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入学試験
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今日は入学試験当日。
制服を着て学校に到着~
ついて来てくれたシスターとは門でお別れ。
とにかく、目立たず普通に。
3番目のクラスになりますように。
お願いします。お願いします。
手を合わせて祈ってるとデイジーに
「そんなに緊張しなくても、エマなら大丈夫だよ」って励まされた。
デイジーと一緒に受付まで進む。
私とデイジーはまず筆記試験から。
人数が多いから、先生達が調節して会場を案内してくれてる。
筆記試験の会場についた。
机にパーテーションが付いていて、隣が見えないようになってる。
机の上に問題用紙があるから、空いてる席に座って問題を解いていく。
算数は、一桁の足し算・引き算と、二桁の足し算・引き算が10問ずつ。
三桁の問題が5問。
国語は質問形式になっていて、自分の意見を答えの部分に書くタイプだ。
例えば、「なんの遊びが好きですか?」
「昨日の夜ご飯は?」
「どんな大人になりたいですか?」だ。
国語は全部で10問。
算数は一桁のは全部正解の答えを書いて、二桁と三桁は4問間違えにして、
国語はどんな大人になりたいですかって所以外、ちゃんと書いた。
出来た子から提出して、そのまま実技会場に進む。
デイジーが提出した後にすぐ提出しにいく。
「エマできた?」
「うん。でも三桁の算数が難しかったかな~デイジーは?」
「私も三桁は自信ないけど、国語はできたと思う!」
よしっ!大体の同じぐらいだね。
「次は実技試験だよ~エマは剣得意だからいいよね~男の子より強いんじゃない?」
「グレン団長に教えてもらったから、普通の女の子よりちょっと出来るかもしれないけど、流石に男の子には敵わないよ~」
以前、デイジーにエリオットさんとの打ち合いをしてるのを見られちゃったからな。
その時は、エリオットさんが手加減してくれたって事にしたけど、その時からデイジーには私が剣を使える!凄い!って事になっちゃったみたい。
もちろんエリオットさんも本気じゃなかったんだけどね、ちなみに私も。
剣の会場に行くと、混んでいたから先に水晶でステータスを確認する事にした。
私は偽造と隠蔽をしているので、水晶に映し出されるのは、
〈ステータス〉
エマ 7歳
HP200
MP150
結界E、気合玉E、影身C
HPはちょっと多いかなって感じ。
MPは平均値になってる
剣が振れるなら、多い方がいいかなって思ってちょっと上げてみた。
MPは6歳の時と同じ数値だから6歳の時は少し多かったけど、7歳になったらこのぐらいが平均になる。
変化ないのはおかしいかなって思ったけど、私のステータスを知ってるのは一部の騎士団長だけだから大丈夫なはず。
シスターとナタリーさんも魔法を使えることは知ってるけど、ステータスは分からないと思う。
ステータスはあくまでも学校側だけが知る事で、私達は通常自分の数字は把握できない。
鑑定のスキルがあって、ちゃんとレベルを上げれば見れるようになるみたい。
水晶が水色とか、青とかに変わる子もいた。
MPが高くて、属性によって出る色だと思う。
私は無属性だから無色だけど。
ただ水晶に手をかざして終わり。
色が出た子達はSかAになると思うから、無属性で良かったかもって思った。
数字のごまかしは出来ても、水晶の仕組みが分からないから、他の属性持ちとして転生してたら色が出てたかもしれないもんね。
最初は基本魔法に憧れてたけど、めんどくさがり屋な私には無属性が合ってるのかもって最近感じてる。
デイジーはまだ色が出てなかったから、なんの魔法が使えるか分かんないね。
魔力自体はみんな持ってて、1つは何かしら使えるみたいだから、見たことない魔法を見れるのは楽しみだなぁ。
早く魔法の実技授業やりたい!!
それから剣の試験場に行く。
受付をして10分ぐらい待って名前を呼ばれたから先生の所に行く。
まずは50メートルを何秒で走れるか。
5人ずつ走る形式だったから、3位になるように走った。
次は剣を持ったことがあるかとか、身近に剣を使って仕事をしている人がいるかを聞かれた。
それから、剣を振る。
持ち方とかも特に指定されなかったから、グレン団長に教えてもらったように持って10回ぐらい振った。
最後は先生と打ち合いをして剣の試験終了~
質問には孤児院に護衛騎士として騎士団が3人いることと、第2騎士団のグレン団長に剣の使い方を少し教えてもらったことを話した。
それから、グレン団長に習った通りに剣を振って、先生との打ち合いは流しでやった。
形はいいけど力はまだない。みたいなか弱い女の子をイメージした。
その為にエリオットさんと打ち合いさせてもらってたからね。
面接は最後の試験会場の先生とその場で面説って書いてあったから、
剣の試験終わりに剣の先生と面接をして全試験終わり。
面接は将来の夢、興味のあること、不安に思ってることはないか、苦手なことは何か、好きなことは何か
みたいなことを何個か聞かれた。
面接ってより、面談って感じ。
後は入学式まで結果は分からないけど、Bクラスがいいなぁ!!
クラスはS.A.B.C.D.E.FでSが一番良いクラス。
ちなみに王子様は今日試験受けないのか、会場にはいなかったよ。多分。
いたら大騒ぎだったと思う。
ついでにレオも同じ学園のはずなんだけど、会場にはいなかった。
きっと別日にやるんだね。
そういえば、ゴウさんの情報によると、王子様の側近になったって言ってたっけな。
乙女ゲームだったら確実に攻略対象ってやつだね。
どっちにしろ私は無縁だから関係ないけど~♩とりあえず何事もなく、無事終わってよかった。
帰りはエリオットさんが迎えに来てくれてたから、3人で手を繋いで帰った。
制服を着て学校に到着~
ついて来てくれたシスターとは門でお別れ。
とにかく、目立たず普通に。
3番目のクラスになりますように。
お願いします。お願いします。
手を合わせて祈ってるとデイジーに
「そんなに緊張しなくても、エマなら大丈夫だよ」って励まされた。
デイジーと一緒に受付まで進む。
私とデイジーはまず筆記試験から。
人数が多いから、先生達が調節して会場を案内してくれてる。
筆記試験の会場についた。
机にパーテーションが付いていて、隣が見えないようになってる。
机の上に問題用紙があるから、空いてる席に座って問題を解いていく。
算数は、一桁の足し算・引き算と、二桁の足し算・引き算が10問ずつ。
三桁の問題が5問。
国語は質問形式になっていて、自分の意見を答えの部分に書くタイプだ。
例えば、「なんの遊びが好きですか?」
「昨日の夜ご飯は?」
「どんな大人になりたいですか?」だ。
国語は全部で10問。
算数は一桁のは全部正解の答えを書いて、二桁と三桁は4問間違えにして、
国語はどんな大人になりたいですかって所以外、ちゃんと書いた。
出来た子から提出して、そのまま実技会場に進む。
デイジーが提出した後にすぐ提出しにいく。
「エマできた?」
「うん。でも三桁の算数が難しかったかな~デイジーは?」
「私も三桁は自信ないけど、国語はできたと思う!」
よしっ!大体の同じぐらいだね。
「次は実技試験だよ~エマは剣得意だからいいよね~男の子より強いんじゃない?」
「グレン団長に教えてもらったから、普通の女の子よりちょっと出来るかもしれないけど、流石に男の子には敵わないよ~」
以前、デイジーにエリオットさんとの打ち合いをしてるのを見られちゃったからな。
その時は、エリオットさんが手加減してくれたって事にしたけど、その時からデイジーには私が剣を使える!凄い!って事になっちゃったみたい。
もちろんエリオットさんも本気じゃなかったんだけどね、ちなみに私も。
剣の会場に行くと、混んでいたから先に水晶でステータスを確認する事にした。
私は偽造と隠蔽をしているので、水晶に映し出されるのは、
〈ステータス〉
エマ 7歳
HP200
MP150
結界E、気合玉E、影身C
HPはちょっと多いかなって感じ。
MPは平均値になってる
剣が振れるなら、多い方がいいかなって思ってちょっと上げてみた。
MPは6歳の時と同じ数値だから6歳の時は少し多かったけど、7歳になったらこのぐらいが平均になる。
変化ないのはおかしいかなって思ったけど、私のステータスを知ってるのは一部の騎士団長だけだから大丈夫なはず。
シスターとナタリーさんも魔法を使えることは知ってるけど、ステータスは分からないと思う。
ステータスはあくまでも学校側だけが知る事で、私達は通常自分の数字は把握できない。
鑑定のスキルがあって、ちゃんとレベルを上げれば見れるようになるみたい。
水晶が水色とか、青とかに変わる子もいた。
MPが高くて、属性によって出る色だと思う。
私は無属性だから無色だけど。
ただ水晶に手をかざして終わり。
色が出た子達はSかAになると思うから、無属性で良かったかもって思った。
数字のごまかしは出来ても、水晶の仕組みが分からないから、他の属性持ちとして転生してたら色が出てたかもしれないもんね。
最初は基本魔法に憧れてたけど、めんどくさがり屋な私には無属性が合ってるのかもって最近感じてる。
デイジーはまだ色が出てなかったから、なんの魔法が使えるか分かんないね。
魔力自体はみんな持ってて、1つは何かしら使えるみたいだから、見たことない魔法を見れるのは楽しみだなぁ。
早く魔法の実技授業やりたい!!
それから剣の試験場に行く。
受付をして10分ぐらい待って名前を呼ばれたから先生の所に行く。
まずは50メートルを何秒で走れるか。
5人ずつ走る形式だったから、3位になるように走った。
次は剣を持ったことがあるかとか、身近に剣を使って仕事をしている人がいるかを聞かれた。
それから、剣を振る。
持ち方とかも特に指定されなかったから、グレン団長に教えてもらったように持って10回ぐらい振った。
最後は先生と打ち合いをして剣の試験終了~
質問には孤児院に護衛騎士として騎士団が3人いることと、第2騎士団のグレン団長に剣の使い方を少し教えてもらったことを話した。
それから、グレン団長に習った通りに剣を振って、先生との打ち合いは流しでやった。
形はいいけど力はまだない。みたいなか弱い女の子をイメージした。
その為にエリオットさんと打ち合いさせてもらってたからね。
面接は最後の試験会場の先生とその場で面説って書いてあったから、
剣の試験終わりに剣の先生と面接をして全試験終わり。
面接は将来の夢、興味のあること、不安に思ってることはないか、苦手なことは何か、好きなことは何か
みたいなことを何個か聞かれた。
面接ってより、面談って感じ。
後は入学式まで結果は分からないけど、Bクラスがいいなぁ!!
クラスはS.A.B.C.D.E.FでSが一番良いクラス。
ちなみに王子様は今日試験受けないのか、会場にはいなかったよ。多分。
いたら大騒ぎだったと思う。
ついでにレオも同じ学園のはずなんだけど、会場にはいなかった。
きっと別日にやるんだね。
そういえば、ゴウさんの情報によると、王子様の側近になったって言ってたっけな。
乙女ゲームだったら確実に攻略対象ってやつだね。
どっちにしろ私は無縁だから関係ないけど~♩とりあえず何事もなく、無事終わってよかった。
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