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4章
221 準決勝 VS サクラ 後編
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《熟練度が一定に達し【気配感知】スキルがLv12になりました》
《熟練度が一定に達し【魔力感知】スキルがLv11になりました》
《熟練度が一定に達し【気配制御】スキルがLv6になりました》
《熟練度が一定に達し【魔眼】スキルがLv4になりました》
《熟練度が一定に達し【未来視】スキルがLv8になりました》
《熟練度が一定に達し【超反応】スキルがLv6になりました》
試合開始から二十五分が経過して、残り時間は五分。
あれから一進一退の攻防が続いている。
現状の残りHPは僕が六割でサクラが四割。
僕に掛かっているデバフは全部で五つ。
『縛速の旋律・第一章』『縛攻の旋律・第一章』『縛守の旋律・第一章』
『呪撃の旋律』『全縛の旋律・第二章』
逆に、サクラに掛かっているバフも、五つ。
『与速の旋律・第一章』『与攻の旋律・第一章』『与守の旋律・第一章』
『聖呪の旋律』『全与の旋律・第二章』
結果として、
僕の基礎能力値は三割ずつ減少した状態かつHP減少。
サクラの基礎能力値は三割ずつ上昇した状態かつHPリジェネ。
これまでの試合で使っていないものまで使用してきた。
全ての基礎能力値を二割上昇させる『全与の旋律・第二章』がそれにあたる。
このまま守りに入る?
・・・何を馬鹿なことを。
「あははっ・・・もっと早くです~!遅れないでついてきてください~!」
「言われずとも、最後まで付き合うさ。
『パワースローイング』『ダブルスラスト』!」
落ちていたナイフを拾って投擲しつつ、槍の刺突を繰り出した。
サクラはナイフを受けて刺突は回避。
「うふふっ・・・こんなに楽しいのは初めてです~!
ここから演奏はクライマックス・・・『シンクロストリーム』ですっ!!」
サクラがそのアーツを使用した瞬間、変化は劇的だった。
僕の能力値が三割減から五割減になり、サクラは逆に五割増し。
僕のHP減少速度とサクラのHP回復速度は上昇している。
アナザースキルのアーツか・・・!
曲も自然な流れで曲調の激しいものに変わっている。
「そんなのを隠していたなんて、随分つれないんだな?」
「あははっ・・・たった今覚えたんですよ~!レベル10になりましたから~!
そんなことより早く速くっ!ここから遅れたら、絶対に許しませんからね~!」
言われずとも、遅れるつもりはないさ。
それはすなわち敗北を意味するんだからな。
・・・ま、楽しむことが最優先なのは変わらないが。
「それならこっちもいこうか。
『アクセラレーション』『アクセルドライブ』っ!」
後者は攻撃に高速回転の力を加えて放つアーツなのだが・・・。
こんな使い方したのは初めてだ。
でも、何となくできると思ったのだ。
すなわち・・・アクセラレーションの効果増大である。
・・・発動と同時に、周囲がいつもの加速時よりも更にゆったりと動き始める。
そんな加速の中、サクラと目が合った。
こんな状態でも、サクラはこちらを認識しているということ。
世界の見え方が違うからだろう。
きっと彼女は、目ではなく・・・耳と肌で世界を視ているのだ。
加速中ゆえか、いつものように表情には現れない。
だが、今の彼女は、心底楽しそうだと確信できる。
僕は加速したままで、過去最高速の刺突を、過去最大級に流れに任せて放つ。
「『スラスト』『トリニティ・ロード』『スラスト』っ!」
避けられないはずの速度で放たれた二発の『スラスト』は不思議と空を切った。
普通に放っては全て回避されるので、意図的にリズムを変えて、最初と最後をわざとはずしたのだ。
本命である、その間に挟まった『トリニティ―・ロード』は、一発のクリティカルと二発のノーマルヒットに。
これだけやっても、本命は一勝二分けか。
加速が終了して時間が元通りに動き出す。
「すごいすごいっ・・・!!
とっても綺麗に流れから外れてっ、なのに最高の音でした~!!」
「そうか・・・お褒めに預かれて光栄だ」
彼女の言うことを完全に理解できている訳ではないが、ニュアンスは分かる。
口で説明しろと言われても困るけどな。
試合時間は残り三分。
サクラのHPは残り二割と少しまで削れているが、僕のHPも五割を切った。
「ここからがフィナーレです~!
一緒に全力で駆け抜けましょう~!
全部破壊してくださいね~? 『サウンドストリーム』ですっ!!」
サクラの周囲にボールくらいの大きさをした鈴が・・・十三個出現。
フランがやられた奴だと思うが、切り札とは違ったのか?
大きさも、フランの話ではサッカーボール大だったはずだが、これはバスケットボール並に大きい。
それに・・・破壊して、だと?
何かの罠・・・などと考える前に体が動いていた。
「『アクセラレーション』『アクセルドライブ』!」
加速状態に入り、周囲の動きが緩やかに。
先程よりもさらに加速している。
鈴を見据えると・・・爆発するにも順番がありそうだ。
僕は最後に爆発する方から順番に刺突で破壊していく。
一つ、二つ、三つ。
四つ、五つ、六つ、七つ、八つ。
九つ、十つ。
十一個・・・十二個・・・・・・そして爆発と同時に、十三個目っ!
これで、正解だろう?
そんな意図を込めてサクラを見ると、とても嬉しそうな雰囲気が伝わってきた。
加速が終了すると同時に、鈴が高速なリズムを刻み破壊音を鳴り響かせた。
最後の一つは大音量で、目覚めるような音だった。
僕もサクラもHPダメージを喰らっているが、そんなことは気にならない。
爆発の前に破壊することでダメージは防げたんだな、きっと。
「完璧にして不完全。アスト、あなたは最高です~!!」
わざわざダメージを負わない方法を教えてまでこだわったことなのだ。
意図をくんでもらえて本当に嬉しかったんだろうな。
というか、本当に勝ちは二の次・・・いや、楽しむことこそが勝利への近道、か。
残り時間は一分を切った。
ここから最後の攻防だ。
サクラが次々と鈴を生成し、僕がそれを破壊する。
お互いに少しずつダメージを受けながら試合は進み・・・。
《熟練度が一定に達し【加速】スキルがLv10になりました》
《【加速】レベル10アーツ『オーバーアクセル』を習得しました》
《【加速】スキルが最高値になりました》
「これで最後。さあ、御一緒にどうぞです~」
サクラの意図を読み取って、槍を構える。
「『シンクロストリーム』ですっ!!」
「『オーバーアクセル』っ!!」
加速を重ねた、その更に先の段階へ踏み入る。
まるで世界が止まったような、そんな感覚の中。
僕は、実態無きサクラの旋律と矛を交えた。
『タイムアーップッ!!
舞うような変幻自在の戦いの末、勝利を掴み取ったのはっ・・・!
この人っ・・・・・・『【瞬刻の戦神】アスト選手』ですっ!!』
気づけばそんな声が、頭に響いてきたのだった。
《熟練度が一定に達し【魔力感知】スキルがLv11になりました》
《熟練度が一定に達し【気配制御】スキルがLv6になりました》
《熟練度が一定に達し【魔眼】スキルがLv4になりました》
《熟練度が一定に達し【未来視】スキルがLv8になりました》
《熟練度が一定に達し【超反応】スキルがLv6になりました》
試合開始から二十五分が経過して、残り時間は五分。
あれから一進一退の攻防が続いている。
現状の残りHPは僕が六割でサクラが四割。
僕に掛かっているデバフは全部で五つ。
『縛速の旋律・第一章』『縛攻の旋律・第一章』『縛守の旋律・第一章』
『呪撃の旋律』『全縛の旋律・第二章』
逆に、サクラに掛かっているバフも、五つ。
『与速の旋律・第一章』『与攻の旋律・第一章』『与守の旋律・第一章』
『聖呪の旋律』『全与の旋律・第二章』
結果として、
僕の基礎能力値は三割ずつ減少した状態かつHP減少。
サクラの基礎能力値は三割ずつ上昇した状態かつHPリジェネ。
これまでの試合で使っていないものまで使用してきた。
全ての基礎能力値を二割上昇させる『全与の旋律・第二章』がそれにあたる。
このまま守りに入る?
・・・何を馬鹿なことを。
「あははっ・・・もっと早くです~!遅れないでついてきてください~!」
「言われずとも、最後まで付き合うさ。
『パワースローイング』『ダブルスラスト』!」
落ちていたナイフを拾って投擲しつつ、槍の刺突を繰り出した。
サクラはナイフを受けて刺突は回避。
「うふふっ・・・こんなに楽しいのは初めてです~!
ここから演奏はクライマックス・・・『シンクロストリーム』ですっ!!」
サクラがそのアーツを使用した瞬間、変化は劇的だった。
僕の能力値が三割減から五割減になり、サクラは逆に五割増し。
僕のHP減少速度とサクラのHP回復速度は上昇している。
アナザースキルのアーツか・・・!
曲も自然な流れで曲調の激しいものに変わっている。
「そんなのを隠していたなんて、随分つれないんだな?」
「あははっ・・・たった今覚えたんですよ~!レベル10になりましたから~!
そんなことより早く速くっ!ここから遅れたら、絶対に許しませんからね~!」
言われずとも、遅れるつもりはないさ。
それはすなわち敗北を意味するんだからな。
・・・ま、楽しむことが最優先なのは変わらないが。
「それならこっちもいこうか。
『アクセラレーション』『アクセルドライブ』っ!」
後者は攻撃に高速回転の力を加えて放つアーツなのだが・・・。
こんな使い方したのは初めてだ。
でも、何となくできると思ったのだ。
すなわち・・・アクセラレーションの効果増大である。
・・・発動と同時に、周囲がいつもの加速時よりも更にゆったりと動き始める。
そんな加速の中、サクラと目が合った。
こんな状態でも、サクラはこちらを認識しているということ。
世界の見え方が違うからだろう。
きっと彼女は、目ではなく・・・耳と肌で世界を視ているのだ。
加速中ゆえか、いつものように表情には現れない。
だが、今の彼女は、心底楽しそうだと確信できる。
僕は加速したままで、過去最高速の刺突を、過去最大級に流れに任せて放つ。
「『スラスト』『トリニティ・ロード』『スラスト』っ!」
避けられないはずの速度で放たれた二発の『スラスト』は不思議と空を切った。
普通に放っては全て回避されるので、意図的にリズムを変えて、最初と最後をわざとはずしたのだ。
本命である、その間に挟まった『トリニティ―・ロード』は、一発のクリティカルと二発のノーマルヒットに。
これだけやっても、本命は一勝二分けか。
加速が終了して時間が元通りに動き出す。
「すごいすごいっ・・・!!
とっても綺麗に流れから外れてっ、なのに最高の音でした~!!」
「そうか・・・お褒めに預かれて光栄だ」
彼女の言うことを完全に理解できている訳ではないが、ニュアンスは分かる。
口で説明しろと言われても困るけどな。
試合時間は残り三分。
サクラのHPは残り二割と少しまで削れているが、僕のHPも五割を切った。
「ここからがフィナーレです~!
一緒に全力で駆け抜けましょう~!
全部破壊してくださいね~? 『サウンドストリーム』ですっ!!」
サクラの周囲にボールくらいの大きさをした鈴が・・・十三個出現。
フランがやられた奴だと思うが、切り札とは違ったのか?
大きさも、フランの話ではサッカーボール大だったはずだが、これはバスケットボール並に大きい。
それに・・・破壊して、だと?
何かの罠・・・などと考える前に体が動いていた。
「『アクセラレーション』『アクセルドライブ』!」
加速状態に入り、周囲の動きが緩やかに。
先程よりもさらに加速している。
鈴を見据えると・・・爆発するにも順番がありそうだ。
僕は最後に爆発する方から順番に刺突で破壊していく。
一つ、二つ、三つ。
四つ、五つ、六つ、七つ、八つ。
九つ、十つ。
十一個・・・十二個・・・・・・そして爆発と同時に、十三個目っ!
これで、正解だろう?
そんな意図を込めてサクラを見ると、とても嬉しそうな雰囲気が伝わってきた。
加速が終了すると同時に、鈴が高速なリズムを刻み破壊音を鳴り響かせた。
最後の一つは大音量で、目覚めるような音だった。
僕もサクラもHPダメージを喰らっているが、そんなことは気にならない。
爆発の前に破壊することでダメージは防げたんだな、きっと。
「完璧にして不完全。アスト、あなたは最高です~!!」
わざわざダメージを負わない方法を教えてまでこだわったことなのだ。
意図をくんでもらえて本当に嬉しかったんだろうな。
というか、本当に勝ちは二の次・・・いや、楽しむことこそが勝利への近道、か。
残り時間は一分を切った。
ここから最後の攻防だ。
サクラが次々と鈴を生成し、僕がそれを破壊する。
お互いに少しずつダメージを受けながら試合は進み・・・。
《熟練度が一定に達し【加速】スキルがLv10になりました》
《【加速】レベル10アーツ『オーバーアクセル』を習得しました》
《【加速】スキルが最高値になりました》
「これで最後。さあ、御一緒にどうぞです~」
サクラの意図を読み取って、槍を構える。
「『シンクロストリーム』ですっ!!」
「『オーバーアクセル』っ!!」
加速を重ねた、その更に先の段階へ踏み入る。
まるで世界が止まったような、そんな感覚の中。
僕は、実態無きサクラの旋律と矛を交えた。
『タイムアーップッ!!
舞うような変幻自在の戦いの末、勝利を掴み取ったのはっ・・・!
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