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7章
101 落下
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キラティア 視点
リアママが走り出して数分、子ガメさんが近いよと言うのでアホ毛を動かしルナママを止める。
リアママ!近いよ!一回止まって!
「ここら辺?わかったわ。」
リアママは速度を落として止まった。
で、どっち?
子ガメさんはあっちだと前足をある方向にさした。
ここからはリアママにゆっくり向かって貰う。
どうにも見落としやすい場所らしい。
少し進むと地面に穴が空いていた。
当然、リアママは落ちないように迂回しようとした。
え!?あの穴の中なの?
ルナママ!長生きカメさんはあの穴の中だって!
「あの穴の中なの!?困ったわね。冒険者としては未知の場所は危険が伴うからそれなりの人数と装備が必要何だけどね。」
リアママはどうするか悩んでるようだ。
リアママが言っていた。
冒険者は危険が伴う仕事だから安全確保が大優先だって…
で、リアママ!まだ?
「ティー…そうね。ルナが材料を待ってるし、多少危険を承知で降りましょう。」
リアママの決心は決まったようだ。
ヒュー…
おお!?結構深そうだ!
僕が下を除いても先は暗くて見えなかった。
この穴…深い(確信)
うずうず…
ねぇねぇリアママ!これってあれだよね!
僕が期待を込めた視線でリアママを見ているとリアママはニッコリ微笑むと奈落の底へ飛び込んだ!
ヒャッーー!
前は落ちるのは好きではなかったがリアママと散歩の時に山下りという名の崖下りをするうちに楽しめるようになった。
今ではくーちゃんと散歩の時に強請っているくらいだ。
このスリリングがたまらない!むふぅ!
しかし、その興奮も10分後ー
僕たちはまだ落ち続けていた。
いつまで落ちるのかな?
流石に飽きて来たよ!
ねぇカメさん!コンコン!
おーい!カメさん?
カメさんは手足を引っ込め反応がない。
寝ているのかもしれない。
そっとしておこう!
小腹が空いてきた。すりすり…
そうだ!ルナママから貰ったおやつでも食べるか。
僕は服の中から干し芋袋を取り出し…
パク!もきゅもきゅ…
リアママもはい!
「あーん。もぐもぐ、ティーありがとう!」
どういたしまして!もきゅもきゅ…
干し芋には限りがあるから一個だけで終わろう。
僕は干し芋袋をしまい終わり風景を眺めていると…
シュン!
僕は一瞬見えた物を見逃さずアホ毛で捕まえた。
取った物は水晶のように透明な石だった。
おお!綺麗!
帰ったらくーちゃんに見せようかな?
「あれ?それは味石ね。ティー、少しなめてみて?」
これって舐めていいの?
ふむ、どれどれ…ぺろ!!
うま!
すごい旨味だ!
あーん!ジュバシュバ…
僕はその味に魅了され舐めまくった。いや、口の中で動かした。
うまー!
「あー!こら!貴重な石なんだから、そんなアメみたいにがっつかない!」
でも、やめられない止まらないの!
ジュバジュバジュバジュバ…
ふー無くなった…でも、満足!
む!?シュン!また、あった!!
予備確保ー!!
僕は次の味石を手に入れた!
「こーら!これはママが取り上げます。ルナに美味しいご飯にして貰うからティーは味石を見つけたらドンドン取ってね!」
ルナママに渡すのか…むむむ…
はい!あげる。
それから僕は落ちる間、味石を取り続けた。
形が悪い味石は持ってていいと言われたのでオヤツ袋に入れた。
くーちゃんがいない所でしゃぶろう!
僕はヨダレを拭いてオヤツ袋を服にしまった。
が、石が身体に当たってちょっと不快…
でも、仕方ない我慢しよう。
ママ達みたいに物を出し入れしたいな…
今度ルナママに聞いてみよ!
ドシン!
「やっとそこに着いたわ。」
お?やっと地面に着いたようだ。
リアママの足からの衝撃が身体中を駆け巡った。
うん、痺れる。
リアママが走り出して数分、子ガメさんが近いよと言うのでアホ毛を動かしルナママを止める。
リアママ!近いよ!一回止まって!
「ここら辺?わかったわ。」
リアママは速度を落として止まった。
で、どっち?
子ガメさんはあっちだと前足をある方向にさした。
ここからはリアママにゆっくり向かって貰う。
どうにも見落としやすい場所らしい。
少し進むと地面に穴が空いていた。
当然、リアママは落ちないように迂回しようとした。
え!?あの穴の中なの?
ルナママ!長生きカメさんはあの穴の中だって!
「あの穴の中なの!?困ったわね。冒険者としては未知の場所は危険が伴うからそれなりの人数と装備が必要何だけどね。」
リアママはどうするか悩んでるようだ。
リアママが言っていた。
冒険者は危険が伴う仕事だから安全確保が大優先だって…
で、リアママ!まだ?
「ティー…そうね。ルナが材料を待ってるし、多少危険を承知で降りましょう。」
リアママの決心は決まったようだ。
ヒュー…
おお!?結構深そうだ!
僕が下を除いても先は暗くて見えなかった。
この穴…深い(確信)
うずうず…
ねぇねぇリアママ!これってあれだよね!
僕が期待を込めた視線でリアママを見ているとリアママはニッコリ微笑むと奈落の底へ飛び込んだ!
ヒャッーー!
前は落ちるのは好きではなかったがリアママと散歩の時に山下りという名の崖下りをするうちに楽しめるようになった。
今ではくーちゃんと散歩の時に強請っているくらいだ。
このスリリングがたまらない!むふぅ!
しかし、その興奮も10分後ー
僕たちはまだ落ち続けていた。
いつまで落ちるのかな?
流石に飽きて来たよ!
ねぇカメさん!コンコン!
おーい!カメさん?
カメさんは手足を引っ込め反応がない。
寝ているのかもしれない。
そっとしておこう!
小腹が空いてきた。すりすり…
そうだ!ルナママから貰ったおやつでも食べるか。
僕は服の中から干し芋袋を取り出し…
パク!もきゅもきゅ…
リアママもはい!
「あーん。もぐもぐ、ティーありがとう!」
どういたしまして!もきゅもきゅ…
干し芋には限りがあるから一個だけで終わろう。
僕は干し芋袋をしまい終わり風景を眺めていると…
シュン!
僕は一瞬見えた物を見逃さずアホ毛で捕まえた。
取った物は水晶のように透明な石だった。
おお!綺麗!
帰ったらくーちゃんに見せようかな?
「あれ?それは味石ね。ティー、少しなめてみて?」
これって舐めていいの?
ふむ、どれどれ…ぺろ!!
うま!
すごい旨味だ!
あーん!ジュバシュバ…
僕はその味に魅了され舐めまくった。いや、口の中で動かした。
うまー!
「あー!こら!貴重な石なんだから、そんなアメみたいにがっつかない!」
でも、やめられない止まらないの!
ジュバジュバジュバジュバ…
ふー無くなった…でも、満足!
む!?シュン!また、あった!!
予備確保ー!!
僕は次の味石を手に入れた!
「こーら!これはママが取り上げます。ルナに美味しいご飯にして貰うからティーは味石を見つけたらドンドン取ってね!」
ルナママに渡すのか…むむむ…
はい!あげる。
それから僕は落ちる間、味石を取り続けた。
形が悪い味石は持ってていいと言われたのでオヤツ袋に入れた。
くーちゃんがいない所でしゃぶろう!
僕はヨダレを拭いてオヤツ袋を服にしまった。
が、石が身体に当たってちょっと不快…
でも、仕方ない我慢しよう。
ママ達みたいに物を出し入れしたいな…
今度ルナママに聞いてみよ!
ドシン!
「やっとそこに着いたわ。」
お?やっと地面に着いたようだ。
リアママの足からの衝撃が身体中を駆け巡った。
うん、痺れる。
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