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第二部「創世神降臨」編
VS深橙龍2
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もう一度ステータスを確認し直すクロト。
深橙龍
種族 魔物 亜神 幻想種
レベル 151
HP 18000
MP 27990
筋力 99999
防御力 99999
魔力 99999
速力 99999
幸運 140
ユニークスキル
深橙龍2
どうやら、常にMPを消費し続けるというデメリットがあるようだ。
クロトは試しに闇輪を生成してみたが、99999のまま変化なし。
恐らく、本来なら240000の能力値。
それを半減させても99999を超えるので無意味ということだろう。
99999を超えられないのは神格の有無が関わっていると推測される。
クロトは闇輪を消して、現有戦力で戦い抜くことを決めた。
なお、アクアは神になったせいか、自分以外の補助を魔力に受けられない。
水神突破を使わない限り、魔力は99999から変動しないだろう。
そしてその水神突破は、現状では効果時間などに難があるのだ。
「GYAAAAAA!」
「アクア!」
深橙龍はクロトよりアクアを与しやすしと判断してそちらへ向かった。
後衛から倒すのは戦闘の基本だが、今回は例外だった。
「水神魔法・明鏡止水!」
「GYA!?」
アクアの姿が目の前から消えて、行き場を失う深橙龍。
そこへ隠密者を発動させたクロトが襲い掛かる。
龍や竜には隠密者が効きづらいが、それでも全く効かない訳ではない。
それ故に、要所要所で使うのだ。
「神天八奏連閃・龍絶!」
「GYUOOOOOO!?」
アクアを探すことに気をとられていた龍は直前までクロトに気づけなかった。
クロトによる八連撃は、その右翼を切断することに成功する。
片翼の半分を失いバランスを崩している龍に、姿を隠したアクアが追撃。
「水神魔法・神氷天絶波!」
「GYUAAAAAAAA!?」
攻撃手段の一つである尾の一部に氷刃が集中し、斬り飛ばした。
龍は激しい痛みに悲鳴を上げている。
だが、そこは龍たるもの意地があるのか、悲鳴を上げつつも反撃。
攻撃時に姿を現したアクアにブレスを放った。
その超高温ブレスは、まともに喰らったらまず助からない威力だ。
魔力が99999のアクアでも無事では済むまい。
「水天神魔法・凍てつく太陽!」
アクアは水神魔法と天神魔法を組み合わせたオリジナル魔法を発動。
まるで太陽と錯覚するような巨大な氷の球体が生成され、ブレスと激突。
「はあああああああっ!!」
「GYAAAAAAAAAAA!!」
深橙龍のブレスとアクアの魔法は拮抗。
ブレスが少しずつ神氷を溶かしているが、神氷は龍に迫っている。
どちらも魔力99999を全力行使した最大級の一撃で、お互いに全力だ。
決着は・・・引き分け。
魔法は龍に辿り着く寸前に、破壊された。
そして、この瞬間を狙っていた者が一名。
「創世十六夜連閃・神断!」
「GAAAAAAAAA!?!?」
立ち込める水蒸気の中に隠密しつつ転移で飛び込んだクロト。
龍の左翼を十六連撃で、根元から斬り飛ばした。
翼がなくなった龍は上手く空を飛べず、地面に墜落していく。
本当はここでアクアが追撃したいところだが、それは難しい。
先程の、国を一つ更地にしてしまうレベルの大技で、消耗が激しいのだ。
クロトも、接近して追撃するのはリスクが高いと判断して法術で追撃。
「天神法術・天落世界!」
ドゴオオオオッ!という轟音とともに、落下していた龍が地面に叩きつけられた。
大地はひび割れ酷いありさまだが、龍はまだ生きている。
いや、生きているどころか、三割以上HPを残している。
恐ろしいほどタフな生命体である。
クロトとアクアは空を飛びながら止めとなる魔法の準備をする。
クロトと分身は龍を逃がさないように押さえつける役。
アクアは龍を確実に絶命する役だ。
「「「「天神法術・天落世界!」」」」
「水天神魔法・雷神の鉄槌っ!!」
「GAAAAAAAAAAAAA!!」
多元天落世界に押さえつけられながらも、ブレスでアクアの魔法を迎撃する龍。
全てのMPを込めた、正真正銘全力のブレス。
・・・そのブレスは、超巨大な雷が纏っていた神水が相殺してしまった。
結果、直径百メートルはあるかという雷柱はそのままの威力で深橙龍に炸裂。
「GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!?」
深橙龍は耐える。
いつか迎える攻撃の終わりを目指して、ひたすらに耐える。
深橙龍は知らない。
範囲を絞った雷神の鉄槌に、終わりなど無いことを。
数十秒後、トールハンマーが深橙龍のHPをゼロにした。
後に残ったのはボロボロの死体と、死体が存在する深い穴であった。
深橙龍
種族 魔物 亜神 幻想種
レベル 151
HP 18000
MP 27990
筋力 99999
防御力 99999
魔力 99999
速力 99999
幸運 140
ユニークスキル
深橙龍2
どうやら、常にMPを消費し続けるというデメリットがあるようだ。
クロトは試しに闇輪を生成してみたが、99999のまま変化なし。
恐らく、本来なら240000の能力値。
それを半減させても99999を超えるので無意味ということだろう。
99999を超えられないのは神格の有無が関わっていると推測される。
クロトは闇輪を消して、現有戦力で戦い抜くことを決めた。
なお、アクアは神になったせいか、自分以外の補助を魔力に受けられない。
水神突破を使わない限り、魔力は99999から変動しないだろう。
そしてその水神突破は、現状では効果時間などに難があるのだ。
「GYAAAAAA!」
「アクア!」
深橙龍はクロトよりアクアを与しやすしと判断してそちらへ向かった。
後衛から倒すのは戦闘の基本だが、今回は例外だった。
「水神魔法・明鏡止水!」
「GYA!?」
アクアの姿が目の前から消えて、行き場を失う深橙龍。
そこへ隠密者を発動させたクロトが襲い掛かる。
龍や竜には隠密者が効きづらいが、それでも全く効かない訳ではない。
それ故に、要所要所で使うのだ。
「神天八奏連閃・龍絶!」
「GYUOOOOOO!?」
アクアを探すことに気をとられていた龍は直前までクロトに気づけなかった。
クロトによる八連撃は、その右翼を切断することに成功する。
片翼の半分を失いバランスを崩している龍に、姿を隠したアクアが追撃。
「水神魔法・神氷天絶波!」
「GYUAAAAAAAA!?」
攻撃手段の一つである尾の一部に氷刃が集中し、斬り飛ばした。
龍は激しい痛みに悲鳴を上げている。
だが、そこは龍たるもの意地があるのか、悲鳴を上げつつも反撃。
攻撃時に姿を現したアクアにブレスを放った。
その超高温ブレスは、まともに喰らったらまず助からない威力だ。
魔力が99999のアクアでも無事では済むまい。
「水天神魔法・凍てつく太陽!」
アクアは水神魔法と天神魔法を組み合わせたオリジナル魔法を発動。
まるで太陽と錯覚するような巨大な氷の球体が生成され、ブレスと激突。
「はあああああああっ!!」
「GYAAAAAAAAAAA!!」
深橙龍のブレスとアクアの魔法は拮抗。
ブレスが少しずつ神氷を溶かしているが、神氷は龍に迫っている。
どちらも魔力99999を全力行使した最大級の一撃で、お互いに全力だ。
決着は・・・引き分け。
魔法は龍に辿り着く寸前に、破壊された。
そして、この瞬間を狙っていた者が一名。
「創世十六夜連閃・神断!」
「GAAAAAAAAA!?!?」
立ち込める水蒸気の中に隠密しつつ転移で飛び込んだクロト。
龍の左翼を十六連撃で、根元から斬り飛ばした。
翼がなくなった龍は上手く空を飛べず、地面に墜落していく。
本当はここでアクアが追撃したいところだが、それは難しい。
先程の、国を一つ更地にしてしまうレベルの大技で、消耗が激しいのだ。
クロトも、接近して追撃するのはリスクが高いと判断して法術で追撃。
「天神法術・天落世界!」
ドゴオオオオッ!という轟音とともに、落下していた龍が地面に叩きつけられた。
大地はひび割れ酷いありさまだが、龍はまだ生きている。
いや、生きているどころか、三割以上HPを残している。
恐ろしいほどタフな生命体である。
クロトとアクアは空を飛びながら止めとなる魔法の準備をする。
クロトと分身は龍を逃がさないように押さえつける役。
アクアは龍を確実に絶命する役だ。
「「「「天神法術・天落世界!」」」」
「水天神魔法・雷神の鉄槌っ!!」
「GAAAAAAAAAAAAA!!」
多元天落世界に押さえつけられながらも、ブレスでアクアの魔法を迎撃する龍。
全てのMPを込めた、正真正銘全力のブレス。
・・・そのブレスは、超巨大な雷が纏っていた神水が相殺してしまった。
結果、直径百メートルはあるかという雷柱はそのままの威力で深橙龍に炸裂。
「GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!?」
深橙龍は耐える。
いつか迎える攻撃の終わりを目指して、ひたすらに耐える。
深橙龍は知らない。
範囲を絞った雷神の鉄槌に、終わりなど無いことを。
数十秒後、トールハンマーが深橙龍のHPをゼロにした。
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