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第二部「創世神降臨」編
エピローグ24
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ラファエルとはアクアが召喚契約を結び、無事に仲間兼部下になった。
クロトのことはサブマスターとして認識している。
二人の事はマスターもしくは名前+様付けで呼ぶようになった。
ラファエルのステータスはこんな感じだ。
大天使『ラファエル』
種族 真天使 義体
レベル 90
HP 10000
MP 6000
筋力 3500
防御力 3500
魔力 3500
速力 3500
幸運 100
ユニークスキル
可変魔力生物5 天の加護1 永遠の誓い3
レアスキル
氷天剣術10 氷天法術10 天界突破1
天の加護は天系統スキルや耐性系スキルが統合されたスキル。
様々な効果が詰め込まれている汎用性の高いスキルだ。
例を挙げると、能力値強化やスキルのデメリット効果極大減少、不死属性付与。
魔物への与ダメージ増加、魔物からの被ダメージ減少、全適性特大上昇。
どれもこれも強力に過ぎる効果だ。
永遠の誓いは、忠誠を誓った存在とともにある限り、全能力が向上するスキル。
上昇率はスキルレベル1で能力値1.1倍で、その他のスキルがプラス1。
誓いを捨てた場合は全ての効果が反対に作用する。
最後に可変魔力生物のスキルについてだが、これにはとある事情があった。
何とグレンがリュノアの卵の殻を材料に放り込んでいたのだ。
クロトは事前に気づいていたが、気にせず魔法陣を起動。
結果、リュノアと同じユニークスキルを覚えるに至った。
その後、クロトとグレンはアクアから軽い説教を受けたとか。
設計図に無いものを直前で混入させなどしたら、怒って当然だ。
自分の召喚獣となるのであれば尚更に。
リュノアとラファエルの関係性は・・・姉妹、ということになるのだろうか。
「キュキュッ!」
「はい、よろしくお願いいたします、リュノアお姉様。」
「キュイーッ!」
「ピュイ!?ピュイーピュイー!!」
現在、エメラの召喚獣たるフェニアもまじえて楽しそうに会話をしている。
漆黒龍と全精霊不死鳥と大天使。
希少という言葉では生温いほどに珍しい召喚獣たちだ。
「エメラに続いてアクアまで召喚獣・・・いいですわね・・・。」
「マリアも召喚獣が欲しいの?それならすぐそこにオークの迷宮があるよ?」
「オークを召喚獣にしろと言うんですのっ!?絶対に御免ですわ!」
オーク云々は抜きにしても、現在までに、ぽつぽつと召喚士は増えている。
噂が噂を呼び、今では冒険者の殆どが最低一つの召喚契約魔法陣を持っている。
最初は受け入れられなくても、自分に懐く存在というのは可愛いものなのだ。
「クロト様、お料理の方をお持ちしました」
「ありがとうラファエル。でもね、君の歓迎会なんだから、程々にね?」
「かしこまりました。
・・・歓迎されるというのは、これほどまでに心地良いものなのですね。」
ラファエルがしみじみと呟いた。
クロトの言う通り、現在永遠の眠り亭にてラファエルの歓迎会が行われている。
つい先日も黄昏の門攻略記念会があったが、それはそれ、これはこれ。
「ラファエル、あなたも食べてくださいね?味覚はあるのでしょう?」
「はい、アクア様。おかげ様で、人間と同じ性質を持ち合わせておりますので。」
「その身体能力で人間と同じというのは些か無理があるのではないか・・・?」
アクアとラファエルの会話にカレンがツッコミを入れた。
アクアはアクアで話し方が普段と違うが、部下に対する話し方ということか。
こちらはこちらで中々決まっているというのがクロトの正直な感想だ。
「カレン、そのツッコミはブーメランになりますわよ?」
「カレン殿は私とほとんど同じ身体能力を持ち合わせておりますからね。」
「っ・・・言われてみればそうかもしれない・・・。」
どうやら、クロトとアクア以外に対する呼び方は~殿になるようだ。
クロトやアクアほど目上ではないという認識なのだろう。
勿論、だからといってないがしろにするなどあり得ないが。
クロトの恋人というだけで、その扱いは最上位クラスなのだから。
あくまでも、クロトやアクアとの扱いを少し変えるというだけのことだ。
「あっ、ラファエルさん!私の仕事を取らないでくださいっ!」
「申し訳ございません、リンカ殿。性分なものでして。」
「ううっ・・・気持ちは分かるんだけどね・・・?」
リンカも誰かのために尽くしたい、という性分なので理解はできる。
だが、それとこれとは別問題なのだろう。
「リンカ、注文をお願いするでござるよ。」
「はーい、直ぐに伺います!」
ナツメがリンカを呼び、一緒に居たエメラとヴィオラも追加注文する。
「ん・・・。焼き鳥、を・・・十人前、で・・・。」
「・・・焼き鳥。」
「ピュイっ!?」
ヴィオラの視線を受けてガタガタと震えはじめる全精霊不死鳥のフェニア。
永遠の眠り亭は、今日も今日とて大繁盛であった。
クロトのことはサブマスターとして認識している。
二人の事はマスターもしくは名前+様付けで呼ぶようになった。
ラファエルのステータスはこんな感じだ。
大天使『ラファエル』
種族 真天使 義体
レベル 90
HP 10000
MP 6000
筋力 3500
防御力 3500
魔力 3500
速力 3500
幸運 100
ユニークスキル
可変魔力生物5 天の加護1 永遠の誓い3
レアスキル
氷天剣術10 氷天法術10 天界突破1
天の加護は天系統スキルや耐性系スキルが統合されたスキル。
様々な効果が詰め込まれている汎用性の高いスキルだ。
例を挙げると、能力値強化やスキルのデメリット効果極大減少、不死属性付与。
魔物への与ダメージ増加、魔物からの被ダメージ減少、全適性特大上昇。
どれもこれも強力に過ぎる効果だ。
永遠の誓いは、忠誠を誓った存在とともにある限り、全能力が向上するスキル。
上昇率はスキルレベル1で能力値1.1倍で、その他のスキルがプラス1。
誓いを捨てた場合は全ての効果が反対に作用する。
最後に可変魔力生物のスキルについてだが、これにはとある事情があった。
何とグレンがリュノアの卵の殻を材料に放り込んでいたのだ。
クロトは事前に気づいていたが、気にせず魔法陣を起動。
結果、リュノアと同じユニークスキルを覚えるに至った。
その後、クロトとグレンはアクアから軽い説教を受けたとか。
設計図に無いものを直前で混入させなどしたら、怒って当然だ。
自分の召喚獣となるのであれば尚更に。
リュノアとラファエルの関係性は・・・姉妹、ということになるのだろうか。
「キュキュッ!」
「はい、よろしくお願いいたします、リュノアお姉様。」
「キュイーッ!」
「ピュイ!?ピュイーピュイー!!」
現在、エメラの召喚獣たるフェニアもまじえて楽しそうに会話をしている。
漆黒龍と全精霊不死鳥と大天使。
希少という言葉では生温いほどに珍しい召喚獣たちだ。
「エメラに続いてアクアまで召喚獣・・・いいですわね・・・。」
「マリアも召喚獣が欲しいの?それならすぐそこにオークの迷宮があるよ?」
「オークを召喚獣にしろと言うんですのっ!?絶対に御免ですわ!」
オーク云々は抜きにしても、現在までに、ぽつぽつと召喚士は増えている。
噂が噂を呼び、今では冒険者の殆どが最低一つの召喚契約魔法陣を持っている。
最初は受け入れられなくても、自分に懐く存在というのは可愛いものなのだ。
「クロト様、お料理の方をお持ちしました」
「ありがとうラファエル。でもね、君の歓迎会なんだから、程々にね?」
「かしこまりました。
・・・歓迎されるというのは、これほどまでに心地良いものなのですね。」
ラファエルがしみじみと呟いた。
クロトの言う通り、現在永遠の眠り亭にてラファエルの歓迎会が行われている。
つい先日も黄昏の門攻略記念会があったが、それはそれ、これはこれ。
「ラファエル、あなたも食べてくださいね?味覚はあるのでしょう?」
「はい、アクア様。おかげ様で、人間と同じ性質を持ち合わせておりますので。」
「その身体能力で人間と同じというのは些か無理があるのではないか・・・?」
アクアとラファエルの会話にカレンがツッコミを入れた。
アクアはアクアで話し方が普段と違うが、部下に対する話し方ということか。
こちらはこちらで中々決まっているというのがクロトの正直な感想だ。
「カレン、そのツッコミはブーメランになりますわよ?」
「カレン殿は私とほとんど同じ身体能力を持ち合わせておりますからね。」
「っ・・・言われてみればそうかもしれない・・・。」
どうやら、クロトとアクア以外に対する呼び方は~殿になるようだ。
クロトやアクアほど目上ではないという認識なのだろう。
勿論、だからといってないがしろにするなどあり得ないが。
クロトの恋人というだけで、その扱いは最上位クラスなのだから。
あくまでも、クロトやアクアとの扱いを少し変えるというだけのことだ。
「あっ、ラファエルさん!私の仕事を取らないでくださいっ!」
「申し訳ございません、リンカ殿。性分なものでして。」
「ううっ・・・気持ちは分かるんだけどね・・・?」
リンカも誰かのために尽くしたい、という性分なので理解はできる。
だが、それとこれとは別問題なのだろう。
「リンカ、注文をお願いするでござるよ。」
「はーい、直ぐに伺います!」
ナツメがリンカを呼び、一緒に居たエメラとヴィオラも追加注文する。
「ん・・・。焼き鳥、を・・・十人前、で・・・。」
「・・・焼き鳥。」
「ピュイっ!?」
ヴィオラの視線を受けてガタガタと震えはじめる全精霊不死鳥のフェニア。
永遠の眠り亭は、今日も今日とて大繁盛であった。
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