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3章
132 新たな木材と投擲修練
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コボルトクレリックに解体を使用するとアイテムが残った。
期待を胸に抱いて、解析。
【犬人牧師の白ローブ】防具アイテム レア度5
〔物理防御力+2〕〔魔法防御力+7〕〔魔法攻撃力+1〕
光系統魔法効果上昇[小] 重量〔軽〕 品質8
コボルトクレリックの使用しているフード付き白ローブ。
フード部分には犬耳用の凹凸があり犬猫のように見える。
《熟練度が一定に達し【解体】スキルがLv18になりました》
ん?何か表記の仕方がおかしいぞ?
一体どうして・・・ああ、分析がマスタースキルになったからか。
何度か解析し直してみたところ、僕の意識次第で表記が変化すると分かった。
勿論、効果内容や説明に変化は無いが、重量などの表記法はある程度変わるようだ。
この装備は・・・大影狼のコートと重ね着が出来ないようなので収納しておく。
売るのも勿体無いので武具コレクションに加えるとしよう。
収納し終えて周囲を確認すると、大きな木に採取ポイントを見つけた。
戦闘中にポイントがある場所まで移動していたようだ。
「木材大発見!」
大発見のアーツを使用すると木材が手に入ったので解析。
【鎮守の原木】素材アイテム レア度4
鎮守の森に生息する原木の一種。
静かな森でなければ存在できない為に希少。
レア度4なのでミアの要望を満たす木材だ。
一本だけだが大きさは人間の身長を超えている。
アクアトレントがドロップした湖畔の水化木と並ぶので上々の収穫だろう。
では、探索を続けようか。
《熟練度が一定に達し【火焔魔法】スキルがLv7になりました》
《熟練度が一定に達し【鷲の目】スキルがLv10になりました》
中級投擲術を取得したい今日この頃。
どうにも、ナイフを投げるときに熟練度を無駄にしている気がしてならないのだ。
それに、投擲技術が頭打ちにならないか心配だ。
投擲術がマスタースキルになったことで、自由度は大幅に上がった。
例えば・・・同時投擲数とか。
「トリプルスローイング!」
「ガッ!?」
コボルトファイターに六本のナイフが命中し、絶命させた。
何故六本なのかというと、両手とも使って投げているからに他ならない。
右手と左手で同時にトリプルスローイングを使用したということだ。
アーツはある程度オートで発動できるので、最初は完全オートで両手同時投げの練習をした。
そこから徐々にシステムアシストを排除して、先程ようやく六本までなら自由自在に投擲が可能に。
オートが混ざると敵に読まれる恐れが強いので必須の練習だろう。
なお、現状では同時投擲可能なのは六本まで。
それ以上はスキル不足と思われる。
それで、だ。
これだけ練習していると、やはり熟練度が勿体ないと思ってしまうのだが、残りスキルスロットが一つだけとなれば我慢せざるを得ない。
その空きには投槍スキルが入る予定なのだから。
と、そろそろ投槍スキルも取得可能にしておこうか。
忍び足で木の陰に隠れて、先手やら鷲の目やらを使用して、槍を投擲。
コボルトファイターに命中したが、倒し切れてないのでナイフで追撃して討伐。
《熟練度が一定に達し【上級槍術】スキルがLv8になりました》
《熟練度が一定に達し【忍び足】スキルがLv15になりました》
《マスタースキル【槍術】【投擲術】を確認しました》
《プレイヤースキルの条件達成を確認しました》
《取得可能スキルに【投槍術】が追加されました》
予定通りに投槍術スキルを獲得した。
取得はミアが完成させるまで見送っておこう。
エルダートレント Lv6
魔物 最上位種 格上
スキル 樹木魔法 天命
なんだこいつ。
え?何でボスでもないのに普通に最上位種が存在してるんだ?
場所はウレスタの町から西に進んだ先にある境界地帯の少し手前。
ここから先はこれが普通だとでも?
向こうはこちらに気づいていないが、逃げるべきか?
いや、待て。奴はトレント、即ち木材だ。
倒さない手はない・・・のだが。
エルダートレント・・・でかいなぁ・・・。
高さも木の円周も十メートル級って、どうやって倒せと。
近づいたらあちこちから枝が伸びてきて数秒でお陀仏になる予感。
《プレイヤースキルの条件達成を確認しました》
《取得可能スキルに【予感】が追加されました》
このタイミングでそんなアナウンスを流さないでくれ!
誰かが意図的にやってるんじゃあるまいな!?
トレントは動かないので目視できる場所に居ながら小休止。
挑みたいけど、勝算も無しに戦っても無駄死にだ。
樹木魔法は、アクアトレントが覚えていた木魔法の上位魔法だろうか。
それとも、全く別種の魔法か。
敵の索敵範囲と攻撃範囲はどれくらいか。
ここまで攻撃が届かない可能性は・・・切り捨てていいだろうな。
そんな都合のいい話があるはずない。
まだまだ時間はある。
ゆっくりとエルダートレント対策を練るとしよう。
期待を胸に抱いて、解析。
【犬人牧師の白ローブ】防具アイテム レア度5
〔物理防御力+2〕〔魔法防御力+7〕〔魔法攻撃力+1〕
光系統魔法効果上昇[小] 重量〔軽〕 品質8
コボルトクレリックの使用しているフード付き白ローブ。
フード部分には犬耳用の凹凸があり犬猫のように見える。
《熟練度が一定に達し【解体】スキルがLv18になりました》
ん?何か表記の仕方がおかしいぞ?
一体どうして・・・ああ、分析がマスタースキルになったからか。
何度か解析し直してみたところ、僕の意識次第で表記が変化すると分かった。
勿論、効果内容や説明に変化は無いが、重量などの表記法はある程度変わるようだ。
この装備は・・・大影狼のコートと重ね着が出来ないようなので収納しておく。
売るのも勿体無いので武具コレクションに加えるとしよう。
収納し終えて周囲を確認すると、大きな木に採取ポイントを見つけた。
戦闘中にポイントがある場所まで移動していたようだ。
「木材大発見!」
大発見のアーツを使用すると木材が手に入ったので解析。
【鎮守の原木】素材アイテム レア度4
鎮守の森に生息する原木の一種。
静かな森でなければ存在できない為に希少。
レア度4なのでミアの要望を満たす木材だ。
一本だけだが大きさは人間の身長を超えている。
アクアトレントがドロップした湖畔の水化木と並ぶので上々の収穫だろう。
では、探索を続けようか。
《熟練度が一定に達し【火焔魔法】スキルがLv7になりました》
《熟練度が一定に達し【鷲の目】スキルがLv10になりました》
中級投擲術を取得したい今日この頃。
どうにも、ナイフを投げるときに熟練度を無駄にしている気がしてならないのだ。
それに、投擲技術が頭打ちにならないか心配だ。
投擲術がマスタースキルになったことで、自由度は大幅に上がった。
例えば・・・同時投擲数とか。
「トリプルスローイング!」
「ガッ!?」
コボルトファイターに六本のナイフが命中し、絶命させた。
何故六本なのかというと、両手とも使って投げているからに他ならない。
右手と左手で同時にトリプルスローイングを使用したということだ。
アーツはある程度オートで発動できるので、最初は完全オートで両手同時投げの練習をした。
そこから徐々にシステムアシストを排除して、先程ようやく六本までなら自由自在に投擲が可能に。
オートが混ざると敵に読まれる恐れが強いので必須の練習だろう。
なお、現状では同時投擲可能なのは六本まで。
それ以上はスキル不足と思われる。
それで、だ。
これだけ練習していると、やはり熟練度が勿体ないと思ってしまうのだが、残りスキルスロットが一つだけとなれば我慢せざるを得ない。
その空きには投槍スキルが入る予定なのだから。
と、そろそろ投槍スキルも取得可能にしておこうか。
忍び足で木の陰に隠れて、先手やら鷲の目やらを使用して、槍を投擲。
コボルトファイターに命中したが、倒し切れてないのでナイフで追撃して討伐。
《熟練度が一定に達し【上級槍術】スキルがLv8になりました》
《熟練度が一定に達し【忍び足】スキルがLv15になりました》
《マスタースキル【槍術】【投擲術】を確認しました》
《プレイヤースキルの条件達成を確認しました》
《取得可能スキルに【投槍術】が追加されました》
予定通りに投槍術スキルを獲得した。
取得はミアが完成させるまで見送っておこう。
エルダートレント Lv6
魔物 最上位種 格上
スキル 樹木魔法 天命
なんだこいつ。
え?何でボスでもないのに普通に最上位種が存在してるんだ?
場所はウレスタの町から西に進んだ先にある境界地帯の少し手前。
ここから先はこれが普通だとでも?
向こうはこちらに気づいていないが、逃げるべきか?
いや、待て。奴はトレント、即ち木材だ。
倒さない手はない・・・のだが。
エルダートレント・・・でかいなぁ・・・。
高さも木の円周も十メートル級って、どうやって倒せと。
近づいたらあちこちから枝が伸びてきて数秒でお陀仏になる予感。
《プレイヤースキルの条件達成を確認しました》
《取得可能スキルに【予感】が追加されました》
このタイミングでそんなアナウンスを流さないでくれ!
誰かが意図的にやってるんじゃあるまいな!?
トレントは動かないので目視できる場所に居ながら小休止。
挑みたいけど、勝算も無しに戦っても無駄死にだ。
樹木魔法は、アクアトレントが覚えていた木魔法の上位魔法だろうか。
それとも、全く別種の魔法か。
敵の索敵範囲と攻撃範囲はどれくらいか。
ここまで攻撃が届かない可能性は・・・切り捨てていいだろうな。
そんな都合のいい話があるはずない。
まだまだ時間はある。
ゆっくりとエルダートレント対策を練るとしよう。
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