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15章

377 裏取引

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研究担当 視点

素材を持って来たティーちゃんです。
えーとこのレシピの通りに作れば良いんだよね。

ひょい!

僕は材料を一つ投げた。

シュバババ…

そして、アホ毛で細かく切り鍋に投入。
これを材料が無くなるまで繰り返し混ぜると…
虹色に光出した。

…ふぅ。
完成した。

ざぶん!!

大きな音と共に陶器の壺が鍋の中に飛び込んで来た。
これは本体代理が鍋の上に容器を転移しているのだろう。

そして僕は薬が容器に満たされると…

「ふん!!」しゅん!

送り返した。

これで本体代理が容器に蓋して保管する筈だ。
僕は薬が無くなるまで続けた。

ふぅ。

終わった!!

片付け終わったら戻ろう。

しゅん!!ぱし!!

僕は水ちゃん(反欲の水鉄砲)を呼び出した。

「あきゃ!」

洗浄!!

『了解です!!』

ぷしゅー!!

「キラティアちゃん!!」

アイゼスお姉ちゃん?
いつも来ないのに?

鍋を洗っているとアイゼスお姉ちゃんが来た。

「キラティアちゃん!竜熱の薬持ってないすか?」

また?



「あい!」

とりあえず1壺渡した。

「助かったっす。というか本当に持ってたとは驚いたっす。行ってみるもんすね。実は最近竜達が竜熱に近い症状が出て来たっすよ。」

ん?



竜熱は一度完治すると当分かかる事はない。
なのに1年も経ってないのにかかるのか?



調査が必要だな。ぽん!しゅん!

僕は手を合わせ洗浄した鍋をダンジョンに送った。
鍋の片付けは本体代理に頼む事にした。

おっと!火の始末火の始末。

「キラティアちゃん?どうしたっすか?」

そのドラゴンさんの所に案内して!

「見てくれるっすか?大丈夫すか?」

「あい!」さっ!【医療仮免許】

「…お願いするっす。これでルナ先輩に怒られないっす。」

「あいねね!あいねね!」すっ!

「なんすか?温泉ランド計画?もしかしてこれを設計して欲しいということすか?」

「あい!」

「…わかったす。でも、ドラゴンの治療と先輩には内緒すよ!」

「あい!」

契約成立!!

アイゼスお姉ちゃんは建築神だけどドラゴン大好き神なのでドラゴンの世話を優先する。
本気を出せば凄いのに出さないタイプの神なのです。

そんなアイゼスお姉ちゃんをやる気にさせたところで病気のドラゴンさんの所に向かうか。

「こっちすよ。」

僕はアイゼスお姉ちゃんに抱き抱えられドラゴンさんの所に向かった。

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更新が止まって申し訳ございません。
なかなか執筆が進まず、ゲームや新しい小説の執筆をしてました。
一応生存報告とさせてもらいます。

表者
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