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68 喪わざるもの - deux corps, un cœur -
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オルフィニナは身体の中から不快に鳴り響く自分の脈動に耳を塞ぎたくなった。
(ファーティを殺したのか…?イェルクが…)
どこかでそれだけは有り得ないと慢心していた。なんと考えが甘かったのだろう。再会して思い知ったではないか。イェルク・ゾルガ将軍は、かつて兄のように慕っていたイェルク・アドラーとはもはや違う人間だと。
(いや。わたしを誘き寄せるための脅しなら、まだ殺さないはずだ。でも――)
考えがまとまらない。オルフィニナを何かの計画に利用しようとしているなら、まだルッツには利用価値があるから生かすはずだ。しかし、ルッツ・アドラーは敵に利用されるぐらいなら死を選ぶような男だ。
(もしかしたら、もう…)
手遅れかもしれない。が、抜け目のないイェルクが生かしておくべき人間に死ぬ隙を与えるとも思えない。今は、すべてが起こり得る。
「ニナ。俺を見て」
身体を包むルキウスの声に、オルフィニナは顔を上げた。
「今は何も考えるな」
ルキウスの目が、まっすぐにこちらを見ている。この深淵のような緑に呑まれてしまいたかった。
「…何も考えたくない」
オルフィニナはルキウスの頬を引き寄せ、顎を震わせながら唇を重ねた。
「お願いだ、ルキウス」
こんな懇願をしたら軽蔑されるだろうかと不安がよぎる。が、ルキウスは胸が痛くなるような笑みを浮かべて、オルフィニナを抱き上げた。
「仰せのままに。俺の女王陛下」
ルキウスはオルフィニナを抱えて廊下を進みながら、バルタザルを呼んだ。
「ニナの体調が優れない。暫く誰も寝室に近付けるな。兵がいつでも動けるよう備えろ。アドラーが使者を殺さないよう注意して見ておけ」
バルタザルは無言で頷き、下がった。仔細を聞かずともどういう事態が起きているか、何となく察している。
クインは木箱の中身をまだ知らないが、時間の問題だ。まさか易々と挑発に乗って相手にこちらを攻撃する大義名分を与えるはずはないだろうとは思うが、まるで親とはぐれた幼子のようになってしまったオルフィニナの反応から考えるに、ルッツ・アドラーは父親という以上に彼女たちの中で大きな存在であるらしい。
そして今ルキウスがすべきことは、オルフィニナを永遠に父親を喪ったかもしれない恐怖から解き放つことだ。一時的な気休めでも、それがどうしても必要な時はある。
「ニナ――オルフィニナ・ディートリケ・ドレクセン・アストル」
ルキウスは寝台に横たえたオルフィニナの白い頬を手のひらで包み、星が舞うような瞳の輝きを見た。
ルッツ・アドラーがオルフィニナをベルンシュタインにしなかった理由が分かる。主君だからではない。この愛情深い女から、感情を奪うことができないと分かっていたのだ。そしてそれは、名君の資質でもある。
「俺は君ほど強く美しい存在を知らない」
鼻を赤くしたオルフィニナが甘えるようにルキウスの首に腕を巻き付け、自分の方へそっと引き倒してくる。
「…俺にも少し分けてくれる?」
ルキウスはオルフィニナの身体に覆い被さり、額に口付けをして、琥珀色の瞳を覗き込んだ。
不安と焦燥と深い悲しみが、そこに溢れていた。堪らなく愛おしくて、胸が痛くなる。
「いいよ。欲しがりのステファン・ルキウス」
オルフィニナがルキウスの髪に指を挿し入れながら囁いた。
「すべてあげる」
ドッと心臓が痛いほどに跳ねた。
オルフィニナは今ひどく弱っている。こんな言葉は大して意味を成さないと分かっているのに、心が逸るのを抑えきれなかった。
ルキウスはオルフィニナのドレスを荒っぽく剥ぎ、深く蹂躙するように唇を重ねた。オルフィニナも同じくらいの激しさで応じ、互いの息遣いが炎を吹くように熱くなった。
舌を絡め合いながら互いの服を暴き、素肌を晒してゆくにつれ、冷たくなっていたオルフィニナの指が体温を取り戻し、頬に血潮の色がのぼってゆく。
柔らかな肌をなぞり、愛らしい丘陵を手のひらで覆うと、オルフィニナが小さく息を吐いて喘いだ。乳房の中心は硬く立ち上がってルキウスの愛撫に反応し、舌で触れると喉の奥で漏れた甘い声が耳をくすぐる。
オルフィニナの甘い肌の匂いが鼻腔に満ちて、神経を焼き切ってゆく。
「リュカ…」
甘い声でオルフィニナが誘惑した。
「激しくして。なにも考えられないように」
「……ッ、ニナ」
ルキウスの身体が燃えるように熱くなった。
こんな時でも素直に反応する自分の身体がなんだか滑稽に思えてくる。
クイン・アドラーでも信頼する侍女でも、他の誰でもない、唯一無二の夫であるルキウスだけに見せたオルフィニナの脆さが、ルキウスの身体の一部を痛いほどに猛らせた。
ルキウスが舌でオルフィニナの内側を解すと、オルフィニナはいつもより素直に反応した。ルキウスの手に自分の手を重ねて縋り付くように指を絡め、強く握って昇り詰めた。
狭く乾いていた内側が快楽に溶け出し、とろりとした視線で男が入ってくるのを待っている。
ルキウスはオルフィニナの手を握って寝台に押し付け、片方の膝を高く抱えて、ひと息に奥まで押し入った。オルフィニナの蜜色の視線は甘く、哀しいほどに愛おしい。
ルキウスはオルフィニナの身体の奥を抉るように腰を打ち付け、甘い悲鳴と激しい締め付けに身体をゾクゾクと震わせた。
「ああっ…!あっ、リュカ…」
「…っ、ああ、いい…。出すぞ」
ルキウスはオルフィニナの脚を肩に担ぎ、更に最奥部を何度も突いて、その胎を自分のもので満たし、白い脚を汚しながらその中から出た。
オルフィニナは呼吸が整う間もなく俯せにされ、再び奥へ入ってきたルキウスを、甘い叫びと共に迎え入れた。
何度も襲ってくる忘我が、他の一切を忘れさせた。今感じるのは、ルキウスだけだ。
身体の奥の衝撃が波となって脳に響き、全身を震わせて、何度目とも知らない絶頂に放り出される。
「リュカ…!リュカ、気持ちいい。もっと」
「仰せのままに…俺のニナ」
二人の境界が溶け合って、息遣いも声もどちらのものかわからなくなる。
もう一度身体が向かい合うと、どちらからともなく唇が引き合った。ルキウスの海の色をした目が輝き、愛おしそうに細まったとき、オルフィニナはどうしようもなくこの男が愛おしくなった。
一度は敵だった仲でも、年下でも、関係ない。身体の奥に感じる脈動がその証しだ。心が叫んでいる。
「愛してる」
オルフィニナは一瞬混乱した。自分の口から出た言葉かと思ったのだ。
しかし、開いた唇はルキウスのものだった。
「愛してる、ニナ…」
「はっ…あ!」
突然身体の奥が収縮し、胸が痛くなって、激しい絶頂に頭が真っ白になった。
「…ッ、ニナ。俺を愛してくれ――いつになってもいいから」
(だめだ…)
感情が溢れて止まらない。こんなことは、初めてだ。脆くなった心の隙間に、今まで感じまいとしていたものが流れ込んでくる。
オルフィニナはルキウスの背に腕を回してきつく抱き締め、唇を重ねた。
「あなたを愛してる」
「えっ」
ルキウスは驚いたようだった。目を見開いてオルフィニナの顔を覗き込むと、みるみる耳まで顔を赤くしてしまった。ちょっと可笑しい。
(可愛いと言ったら、怒るかな)
オルフィニナはルキウスの頬に触れた。さっき触れた時よりも、熱い。
「もう愛しているんだ。とっくに。ステファン・ルキウスというただの男を」
「…っ、くそ」
ルキウスは顔を赤くしたままオルフィニナの唇を性急に奪い、狂ったようにがつがつと腰を打ち付けて、オルフィニナが身体の奥を締め上げて達すると同時に、その一番奥で果てた。
「今のが嘘だとしたら――」
ルキウスが息を切らせながらオルフィニナの胸の上に頭を預け、身体が軋むほど強く抱き締めてくる。
「君を殺して俺も死ぬからな」
「ふ。その心配はない」
身体の奥に、ルキウスの脈動を感じる。まるでふたつの肉体がひとつに同化したような、不思議な感覚だ。
「わたしはあなたを信じている、リュカ。何があっても」
「俺も君を信じる」
強く視線が絡む。もう一度重なり合った肌の下で、オルフィニナはルキウスの弾むような鼓動を聞いた。
この日は新月だった。
オルフィニナは裸のまま深く寝入っているルキウスの身体を抱き締め、頬にそっと口付けをした。
「…‘わたしは愛するものを決して喪わない’」
アミラの言葉で声なく囁き、ルキウスの寝室を音もなく出た後、オルフィニナはベルンシュタインの黒衣を纏った。
自室を出ると、同じく黒衣に身を包んだクインが立っている。
「‘…いいんだな’」
「‘お前こそ’」
「‘俺は地獄までお前と共に行く’」
クインの双眸が闇の中でギラリと光った。木箱の中身を既に知ったのだ。
「‘縁起が悪いな’」
オルフィニナは声なく笑った。
暗闇の中、誰にも知られず、二騎がレグルス城を発った。
(ファーティを殺したのか…?イェルクが…)
どこかでそれだけは有り得ないと慢心していた。なんと考えが甘かったのだろう。再会して思い知ったではないか。イェルク・ゾルガ将軍は、かつて兄のように慕っていたイェルク・アドラーとはもはや違う人間だと。
(いや。わたしを誘き寄せるための脅しなら、まだ殺さないはずだ。でも――)
考えがまとまらない。オルフィニナを何かの計画に利用しようとしているなら、まだルッツには利用価値があるから生かすはずだ。しかし、ルッツ・アドラーは敵に利用されるぐらいなら死を選ぶような男だ。
(もしかしたら、もう…)
手遅れかもしれない。が、抜け目のないイェルクが生かしておくべき人間に死ぬ隙を与えるとも思えない。今は、すべてが起こり得る。
「ニナ。俺を見て」
身体を包むルキウスの声に、オルフィニナは顔を上げた。
「今は何も考えるな」
ルキウスの目が、まっすぐにこちらを見ている。この深淵のような緑に呑まれてしまいたかった。
「…何も考えたくない」
オルフィニナはルキウスの頬を引き寄せ、顎を震わせながら唇を重ねた。
「お願いだ、ルキウス」
こんな懇願をしたら軽蔑されるだろうかと不安がよぎる。が、ルキウスは胸が痛くなるような笑みを浮かべて、オルフィニナを抱き上げた。
「仰せのままに。俺の女王陛下」
ルキウスはオルフィニナを抱えて廊下を進みながら、バルタザルを呼んだ。
「ニナの体調が優れない。暫く誰も寝室に近付けるな。兵がいつでも動けるよう備えろ。アドラーが使者を殺さないよう注意して見ておけ」
バルタザルは無言で頷き、下がった。仔細を聞かずともどういう事態が起きているか、何となく察している。
クインは木箱の中身をまだ知らないが、時間の問題だ。まさか易々と挑発に乗って相手にこちらを攻撃する大義名分を与えるはずはないだろうとは思うが、まるで親とはぐれた幼子のようになってしまったオルフィニナの反応から考えるに、ルッツ・アドラーは父親という以上に彼女たちの中で大きな存在であるらしい。
そして今ルキウスがすべきことは、オルフィニナを永遠に父親を喪ったかもしれない恐怖から解き放つことだ。一時的な気休めでも、それがどうしても必要な時はある。
「ニナ――オルフィニナ・ディートリケ・ドレクセン・アストル」
ルキウスは寝台に横たえたオルフィニナの白い頬を手のひらで包み、星が舞うような瞳の輝きを見た。
ルッツ・アドラーがオルフィニナをベルンシュタインにしなかった理由が分かる。主君だからではない。この愛情深い女から、感情を奪うことができないと分かっていたのだ。そしてそれは、名君の資質でもある。
「俺は君ほど強く美しい存在を知らない」
鼻を赤くしたオルフィニナが甘えるようにルキウスの首に腕を巻き付け、自分の方へそっと引き倒してくる。
「…俺にも少し分けてくれる?」
ルキウスはオルフィニナの身体に覆い被さり、額に口付けをして、琥珀色の瞳を覗き込んだ。
不安と焦燥と深い悲しみが、そこに溢れていた。堪らなく愛おしくて、胸が痛くなる。
「いいよ。欲しがりのステファン・ルキウス」
オルフィニナがルキウスの髪に指を挿し入れながら囁いた。
「すべてあげる」
ドッと心臓が痛いほどに跳ねた。
オルフィニナは今ひどく弱っている。こんな言葉は大して意味を成さないと分かっているのに、心が逸るのを抑えきれなかった。
ルキウスはオルフィニナのドレスを荒っぽく剥ぎ、深く蹂躙するように唇を重ねた。オルフィニナも同じくらいの激しさで応じ、互いの息遣いが炎を吹くように熱くなった。
舌を絡め合いながら互いの服を暴き、素肌を晒してゆくにつれ、冷たくなっていたオルフィニナの指が体温を取り戻し、頬に血潮の色がのぼってゆく。
柔らかな肌をなぞり、愛らしい丘陵を手のひらで覆うと、オルフィニナが小さく息を吐いて喘いだ。乳房の中心は硬く立ち上がってルキウスの愛撫に反応し、舌で触れると喉の奥で漏れた甘い声が耳をくすぐる。
オルフィニナの甘い肌の匂いが鼻腔に満ちて、神経を焼き切ってゆく。
「リュカ…」
甘い声でオルフィニナが誘惑した。
「激しくして。なにも考えられないように」
「……ッ、ニナ」
ルキウスの身体が燃えるように熱くなった。
こんな時でも素直に反応する自分の身体がなんだか滑稽に思えてくる。
クイン・アドラーでも信頼する侍女でも、他の誰でもない、唯一無二の夫であるルキウスだけに見せたオルフィニナの脆さが、ルキウスの身体の一部を痛いほどに猛らせた。
ルキウスが舌でオルフィニナの内側を解すと、オルフィニナはいつもより素直に反応した。ルキウスの手に自分の手を重ねて縋り付くように指を絡め、強く握って昇り詰めた。
狭く乾いていた内側が快楽に溶け出し、とろりとした視線で男が入ってくるのを待っている。
ルキウスはオルフィニナの手を握って寝台に押し付け、片方の膝を高く抱えて、ひと息に奥まで押し入った。オルフィニナの蜜色の視線は甘く、哀しいほどに愛おしい。
ルキウスはオルフィニナの身体の奥を抉るように腰を打ち付け、甘い悲鳴と激しい締め付けに身体をゾクゾクと震わせた。
「ああっ…!あっ、リュカ…」
「…っ、ああ、いい…。出すぞ」
ルキウスはオルフィニナの脚を肩に担ぎ、更に最奥部を何度も突いて、その胎を自分のもので満たし、白い脚を汚しながらその中から出た。
オルフィニナは呼吸が整う間もなく俯せにされ、再び奥へ入ってきたルキウスを、甘い叫びと共に迎え入れた。
何度も襲ってくる忘我が、他の一切を忘れさせた。今感じるのは、ルキウスだけだ。
身体の奥の衝撃が波となって脳に響き、全身を震わせて、何度目とも知らない絶頂に放り出される。
「リュカ…!リュカ、気持ちいい。もっと」
「仰せのままに…俺のニナ」
二人の境界が溶け合って、息遣いも声もどちらのものかわからなくなる。
もう一度身体が向かい合うと、どちらからともなく唇が引き合った。ルキウスの海の色をした目が輝き、愛おしそうに細まったとき、オルフィニナはどうしようもなくこの男が愛おしくなった。
一度は敵だった仲でも、年下でも、関係ない。身体の奥に感じる脈動がその証しだ。心が叫んでいる。
「愛してる」
オルフィニナは一瞬混乱した。自分の口から出た言葉かと思ったのだ。
しかし、開いた唇はルキウスのものだった。
「愛してる、ニナ…」
「はっ…あ!」
突然身体の奥が収縮し、胸が痛くなって、激しい絶頂に頭が真っ白になった。
「…ッ、ニナ。俺を愛してくれ――いつになってもいいから」
(だめだ…)
感情が溢れて止まらない。こんなことは、初めてだ。脆くなった心の隙間に、今まで感じまいとしていたものが流れ込んでくる。
オルフィニナはルキウスの背に腕を回してきつく抱き締め、唇を重ねた。
「あなたを愛してる」
「えっ」
ルキウスは驚いたようだった。目を見開いてオルフィニナの顔を覗き込むと、みるみる耳まで顔を赤くしてしまった。ちょっと可笑しい。
(可愛いと言ったら、怒るかな)
オルフィニナはルキウスの頬に触れた。さっき触れた時よりも、熱い。
「もう愛しているんだ。とっくに。ステファン・ルキウスというただの男を」
「…っ、くそ」
ルキウスは顔を赤くしたままオルフィニナの唇を性急に奪い、狂ったようにがつがつと腰を打ち付けて、オルフィニナが身体の奥を締め上げて達すると同時に、その一番奥で果てた。
「今のが嘘だとしたら――」
ルキウスが息を切らせながらオルフィニナの胸の上に頭を預け、身体が軋むほど強く抱き締めてくる。
「君を殺して俺も死ぬからな」
「ふ。その心配はない」
身体の奥に、ルキウスの脈動を感じる。まるでふたつの肉体がひとつに同化したような、不思議な感覚だ。
「わたしはあなたを信じている、リュカ。何があっても」
「俺も君を信じる」
強く視線が絡む。もう一度重なり合った肌の下で、オルフィニナはルキウスの弾むような鼓動を聞いた。
この日は新月だった。
オルフィニナは裸のまま深く寝入っているルキウスの身体を抱き締め、頬にそっと口付けをした。
「…‘わたしは愛するものを決して喪わない’」
アミラの言葉で声なく囁き、ルキウスの寝室を音もなく出た後、オルフィニナはベルンシュタインの黒衣を纏った。
自室を出ると、同じく黒衣に身を包んだクインが立っている。
「‘…いいんだな’」
「‘お前こそ’」
「‘俺は地獄までお前と共に行く’」
クインの双眸が闇の中でギラリと光った。木箱の中身を既に知ったのだ。
「‘縁起が悪いな’」
オルフィニナは声なく笑った。
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