感がしてボクは自分の身体を確認する。
ある、男性特有のもの確かにある。
「え、嘘でしょ⋯⋯? 女の子になったんじゃないの、え、なんで、え?」
もう一度鏡の前に立って自分の姿を見る。
顔は確かに女の子だ。身体だって小さいし、凄く華奢。
それなのに、一番付いてちゃいけないものが付いている。
一気にボクのテンションは地の底へと沈む。
夢、仕事しろ。たまにはボクにいい夢見させろ。
「はぁ⋯⋯期待して損した」
僕は深い嘆息を漏らす。
とりあえずワンピースは着てみたかったので、身に纏う。
ワンピースを着た上でもう一度鏡と向き合う。
「うっ、やっぱり僕可愛い⋯⋯。こんなに可愛かったら勇者じゃなくてお姫様になれますね⋯⋯」
自分の呟きに「いやいや僕メルヘンすぎですよ」と突っ込みを入れる。
が、正直八割本気だった。
それくらいに可愛らしい自分が鏡に映っていた。
「勇者、王がお呼びです!」
突然、部屋を勢い強くノックされた。
そして問答無用で厳つい男性が部屋にズカズカと入ってきた。何事、怖い。
「行きますよ勇者様!!」
「はい? 勇者様?」
勇者という単語に引っかかり首を傾げてみたが、男はそれどころでは無いようで僕の手首を掴んで「行きますよ!」と引っ張る。
「ちょ、痛いです、離してください! 何処に連れていくんですか!」
「何処にって寝ぼけてるんですか!? 王がお呼び何ですよ!」
何故か男に寝ぼけている扱いをされて怒られた。
部屋を出ると果てしなく長い廊下が広がっていた。
そしてまたまた豪華そうな絨毯がひいてあって、廊下も内装も豪華だ。
この厳つい男はさっき「王」と言っていた。
ということはここはお城? それならやたら豪華なのも納得がいく。
しばらく男に引っ張られ、歩いていると大きな扉が目に飛び込んできた。
恐らく王室への扉だろう。
「さあ、勇者様。入ってください」
「え? ああ、分かりました⋯⋯」
男は大きな扉を開けて、ボクに中に入るよう促す。
王室の中は本当に豪華で、大きなシャンデリアや僕のよく知らない様な派手な装飾がされている。
部屋の一番奥には王と思われる王冠を被った男が鎮座していた。
ふと先程まで男に引っ張られていた手を見ると、赤い跡がついていた。夢にしては妙にリアルだ。
「勇者よ。よくぞ来てくれた、大変な事が起こったんだ」
「はあ、そうなんですか。それは大変そうですね」
語りかけてくる王にどうせ夢だしという理由で、適当に返事をする。
王の傍には鎧を身に纏った兵士が複数いて、私の適当な返事を聞いて無礼なボクに睨みを聞かせてきた。
「わしの娘が魔王に攫われた⋯⋯。勇者よ、どんな褒美でも望む分だけやるから娘を助けてくれ」
「マジですか。やっぱり僕が勇者なんですか⋯⋯」
王の見た目は、僕の父親くらいの年齢だ。
きっと年頃の娘が可愛くてたまらない時期なんだろう。
魔王に攫われたとあっては気が気でないはずだ。
まあそんな事より、なんで僕が勇者なのか。
さっきから都合がいい夢だと思ったら、見た目は女の子なのに実は男の娘だったとか。
お姫様になりたいのに役職勇者とか、思い描いたものと真逆だ。
夢の世界でも、僕は可愛くなれないの?
「頼む勇者ノエル! どうか娘を、この国の姫を救い出してくれ!」
「ちょっとそれはダル⋯⋯⋯⋯あ、すみません前向きに検討します」
ボク夢世界だとノエルっていう名前なんだ。可愛い。
そして懇願する王の願いを断ろうとしたら、兵士達から鬼の形相で睨まれた。
依頼を断れないようにするなんて、勇者ハラスメントじゃないか??
「検討っていうか⋯⋯その、今すぐにでも魔王倒しに旅立って欲しいんだが。どんな褒美でもやるから」
「⋯⋯そのどんな褒美でもという言葉、嘘偽り無いですか?」
「ま、まあ。娘が無事に帰ってくるのなら例え財産を使い果たそうと⋯⋯」
本当に、どんなご褒美でも下さるんでしょうか。わがまま言ってもいいんでしょうか。
「お姫様にして下さい」
「は?」
王は突拍子もない呆気に取られた様子をしている。
どうせ夢なら少しの間だけでも僕の思い通りに生きてやる。
お姫様になれないなら無理矢理にでもお姫様になればいいんだ。
呆気に取られた王を無視して、もう一度声高々にお願いする。
「魔王を倒して姫を連れ帰った暁には、ボクをお姫様にして下さい!」
仕方ないので「もー分かりましたよ」と目を覚まして身体を起こしてみる。
身体を起こした時にやけに自分の身体が軽いことに違和感を覚えた。
「なんか身体が軽いような⋯⋯ん?」
違和感はさらに加速する。
なんか声が何時もより高い。完全に女性の声だ。
「なんか声高いような⋯⋯。て、というかここどこ?」
ボクが呑気に眠っていた場所は全く僕の見知らぬ部屋だった。
警戒ながら辺りを見回すと、見知らぬ部屋は以外と豪華な内装をしている。
床にはファンタジー作品でありがちな豪華そうな赤い絨毯がひいてある。
それにボクが眠っていたベッドはふかふか、天井にはシャンデリアが飾られている。
「いや何この西洋チックな部屋。無駄に豪華だし貴族の部屋か何かですか⋯⋯?」
部屋への感想を呟いた所で、ボクは起床から四度目の違和感を覚える。
恐らくこれが今のところ一番重要な違和感だろう。
「ボク、車に轢かれましたよね? しかも大っきいやつに」
思い返してみれば絶対に死んだと思うくらい大きな車に轢かれている。
もし生きているにしても、まず目を覚ますべき場所は病室が妥当なはずだ。
こんな西洋貴族が住んでるような部屋で目を覚ますなんて絶対におかしい。
「まさかこれは夢⋯⋯?」
とりあえずやけに軽い身体で部屋をうろついてみた。
壁には大きな鏡が立てかけられてあった。
普段なら意識的に避けている鏡だが、存在をしらなかったせいで自分の姿が目に入った。
「あ、これ夢だ⋯⋯。絶対夢です」
鏡に映ったボクの姿はぜったいに夢と確信付けさせる物があった。
何故かボクの見た目は腰まで伸びた長い銀の髪に澄んだ空色の瞳をしている。
まるで女の子の様だ。
そして顔がめちゃくちゃに可愛い。
西洋風のパッチリとした目に整った顔立ち。
本当にこれがボクなら、夢と分かっていても念願の可愛い女の子になれて凄く嬉しい。
「ボク、可愛い⋯⋯」
前言撤回、凄く嬉しいどころか自分に見惚れてしまう。
発声してみると、自分の喉から可愛らしい少女の声が出た。
今まで女性らしい声を出そうと練習してきたけど、どうしても男の域を抜け出すことはできなかった。
だから夢でも自分からこんなに可愛い声が出るなんて信じられない。
「え、まってこの服何??」
顔ばかりに目を当ててたけど服装を見てみると、なんかこう、ファンタジー系の勇者のみたいな格好をしていた。
控えめに言って全然顔に合わない。可愛くない。テンション下がる。
「夢なんだからきっとボクに都合のいい服が近くにあるはずです!」
そう思ったボクに本当に都合よくクローゼットが飛び込んできた!
躊躇なくクローゼットを開けると中から可愛い黒のワンピースが出てきた。
「うん、可愛い。やっぱり夢だからか思い通りになるみたいですねぇ」
ボクはワンピースに着替えようと勇者っぽい服を脱ぎ捨てる。
肌着になった所で、胸が無いことに気が付いた。
現実世界のボクくらいに胸が無い、言ってしまえばまな板だ。
嫌な予感がしてボクは自分の身体を確認する。
ある、男性特有のもの確かにある。
「え、嘘でしょ⋯⋯? 女の子になったんじゃないの、え、なんで、え?」
もう一度鏡の前に立って自分の姿を見る。
顔は確かに女の子だ。身体だって小さいし、凄く華奢。
それなのに、一番付いてちゃいけないものが付いている。
一気にボクのテンションは地の底へと沈む。
夢、仕事しろ。たまにはボクにいい夢見させろ。
「はぁ⋯⋯期待して損した」
僕は深い嘆息を漏らす。
とりあえずワンピースは着てみたかったので、身に纏う。
ワンピースを着た上でもう一度鏡と向き合う。
「うっ、やっぱり僕可愛い⋯⋯。こんなに可愛かったら勇者じゃなくてお姫様になれますね⋯⋯」
自分の呟きに「いやいや僕メルヘンすぎですよ」と突っ込みを入れる。
が、正直八割本気だった。
それくらいに可愛らしい自分が鏡に映っていた。
「勇者、王がお呼びです!」
突然、部屋を勢い強くノックされた。
そして問答無用で厳つい男性が部屋にズカズカと入ってきた。何事、怖い。
「行きますよ勇者様!!」
「はい? 勇者様?」
勇者という単語に引っかかり首を傾げてみたが、男はそれどころでは無いようで僕の手首を掴んで「行きますよ!」と引っ張る。
「ちょ、痛いです、離してください! 何処に連れていくんですか!」
「何処にって寝ぼけてるんですか!? 王がお呼び何ですよ!」
何故か男に寝ぼけている扱いをされて怒られた。
部屋を出ると果てしなく長い廊下が広がっていた。
そしてまたまた豪華そうな絨毯がひいてあって、廊下も内装も豪華だ。
この厳つい男はさっき「王」と言っていた。
ということはここはお城? それならやたら豪華なのも納得がいく。
しばらく男に引っ張られ、歩いていると大きな扉が目に飛び込んできた。
恐らく王室への扉だろう。
「さあ、勇者様。入ってください」
「え? ああ、分かりました⋯⋯」
男は大きな扉を開けて、ボクに中に入るよう促す。
王室の中は本当に豪華で、大きなシャンデリアや僕のよく知らない様な派手な装飾がされている。
部屋の一番奥には王と思われる王冠を被った男が鎮座していた。
ふと先程まで男に引っ張られていた手を見ると、赤い跡がついていた。夢にしては妙にリアルだ。
「勇者よ。よくぞ来てくれた、大変な事が起こったんだ」
「はあ、そうなんですか。それは大変そうですね」
語りかけてくる王にどうせ夢だしという理由で、適当に返事をする。
王の傍には鎧を身に纏った兵士が複数いて、私の適当な返事を聞いて無礼なボクに睨みを聞かせてきた。
「わしの娘が魔王に攫われた⋯⋯。勇者よ、どんな褒美でも望む分だけやるから娘を助けてくれ」
「マジですか。やっぱり僕が勇者なんですか⋯⋯」
王の見た目は、僕の父親くらいの年齢だ。
きっと年頃の娘が可愛くてたまらない時期なんだろう。
魔王に攫われたとあっては気が気でないはずだ。
まあそんな事より、なんで僕が勇者なのか。
さっきから都合がいい夢だと思ったら、見た目は女の子なのに実は男の娘だったとか。
お姫様になりたいのに役職勇者とか、思い描いたものと真逆だ。
夢の世界でも、僕は可愛くなれないの?
「頼む勇者ノエル! どうか娘を、この国の姫を救い出してくれ!」
「ちょっとそれはダル⋯⋯⋯⋯あ、すみません前向きに検討します」
ボク夢世界だとノエルっていう名前なんだ。可愛い。
そして懇願する王の願いを断ろうとしたら、兵士達から鬼の形相で睨まれた。
依頼を断れないようにするなんて、勇者ハラスメントじゃないか??
「検討っていうか⋯⋯その、今すぐにでも魔王倒しに旅立って欲しいんだが。どんな褒美でもやるから」
「⋯⋯そのどんな褒美でもという言葉、嘘偽り無いですか?」
「ま、まあ。娘が無事に帰ってくるのなら例え財産を使い果たそうと⋯⋯」
本当に、どんなご褒美でも下さるんでしょうか。わがまま言ってもいいんでしょうか。
「お姫様にして下さい」
「は?」
王は突拍子もない呆気に取られた様子をしている。
どうせ夢なら少しの間だけでも僕の思い通りに生きてやる。
お姫様になれないなら無理矢理にでもお姫様になればいいんだ。
呆気に取られた王を無視して、もう一度声高々にお願いする。
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