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第一部「六色の瞳と魔の支配者」編
クロトVSミカエル
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「っ!?な・・・。」
ミカエルは臨界突破を行使した後も、震えが止まらない。
目の前にいるのは、漆黒の十二翼を持つ、悪の化身のよう。
クロトは、「限定隔離魔法陣」を発動させる手もあるが、それは行わない。
臨界突破の効果が切れるのを待たずとも、問題なく勝てるからだ。
クロトは光輪と闇輪を生成。
平均能力値は、クロト3000に対し、ミカエル5000となった。
更に、模倣の鏡で橙の瞳の効果を発動。
スキルレベル5なので、能力値が100%上昇。
そして、スキルレベルは5つ上昇する。
これで、ミカエルが、平均能力値5000とレアスキル「雷天剣術」10。
クロトが、平均能力値6000とユニークスキル「始祖天剣術・速」14相当。
戦闘力差は隔絶しており、光輪と闇輪の効果時間内、15分で仕留め切れる。
「っ、なぜっ!?なぜたかが人間がっ、ここまで私を追い詰めているのっ!?」
「さあ?自分で考えてみたら?」
ミカエルは取り乱し、クロトは冷静に追い詰めていく。
既に詰めの段階に入りかけているようだ。
「ふざけないでっ!私は、天使長ミカエルなのよ!?」
「・・・だから何?」
「人間など、私にひれ伏して居ればいいのよ!」
ミカエルは既に満身創痍。
そんな中でも、口汚く喚き続ける。
ラファエルの爪の垢でも煎じて飲ませてやりたい気分のクロト。
さっさと詰めに入ることにした。
「はぁ・・・。天使統率でも使えば?」
「っ!そうよ、それがあった!」
ミカエルは急に余裕を取り戻し、天使を召喚する。
その数は、十万体ほどだろうか。
割合は、セラフィム100、ケルビム200、後は倍々に増えていく。
残った分は、すべてアークエンジェルだ。
クロトはそれを確認したのち、とある技を使用。
「流星神天龍・無限」
クロトの声と共に、隠蔽されていた天剣が動く。
その天剣たちは全て、炎、氷、雷、地、空間、龍力、超隠蔽を纏っている。
天剣の総数は・・・数えきれない。
まさに、無限。
これは、隠密者応用の効果で、存在創造と魔法存在を、複合応用した結果だ。
存在複製の応用により、剣の分身を大量に生成。
魔法存在の応用により、剣に命令を与えるだけで、自律行動するようになる。
存在創造の複製による分身の数に、本来制限などない。
思考能力が足りず、扱いきれないので出さないだけだ。
初のゲイザー戦は特別だ。
また、魔法存在を応用し、剣を自律行動させる。
それによって、クロトの思考領域は殆ど使わない。
なお、これらは全て神天魔の法衣、その模倣結晶の助けを受けた上での結果だ。
無限の天剣は、天駆ける龍の如く。
そして、全ての天使を絶命させた。
「・・・・・・。」
ミカエルは何も言えなかった。
余りにも格が違い過ぎる。
天使の召喚は、軽く人類を滅ぼせるレベルだというのに、クロトは瞬殺。
まだ天界突破も行使していない。
ミカエルは呆然としたまま戦意喪失。
「神天十六夜連閃・龍絶!」
ミカエルはズタズタに切り裂かれて絶命。
勝利したクロトは、ダンジョンボス戦の感想を述べた。
「ラファエルが一番強そう、かも?」
その後、アクアとラファエルが戦い、自分の予想が正しかったと確信した。
クロトの分身によって、既にミカエルは倒されたことを知らされた三人。
魔法陣を解除して、元の部屋に戻って来た。
「クロト、お疲れ、さ、ま・・・何だ、この惨状は?」
カレンが目を見開いている。
無数の天使が無数の剣に貫かれて絶命している状況。
紛う事なき地獄絵図だ。
「・・・・・・。」
「・・・流石はクロト。」
ヴィオラはクロトを褒め称え、アクアはあまりの惨状に絶句。
そしてアクアは、返答を予想していながら、疑問を投げかけた。
「これは・・・召喚される前に、ミカエルを倒せたのでは?」
クロトは、当然といった表情をしながら、こう返答した。
「だってさ・・・召喚してくれれば、その分の素材がお金になるよね?」
「「「・・・・・・それは酷い。」」」
思わずそう零したアクアたち。
天種のセラフィムも居るのに、酷い扱いだ。
なお今回、その他の戦果は多め。
まず、雷天結晶、氷天結晶、炎天結晶、地天結晶。
ミカエルからは、天の祝福、風と雷の祝福。
ウリエルからは、火と炎の祝福。
ガブリエルからは、土と地の祝福。
そしてラファエルからは、水と氷の祝福、ラファエルの魂、ラファエルの心。
セラフィム以下の天使たちの素材。
・・・どう見てもラファエルだけ異常であった。
さすがに予想外だったクロトは、頭を捻り始めたのだった。
ミカエルは臨界突破を行使した後も、震えが止まらない。
目の前にいるのは、漆黒の十二翼を持つ、悪の化身のよう。
クロトは、「限定隔離魔法陣」を発動させる手もあるが、それは行わない。
臨界突破の効果が切れるのを待たずとも、問題なく勝てるからだ。
クロトは光輪と闇輪を生成。
平均能力値は、クロト3000に対し、ミカエル5000となった。
更に、模倣の鏡で橙の瞳の効果を発動。
スキルレベル5なので、能力値が100%上昇。
そして、スキルレベルは5つ上昇する。
これで、ミカエルが、平均能力値5000とレアスキル「雷天剣術」10。
クロトが、平均能力値6000とユニークスキル「始祖天剣術・速」14相当。
戦闘力差は隔絶しており、光輪と闇輪の効果時間内、15分で仕留め切れる。
「っ、なぜっ!?なぜたかが人間がっ、ここまで私を追い詰めているのっ!?」
「さあ?自分で考えてみたら?」
ミカエルは取り乱し、クロトは冷静に追い詰めていく。
既に詰めの段階に入りかけているようだ。
「ふざけないでっ!私は、天使長ミカエルなのよ!?」
「・・・だから何?」
「人間など、私にひれ伏して居ればいいのよ!」
ミカエルは既に満身創痍。
そんな中でも、口汚く喚き続ける。
ラファエルの爪の垢でも煎じて飲ませてやりたい気分のクロト。
さっさと詰めに入ることにした。
「はぁ・・・。天使統率でも使えば?」
「っ!そうよ、それがあった!」
ミカエルは急に余裕を取り戻し、天使を召喚する。
その数は、十万体ほどだろうか。
割合は、セラフィム100、ケルビム200、後は倍々に増えていく。
残った分は、すべてアークエンジェルだ。
クロトはそれを確認したのち、とある技を使用。
「流星神天龍・無限」
クロトの声と共に、隠蔽されていた天剣が動く。
その天剣たちは全て、炎、氷、雷、地、空間、龍力、超隠蔽を纏っている。
天剣の総数は・・・数えきれない。
まさに、無限。
これは、隠密者応用の効果で、存在創造と魔法存在を、複合応用した結果だ。
存在複製の応用により、剣の分身を大量に生成。
魔法存在の応用により、剣に命令を与えるだけで、自律行動するようになる。
存在創造の複製による分身の数に、本来制限などない。
思考能力が足りず、扱いきれないので出さないだけだ。
初のゲイザー戦は特別だ。
また、魔法存在を応用し、剣を自律行動させる。
それによって、クロトの思考領域は殆ど使わない。
なお、これらは全て神天魔の法衣、その模倣結晶の助けを受けた上での結果だ。
無限の天剣は、天駆ける龍の如く。
そして、全ての天使を絶命させた。
「・・・・・・。」
ミカエルは何も言えなかった。
余りにも格が違い過ぎる。
天使の召喚は、軽く人類を滅ぼせるレベルだというのに、クロトは瞬殺。
まだ天界突破も行使していない。
ミカエルは呆然としたまま戦意喪失。
「神天十六夜連閃・龍絶!」
ミカエルはズタズタに切り裂かれて絶命。
勝利したクロトは、ダンジョンボス戦の感想を述べた。
「ラファエルが一番強そう、かも?」
その後、アクアとラファエルが戦い、自分の予想が正しかったと確信した。
クロトの分身によって、既にミカエルは倒されたことを知らされた三人。
魔法陣を解除して、元の部屋に戻って来た。
「クロト、お疲れ、さ、ま・・・何だ、この惨状は?」
カレンが目を見開いている。
無数の天使が無数の剣に貫かれて絶命している状況。
紛う事なき地獄絵図だ。
「・・・・・・。」
「・・・流石はクロト。」
ヴィオラはクロトを褒め称え、アクアはあまりの惨状に絶句。
そしてアクアは、返答を予想していながら、疑問を投げかけた。
「これは・・・召喚される前に、ミカエルを倒せたのでは?」
クロトは、当然といった表情をしながら、こう返答した。
「だってさ・・・召喚してくれれば、その分の素材がお金になるよね?」
「「「・・・・・・それは酷い。」」」
思わずそう零したアクアたち。
天種のセラフィムも居るのに、酷い扱いだ。
なお今回、その他の戦果は多め。
まず、雷天結晶、氷天結晶、炎天結晶、地天結晶。
ミカエルからは、天の祝福、風と雷の祝福。
ウリエルからは、火と炎の祝福。
ガブリエルからは、土と地の祝福。
そしてラファエルからは、水と氷の祝福、ラファエルの魂、ラファエルの心。
セラフィム以下の天使たちの素材。
・・・どう見てもラファエルだけ異常であった。
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