169 / 381
10章
169 置き場所
しおりを挟む
ルナール 視点
我が家の食料庫は地下の食料庫と台所の隣の食料庫がある。
地下の食料庫には生モノや氷漬けした食料を保存し、地上の食料庫には加工品や日持ちする食材をおく。
今回は地上の食料庫の暗所に芋を並べる事にした。
「じゃあ、ティーちゃん。このシートの上に芋を乗せていってね。」
「あい!」フッ!
そういうとティーは姿を消した。
さて、置く場所を確保しないとね。
私はアイテムボックスからシートを取り出し広げていくとティーが芋の山に抱きつきながら転移してきた。
その高さは私が見上げる高さだった。
「まず1回目ね。次行く前に一緒に並べましょね。」
流石に次が来たら山が崩れるのでティーに手伝わせ時間稼ぎをする事にした。
植えた種芋は6個なのでこの山が6個出来るということだ。
正直、ここで保管出来るのはせいぜい2山が限界だと思う。
地下の食料庫に2山置いたとして、残りをどう処理する悩まないといけない。
やはりお裾分けして減らすしかないわよね。
ティーと2人でせっせと並べたがやはり2山でいっぱいになった。
次に地下の食料庫に行き芋を並べるが1山が限界だった。
しまった!
昨日リアが狩して大量のお肉を置いたんだった!
「ティーちゃん!ここにはもう置けないから庭に小屋を建てるわ。」
しょうがなく私は庭に簡易的な小屋を建てて芋を置く事に決めた。
流石に子供部屋に光る芋を置くなんて事はしたくなかった。
ティーは喜びそうだが…やはり無理!
私はリアに念話した。
「リア!ちょっと小屋建てるから収穫だけしてて!」
『え!?今から建てるの?』
「もう、置く場所がないのよ!簡易的な小屋にするから1時間くらいで作るから大丈夫よ!」
『ルナのことだから大丈夫だと思うけど無理しないでね。』
「リアは残りの収穫と片付けをお願い。」
『わかったわ。ティーはどうする?』
「手伝わせるわ!」
『無理させないでね』
リアとの念話を終えティーに話しかけた。
我が家の食料庫は地下の食料庫と台所の隣の食料庫がある。
地下の食料庫には生モノや氷漬けした食料を保存し、地上の食料庫には加工品や日持ちする食材をおく。
今回は地上の食料庫の暗所に芋を並べる事にした。
「じゃあ、ティーちゃん。このシートの上に芋を乗せていってね。」
「あい!」フッ!
そういうとティーは姿を消した。
さて、置く場所を確保しないとね。
私はアイテムボックスからシートを取り出し広げていくとティーが芋の山に抱きつきながら転移してきた。
その高さは私が見上げる高さだった。
「まず1回目ね。次行く前に一緒に並べましょね。」
流石に次が来たら山が崩れるのでティーに手伝わせ時間稼ぎをする事にした。
植えた種芋は6個なのでこの山が6個出来るということだ。
正直、ここで保管出来るのはせいぜい2山が限界だと思う。
地下の食料庫に2山置いたとして、残りをどう処理する悩まないといけない。
やはりお裾分けして減らすしかないわよね。
ティーと2人でせっせと並べたがやはり2山でいっぱいになった。
次に地下の食料庫に行き芋を並べるが1山が限界だった。
しまった!
昨日リアが狩して大量のお肉を置いたんだった!
「ティーちゃん!ここにはもう置けないから庭に小屋を建てるわ。」
しょうがなく私は庭に簡易的な小屋を建てて芋を置く事に決めた。
流石に子供部屋に光る芋を置くなんて事はしたくなかった。
ティーは喜びそうだが…やはり無理!
私はリアに念話した。
「リア!ちょっと小屋建てるから収穫だけしてて!」
『え!?今から建てるの?』
「もう、置く場所がないのよ!簡易的な小屋にするから1時間くらいで作るから大丈夫よ!」
『ルナのことだから大丈夫だと思うけど無理しないでね。』
「リアは残りの収穫と片付けをお願い。」
『わかったわ。ティーはどうする?』
「手伝わせるわ!」
『無理させないでね』
リアとの念話を終えティーに話しかけた。
0
お気に入りに追加
167
あなたにおすすめの小説
乙女ゲームの断罪イベントが終わった世界で転生したモブは何を思う
ひなクラゲ
ファンタジー
ここは乙女ゲームの世界
悪役令嬢の断罪イベントも終わり、無事にエンディングを迎えたのだろう…
主人公と王子の幸せそうな笑顔で…
でも転生者であるモブは思う
きっとこのまま幸福なまま終わる筈がないと…
目が覚めたら夫と子供がいました
青井陸
恋愛
とある公爵家の若い公爵夫人、シャルロットが毒の入ったのお茶を飲んで倒れた。
1週間寝たきりのシャルロットが目を覚ましたとき、幼い可愛い男の子がいた。
「…お母様?よかった…誰か!お母様が!!!!」
「…あなた誰?」
16歳で政略結婚によって公爵家に嫁いだ、元伯爵令嬢のシャルロット。
シャルロットは一目惚れであったが、夫のハロルドは結婚前からシャルロットには冷たい。
そんな関係の二人が、シャルロットが毒によって記憶をなくしたことにより少しずつ変わっていく。
なろう様でも同時掲載しています。
神々の仲間入りしました。
ラキレスト
ファンタジー
日本の一般家庭に生まれ平凡に暮らしていた神田えいみ。これからも普通に平凡に暮らしていくと思っていたが、突然巻き込まれたトラブルによって世界は一変する。そこから始まる物語。
「私の娘として生まれ変わりませんか?」
「………、はいぃ!?」
女神の娘になり、兄弟姉妹達、周りの神達に溺愛されながら一人前の神になるべく学び、成長していく。
(ご都合主義展開が多々あります……それでも良ければ読んで下さい)
カクヨム様、小説家になろう様にも投稿しています。
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
義母に毒を盛られて前世の記憶を取り戻し覚醒しました、貴男は義妹と仲良くすればいいわ。
克全
ファンタジー
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
11月9日「カクヨム」恋愛日間ランキング15位
11月11日「カクヨム」恋愛週間ランキング22位
11月11日「カクヨム」恋愛月間ランキング71位
11月4日「小説家になろう」恋愛異世界転生/転移恋愛日間78位
【完結】貧乏令嬢の野草による領地改革
うみの渚
ファンタジー
八歳の時に木から落ちて頭を打った衝撃で、前世の記憶が蘇った主人公。
優しい家族に恵まれたが、家はとても貧乏だった。
家族のためにと、前世の記憶を頼りに寂れた領地を皆に支えられて徐々に発展させていく。
主人公は、魔法・知識チートは持っていません。
加筆修正しました。
お手に取って頂けたら嬉しいです。
家庭の事情で歪んだ悪役令嬢に転生しましたが、溺愛されすぎて歪むはずがありません。
木山楽斗
恋愛
公爵令嬢であるエルミナ・サディードは、両親や兄弟から虐げられて育ってきた。
その結果、彼女の性格は最悪なものとなり、主人公であるメリーナを虐め抜くような悪役令嬢となったのである。
そんなエルミナに生まれ変わった私は困惑していた。
なぜなら、ゲームの中で明かされた彼女の過去とは異なり、両親も兄弟も私のことを溺愛していたからである。
私は、確かに彼女と同じ姿をしていた。
しかも、人生の中で出会う人々もゲームの中と同じだ。
それなのに、私の扱いだけはまったく違う。
どうやら、私が転生したこの世界は、ゲームと少しだけずれているようだ。
当然のことながら、そんな環境で歪むはずはなく、私はただの公爵令嬢として育つのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる