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3章
159 蛇鞭と火傷回復薬
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《熟練度が一定に達し【中級投擲術】スキルがLv18になりました》
《熟練度が一定に達し【気配隠蔽】スキルがLv17になりました》
《熟練度が一定に達し【拡張】スキルがLv2になりました》
二体目のデュアルブレイズレオンを討伐した。
レベルは4だったので先程より強かった。
もっとも、戦い方に慣れたので一体目より楽に倒せた。
そして、アイテムが残った、のだが・・・。
【双頭赤獅子の蛇鞭】武器アイテム レア度5
〔物理攻撃力+6〕〔魔法攻撃力+3〕品質8
デュアルブレイズレオンの尻尾でできた鞭。
多彩な動きを見せるため非常に扱いが難しい。
「双牙じゃなかったな・・・」
「くっ・・・あの牙、短剣に丁度良さそうな雰囲気があるのに・・・!」
よかろう。ならばもう一周だ!
炎熱獅子をもう十体狩れば済む話なのだから・・・!
・・・おかしいな。嫌な予感しかしない。
《第二職業が<火焔魔法士>Lv5になりました》
《熟練度が一定に達し【火焔魔法】スキルがLv9になりました》
《熟練度が一定に達し【幻影魔法】スキルがLv16になりました》
《熟練度が一定に達し【忍び足】スキルがLv19になりました》
三体目のデュアルブレイズレオンを討伐した。レベルは6だった。
一体目がレベル2で、二体目がレベル4、三体目がレベル6となれば・・・やはり嫌な予感しかしない。というか、今の獅子はかなり強かったぞ?二割もHPバーを削られてしまった。
火焔魔法士のレベルアップで思い出したのだが、第四職業が未決定だ。
一応、ミレアに推された土魔法使いと短剣士の職業について理由を聞いてみた。
だがミレアは、何となく良さそうだから、としか答えなかった。
大会までには決めたいんだが・・・もう少し考えてみよう。
さて、アイテムは鞭なのか、それとも双牙なのか。いざ解体!
【ブレイズポーション】回復アイテム レア度5
火傷状態回復[中] 火系統魔法耐性[中] 品質8
火傷状態を45%の確率で回復するポーション。
火焔属性を使いこなす魔物から稀にドロップする。
うわぁ・・・。
ヨミからすれば災難なんてものじゃないな。
これがあれば火傷のスリップダメージに苦しまずに済んだのがまた。
今更手に入った上に牙を手に入れる機会を邪魔されたとなれば・・・。
「ぐっ・・・ぐううっ・・・!!」
「うわぁ・・・」
ヨミが隣で歯を食いしばって、怒りを堪えていた。
こんなポーションが出たんじゃ、そりゃあ怒りたくもなるだろうさ。
どれ、少しほぐしてやろう。
「やったな、ヨミ!次から火傷を治せるぞ!」
ヒュンッ!
「うおっ!?何をする!危うく死に戻るところだったぞ!?」
「どうぞ死に戻ってください!この外道めっ!!」
「危ねっ!?短剣を振り回すな!お前の腕前だと洒落になってないんだよ!」
一応回避出来ているが、かなりギリギリだ。
いつもよりキレがあるような気がしないでもない。
「っ、おだてて誤魔化そうとしないでもらいましょうか!」
「は?おだてるもなにも、本当のことだろ?」
「なっ、あっ・・・そういう、ところがっ・・・嫌いなんですよっ!」
ヒュンヒュンヒュン!
「おまっ・・・アーツ使いやがったな!?今の『トリプルエッジ』だろ!」
「はて、何の事かわかりませんね。それより・・・早く死んでください!」
「嘘つけ!軌道を変えたくらいで誤魔化せるか!それから、誰が死んでやるか!」
キンキンキン!!
「っ、この・・・化け物めっ!鬼!悪魔!アスト!」
「貶し文句だよな!?だったら人の名前を鬼や悪魔と一緒に並べるな!」
「同じようなものじゃないですかっ!槍で短剣を弾くとか頭おかしいでしょう!?」
「パーティーメンバーをキルしようとしようとしてるお前には言われたくない!」
・・・十分後。
「シャドウエッジ!」
「フォーススローイング!」
魔法とアーツを使ったが、互いに向けて放ったわけではない。僕たちが戦っているのは、炎熱獅子の群れだ。その数は二十体。嫌がらせのような数だ。
フィールドであんなに騒いだら魔物が寄ってくるに決まっているのだ。
ヨミの怒りを発散させたことまでは良かったんだが、思慮が浅かった。
「ブラッディエッジ!」
ヨミの攻撃で一体が倒れ、残り三体。
あと二体は減らしておきたいな。
「ファントムクリエイト!
オラクレア・ペンタグラム!」
ナイフの幻影で動きを止めて、五連撃で一体しとめた。
その後、更にもう一体討伐し、最後の一体に。
「ヨミ、僕が抑えておくから回復!その後でスイッチ!」
「分かっています!」
ヨミは一度下がって僕が渡しておいたポーションを使用し、HPを回復させた。
獅子を弾き飛ばしてスイッチし、僕も一応回復。
何故わざわざ回復するのかというと・・・こいつで二十体目だからだ。
「イエローステップ!トリニティ・ロード!」
「ブラッディエッジ!トリプルエッジ!」
《熟練度が一定に達し【気配感知】スキルがLv9になりました》
《熟練度が一定に達し【魔気】スキルがLv6になりました》
最後の一体のHPバーが消滅した。
ここからが踏ん張りどころだ。
トライクリムゾンキメラ Lv5
魔物 最上位変異種 敵対 格上
スキル 赤魔法 火炎無効 ???
何も無いところから現れたコイツ。
見た目は、深紅色の獅子頭と深紅色の虎頭、そしてその融合した頭・・・?
そのような三つ首に加えて、蛇のような尾は二股。こちらも深紅色。
全体的に赤が目立つ魔物だ。
恐らくだが・・・今までに戦ったどの魔物よりも強い。
HPこそ一本だが、それ以外はレイドボス並かもしれない。
「「「―――――ウゴガァァァァァァァァァァッッ!!」」」
さて・・・一人なら詰みかねない相手だが・・・二人でこいつに、勝てるか?
名前 アスト
種族 人間 Lv30
第一職業 上級剣士 Lv5
第二職業 火焔魔法士 Lv5
第三職業 舞闘家 Lv5
スキルポイント12
アナザースキル
加速Lv8
マスタースキルⅠ
剣術Lv10〔Master〕火魔法Lv10〔Master〕
索敵Lv10〔Master〕発見Lv10〔Master〕
解析Lv10〔Master〕錬金Lv10〔Master〕
料理Lv10〔Master〕槍術Lv10〔Master〕
投擲術Lv10〔Master〕隠密Lv10〔Master〕
中級剣術Lv20〔Master〕火炎魔法Lv20〔Master〕
中級槍術Lv20〔Master〕気配察知Lv20〔Master〕
大発見Lv20〔Master〕分析Lv20〔Master〕
魔力察知Lv20〔Master〕
マスタースキルⅡ
回避Lv10〔Master〕直感Lv10〔Master〕
照準Lv10〔Master〕疾走Lv10〔Master〕
暗視Lv10〔Master〕予測Lv10〔Master〕
迎撃Lv10〔Master〕ステップLv10〔Master〕
軽業Lv10〔Master〕瞬発Lv10〔Master〕
遠見Lv10〔Master〕歩法Lv10〔Master〕
聴覚強化Lv10〔Master〕触覚強化Lv10〔Master〕
闇魔法耐性Lv10〔Master〕
火魔法耐性Lv10〔Master〕
水魔法耐性Lv10〔Master〕
盲目耐性Lv10〔Master〕
視覚強化Lv10〔Master〕
火傷耐性Lv10〔Master〕
予見Lv20〔Master〕舞踏Lv20〔Master〕
受け流しLv20〔Master〕見切りLv20〔Master〕
立体機動Lv20〔Master〕疾駆Lv20〔Master〕
軌道予測Lv20〔Master〕縮地Lv20〔Master〕
アクロバットLv20〔Master〕反応Lv20〔Master〕
水中歩行Lv20〔Master〕水中機動Lv20〔Master〕
梟の目Lv20〔Master〕
マスタースキルⅢ
影魔法Lv10〔Master〕魔剣術Lv10〔Master〕
スキル
上級剣術Lv9 上級槍術Lv9 中級投擲術Lv18
火焔魔法Lv9 幻影魔法Lv16 中級錬金Lv16
中級料理Lv14 解体Lv19 気配感知Lv9
魔力感知Lv7 気配隠蔽Lv17 空間把握Lv19
先手Lv18 忍び足Lv19 瞬動Lv19
鷲の目Lv17 闘気Lv9 魔気Lv6 舞闘Lv9
連携Lv8 空中機動Lv7 未来視Lv5 拡張Lv2
称号
開拓者 冒険者 使徒 越境者Ⅱ 開放者Ⅱ
ジャイアントキリング レイドボス討伐者Ⅱ
アイシスキラー 一流戦士 熟練魔法士
器用貧乏 小金持ち クリティカルマスター
上級剣士 強奪者 複合製作者
ユニーククリエイター
基礎能力値
物理攻撃力 24(+26)
物理防御力 22(+24)
魔法攻撃力 22(+14)
魔法防御力 26(+10)
平均速力 23(+29)
《熟練度が一定に達し【気配隠蔽】スキルがLv17になりました》
《熟練度が一定に達し【拡張】スキルがLv2になりました》
二体目のデュアルブレイズレオンを討伐した。
レベルは4だったので先程より強かった。
もっとも、戦い方に慣れたので一体目より楽に倒せた。
そして、アイテムが残った、のだが・・・。
【双頭赤獅子の蛇鞭】武器アイテム レア度5
〔物理攻撃力+6〕〔魔法攻撃力+3〕品質8
デュアルブレイズレオンの尻尾でできた鞭。
多彩な動きを見せるため非常に扱いが難しい。
「双牙じゃなかったな・・・」
「くっ・・・あの牙、短剣に丁度良さそうな雰囲気があるのに・・・!」
よかろう。ならばもう一周だ!
炎熱獅子をもう十体狩れば済む話なのだから・・・!
・・・おかしいな。嫌な予感しかしない。
《第二職業が<火焔魔法士>Lv5になりました》
《熟練度が一定に達し【火焔魔法】スキルがLv9になりました》
《熟練度が一定に達し【幻影魔法】スキルがLv16になりました》
《熟練度が一定に達し【忍び足】スキルがLv19になりました》
三体目のデュアルブレイズレオンを討伐した。レベルは6だった。
一体目がレベル2で、二体目がレベル4、三体目がレベル6となれば・・・やはり嫌な予感しかしない。というか、今の獅子はかなり強かったぞ?二割もHPバーを削られてしまった。
火焔魔法士のレベルアップで思い出したのだが、第四職業が未決定だ。
一応、ミレアに推された土魔法使いと短剣士の職業について理由を聞いてみた。
だがミレアは、何となく良さそうだから、としか答えなかった。
大会までには決めたいんだが・・・もう少し考えてみよう。
さて、アイテムは鞭なのか、それとも双牙なのか。いざ解体!
【ブレイズポーション】回復アイテム レア度5
火傷状態回復[中] 火系統魔法耐性[中] 品質8
火傷状態を45%の確率で回復するポーション。
火焔属性を使いこなす魔物から稀にドロップする。
うわぁ・・・。
ヨミからすれば災難なんてものじゃないな。
これがあれば火傷のスリップダメージに苦しまずに済んだのがまた。
今更手に入った上に牙を手に入れる機会を邪魔されたとなれば・・・。
「ぐっ・・・ぐううっ・・・!!」
「うわぁ・・・」
ヨミが隣で歯を食いしばって、怒りを堪えていた。
こんなポーションが出たんじゃ、そりゃあ怒りたくもなるだろうさ。
どれ、少しほぐしてやろう。
「やったな、ヨミ!次から火傷を治せるぞ!」
ヒュンッ!
「うおっ!?何をする!危うく死に戻るところだったぞ!?」
「どうぞ死に戻ってください!この外道めっ!!」
「危ねっ!?短剣を振り回すな!お前の腕前だと洒落になってないんだよ!」
一応回避出来ているが、かなりギリギリだ。
いつもよりキレがあるような気がしないでもない。
「っ、おだてて誤魔化そうとしないでもらいましょうか!」
「は?おだてるもなにも、本当のことだろ?」
「なっ、あっ・・・そういう、ところがっ・・・嫌いなんですよっ!」
ヒュンヒュンヒュン!
「おまっ・・・アーツ使いやがったな!?今の『トリプルエッジ』だろ!」
「はて、何の事かわかりませんね。それより・・・早く死んでください!」
「嘘つけ!軌道を変えたくらいで誤魔化せるか!それから、誰が死んでやるか!」
キンキンキン!!
「っ、この・・・化け物めっ!鬼!悪魔!アスト!」
「貶し文句だよな!?だったら人の名前を鬼や悪魔と一緒に並べるな!」
「同じようなものじゃないですかっ!槍で短剣を弾くとか頭おかしいでしょう!?」
「パーティーメンバーをキルしようとしようとしてるお前には言われたくない!」
・・・十分後。
「シャドウエッジ!」
「フォーススローイング!」
魔法とアーツを使ったが、互いに向けて放ったわけではない。僕たちが戦っているのは、炎熱獅子の群れだ。その数は二十体。嫌がらせのような数だ。
フィールドであんなに騒いだら魔物が寄ってくるに決まっているのだ。
ヨミの怒りを発散させたことまでは良かったんだが、思慮が浅かった。
「ブラッディエッジ!」
ヨミの攻撃で一体が倒れ、残り三体。
あと二体は減らしておきたいな。
「ファントムクリエイト!
オラクレア・ペンタグラム!」
ナイフの幻影で動きを止めて、五連撃で一体しとめた。
その後、更にもう一体討伐し、最後の一体に。
「ヨミ、僕が抑えておくから回復!その後でスイッチ!」
「分かっています!」
ヨミは一度下がって僕が渡しておいたポーションを使用し、HPを回復させた。
獅子を弾き飛ばしてスイッチし、僕も一応回復。
何故わざわざ回復するのかというと・・・こいつで二十体目だからだ。
「イエローステップ!トリニティ・ロード!」
「ブラッディエッジ!トリプルエッジ!」
《熟練度が一定に達し【気配感知】スキルがLv9になりました》
《熟練度が一定に達し【魔気】スキルがLv6になりました》
最後の一体のHPバーが消滅した。
ここからが踏ん張りどころだ。
トライクリムゾンキメラ Lv5
魔物 最上位変異種 敵対 格上
スキル 赤魔法 火炎無効 ???
何も無いところから現れたコイツ。
見た目は、深紅色の獅子頭と深紅色の虎頭、そしてその融合した頭・・・?
そのような三つ首に加えて、蛇のような尾は二股。こちらも深紅色。
全体的に赤が目立つ魔物だ。
恐らくだが・・・今までに戦ったどの魔物よりも強い。
HPこそ一本だが、それ以外はレイドボス並かもしれない。
「「「―――――ウゴガァァァァァァァァァァッッ!!」」」
さて・・・一人なら詰みかねない相手だが・・・二人でこいつに、勝てるか?
名前 アスト
種族 人間 Lv30
第一職業 上級剣士 Lv5
第二職業 火焔魔法士 Lv5
第三職業 舞闘家 Lv5
スキルポイント12
アナザースキル
加速Lv8
マスタースキルⅠ
剣術Lv10〔Master〕火魔法Lv10〔Master〕
索敵Lv10〔Master〕発見Lv10〔Master〕
解析Lv10〔Master〕錬金Lv10〔Master〕
料理Lv10〔Master〕槍術Lv10〔Master〕
投擲術Lv10〔Master〕隠密Lv10〔Master〕
中級剣術Lv20〔Master〕火炎魔法Lv20〔Master〕
中級槍術Lv20〔Master〕気配察知Lv20〔Master〕
大発見Lv20〔Master〕分析Lv20〔Master〕
魔力察知Lv20〔Master〕
マスタースキルⅡ
回避Lv10〔Master〕直感Lv10〔Master〕
照準Lv10〔Master〕疾走Lv10〔Master〕
暗視Lv10〔Master〕予測Lv10〔Master〕
迎撃Lv10〔Master〕ステップLv10〔Master〕
軽業Lv10〔Master〕瞬発Lv10〔Master〕
遠見Lv10〔Master〕歩法Lv10〔Master〕
聴覚強化Lv10〔Master〕触覚強化Lv10〔Master〕
闇魔法耐性Lv10〔Master〕
火魔法耐性Lv10〔Master〕
水魔法耐性Lv10〔Master〕
盲目耐性Lv10〔Master〕
視覚強化Lv10〔Master〕
火傷耐性Lv10〔Master〕
予見Lv20〔Master〕舞踏Lv20〔Master〕
受け流しLv20〔Master〕見切りLv20〔Master〕
立体機動Lv20〔Master〕疾駆Lv20〔Master〕
軌道予測Lv20〔Master〕縮地Lv20〔Master〕
アクロバットLv20〔Master〕反応Lv20〔Master〕
水中歩行Lv20〔Master〕水中機動Lv20〔Master〕
梟の目Lv20〔Master〕
マスタースキルⅢ
影魔法Lv10〔Master〕魔剣術Lv10〔Master〕
スキル
上級剣術Lv9 上級槍術Lv9 中級投擲術Lv18
火焔魔法Lv9 幻影魔法Lv16 中級錬金Lv16
中級料理Lv14 解体Lv19 気配感知Lv9
魔力感知Lv7 気配隠蔽Lv17 空間把握Lv19
先手Lv18 忍び足Lv19 瞬動Lv19
鷲の目Lv17 闘気Lv9 魔気Lv6 舞闘Lv9
連携Lv8 空中機動Lv7 未来視Lv5 拡張Lv2
称号
開拓者 冒険者 使徒 越境者Ⅱ 開放者Ⅱ
ジャイアントキリング レイドボス討伐者Ⅱ
アイシスキラー 一流戦士 熟練魔法士
器用貧乏 小金持ち クリティカルマスター
上級剣士 強奪者 複合製作者
ユニーククリエイター
基礎能力値
物理攻撃力 24(+26)
物理防御力 22(+24)
魔法攻撃力 22(+14)
魔法防御力 26(+10)
平均速力 23(+29)
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