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第二部「創世神降臨」編
再誕の影響と誓い
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地底樹が再誕したころ、エルフの里にて。
「今日も異常は無さそうで何よりよね。」
定期的に世界樹の様子を見に来ていたセーラ。
今日も異常が無いことを確認して、一安心。
セーラは世界樹の根元に座り込む。
そこは、以前クロトと談笑した時に、座った場所。
この場所に座ると、否応なく、クロトの事を思い出してしまう。
無表情ながらも、強い信念を宿した黒い瞳。
中性的ながらも、格好良いと言える顔。
若いながらも、自分と同じ領域にある強さ。
他人には冷徹だが、懐へ入れた者へ見せる、優しさに溢れる表情。
ふとした拍子に見せる、恥ずかしそうな反応。
セーラはどれを思い出しても、胸の鼓動が激しくなる。
カッと顔が火照り、今すぐにでも会いたい衝動に襲われる。
もう一度会って、以前のように楽しく談笑したい。
クロトと一時の別れを迎えたが故に、セーラの想いは募りに募っていた。
初めこそ、この感情は何かの勘違いで、クロトにもそんなつもりは無い。
必死でそう思い込もうとした。
この年になっての初恋など、素直には受け入れられなかったのだ。
長く生き過ぎた弊害と言えるかもしれない。
だが、別れから二週間も経てば、そんな誤魔化しは出来なくなっていた。
ついには、一日中クロトのことを思い浮かべてしまうように。
あの瞳で自分を見つめて欲しい。
線は細いながらも力強い腕で、また抱き締めて欲しい。
どんな言葉でも良いから、自分に語り掛けて欲しい。
そんな願望が溢れそうになって、ようやくセーラは認めた。
クロトに恋をしてしまったということを。
クロトがエルフの里を去ってから、一か月後の出来事である。
あまりにも遅い答えに、レフィとユフィは呆れていた。
セーラは現在、再び訪れると約束したクロトを、今か今かと待ち続けている。
まだ先の話だと分かっているのに、明日にでも来ないかと期待してしまうのだ。
時間が経つのをこれ程遅く感じるのは初めての経験である。
クロトもことを想ってため息をつくセーラ。
誰がどう見ても、恋する乙女にしか見えないだろう。
(はぁ・・・早くクロト君に会いたい・・・!)
セーラがそう思った直後のことだった。
ドクン!!
「っ!?世界樹が脈動した・・・!まるであの時みたい・・・。」
セーラは世界樹に手を当てて、その意志を感じ取る。
「・・・会いたい?誰に、いえ、何に・・・?」
世界樹が何に会いたがっているのかについて、集中して感じ取る。
「・・・兄弟?どういうことなの・・・?」
セーラは地底樹の存在を殆ど知らないので、その答えを出せなかった。
本来、世界樹と地底樹の間に、互いの事を知る能力は無い。
だが、それでも。
地底樹が再誕した瞬間、ナニカを感じ取ったのかもしれない。
世界樹ユグドラシルは、まだ見ぬ存在のことを想い、その葉を揺らした。
同時刻、カラーヴォイス王国王都、王城にて。
地底樹グランディアは、大地の力を一身に受けて、聳え立っていた。
世界樹よりは低いが、地下部分も含めれば、同等の大きさである。
地底樹の地下部分は地下茎のようになっており、一つ一つがかなり広い。
クロトが神の瞳で見た限りでは、色々と出来そうな空間である。
「リオン、大丈夫?」
「ううっ、ひぐっ・・・!」
リオンは涙を流しながら、クロトにもたれかかった。
クロトはそれを支えてやる。
「何で、そんなに・・・自分を責めて・・・!」
どうやら、地底樹の想いを感じ取ったが故の涙のようだ。
創世神クラリアセレスが自分を責め続けて、それを悲しむ地底樹。
意識を繋げることで地底樹の想いを自分の想いと混同してしまったのだろう。
「ありがとう、リオン。少し休んで?」
「ぐすっ・・・・・・うん、有難う、クロト君・・・。」
リオンは、かつてない程に大人っぽい微笑みを浮かべ、感謝を伝えた。
ハッキリ言ってしまえば、とても男には見えない。
恐らくだが、地底樹の感覚が一時的に残ってしまっているせいだと思われる。
クロトはリオンを私室のベッドへ運んで、元の場所へ。
とりあえず、地底樹には、一般の人々に見えないような隠蔽を掛けた。
騒ぎになられても面倒なので、当然の措置だろう。
そしてクロトは、地底樹に手を当てて、その意志を感じ取る。
(母、謝罪、許し、幸福。世界樹と同じ想いなんだね・・・。)
クロトは想いの確認をした後、地底樹に頼みごとをする。
(グランディア、僕も君の母を幸せにしたい。そのためにも力を貸して欲しい。)
(・・・・・・・・・・・・!!)
地底樹から肯定の返事があり、また、自分に何ができるのかをクロトに尋ねた。
(君の体の一部を分けて欲しいんだ。お願いできるかな?)
(・・・・・・!)
お安い御用だと言いたげに、指定した素材をクロトの前へ。
世界樹もそうだったが、地底樹も己の身を切ることを、欠片も躊躇わない。
やはり、現状は間違っている。
何故、これ程までに心優しきものたちが、苦しまねばならないのか。
創世神クラリアセレス共々、幸せになるべきだろう。
ミスのせいで被害を被った者たちのことなど、もはやどうでもいい。
クロトは、必ずクラリスを幸せにすると誓い、地底樹から手を離した。
「今日も異常は無さそうで何よりよね。」
定期的に世界樹の様子を見に来ていたセーラ。
今日も異常が無いことを確認して、一安心。
セーラは世界樹の根元に座り込む。
そこは、以前クロトと談笑した時に、座った場所。
この場所に座ると、否応なく、クロトの事を思い出してしまう。
無表情ながらも、強い信念を宿した黒い瞳。
中性的ながらも、格好良いと言える顔。
若いながらも、自分と同じ領域にある強さ。
他人には冷徹だが、懐へ入れた者へ見せる、優しさに溢れる表情。
ふとした拍子に見せる、恥ずかしそうな反応。
セーラはどれを思い出しても、胸の鼓動が激しくなる。
カッと顔が火照り、今すぐにでも会いたい衝動に襲われる。
もう一度会って、以前のように楽しく談笑したい。
クロトと一時の別れを迎えたが故に、セーラの想いは募りに募っていた。
初めこそ、この感情は何かの勘違いで、クロトにもそんなつもりは無い。
必死でそう思い込もうとした。
この年になっての初恋など、素直には受け入れられなかったのだ。
長く生き過ぎた弊害と言えるかもしれない。
だが、別れから二週間も経てば、そんな誤魔化しは出来なくなっていた。
ついには、一日中クロトのことを思い浮かべてしまうように。
あの瞳で自分を見つめて欲しい。
線は細いながらも力強い腕で、また抱き締めて欲しい。
どんな言葉でも良いから、自分に語り掛けて欲しい。
そんな願望が溢れそうになって、ようやくセーラは認めた。
クロトに恋をしてしまったということを。
クロトがエルフの里を去ってから、一か月後の出来事である。
あまりにも遅い答えに、レフィとユフィは呆れていた。
セーラは現在、再び訪れると約束したクロトを、今か今かと待ち続けている。
まだ先の話だと分かっているのに、明日にでも来ないかと期待してしまうのだ。
時間が経つのをこれ程遅く感じるのは初めての経験である。
クロトもことを想ってため息をつくセーラ。
誰がどう見ても、恋する乙女にしか見えないだろう。
(はぁ・・・早くクロト君に会いたい・・・!)
セーラがそう思った直後のことだった。
ドクン!!
「っ!?世界樹が脈動した・・・!まるであの時みたい・・・。」
セーラは世界樹に手を当てて、その意志を感じ取る。
「・・・会いたい?誰に、いえ、何に・・・?」
世界樹が何に会いたがっているのかについて、集中して感じ取る。
「・・・兄弟?どういうことなの・・・?」
セーラは地底樹の存在を殆ど知らないので、その答えを出せなかった。
本来、世界樹と地底樹の間に、互いの事を知る能力は無い。
だが、それでも。
地底樹が再誕した瞬間、ナニカを感じ取ったのかもしれない。
世界樹ユグドラシルは、まだ見ぬ存在のことを想い、その葉を揺らした。
同時刻、カラーヴォイス王国王都、王城にて。
地底樹グランディアは、大地の力を一身に受けて、聳え立っていた。
世界樹よりは低いが、地下部分も含めれば、同等の大きさである。
地底樹の地下部分は地下茎のようになっており、一つ一つがかなり広い。
クロトが神の瞳で見た限りでは、色々と出来そうな空間である。
「リオン、大丈夫?」
「ううっ、ひぐっ・・・!」
リオンは涙を流しながら、クロトにもたれかかった。
クロトはそれを支えてやる。
「何で、そんなに・・・自分を責めて・・・!」
どうやら、地底樹の想いを感じ取ったが故の涙のようだ。
創世神クラリアセレスが自分を責め続けて、それを悲しむ地底樹。
意識を繋げることで地底樹の想いを自分の想いと混同してしまったのだろう。
「ありがとう、リオン。少し休んで?」
「ぐすっ・・・・・・うん、有難う、クロト君・・・。」
リオンは、かつてない程に大人っぽい微笑みを浮かべ、感謝を伝えた。
ハッキリ言ってしまえば、とても男には見えない。
恐らくだが、地底樹の感覚が一時的に残ってしまっているせいだと思われる。
クロトはリオンを私室のベッドへ運んで、元の場所へ。
とりあえず、地底樹には、一般の人々に見えないような隠蔽を掛けた。
騒ぎになられても面倒なので、当然の措置だろう。
そしてクロトは、地底樹に手を当てて、その意志を感じ取る。
(母、謝罪、許し、幸福。世界樹と同じ想いなんだね・・・。)
クロトは想いの確認をした後、地底樹に頼みごとをする。
(グランディア、僕も君の母を幸せにしたい。そのためにも力を貸して欲しい。)
(・・・・・・・・・・・・!!)
地底樹から肯定の返事があり、また、自分に何ができるのかをクロトに尋ねた。
(君の体の一部を分けて欲しいんだ。お願いできるかな?)
(・・・・・・!)
お安い御用だと言いたげに、指定した素材をクロトの前へ。
世界樹もそうだったが、地底樹も己の身を切ることを、欠片も躊躇わない。
やはり、現状は間違っている。
何故、これ程までに心優しきものたちが、苦しまねばならないのか。
創世神クラリアセレス共々、幸せになるべきだろう。
ミスのせいで被害を被った者たちのことなど、もはやどうでもいい。
クロトは、必ずクラリスを幸せにすると誓い、地底樹から手を離した。
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