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4章
55 娘の初舞台1
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応援女神 カグリア 視点
いよいよハイハイレースの当日になった!
家族全員おめかしして会場入りしたカグリアよ!
娘達の初舞台…
クリスの初舞台にテンションが上がる!
ティーはこの前したからね…
「今回は忙しい時期に呼んじゃてごめんねママ。」
「いいのよ。孫達の初舞台だもの最優先に決まっているわよ。」
今回はプラム様を呼んだ。
理由?
父ちゃんと創造神様が来たら問題が起きそうと思ったからである。
娘の真剣勝負に忖度されては困るからね。
一応、あたしの母ちゃんにも連絡したが温泉旅行に行っているから無理と断られた。
あたし達も早く行きたいわね。
今回のハイハイレースは世界中からサラデナ魔導領に集まって来たらしく、知識族の王族も参戦するらしい。
その為、世界高等会議と同等の警備になったとか…
やり過ぎでしょ…
その為に参加者全員隠蔽魔法の衣装着用が義務付けられ、警備も物々しくなった。
「それじゃあ行きますか。ティーは…普段通りで、クリスは頑張ってね。」
「あーい?」
「う!」
ティーは困惑、クリスは無表情ながらも手を上げて返事をした。
クリスは表情筋のトレーニングをさせてるがなかなか表情が変わらない。ムニムニ…
今度笑い茸でも取りに行こうかしら?
「手続きをするから、義母さんとリリスは観客席に行って下さい。昼食には一旦合流しますので…」
「ええ、聞いているわ。ティーちゃん!クリスちゃん!ばーば達は応援しているから頑張るのよ!
さっ、リリスちゃんいきましょう。」
「自然に2人共連れて行かないでください。」
プラム様は2人を抱いたまま立ち去ろうとしていた。
その後同じようなやり取りを繰り返し奪還に成功、プラム様はリリスだけ連れて観客席に向かった。
2人を見送ったところで私達も戦場に向かった。
まずは予選よ。
内容は簡単で五メートルの直線を子供がゴールにいる親のところにたどり着けば合格である。
これはハイハイが可能でちゃんと進めるかのテストよ。
ちなみにオモチャや食べ物で釣るのは認められている。
そうしないと先に進まないからである。
予選が始まりあたしがティーをゴールで待っている。
「ティー!干し芋よおいで!」
…
カサカサカサカサ…
ティーはいつものように素早い動きで突っ込んで来た。
「はい、お疲れ様。一回戦まで待とうね。」
クリスも問題なく合格し、一回戦に進んだ。
予選では1000人中200が落ちたようだ。
理由は様々だが、寝てたり動かなかったりしたらしい。
こればっかりは赤子だから仕方ない。
一回戦は親参加のミニダンジョン攻略のようだ。
親子で様々な障害を進み一位になった親子が二回戦に進むようだ。
今回はルナと交代して、クリスをあたしがゴールに導く。
あたし達はちゃんと両名で登録しているので試合前なら交代は出来る。
先にミニダンジョンに入ったティーは…
おおおおおおおおおおお!!
歓声が上がった!
『なんと!!最難関コースに当たってしまった不運な親子が圧倒的一位を勝ち取った!!』
ああ、うん。
無事突破で何よりね。
魔導モニターにはティーを抱いたルナが映っていた。
「あたし達の番が来たようね。クリス!頑張るわよ!」
「うー!」
やる気はあるようね。
ダンジョンには入る毎に内容が変わる。
入り口の数もランダムに変わり今回は7ヶ所でそのうちの一つの入り口にあたし達は立っている。
『準備はよろしいですか?
…
ではスタート!!』
わああああああああ!!
あたしはクリスを抱っこしたまま走り出した。
ミニダンジョンとはいえ広いので、移動は親が、仕掛けを子供が解いて進む。
最初の試練は?
【ボールを押してスイッチを押す。】
狭い一本道にボールが入っている。
これを奥まで押すのだろう。
クリスを通路に入れるとクリスは押し始めた。
カチッという音が聞こえドアが開いた。
クリスは通路が狭い為引き返せないようだ。あたしはクリスの足を掴みズボッと引き抜き次の試練に向かった。
次の試練は…
【積み木を五段積め。】
あちゃー、クリスはティーより積み木をしないから難しいかな?
「クリス、積み木をこの台の上に積んで!」
クリスを台の近くに置くと積み木を乗せていった。
ただあるだけ積み木を乗せているだけだが、なんとか五段に達してカチャとドアが開いた。
【ドアが開くまで動くな。】
どうやら次は動かない試練のようね。
普段のティーなら無理ね。
クリスはティーがいないと動かないので、これは楽勝だわ。
…
ガチャン!
五分程停止でドアは開いた。
『ゴール!!563番親子が一位です。』
どうやら、あたし達以外はまだ到着していないみたいね。
一回戦を突破し、小休止を挟み二回戦目になった。
現在は80人まで減ったようだ。
しかしそれよりルナと合流して気になることがある。
それはティーのアホ毛がなぜか回転していることだ。
…
ルナと話し合った結果、ルナがティーを連れて行くことになった。
ルナならティーを出来るからだ。
今回はあたしとクリスが先に呼ばれた。
二回戦目の説明は受けていないが、スタッフに子供とスタート地点に並ぶように言われた。
今、あたし達を含め10組並んでいる。
次で最終戦らしい。
ここまで順調に来ているので優勝も狙える。
『今から二回戦の第1試合を始めます。
ステージ中央をご覧下さい。』
ステージ中央、つまりあたし達のゴールにはマントと仮面を付けた集団がいた。
『この集団はご家族に内緒で集まって頂いた出場赤ちゃんの祖父母の方々です。』
はぁ~!?
あたしはよく見るとわかりにくいが父ちゃんぽい人が見えた。
『ここでは子供の人見知りやご家族の愛を確かめる試合となっております。実の祖父母を認識したと確認出来た親子2位までが最終ステージに進めます。』
もう嫌な予感しかしない。
ティーのアホ毛の高まりはおそらく創造神様の神気を感じ取ったのだろう。
何考えているのよ主催者!!
「クリス!おじじの所に頑張って行って!」
「う!」
クリスは大丈夫と思う。
父ちゃんもクリスを何回も抱いてるから近付けばゴール出来るはず…
ティーのあのアホ毛高まりかたは危険だ。
創造神様はどこにいるのかしら?
いた!?
あたし達とは反対側の入り口に、
【ティーちゃん♡クリスちゃん】の小さな旗を振っているマスクの男が居た。アレね…はぁ…
試合が始まったらフリーになるからルナに念話しよう。
『それでは親御様方宜しくでしょうか?』
おっとスタートか!
あたしは慌ててクリスを降ろす。
『それではスタート!』
各種一斉にスタートした。
流石ここまで勝ち残った子達だけあってすぐにマント集団に向かって行った。
クリス負けるな!
父ちゃんと思われるマスク男は干し芋を取り出した。
物で釣るのはありなので問題ないが他の子まで向かっているわよ!
『ちなみに祖父母を間違えますとスタート地点に戻されます。』
「そっちじゃないぞ!戻れ!」
「真っ直ぐ行きなさい。」
「違うわよ!」
なんかうちの父がすいません…
干し芋欲しさに次々と父ちゃんの方に向かっている。
他のマスクマン達もオモチャやお菓子で誘うも見向きしていない。
干し芋は偉大だなぁ。というかあれって黄金芋?
『干し芋の方!レースの支障になるので干し芋をしまって下さい。不公平になるので仕切りなおしします。親御様方はお子様の回収をお願いします。』
流石に王族も出場しているから一方的な試合はまずいと思ったのだろう。
あたしもクリスを回収し、マスクマン達は場所替えが行われた。
『それでは準備も整ったので再スタートです。』
子供達も各々スタートした。
干し芋が切り札だったのか、父ちゃんは腕を組み考えているようだ。
しかし、何か考え込んでいるせいか無意識に威圧を発していて子供達は避けるように進路を変えて行った。
そんな中クリスは慣れている為か、父ちゃんに近付きタッチし、気付いた父ちゃんに抱き上げられた。
『563番の子が正解に到着しました!
次に331番は不正解!
続いて725番が正解!
あとは間に合うかー!!』
子供の晴れ舞台なので時間を許す限り全員がゴールするまで続く。
周りからはガンバレの声援が聞こえるが、驚いて泣いてしまい一人だけゴール出来なかった。ガンバレ!
クリスが最終戦まで進めたのであたしとしては満足している。
だって…ティーがいるから…
おっと!ルナに念話しなければ!
(ルナ!聞こえる?クリスが最終戦に進んだわよ。)
(そうなの?クリスが最終戦に進んだのね。おめでとう!)
(じつはあたしの父ちゃんだけではなく、創造神様もいるわよ。)
(それ本当!?道理でティーが燃えているわけね。)
(…やる気が満々という意味だよね。)
(いいえ言葉通りの意味よ…本当に燃えているわ…
アホ毛を高速回転させ続け身体全身に熱を作り続けているわ。
だから今はサラマンダー種や熱に強い種族の子達と同じグループに回されたのよ。)
なるほどそれなら被害は出ないわね。
運営の対応が早くて助かるわ。
(この後昼休憩だからクリスと義母さんの所に行くわね。)
(ええ、気を付けて…)
(ルナも頑張って…)
念話が切れたのであたしは父ちゃんからクリスを奪い取り、ティーの出番が来る前にプラム様のもとに急いだ。
父ちゃんはショボくれていたが無視した。
いよいよハイハイレースの当日になった!
家族全員おめかしして会場入りしたカグリアよ!
娘達の初舞台…
クリスの初舞台にテンションが上がる!
ティーはこの前したからね…
「今回は忙しい時期に呼んじゃてごめんねママ。」
「いいのよ。孫達の初舞台だもの最優先に決まっているわよ。」
今回はプラム様を呼んだ。
理由?
父ちゃんと創造神様が来たら問題が起きそうと思ったからである。
娘の真剣勝負に忖度されては困るからね。
一応、あたしの母ちゃんにも連絡したが温泉旅行に行っているから無理と断られた。
あたし達も早く行きたいわね。
今回のハイハイレースは世界中からサラデナ魔導領に集まって来たらしく、知識族の王族も参戦するらしい。
その為、世界高等会議と同等の警備になったとか…
やり過ぎでしょ…
その為に参加者全員隠蔽魔法の衣装着用が義務付けられ、警備も物々しくなった。
「それじゃあ行きますか。ティーは…普段通りで、クリスは頑張ってね。」
「あーい?」
「う!」
ティーは困惑、クリスは無表情ながらも手を上げて返事をした。
クリスは表情筋のトレーニングをさせてるがなかなか表情が変わらない。ムニムニ…
今度笑い茸でも取りに行こうかしら?
「手続きをするから、義母さんとリリスは観客席に行って下さい。昼食には一旦合流しますので…」
「ええ、聞いているわ。ティーちゃん!クリスちゃん!ばーば達は応援しているから頑張るのよ!
さっ、リリスちゃんいきましょう。」
「自然に2人共連れて行かないでください。」
プラム様は2人を抱いたまま立ち去ろうとしていた。
その後同じようなやり取りを繰り返し奪還に成功、プラム様はリリスだけ連れて観客席に向かった。
2人を見送ったところで私達も戦場に向かった。
まずは予選よ。
内容は簡単で五メートルの直線を子供がゴールにいる親のところにたどり着けば合格である。
これはハイハイが可能でちゃんと進めるかのテストよ。
ちなみにオモチャや食べ物で釣るのは認められている。
そうしないと先に進まないからである。
予選が始まりあたしがティーをゴールで待っている。
「ティー!干し芋よおいで!」
…
カサカサカサカサ…
ティーはいつものように素早い動きで突っ込んで来た。
「はい、お疲れ様。一回戦まで待とうね。」
クリスも問題なく合格し、一回戦に進んだ。
予選では1000人中200が落ちたようだ。
理由は様々だが、寝てたり動かなかったりしたらしい。
こればっかりは赤子だから仕方ない。
一回戦は親参加のミニダンジョン攻略のようだ。
親子で様々な障害を進み一位になった親子が二回戦に進むようだ。
今回はルナと交代して、クリスをあたしがゴールに導く。
あたし達はちゃんと両名で登録しているので試合前なら交代は出来る。
先にミニダンジョンに入ったティーは…
おおおおおおおおおおお!!
歓声が上がった!
『なんと!!最難関コースに当たってしまった不運な親子が圧倒的一位を勝ち取った!!』
ああ、うん。
無事突破で何よりね。
魔導モニターにはティーを抱いたルナが映っていた。
「あたし達の番が来たようね。クリス!頑張るわよ!」
「うー!」
やる気はあるようね。
ダンジョンには入る毎に内容が変わる。
入り口の数もランダムに変わり今回は7ヶ所でそのうちの一つの入り口にあたし達は立っている。
『準備はよろしいですか?
…
ではスタート!!』
わああああああああ!!
あたしはクリスを抱っこしたまま走り出した。
ミニダンジョンとはいえ広いので、移動は親が、仕掛けを子供が解いて進む。
最初の試練は?
【ボールを押してスイッチを押す。】
狭い一本道にボールが入っている。
これを奥まで押すのだろう。
クリスを通路に入れるとクリスは押し始めた。
カチッという音が聞こえドアが開いた。
クリスは通路が狭い為引き返せないようだ。あたしはクリスの足を掴みズボッと引き抜き次の試練に向かった。
次の試練は…
【積み木を五段積め。】
あちゃー、クリスはティーより積み木をしないから難しいかな?
「クリス、積み木をこの台の上に積んで!」
クリスを台の近くに置くと積み木を乗せていった。
ただあるだけ積み木を乗せているだけだが、なんとか五段に達してカチャとドアが開いた。
【ドアが開くまで動くな。】
どうやら次は動かない試練のようね。
普段のティーなら無理ね。
クリスはティーがいないと動かないので、これは楽勝だわ。
…
ガチャン!
五分程停止でドアは開いた。
『ゴール!!563番親子が一位です。』
どうやら、あたし達以外はまだ到着していないみたいね。
一回戦を突破し、小休止を挟み二回戦目になった。
現在は80人まで減ったようだ。
しかしそれよりルナと合流して気になることがある。
それはティーのアホ毛がなぜか回転していることだ。
…
ルナと話し合った結果、ルナがティーを連れて行くことになった。
ルナならティーを出来るからだ。
今回はあたしとクリスが先に呼ばれた。
二回戦目の説明は受けていないが、スタッフに子供とスタート地点に並ぶように言われた。
今、あたし達を含め10組並んでいる。
次で最終戦らしい。
ここまで順調に来ているので優勝も狙える。
『今から二回戦の第1試合を始めます。
ステージ中央をご覧下さい。』
ステージ中央、つまりあたし達のゴールにはマントと仮面を付けた集団がいた。
『この集団はご家族に内緒で集まって頂いた出場赤ちゃんの祖父母の方々です。』
はぁ~!?
あたしはよく見るとわかりにくいが父ちゃんぽい人が見えた。
『ここでは子供の人見知りやご家族の愛を確かめる試合となっております。実の祖父母を認識したと確認出来た親子2位までが最終ステージに進めます。』
もう嫌な予感しかしない。
ティーのアホ毛の高まりはおそらく創造神様の神気を感じ取ったのだろう。
何考えているのよ主催者!!
「クリス!おじじの所に頑張って行って!」
「う!」
クリスは大丈夫と思う。
父ちゃんもクリスを何回も抱いてるから近付けばゴール出来るはず…
ティーのあのアホ毛高まりかたは危険だ。
創造神様はどこにいるのかしら?
いた!?
あたし達とは反対側の入り口に、
【ティーちゃん♡クリスちゃん】の小さな旗を振っているマスクの男が居た。アレね…はぁ…
試合が始まったらフリーになるからルナに念話しよう。
『それでは親御様方宜しくでしょうか?』
おっとスタートか!
あたしは慌ててクリスを降ろす。
『それではスタート!』
各種一斉にスタートした。
流石ここまで勝ち残った子達だけあってすぐにマント集団に向かって行った。
クリス負けるな!
父ちゃんと思われるマスク男は干し芋を取り出した。
物で釣るのはありなので問題ないが他の子まで向かっているわよ!
『ちなみに祖父母を間違えますとスタート地点に戻されます。』
「そっちじゃないぞ!戻れ!」
「真っ直ぐ行きなさい。」
「違うわよ!」
なんかうちの父がすいません…
干し芋欲しさに次々と父ちゃんの方に向かっている。
他のマスクマン達もオモチャやお菓子で誘うも見向きしていない。
干し芋は偉大だなぁ。というかあれって黄金芋?
『干し芋の方!レースの支障になるので干し芋をしまって下さい。不公平になるので仕切りなおしします。親御様方はお子様の回収をお願いします。』
流石に王族も出場しているから一方的な試合はまずいと思ったのだろう。
あたしもクリスを回収し、マスクマン達は場所替えが行われた。
『それでは準備も整ったので再スタートです。』
子供達も各々スタートした。
干し芋が切り札だったのか、父ちゃんは腕を組み考えているようだ。
しかし、何か考え込んでいるせいか無意識に威圧を発していて子供達は避けるように進路を変えて行った。
そんな中クリスは慣れている為か、父ちゃんに近付きタッチし、気付いた父ちゃんに抱き上げられた。
『563番の子が正解に到着しました!
次に331番は不正解!
続いて725番が正解!
あとは間に合うかー!!』
子供の晴れ舞台なので時間を許す限り全員がゴールするまで続く。
周りからはガンバレの声援が聞こえるが、驚いて泣いてしまい一人だけゴール出来なかった。ガンバレ!
クリスが最終戦まで進めたのであたしとしては満足している。
だって…ティーがいるから…
おっと!ルナに念話しなければ!
(ルナ!聞こえる?クリスが最終戦に進んだわよ。)
(そうなの?クリスが最終戦に進んだのね。おめでとう!)
(じつはあたしの父ちゃんだけではなく、創造神様もいるわよ。)
(それ本当!?道理でティーが燃えているわけね。)
(…やる気が満々という意味だよね。)
(いいえ言葉通りの意味よ…本当に燃えているわ…
アホ毛を高速回転させ続け身体全身に熱を作り続けているわ。
だから今はサラマンダー種や熱に強い種族の子達と同じグループに回されたのよ。)
なるほどそれなら被害は出ないわね。
運営の対応が早くて助かるわ。
(この後昼休憩だからクリスと義母さんの所に行くわね。)
(ええ、気を付けて…)
(ルナも頑張って…)
念話が切れたのであたしは父ちゃんからクリスを奪い取り、ティーの出番が来る前にプラム様のもとに急いだ。
父ちゃんはショボくれていたが無視した。
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