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交代!?野外活動!
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6年生最後の合同授業は野外活動
SクラスとAクラスの最後の合同授業
初の魔法の授業と剣の授業合同でもある
野外活動は魔法、剣共に使用許可が出てるからね
チームは自由だけど暗黙の了解で魔法のグループになることが多い
という事でいつものメンバー
ダリウス王子、レオ、ゾーイ
うん、もうこの一年で諦めましたよ
関わらないのは無理なんだね
予想外だったのは周りの反応
孤児の私が3人といたら色々と起こりそうじゃない?
それが全くない!
と言うかなんか憧れられている気がする!!
というのもファンクラブがあるらしい
恥ずかしすぎる…けど私が実際に何かするわけでもないのでめんどくさくはない、ので放置している
さてさて、今日の講師は誰かなぁ~10組のグループがあるから講師も10人
もちろん先生もいつもより多くて5人もいる
よしっ!なんてスムーズに行くはずだった…うん、昨日まではそのつもりでしたが…
昨日は久しぶりに時間が空いていたので放課後1人でなんとなくクラブ活動でも見学してみようと思って移動していた
「待ちなさい!」
何やら聞き覚えのある聞きたくない声が聞こえてきた
振り向くとそこには学園1の問題児、スカーレットが仁王立ちで立っていた
うわ~
「あなた!私と明日の野外活動私と交代しなさい!」
野外活動はSクラスとAクラス合同だけど場所を変えて同日に違うクラスも野外活動がある
「どうやってあなたがAクラスに入っているのかは分からないけどダリウス様の隣は私こそが相応しいのよ!」
「ちょっと聞いてるの!?とにかく私と変わるのよ!」
なんと無茶な
「先生にも許可はもらっているからあなたに拒否権はないわよ!」
えー絶対嘘じゃん
「それとも自分がダリウス様にふさわしいとでも思っているのかしら?親がいない孤児のあなたが」
いやいや、あなたも孤児院に居ますよね?事情は違えど同じ環境なはずですが
というかダリウス殿下のことダリウス様って呼んだら不敬になりますよ~
「とにかく私があなたの代わりにダリウス様のお手伝いをするから、明日はあなたはリーフ草原に行ってちょうだい!」
おーFクラスはリーフ草原か
スカーレットは今では最下位のクラスまで落ちている、それに加えて学園1の問題児とは同じ孤児院育ちとして頭が痛くなりますね…
ん?待てよ?リーフ草原は質の高い薬草がよく取れるんだよね、確かギルドでリーフ草原の薬草が欲しいって言ってたような…うん、アリだな
「返事はどうしたの!?」
「本当に先生の許可をとっているのですよね?」
「もっもちろんよ!」
「分かりました、私がスカーレット嬢の代わりにリーフ草原へ向かいます」
「分かればいいのよ!」
野外活動では行く時は現地集合、帰りは学園までみんなで帰る
という事で私は今日Fクラスのスカーレットと交代しリーフ草原にいる
周りの視線が痛い
そりゃおかしいよね、私がここに居たら
でもFクラスに残念ながら友達はいないので仕方がないから1人でいるしかない
スカーレットに同じグループの人の事聞いとけばよかった
いや、あれ以上絡まれたくもなかったから早々に立ち去って正解だったかな?ん~
「あっあの、、エマ様ですよね?」
か細い声がかけられた…気がする
「はい、私はエマですけど、その様はとってもらってもいいですか?」
「えっでも、その、」
「私孤児ですので。えっとー?お名前を聞いても?」
「ぁっ、はい、私はユーリです」
「ユーリ様、どうなさいましたか?」
貴族の可能性もあるのでこの話し方でとりあえず話す
「私の事はユーリと呼んでください!エっエマ!!」
「はい、ユーリさん、どうしましたか?」
「あの、その、さんは付けなくて大丈夫です!私平民ですし!
えっと、エマは何故ここにいるのでしょう?確かSクラスとAクラスは合同でフラワー山に行くはずではなかったですか?」
「ではユーリと呼びますね、ぇえ、そうなんですけどね、スカーレット嬢に代われと言われまして」
「えっ!?」
「先生にも許可を取っているとのことだったので交代したのです」
「そそそっうなんですか?」
「私は先生に何も聞いてないのですけどね、スカーレット嬢が問題ないと言ってました。リーフ草原の薬草は私も欲しかったのでちょうどよかったです」
「でっではわっ私のグループと行動をしてくれるんですか?」
「?えっと、ユーリはスカーレット嬢と同じグループなんですか?すみません、グループの方々の名前を聞いていなかったものですから」
「あっ、えっと、はい!私彼女とは同じグループなんです!といっ言っても平民の私達とはくっ口を聞きたくないとかではっ話した事はないんですけど、、」
「あ~まぁ、何というか…とにかく、今日はよろしくお願いします」
「はっはい!こここちらこそよろしくお願いします!!エっエマ」
というわけでFクラスの野外活動に合流したエマ
どうなる?野外活動!
SクラスとAクラスの最後の合同授業
初の魔法の授業と剣の授業合同でもある
野外活動は魔法、剣共に使用許可が出てるからね
チームは自由だけど暗黙の了解で魔法のグループになることが多い
という事でいつものメンバー
ダリウス王子、レオ、ゾーイ
うん、もうこの一年で諦めましたよ
関わらないのは無理なんだね
予想外だったのは周りの反応
孤児の私が3人といたら色々と起こりそうじゃない?
それが全くない!
と言うかなんか憧れられている気がする!!
というのもファンクラブがあるらしい
恥ずかしすぎる…けど私が実際に何かするわけでもないのでめんどくさくはない、ので放置している
さてさて、今日の講師は誰かなぁ~10組のグループがあるから講師も10人
もちろん先生もいつもより多くて5人もいる
よしっ!なんてスムーズに行くはずだった…うん、昨日まではそのつもりでしたが…
昨日は久しぶりに時間が空いていたので放課後1人でなんとなくクラブ活動でも見学してみようと思って移動していた
「待ちなさい!」
何やら聞き覚えのある聞きたくない声が聞こえてきた
振り向くとそこには学園1の問題児、スカーレットが仁王立ちで立っていた
うわ~
「あなた!私と明日の野外活動私と交代しなさい!」
野外活動はSクラスとAクラス合同だけど場所を変えて同日に違うクラスも野外活動がある
「どうやってあなたがAクラスに入っているのかは分からないけどダリウス様の隣は私こそが相応しいのよ!」
「ちょっと聞いてるの!?とにかく私と変わるのよ!」
なんと無茶な
「先生にも許可はもらっているからあなたに拒否権はないわよ!」
えー絶対嘘じゃん
「それとも自分がダリウス様にふさわしいとでも思っているのかしら?親がいない孤児のあなたが」
いやいや、あなたも孤児院に居ますよね?事情は違えど同じ環境なはずですが
というかダリウス殿下のことダリウス様って呼んだら不敬になりますよ~
「とにかく私があなたの代わりにダリウス様のお手伝いをするから、明日はあなたはリーフ草原に行ってちょうだい!」
おーFクラスはリーフ草原か
スカーレットは今では最下位のクラスまで落ちている、それに加えて学園1の問題児とは同じ孤児院育ちとして頭が痛くなりますね…
ん?待てよ?リーフ草原は質の高い薬草がよく取れるんだよね、確かギルドでリーフ草原の薬草が欲しいって言ってたような…うん、アリだな
「返事はどうしたの!?」
「本当に先生の許可をとっているのですよね?」
「もっもちろんよ!」
「分かりました、私がスカーレット嬢の代わりにリーフ草原へ向かいます」
「分かればいいのよ!」
野外活動では行く時は現地集合、帰りは学園までみんなで帰る
という事で私は今日Fクラスのスカーレットと交代しリーフ草原にいる
周りの視線が痛い
そりゃおかしいよね、私がここに居たら
でもFクラスに残念ながら友達はいないので仕方がないから1人でいるしかない
スカーレットに同じグループの人の事聞いとけばよかった
いや、あれ以上絡まれたくもなかったから早々に立ち去って正解だったかな?ん~
「あっあの、、エマ様ですよね?」
か細い声がかけられた…気がする
「はい、私はエマですけど、その様はとってもらってもいいですか?」
「えっでも、その、」
「私孤児ですので。えっとー?お名前を聞いても?」
「ぁっ、はい、私はユーリです」
「ユーリ様、どうなさいましたか?」
貴族の可能性もあるのでこの話し方でとりあえず話す
「私の事はユーリと呼んでください!エっエマ!!」
「はい、ユーリさん、どうしましたか?」
「あの、その、さんは付けなくて大丈夫です!私平民ですし!
えっと、エマは何故ここにいるのでしょう?確かSクラスとAクラスは合同でフラワー山に行くはずではなかったですか?」
「ではユーリと呼びますね、ぇえ、そうなんですけどね、スカーレット嬢に代われと言われまして」
「えっ!?」
「先生にも許可を取っているとのことだったので交代したのです」
「そそそっうなんですか?」
「私は先生に何も聞いてないのですけどね、スカーレット嬢が問題ないと言ってました。リーフ草原の薬草は私も欲しかったのでちょうどよかったです」
「でっではわっ私のグループと行動をしてくれるんですか?」
「?えっと、ユーリはスカーレット嬢と同じグループなんですか?すみません、グループの方々の名前を聞いていなかったものですから」
「あっ、えっと、はい!私彼女とは同じグループなんです!といっ言っても平民の私達とはくっ口を聞きたくないとかではっ話した事はないんですけど、、」
「あ~まぁ、何というか…とにかく、今日はよろしくお願いします」
「はっはい!こここちらこそよろしくお願いします!!エっエマ」
というわけでFクラスの野外活動に合流したエマ
どうなる?野外活動!
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