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4章
189 残り一時間半
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《マスタースキル【予見】【反応】を確認しました》
《プレイヤースキルの条件達成を確認しました》
《取得可能スキルに【超反応】が追加されました》
惰性で回避し続けていると、新たなスキルが取得可能に。
【超反応】Lv0/30 必要スキルポイント3
〖一定時間、無心で回避行動を取り続けた者が稀に取得可能になるスキル。
超一流戦士となる為の入口であり、圧倒的な反応速度を得ることができる〗
んー、加速と相性が良さそうだし取得しておこう。
他にも【閃駆】スキルとかが気になっているんだが、機会がないんだよなぁ。
さて、残り五十人くらいになったし、そろそろ動くか。
「・・・『フレイムエクスプロージョン』!」
「「「ぐああああああっ!?」」」
少しスッキリしたかな。
「攻撃してくるとは卑怯なっ!」
「攻撃が卑怯って・・・じゃああんたらはどうなるんだよ」
「我々こそが絶対的正義!我々の行いは神の意志なのだ!!」
もうこいつらと話をするのやめよう。面倒だ。
《『アスト』のレベルが33になりました》
《能力値ポイントを2獲得しました》
《スキルポイントを1獲得しました》
《第二職業が〖火焔魔法士Lv8〗になりました》
《第三職業が〖舞闘家Lv9〗になりました》
《熟練度が一定に達し【上級投擲術】スキルがLv6になりました》
《熟練度が一定に達し【魔力隠蔽】スキルがLv12になりました》
《熟練度が一定に達し【奇襲】スキルがLv3になりました》
《熟練度が一定に達し【超反応】スキルがLv2になりました》
《熟練度が一定に達し【金剛力】スキルがLv14になりました》
《熟練度が一定に達し【城塞】スキルがLv3になりました》
レベルだけは高かったおかげか、経験値はガッポリだ。
もっとも、肝心の強さは技術が無いせいで弱いにもほどがあったんだが・・・。
能力値ポイントは物理防御力に2ポイント振り分けておく。
理由は・・・【城塞】スキルを鍛える際に、攻撃を喰らうことが目に見えているからだ。少しでも受けるダメージを減らすようにしたいのである。
ウィンドウを開くと、残り人数は「4699人/21611人」と表示されていた。
残り時間は一時間四十分。随分と時間を使ってしまったな。
あと十分でエリアが縮小されると推測されるので、闘技場の中から出ておこう。
闘技場の入口から消滅していったら一巻の終わりだ。
残り一時間半。システマからのアナウンスがあり、エリアが縮小された。
現地住民の居住区はほぼ全て消滅し、残ったのは冒険者ギルドを中心に半径一キロほどの円形エリアだ。いきなり狭くし過ぎだろう・・・。
「オラオラっ!かわすだけかぁ?優勝候補も大したことねぇグペッ!?」
やられ役みたいなことを言い始めた奴が居たので、ご希望の通り倒してあげた。
あんなセリフを吐くからいけないんだ。倒してくれと言ってるようなものだぞ。
これだけ人数が減っても、未だに玉石混交な感じだ。
強い奴の割合こそ増えているが、大差はない。
このままなら無事に勝ち進めそうだ。
目指せ五百人斬り!
《熟練度が一定に達し【上級剣術】スキルがLv12になりました》
《熟練度が一定に達し【魔力隠蔽】スキルがLv13になりました》
《熟練度が一定に達し【連携】スキルがLv10になりました》
《熟練度が一定に達し【拡張】スキルがLv6になりました》
さっきの考えはきっとフラグだったんだろう。
だからこんなに苦戦しているんだ。
スキルの熟練度的には美味しかったけどな!
「はあっ!『ダブルスラスト』『トリプルスラスト』っ!」
「おおっ、連続アーツ!しかも繋げ方が上手い!」
五連撃を回避しながら評価を述べる。
フランにこそ及ばないが、かなり強い。【魔眼】でもそのことがよく分かる。濃いめの赤いオーラを身にまとっている。
「まだだっ!『トリニティ・ロード』っっ!!」
「『イエローステップ』『トリプルスラッシュ』!
・・・今の連続性は少し減点だが、それでも悪くはない」
「くっ!」
隙の出来た相手に攻撃しようとすると、横合いから妨害が入る。
「させませんっ!『ガーディアン・オーラ』!」
「やらせん!『パワーガード』っ!」
「こっちも盾だ!『トリプルガード』!」
「ん、この防御は崩せないか・・・っと!」
追撃を諦めて一度引く。こちらから無理に責める必要もないのだ。
「みんな避けろっ!『ファイアエクスプロージョン』『ブレイズブラスト』っ!」
「合わせるよっ!『エアリアルエクスプロージョン』っっ!!」
連携が非常に上手い六人だ。
確か、《太陽の王国》というギルドのギルマスおよび幹部だったか。
ギルマスは赤髪の男性。名前はアウルム。
名前 アウルム
種族 人間 Lv25
第一職業 火焔魔法士 Lv1
第二職業 中級剣士 Lv15
第三職業 暴風魔法士 Lv18
残りの五人は、男性三人と女性二人。
レベル24ー上級槍士のトリスタン。
レベル22ー中級盾士のドーガ。
レベル22ー中級盾士のアリウス。
レベル24ー上級盾士のライラ。
レベル23ー暴風魔法士のシルフィア。
彼らのギルドはここまで別行動しつつも、六人生き残ったそうだ。
他にも居るかもしれないがそれはそれ。
全員プレイヤースキル高めで、このクラスの相手に集団で来られると少々苦しい。
全員が全員赤いオーラというのは面白いが、考察は後回しで。
注目は、上級盾士であるライラの使った『ガーディアン・オーラ』だ。
どうやら仲間全体の防御力を高める効果のあるアーツらしい。
これは【上級盾術】のアーツだと思われるが、効果は【魔眼】で確認できた。
オーラを確認したら、急に量が増えたからな。
戦いは拮抗しているが、焦らずにいこう。
そうすれば、向こうの余裕がなくなっていくはずだ。
アストの状況
――――――――――――――――――――――――――――――――
『予選バトルロイヤル開催中!』 <残り一時間十五分>
・参加人数 21611人
・残り人数 4223人/21611人
・撃破人数 379 与ダメージ 75750 被ダメージ 0
・広域マップ確認
・回復アイテム使用
・ランキング閲覧
・―――
――――――――――――――――――――――――――――――――
《プレイヤースキルの条件達成を確認しました》
《取得可能スキルに【超反応】が追加されました》
惰性で回避し続けていると、新たなスキルが取得可能に。
【超反応】Lv0/30 必要スキルポイント3
〖一定時間、無心で回避行動を取り続けた者が稀に取得可能になるスキル。
超一流戦士となる為の入口であり、圧倒的な反応速度を得ることができる〗
んー、加速と相性が良さそうだし取得しておこう。
他にも【閃駆】スキルとかが気になっているんだが、機会がないんだよなぁ。
さて、残り五十人くらいになったし、そろそろ動くか。
「・・・『フレイムエクスプロージョン』!」
「「「ぐああああああっ!?」」」
少しスッキリしたかな。
「攻撃してくるとは卑怯なっ!」
「攻撃が卑怯って・・・じゃああんたらはどうなるんだよ」
「我々こそが絶対的正義!我々の行いは神の意志なのだ!!」
もうこいつらと話をするのやめよう。面倒だ。
《『アスト』のレベルが33になりました》
《能力値ポイントを2獲得しました》
《スキルポイントを1獲得しました》
《第二職業が〖火焔魔法士Lv8〗になりました》
《第三職業が〖舞闘家Lv9〗になりました》
《熟練度が一定に達し【上級投擲術】スキルがLv6になりました》
《熟練度が一定に達し【魔力隠蔽】スキルがLv12になりました》
《熟練度が一定に達し【奇襲】スキルがLv3になりました》
《熟練度が一定に達し【超反応】スキルがLv2になりました》
《熟練度が一定に達し【金剛力】スキルがLv14になりました》
《熟練度が一定に達し【城塞】スキルがLv3になりました》
レベルだけは高かったおかげか、経験値はガッポリだ。
もっとも、肝心の強さは技術が無いせいで弱いにもほどがあったんだが・・・。
能力値ポイントは物理防御力に2ポイント振り分けておく。
理由は・・・【城塞】スキルを鍛える際に、攻撃を喰らうことが目に見えているからだ。少しでも受けるダメージを減らすようにしたいのである。
ウィンドウを開くと、残り人数は「4699人/21611人」と表示されていた。
残り時間は一時間四十分。随分と時間を使ってしまったな。
あと十分でエリアが縮小されると推測されるので、闘技場の中から出ておこう。
闘技場の入口から消滅していったら一巻の終わりだ。
残り一時間半。システマからのアナウンスがあり、エリアが縮小された。
現地住民の居住区はほぼ全て消滅し、残ったのは冒険者ギルドを中心に半径一キロほどの円形エリアだ。いきなり狭くし過ぎだろう・・・。
「オラオラっ!かわすだけかぁ?優勝候補も大したことねぇグペッ!?」
やられ役みたいなことを言い始めた奴が居たので、ご希望の通り倒してあげた。
あんなセリフを吐くからいけないんだ。倒してくれと言ってるようなものだぞ。
これだけ人数が減っても、未だに玉石混交な感じだ。
強い奴の割合こそ増えているが、大差はない。
このままなら無事に勝ち進めそうだ。
目指せ五百人斬り!
《熟練度が一定に達し【上級剣術】スキルがLv12になりました》
《熟練度が一定に達し【魔力隠蔽】スキルがLv13になりました》
《熟練度が一定に達し【連携】スキルがLv10になりました》
《熟練度が一定に達し【拡張】スキルがLv6になりました》
さっきの考えはきっとフラグだったんだろう。
だからこんなに苦戦しているんだ。
スキルの熟練度的には美味しかったけどな!
「はあっ!『ダブルスラスト』『トリプルスラスト』っ!」
「おおっ、連続アーツ!しかも繋げ方が上手い!」
五連撃を回避しながら評価を述べる。
フランにこそ及ばないが、かなり強い。【魔眼】でもそのことがよく分かる。濃いめの赤いオーラを身にまとっている。
「まだだっ!『トリニティ・ロード』っっ!!」
「『イエローステップ』『トリプルスラッシュ』!
・・・今の連続性は少し減点だが、それでも悪くはない」
「くっ!」
隙の出来た相手に攻撃しようとすると、横合いから妨害が入る。
「させませんっ!『ガーディアン・オーラ』!」
「やらせん!『パワーガード』っ!」
「こっちも盾だ!『トリプルガード』!」
「ん、この防御は崩せないか・・・っと!」
追撃を諦めて一度引く。こちらから無理に責める必要もないのだ。
「みんな避けろっ!『ファイアエクスプロージョン』『ブレイズブラスト』っ!」
「合わせるよっ!『エアリアルエクスプロージョン』っっ!!」
連携が非常に上手い六人だ。
確か、《太陽の王国》というギルドのギルマスおよび幹部だったか。
ギルマスは赤髪の男性。名前はアウルム。
名前 アウルム
種族 人間 Lv25
第一職業 火焔魔法士 Lv1
第二職業 中級剣士 Lv15
第三職業 暴風魔法士 Lv18
残りの五人は、男性三人と女性二人。
レベル24ー上級槍士のトリスタン。
レベル22ー中級盾士のドーガ。
レベル22ー中級盾士のアリウス。
レベル24ー上級盾士のライラ。
レベル23ー暴風魔法士のシルフィア。
彼らのギルドはここまで別行動しつつも、六人生き残ったそうだ。
他にも居るかもしれないがそれはそれ。
全員プレイヤースキル高めで、このクラスの相手に集団で来られると少々苦しい。
全員が全員赤いオーラというのは面白いが、考察は後回しで。
注目は、上級盾士であるライラの使った『ガーディアン・オーラ』だ。
どうやら仲間全体の防御力を高める効果のあるアーツらしい。
これは【上級盾術】のアーツだと思われるが、効果は【魔眼】で確認できた。
オーラを確認したら、急に量が増えたからな。
戦いは拮抗しているが、焦らずにいこう。
そうすれば、向こうの余裕がなくなっていくはずだ。
アストの状況
――――――――――――――――――――――――――――――――
『予選バトルロイヤル開催中!』 <残り一時間十五分>
・参加人数 21611人
・残り人数 4223人/21611人
・撃破人数 379 与ダメージ 75750 被ダメージ 0
・広域マップ確認
・回復アイテム使用
・ランキング閲覧
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