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冒険者登録
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「こんにちは♪冒険者ギルドにようこそ♪
この受付は冒険者に登録する方専用の受付となっております。
本日は冒険者登録でお間違いないですか?」
1番右の受付は冒険者登録専用レーンだったみたい。
じゃあ前に並んでた人達も今日から冒険者なんだぁ
私以外にも居るんだな。ちょっと安心。
やっぱり街が大きいからその分人数も多くて、専用のレーンが必要なんだね。
(後で知ったけど、登録専用レーンは他にも2箇所あった。)
「はい。今日はこの子の冒険者登録に来ました。」
「かしこまりました。ではこちらにわかる範囲で構いませんので記入をお願いします。」
受付のお姉さんから紙を受け取る。
名前・年齢・種族・希望職業を記入する。
希望職業は剣使い、槍使い、弓使い、盾使い、魔法使いなど他にもたくさんの職業がある。
私は【魔法使い】にした。
「魔法使いが希望職ですね。ちなみにどのような魔法を得意としますか?」
「無属性魔法です。」
「無属性ですか。珍しいですね。
無属性持ちの方は強い結界が張れたり、広範囲の探索、細かい鑑定が使えると重宝されますので頑張ってください。」
そう言ってお姉さんは微笑んでくれた。
優しそうな人で良かった。
「はい。頑張ります。」
シスターとの関係も聞かれる。
シスターは事前に何か必要な資料を用意していたみたいでそれを提出している。
「冒険者は死と隣り合わせの職業です。大丈夫ですか?」
なんともストレートな聞き方。
でもこれで怯むようなら冒険者にはなれない。
私はお姉さんの目を見てはっきりと答える。
「はい。問題ありません。」
「分かりました。では書類の確認とギルドカード発行の準備をします。少々お待ちください。」
そう言ってお姉さんは書類に目を通してから、何かのコアみたいな平らなものを取り出した。
「書類に不備はありませんでした。
ではこれからカードを発行しますので、ここに血を一滴垂らして下さい。」
カードの発行は偽造されないよう、本人の血を垂らして専用の機械で作るらしい。
よくある設定だね。
血…
痛いかな…
「すぐに止血しますので大丈夫ですよ。痛みも一瞬です。」
「…はい。」
「では私がやるので、指を前に出してもらってもいいかな?」
「お願いします。」
恐る恐る手を平らなコアの上に差し出す。
「ではいきますね。」
私は注射も針が入って行くのを見るタイプだ。
今回もナイフが指に触れるところを見る。
チクッ
「いっ」
「もう終わりました。大丈夫ですか?」
そう言ってお姉さんは塗り薬を塗ってくれた。
痛みはすぐに抜け、傷も治る。
「はい。大丈夫です。ありがとうございます。」
痛みはインフルエンザの注射ぐらい。
でもインフルの注射よりも一瞬で終わった。
その後、ギルドカードの発行までに少し時間がかかる為、カードの基本的な説明を受ける。
簡単に説明すると、ギルドカードは身分証明書にもなる。
他国に行く時にも門で見せれば時間短縮にもなるし、その国での冒険者活動も同時に許可される。
カードには名前と現在のランクが記載されている。
再発行には手数料が掛かるのと、もう一度血を垂らす必要がある為、なるべく無くさないようにと言われた。
ちなみに、どの国の冒険者ギルドでも再発行は可能だ。
他にはランク付けに必要な依頼のポイント・討伐数が記録されている。
(依頼を一定数・一定ポイントためるとランクを上げられる。
また実技のランクアップの試験・ランクアップ用の依頼というのもある。)
依頼の内容についても少し聞いたけど、最初は大体薬草採取から始めるんだって。
詳しくは無料の薄い本みたいなのがギルドの入り口にあるからそれを読んでねって言われた。
…しばらくは町の近くに生えている薬草採取がメインになりそうかな?
薬草は特に依頼表が貼り出されることはなく、いつでも持ってきて良いとのこと。
もし依頼が入ればギルドがその場で依頼主に渡すらしい。
個人依頼だけでなく、近くの村からの要望や医局からの要望もあり、常に必要なんだって。
ブルームは花の街ということもあり、水も豊富だし良い土もある。
近くに森もあるから結構多くの質の良い薬草が比較的取りやすいみたい。
あー久しぶりに鑑定出来る♪♪
モンスター退治も、もちろん早くやりたいけど
薬草採取も異世界定番だよね。楽しみだなぁ。
あっそうそう。
ギルドカードはクレジットカードみたいにお金を入れとけば使えるんだって。
依頼金をそのまま入金しておくことができるって言ってた。
もちろん本人限定。
どういう仕組みか分かんないけど、登録の時に垂らした血が関係してるんだろう。
この世界はテレビとかネットは存在しないけど、割と発達してるよね。
良い世界に転生できたな♪♪
お姉さんのギルドカードの説明が終わったところでカードがちょうど完成した。
「お待たせしました。こちらがカードとなります。」
カードを受け取る。首から下げられるように紐がついている。
「カードがないと依頼を受けたり、冒険者として認識されないので、冒険者として働く時は常に身につけておいてください。
それから採取した素材の買取もカードがないと出来ませんのでご了承ください。」
「はい。分かりました。」
「カードには新人冒険者の皆様へギルドからのささやかなプレゼントという事で
首からかけられる紐がついてます。
最初はそのまま首から下げていると良いでしょう。
ただ、紐はそこまで強度のある物ではありません。
ランクが上がってモンスター討伐に行くようになる頃までには交換したほうがいいと思います。
紛失の原因にもなりますので。」
「はい。ちなみにこの紐はどのぐらいの強度がありますか?」
「大人の力で思いっきり引っ張っても切れない程度になっています。」
「ありがとうございます。」
「カード自体に傷をつけるような加工をしなければ、好きなように身につけていただいて構いません。」
「分かりました。」
「最後に、カードは他人に見せない事をオススメします。
偽造される可能性はありませんが、何か言いがかりをつけられる可能性もあります。
それでは、貴方の冒険者としての活躍を楽しみにしています!」
「はい!ありがとうございました!」
これで今日のミッションは完了だ。
やったぁぁぁぁぁあ♪♪
遂に冒険者になれたぁぁあぁあ‼︎
念の為、帰りに受付のお姉さんが言ってた入り口にある本を読んでから帰った。
ギルドカードについても冒険者の活動についても
事前に図書館や学園の図書室の本で確認したから基本的な事は頭に入っている。
その為、お姉さんの話もしっかりと理解出来た。
冒険者カードは首からかけて服の中にしまう。
冒険者ギルドを出たところで
「シスター!今日はありがとうございました!これから冒険者として頑張ります!」
とびっきりの笑顔だ。
「いいえ。これも全てエマが頑張ったからですよ。冒険者おめでとうございます。」
シスターも優しい笑顔で答えてくれる。
「ありがとうございます!」
「でも大変なのはこれからですからね。
何か困ったことがあったらすぐに相談するのですよ。」
「はい!」
「次の休みには指導者の方とお会いする事になってるので、それまでにちゃんと冒険者の勉強もしておきなさいね。」
「もちろんです!!」
シスターも最初は反対していたけど、今は応援してくれている。
あ~最高の誕生日だぁ~
これからもっとこの世界、この人生が楽しくなります様に。
シスターと一緒に孤児院に向かって歩き出すエマ。
その足取りはいつもより軽かった。
この受付は冒険者に登録する方専用の受付となっております。
本日は冒険者登録でお間違いないですか?」
1番右の受付は冒険者登録専用レーンだったみたい。
じゃあ前に並んでた人達も今日から冒険者なんだぁ
私以外にも居るんだな。ちょっと安心。
やっぱり街が大きいからその分人数も多くて、専用のレーンが必要なんだね。
(後で知ったけど、登録専用レーンは他にも2箇所あった。)
「はい。今日はこの子の冒険者登録に来ました。」
「かしこまりました。ではこちらにわかる範囲で構いませんので記入をお願いします。」
受付のお姉さんから紙を受け取る。
名前・年齢・種族・希望職業を記入する。
希望職業は剣使い、槍使い、弓使い、盾使い、魔法使いなど他にもたくさんの職業がある。
私は【魔法使い】にした。
「魔法使いが希望職ですね。ちなみにどのような魔法を得意としますか?」
「無属性魔法です。」
「無属性ですか。珍しいですね。
無属性持ちの方は強い結界が張れたり、広範囲の探索、細かい鑑定が使えると重宝されますので頑張ってください。」
そう言ってお姉さんは微笑んでくれた。
優しそうな人で良かった。
「はい。頑張ります。」
シスターとの関係も聞かれる。
シスターは事前に何か必要な資料を用意していたみたいでそれを提出している。
「冒険者は死と隣り合わせの職業です。大丈夫ですか?」
なんともストレートな聞き方。
でもこれで怯むようなら冒険者にはなれない。
私はお姉さんの目を見てはっきりと答える。
「はい。問題ありません。」
「分かりました。では書類の確認とギルドカード発行の準備をします。少々お待ちください。」
そう言ってお姉さんは書類に目を通してから、何かのコアみたいな平らなものを取り出した。
「書類に不備はありませんでした。
ではこれからカードを発行しますので、ここに血を一滴垂らして下さい。」
カードの発行は偽造されないよう、本人の血を垂らして専用の機械で作るらしい。
よくある設定だね。
血…
痛いかな…
「すぐに止血しますので大丈夫ですよ。痛みも一瞬です。」
「…はい。」
「では私がやるので、指を前に出してもらってもいいかな?」
「お願いします。」
恐る恐る手を平らなコアの上に差し出す。
「ではいきますね。」
私は注射も針が入って行くのを見るタイプだ。
今回もナイフが指に触れるところを見る。
チクッ
「いっ」
「もう終わりました。大丈夫ですか?」
そう言ってお姉さんは塗り薬を塗ってくれた。
痛みはすぐに抜け、傷も治る。
「はい。大丈夫です。ありがとうございます。」
痛みはインフルエンザの注射ぐらい。
でもインフルの注射よりも一瞬で終わった。
その後、ギルドカードの発行までに少し時間がかかる為、カードの基本的な説明を受ける。
簡単に説明すると、ギルドカードは身分証明書にもなる。
他国に行く時にも門で見せれば時間短縮にもなるし、その国での冒険者活動も同時に許可される。
カードには名前と現在のランクが記載されている。
再発行には手数料が掛かるのと、もう一度血を垂らす必要がある為、なるべく無くさないようにと言われた。
ちなみに、どの国の冒険者ギルドでも再発行は可能だ。
他にはランク付けに必要な依頼のポイント・討伐数が記録されている。
(依頼を一定数・一定ポイントためるとランクを上げられる。
また実技のランクアップの試験・ランクアップ用の依頼というのもある。)
依頼の内容についても少し聞いたけど、最初は大体薬草採取から始めるんだって。
詳しくは無料の薄い本みたいなのがギルドの入り口にあるからそれを読んでねって言われた。
…しばらくは町の近くに生えている薬草採取がメインになりそうかな?
薬草は特に依頼表が貼り出されることはなく、いつでも持ってきて良いとのこと。
もし依頼が入ればギルドがその場で依頼主に渡すらしい。
個人依頼だけでなく、近くの村からの要望や医局からの要望もあり、常に必要なんだって。
ブルームは花の街ということもあり、水も豊富だし良い土もある。
近くに森もあるから結構多くの質の良い薬草が比較的取りやすいみたい。
あー久しぶりに鑑定出来る♪♪
モンスター退治も、もちろん早くやりたいけど
薬草採取も異世界定番だよね。楽しみだなぁ。
あっそうそう。
ギルドカードはクレジットカードみたいにお金を入れとけば使えるんだって。
依頼金をそのまま入金しておくことができるって言ってた。
もちろん本人限定。
どういう仕組みか分かんないけど、登録の時に垂らした血が関係してるんだろう。
この世界はテレビとかネットは存在しないけど、割と発達してるよね。
良い世界に転生できたな♪♪
お姉さんのギルドカードの説明が終わったところでカードがちょうど完成した。
「お待たせしました。こちらがカードとなります。」
カードを受け取る。首から下げられるように紐がついている。
「カードがないと依頼を受けたり、冒険者として認識されないので、冒険者として働く時は常に身につけておいてください。
それから採取した素材の買取もカードがないと出来ませんのでご了承ください。」
「はい。分かりました。」
「カードには新人冒険者の皆様へギルドからのささやかなプレゼントという事で
首からかけられる紐がついてます。
最初はそのまま首から下げていると良いでしょう。
ただ、紐はそこまで強度のある物ではありません。
ランクが上がってモンスター討伐に行くようになる頃までには交換したほうがいいと思います。
紛失の原因にもなりますので。」
「はい。ちなみにこの紐はどのぐらいの強度がありますか?」
「大人の力で思いっきり引っ張っても切れない程度になっています。」
「ありがとうございます。」
「カード自体に傷をつけるような加工をしなければ、好きなように身につけていただいて構いません。」
「分かりました。」
「最後に、カードは他人に見せない事をオススメします。
偽造される可能性はありませんが、何か言いがかりをつけられる可能性もあります。
それでは、貴方の冒険者としての活躍を楽しみにしています!」
「はい!ありがとうございました!」
これで今日のミッションは完了だ。
やったぁぁぁぁぁあ♪♪
遂に冒険者になれたぁぁあぁあ‼︎
念の為、帰りに受付のお姉さんが言ってた入り口にある本を読んでから帰った。
ギルドカードについても冒険者の活動についても
事前に図書館や学園の図書室の本で確認したから基本的な事は頭に入っている。
その為、お姉さんの話もしっかりと理解出来た。
冒険者カードは首からかけて服の中にしまう。
冒険者ギルドを出たところで
「シスター!今日はありがとうございました!これから冒険者として頑張ります!」
とびっきりの笑顔だ。
「いいえ。これも全てエマが頑張ったからですよ。冒険者おめでとうございます。」
シスターも優しい笑顔で答えてくれる。
「ありがとうございます!」
「でも大変なのはこれからですからね。
何か困ったことがあったらすぐに相談するのですよ。」
「はい!」
「次の休みには指導者の方とお会いする事になってるので、それまでにちゃんと冒険者の勉強もしておきなさいね。」
「もちろんです!!」
シスターも最初は反対していたけど、今は応援してくれている。
あ~最高の誕生日だぁ~
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