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街の風景は・・・
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ロイさんにこの世界のことを教わっていたらマリアさんとグレン団長が帰ってきた。
マリアさんは所々ボロボロだ。
グレン団長は女だろうと手加減はしないタイプなのか。
手加減をしてこの程度なのか。
次はロイさんの番だ。
ロ「ではいってきます。
団長、エマを宜しくお願いしますね」
グ「おう」
なんかロイさんお兄ちゃんみたい。
グレン団長はお父さんかな?
マリアさんはお姉ちゃんだよね。
なんて呑気に考えてると、
ロ「ではマリア、魔法でその傷を治してみてください」
マ「はい」
するとマリアさんの傷が白い光に包まれた。
うわっすごい!確かマリアさんて光の魔法使えるんだっけ?傷直せるんだ!わぁー!聖女さまじゃん!
なんて思ってるとマリアさんを包む光が消えた。
マリアさんを見てみると・・・んー。小さい擦り傷は治ってるみたいだけど完全ではないかな?
頑張れマリアさん!!
ロ「まだまだですね。ポーションを」
マ「はい。すみません。」
ポーションを受け取り傷にかける。するとみるみる傷が治った。
エ「すごっ」
思わず声に出してしまった。
ロ「ふふっ。エマは初めてみるのですね。これはポーションと言って痛みをとったり、傷を治してくれるものです。グレードによって直せる傷や痛みが変わって来ますので、追々必要になった時に覚えればいいですよ。」
エ「はい。」
ロイさんさっきと違って仕事モードって感じだ。凄みがある。流石訓練待ちの人がいるだけあるなぁ
ロ「ではマリアさん行きましょうか。」
こうして私はまた置いてかれてしまった。訓練が見たいって言ったのにやはり危ないからダメなんだそう。
どんな派手な訓練してるのっ!!むしろ気になるっ!!て思ったけど、大人しく待つ事にする。
うっかり魔法とか使っちゃってめんどくさい事になるかもしれないからね。
グ、エ「・・・」
えっどうしよう。
エ「グレン団長!」
あっ思ったよりおっきい声出しちゃった。恥ずかしい。
グ「なんだ?」
普通に答えてくれた。良かった。
エ「えっと、お疲れ様でした。」
グ「おう。エマは何してたんだ?」
エ「ロイさんにこの世界について教えてもらってました。」
グ「そうか。あいつは色々詳しいから、あいつの話はタメになるだろう。」
エ「はい。とっても参考になりました。」
そこからグレン団長には騎士団と王家、貴族、平民について教えてもらった。
グレン団長もわかりやすく丁寧に教えてくれたから私でも理解できた。
グレン団長は口数は少ないけど優しくていい人だな。
少しでもわかりやすいように考えて話してくれてるのが伝わる。なんか嬉しい。
しばらく話をしてるとロイさんとマリアさんが帰ってきた。
30分休憩して街に向かう。
ここから1時間歩いた所に馬を預かってくれる場所があるからそこまで徒歩で移動して、
そこからは馬に乗って移動になる。
私はグレン団長の馬に乗せてもらえる事になった。
初めての乗馬は楽しかった!
前世ではこんなふうに走る馬に乗せてもらった記憶はない。
あってもポニーとか、動物園にいる馬に乗って柵の中を一周歩いてもらったぐらいだ。
ビュンビュン早く走る馬に乗るのはこんなにも気持ちがいいのか!とはしゃいでいたらグレン団長に「危ないから落ち着いてろ」と言われてしまった。
街まで送ってもらっている立場なので大人しくしたが、絶対に自分の馬を買おうと決めたエマでした。
馬に揺られて2時間。
大きな塀に囲まれていて大きな門がある場所にでてきた。ここがブルームかぁ。
門には色々な花が散りばめられてる模様が彫られてあって、所々色付けもされていた。
こんなに綺麗なのにまだ未完成なんだとか。
ブルームは確か、咲くって意味だったもんね。立派な門だなぁ。
門の模様は国ごと違うらしい。
その門が凄いものほど国の力も凄いみたい。ロイさんが言ってた。
ちなみにブルームはワールドで2番目に大きな国なんだって。
どんなところか楽しみだなぁ。
グレン団長とロイさんが手続きに行ってくたので私はマリアさんと待ってる事に。
しばらくしてロイさんに呼ばれたので付いていくと、水晶があって「手を置いてください」と言われたので置く。
・・・青色・・・
あーよかったぁ。
5歳までのこっちでの記憶が無いからもし青じゃなかったらどうしようかと思った。
これで手続きは終わりらしい。
ここでグレン団長、ロイさん、マリアさんともお別れだ。
なんか寂しい。
と思っていたら孤児院まで3人が送ってくれる事に!
なんでも孤児院は5カ所あって、そのうちの1つが騎士団管轄のようだ。
私はそこで暮らす事になるらしい。
場所も騎士団の練習場に1番近いから、これからも会う機会はあるみたい。
管轄になってる以上、顔を出すことも業務の1つになってるんだって。
嬉しい。
良かったけどまだ安心したらいけない。だって街を見て回らなきゃ勿体ないもんね!危険なところかもしれないし。
てことでマリアさんと手を繋いで私は街をよく見ながら孤児院に行く事に。
グレン団長とロイさんはこれから仕事があるからマリアさんの馬と一緒に先に騎士団に戻っていった。
街は・・・想像してたよりも綺麗だった!
ヨーロッパ風の建物にたくさんの花々が咲いていて、みんな笑顔で素敵な街だ。
安心できる。
清潔感も保たれていてゴミもあんまり落ちてない!
それに獣人さんもいる!耳!耳がある!可愛い!
ドワーフもいるよ!?ファンタジー!
最高です。もう満足です。幸せです。
マ「エマちゃん?ついたわよ?」
キョロキョロしてたらあっという間に孤児院についてしまったみたい。
あー孤児院かぁいいところだと良いけど、どっちにしろ規則とか厳しそうでめんどくさい。
とか思ってたら顔に出てたのかな?
マリアさんに笑われてしまった。
マリアさんは所々ボロボロだ。
グレン団長は女だろうと手加減はしないタイプなのか。
手加減をしてこの程度なのか。
次はロイさんの番だ。
ロ「ではいってきます。
団長、エマを宜しくお願いしますね」
グ「おう」
なんかロイさんお兄ちゃんみたい。
グレン団長はお父さんかな?
マリアさんはお姉ちゃんだよね。
なんて呑気に考えてると、
ロ「ではマリア、魔法でその傷を治してみてください」
マ「はい」
するとマリアさんの傷が白い光に包まれた。
うわっすごい!確かマリアさんて光の魔法使えるんだっけ?傷直せるんだ!わぁー!聖女さまじゃん!
なんて思ってるとマリアさんを包む光が消えた。
マリアさんを見てみると・・・んー。小さい擦り傷は治ってるみたいだけど完全ではないかな?
頑張れマリアさん!!
ロ「まだまだですね。ポーションを」
マ「はい。すみません。」
ポーションを受け取り傷にかける。するとみるみる傷が治った。
エ「すごっ」
思わず声に出してしまった。
ロ「ふふっ。エマは初めてみるのですね。これはポーションと言って痛みをとったり、傷を治してくれるものです。グレードによって直せる傷や痛みが変わって来ますので、追々必要になった時に覚えればいいですよ。」
エ「はい。」
ロイさんさっきと違って仕事モードって感じだ。凄みがある。流石訓練待ちの人がいるだけあるなぁ
ロ「ではマリアさん行きましょうか。」
こうして私はまた置いてかれてしまった。訓練が見たいって言ったのにやはり危ないからダメなんだそう。
どんな派手な訓練してるのっ!!むしろ気になるっ!!て思ったけど、大人しく待つ事にする。
うっかり魔法とか使っちゃってめんどくさい事になるかもしれないからね。
グ、エ「・・・」
えっどうしよう。
エ「グレン団長!」
あっ思ったよりおっきい声出しちゃった。恥ずかしい。
グ「なんだ?」
普通に答えてくれた。良かった。
エ「えっと、お疲れ様でした。」
グ「おう。エマは何してたんだ?」
エ「ロイさんにこの世界について教えてもらってました。」
グ「そうか。あいつは色々詳しいから、あいつの話はタメになるだろう。」
エ「はい。とっても参考になりました。」
そこからグレン団長には騎士団と王家、貴族、平民について教えてもらった。
グレン団長もわかりやすく丁寧に教えてくれたから私でも理解できた。
グレン団長は口数は少ないけど優しくていい人だな。
少しでもわかりやすいように考えて話してくれてるのが伝わる。なんか嬉しい。
しばらく話をしてるとロイさんとマリアさんが帰ってきた。
30分休憩して街に向かう。
ここから1時間歩いた所に馬を預かってくれる場所があるからそこまで徒歩で移動して、
そこからは馬に乗って移動になる。
私はグレン団長の馬に乗せてもらえる事になった。
初めての乗馬は楽しかった!
前世ではこんなふうに走る馬に乗せてもらった記憶はない。
あってもポニーとか、動物園にいる馬に乗って柵の中を一周歩いてもらったぐらいだ。
ビュンビュン早く走る馬に乗るのはこんなにも気持ちがいいのか!とはしゃいでいたらグレン団長に「危ないから落ち着いてろ」と言われてしまった。
街まで送ってもらっている立場なので大人しくしたが、絶対に自分の馬を買おうと決めたエマでした。
馬に揺られて2時間。
大きな塀に囲まれていて大きな門がある場所にでてきた。ここがブルームかぁ。
門には色々な花が散りばめられてる模様が彫られてあって、所々色付けもされていた。
こんなに綺麗なのにまだ未完成なんだとか。
ブルームは確か、咲くって意味だったもんね。立派な門だなぁ。
門の模様は国ごと違うらしい。
その門が凄いものほど国の力も凄いみたい。ロイさんが言ってた。
ちなみにブルームはワールドで2番目に大きな国なんだって。
どんなところか楽しみだなぁ。
グレン団長とロイさんが手続きに行ってくたので私はマリアさんと待ってる事に。
しばらくしてロイさんに呼ばれたので付いていくと、水晶があって「手を置いてください」と言われたので置く。
・・・青色・・・
あーよかったぁ。
5歳までのこっちでの記憶が無いからもし青じゃなかったらどうしようかと思った。
これで手続きは終わりらしい。
ここでグレン団長、ロイさん、マリアさんともお別れだ。
なんか寂しい。
と思っていたら孤児院まで3人が送ってくれる事に!
なんでも孤児院は5カ所あって、そのうちの1つが騎士団管轄のようだ。
私はそこで暮らす事になるらしい。
場所も騎士団の練習場に1番近いから、これからも会う機会はあるみたい。
管轄になってる以上、顔を出すことも業務の1つになってるんだって。
嬉しい。
良かったけどまだ安心したらいけない。だって街を見て回らなきゃ勿体ないもんね!危険なところかもしれないし。
てことでマリアさんと手を繋いで私は街をよく見ながら孤児院に行く事に。
グレン団長とロイさんはこれから仕事があるからマリアさんの馬と一緒に先に騎士団に戻っていった。
街は・・・想像してたよりも綺麗だった!
ヨーロッパ風の建物にたくさんの花々が咲いていて、みんな笑顔で素敵な街だ。
安心できる。
清潔感も保たれていてゴミもあんまり落ちてない!
それに獣人さんもいる!耳!耳がある!可愛い!
ドワーフもいるよ!?ファンタジー!
最高です。もう満足です。幸せです。
マ「エマちゃん?ついたわよ?」
キョロキョロしてたらあっという間に孤児院についてしまったみたい。
あー孤児院かぁいいところだと良いけど、どっちにしろ規則とか厳しそうでめんどくさい。
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マリアさんに笑われてしまった。
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