異世界隠密冒険記

リュース

文字の大きさ
上 下
542 / 600
第二部「創世神降臨」編

登場人物紹介2

しおりを挟む
 登場人物紹介2 以下ネタバレあり



 名前 マリア
 愛称 マリア
 容姿 金髪縦ロール橙目
 身長 158セントメートル
 性格 ツンデレもどき

 当作のヒロイン4 初登場は百八十二話。
 元々は魔物から特殊な進化をした魔人という種族であり、人類の敵。
 魔人組織における序列は二位で、「傀儡」の異名を持っていた。
 かつては人間のことを下僕としか思っていなかったが、とある事件で変化。
 人間との共存を目指すも、長い間、魔人の誰にも賛同されず、やがて挫折した。

 カラーヴォイス王国の王城を精神操作を使い占拠した張本人。
 だがその目的は人間の支配ではなく、魔人と人との争いの矢面に立つため。
 自分が占拠していれば、他の魔人は手を出せないと考えて・・・。
 それは無意識ではあったが、人と魔人の争いを避けるための行動。
 彼女は挫折してもなお、共存を諦めきれていなかったのである。

 有志の冒険者たちによる王城開放作戦でクロトらと戦い、己の願いを思い出す。
 だが、魔物や魔人に自由意思を認めない上位存在に操られることに。
 クロトらの力を借りてその支配を打ち破り、天魔人へと進化した。
 天魔人は世界でただ一人、彼女だけである。

 王城での所業は国にとって利しか生まなかったので、無罪放免となる。
 それから共存の道を探しつつ、クロトが経営する雑貨店の手伝いになった。
 研究の手伝いが目的への近道だと考えたのだ。

 その傍ら、暇な時間にクロトの素材集めなどに協力。
 そんな生活を送る中で、段々と互いに惹かれていった。
 魔人序列一位「魔王」カリスとの決別を経て、付き合い始めた。(二百四十話)

 現在のマリアは揶揄われ役筆頭。
 クロトから一日一回のペースで揶揄われている。
 だが、そんな日々にこの上ない幸せを感じている。
 自分はもうクロト抜きでは駄目かもしれないと何度も思わされている。



 名前 カレン
 愛称 カレン
 容姿 銀長髪黒目
 身長 172センチメートル
 性格 真面目で男らしい

 当作のヒロイン5 初登場は九十二話。
 カラーヴォイス王国王都にある宿屋「梟の止まり木亭」でクロトと邂逅。
 当時はSランク冒険者であり、「絶剣」の異名で知られていた。

 その剣術や剣技は他の追随を許さず、同一の条件で彼女に勝てる者は居ない。
 剣術のみでの戦いなら、クロトさえ超えている。
 あまり成長していないように思えるかもしれないが、そうではない。
 己のスペックを限界まで生かす彼女は、実は未来の最強候補である。

 クロトとは世界七大危険地帯の一角「全極の島」の探索で仲を深めた。
 ボスとの戦いで好意を認識するも、類いまれなる精神統一で、それを覆い隠した。

 かつて戦友だった男が居たが、その男の告白を振った経験あり。
 その行動が男の人生を壊してしまったと考え、己を責めるように。
 またその時、関係が壊れる恐怖がその身に刻み込まれ、恋愛自体を恐れるように。
 クロトへの想いを隠したのも、戦友との関係を壊したくなかったからである。

 東国ジャンゼパールへの旅行中に立ち寄った「無明の洞窟」。
 そこでクロトへの怒りや不満などの感情を吐き出してしまい、想いが明らかに。
 それを受けたクロトも己の想いを自覚させられ、付き合うことに。(二百八十話)
 クロトよりも年上だが、本人たちは同い年くらいのつもりで接している。
 仲間内における剣戦闘では無敗記録を積み上げている。
 その出生は設定こそあるものの、現在まで明かされていない。
 その設定が登場するかは未定。

 一瞬の隙を突かれ、天の塔で「星神ゾディア」に囚われて窮地に陥る。
 だが、謎の黒ローブに助けられて事なきを得る。(五百九十五話)
 その際に黒ローブから何かを聞かされ、驚愕。
 それ以来、皆に隠し事をしているようだが、クロトは気にしていない。

 カレンは黒ローブの正体を知っている・・・?



 名前 ナツメ・トウドウ
 愛称 ナツメ
 容姿 黒髪黒目
 身長 163センチメートル
 性格 おっちょこちょいで残念

 当作のヒロイン6 初登場は百十話。
 東国ジャンゼパール出身。黒髪を後ろで束ね、侍の格好をしている。
 ござる口調であるが、これは後付けのもの。両親は普通に標準語を話す。
 武者修行兼家出兼婿探しでカラーヴォイス王国王都を訪れた。

 当初は普通だったのに、いつの間にか残念キャラに。何故こうなった。
 今のところ二番目に大きく、初期設定と食い違いが生まれている登場人物。

 東国旅行中に訳あってクロトとデートし、その時から意識するように。
 紆余曲折を経て、五百十九話にしてついに想いが成就した。
 決め手となったのは普段のナツメとのギャップを見せること。

 抜刀術を得意とし、瞬間攻撃速度はカレンにも迫るほど。
 一般的には最強クラスの人間だが、仲間内では一番弱い。
 今一歩実力が伸びないのは、強くなるための目的が欠如しているため。
 寧ろ、目的も無くここまで強くなったことが異常に過ぎる。
 純粋な才能で言えばアクアに次ぐ存在だと思われる。
 世界全体で見ても二、三を争う。




 補足「才能序列」
 アクア>ナツメ>カレン=マリア>セーラ=ヴィオラ>>>クロト=エメラ



 今回はここまで。登場人物3へ続く。

しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話

妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』 『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』 『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』  大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。

異世界で買った奴隷が強すぎるので説明求む!

夜間救急事務受付
ファンタジー
仕事中、気がつくと知らない世界にいた 佐藤 惣一郎(サトウ ソウイチロウ) 安く買った、視力の悪い奴隷の少女に、瓶の底の様な分厚いメガネを与えると めちゃめちゃ強かった! 気軽に読めるので、暇つぶしに是非! 涙あり、笑いあり シリアスなおとぼけ冒険譚! 異世界ラブ冒険ファンタジー!

大好きな彼女を学校一のイケメンに寝取られた。そしたら陰キャの僕が突然モテ始めた件について

ねんごろ
恋愛
僕の大好きな彼女が寝取られた。学校一のイケメンに…… しかし、それはまだ始まりに過ぎなかったのだ。 NTRは始まりでしか、なかったのだ……

序盤でボコられるクズ悪役貴族に転生した俺、死にたくなくて強くなったら主人公にキレられました。 え? お前も転生者だったの? そんなの知らんし

水間ノボル🐳
ファンタジー
↑「お気に入りに追加」を押してくださいっ!↑ ★2024/2/25〜3/3 男性向けホットランキング1位! ★2024/2/25 ファンタジージャンル1位!(24hポイント) 「主人公が俺を殺そうとしてくるがもう遅い。なぜか最強キャラにされていた~」 『醜い豚』  『最低のゴミクズ』 『無能の恥晒し』  18禁ゲーム「ドミナント・タクティクス」のクズ悪役貴族、アルフォンス・フォン・ヴァリエに転生した俺。  優れた魔術師の血統でありながら、アルフォンスは豚のようにデブっており、性格は傲慢かつ怠惰。しかも女の子を痛ぶるのが性癖のゴミクズ。  魔術の鍛錬はまったくしてないから、戦闘でもクソ雑魚であった。    ゲーム序盤で主人公にボコられて、悪事を暴かれて断罪される、ざまぁ対象であった。  プレイヤーをスカッとさせるためだけの存在。  そんな破滅の運命を回避するため、俺はレベルを上げまくって強くなる。  ついでに痩せて、女の子にも優しくなったら……なぜか主人公がキレ始めて。 「主人公は俺なのに……」 「うん。キミが主人公だ」 「お前のせいで原作が壊れた。絶対に許さない。お前を殺す」 「理不尽すぎません?」  原作原理主義の主人公が、俺を殺そうとしてきたのだが。 ※ カクヨム様にて、異世界ファンタジージャンル表紙入り。5000スター、10000フォロワーを達成!

無能なので辞めさせていただきます!

サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。 マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。 えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって? 残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、 無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって? はいはいわかりました。 辞めますよ。 退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。 自分無能なんで、なんにもわかりませんから。 カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。

漫画の寝取り竿役に転生して真面目に生きようとしたのに、なぜかエッチな巨乳ヒロインがぐいぐい攻めてくるんだけど?

みずがめ
恋愛
目が覚めたら読んだことのあるエロ漫画の最低寝取り野郎になっていた。 なんでよりによってこんな悪役に転生してしまったんだ。最初はそう落ち込んだが、よく考えれば若いチートボディを手に入れて学生時代をやり直せる。 身体の持ち主が悪人なら意識を乗っ取ったことに心を痛める必要はない。俺がヒロインを寝取りさえしなければ、主人公は精神崩壊することなくハッピーエンドを迎えるだろう。 一時の快楽に身を委ねて他人の人生を狂わせるだなんて、そんな責任を負いたくはない。ここが現実である以上、NTRする気にはなれなかった。メインヒロインとは適切な距離を保っていこう。俺自身がお天道様の下で青春を送るために、そう固く決意した。 ……なのになぜ、俺はヒロインに誘惑されているんだ? ※他サイトでも掲載しています。 ※表紙や作中イラストは、AIイラストレーターのおしつじさん(https://twitter.com/your_shitsuji)に外注契約を通して作成していただきました。おしつじさんのAIイラストはすべて商用利用が認められたものを使用しており、また「小説活動に関する利用許諾」を許可していただいています。

男女比1対999の異世界は、思った以上に過酷で天国

てりやき
ファンタジー
『魔法が存在して、男女比が1対999という世界に転生しませんか? 男性が少ないから、モテモテですよ。もし即決なら特典として、転生者に大人気の回復スキルと収納スキルも付けちゃいますけど』  女性経験が無いまま迎えた三十歳の誕生日に、不慮の事故で死んでしまった主人公が、突然目の前に現れた女神様の提案で転生した異世界で、頑張って生きてくお話。

蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる

フルーツパフェ
大衆娯楽
 転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。  一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。  そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!  寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。 ――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです  そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。  大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。  相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。      

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。