異世界転生? いいえ、チートスキルだけ貰ってVRMMOをやります!

リュース

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3章

116 スーパーレア

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 結果、ミレアもフランも大満足してくれた。

 そして、ミレアがウェザリアのメンバーに言いふらした結果、今日の夕食時に全員分つくることになってしまった。


「名目は、ミレアのウェザリア加入を祝して、といったところかね?」

「完璧に建前だけどね!」


 そう言ってやるなよ。皆ミレアが加入して嬉しそうだったぞ。
 イベントのギルド戦はメンバーが最低六人居ないと駄目らしいし。
 いや、勿論それ抜きにしても喜んでいたのは間違いないけども。


「・・・・・・」

「それで、フランはいつまで呆けているんだ?」

「さあ・・・?余程普段美味しいものを食べ慣れていないのかも?
 私は普段からアスト兄の料理を食べてるから衝撃は少なくて済んだよ」


 呆けているといってもそこまで酷い感じではないし・・・大丈夫だよな?
 これでポックリ逝ってしまったら面白いんだが。


「ねぇフラン、料理が苦手なら、結婚相手としてウチの兄は優良物件だよ?」

「なっ・・・いや、しかし、料理付きなら許容できなくもない、か・・・?」

「おい」


 酷い言いようだな。
 そりゃあ、他に取柄なんてないし、妥当な評価かもしれないが・・・。
 しかし、フランが相手というのは・・・。


「・・・ないな」

「おいアスト、今のはどういう意味だ!」

「フラン、人の事は言えないと思うよ?」

「うっ・・・」


 まあ、失礼な発言はお互い様としておこう。
 下手に本心を隠されるよりはずっといいことだし。


「フランよりミアの方がまだマシかもしれん・・・」

「どういう意味!?」


 近くで作業していたミアに聞きつけられた。
 呟いただけなのに・・・地獄耳か。


「あっ、アスト兄、ポーションを売って!」

「ああ、忘れてた。値段はどうするべきか・・・」


 25%の回復となると・・・五万ゴールドくらいか?
 もっと後になれば高騰するだろうけど、現状では回復量的に普段使いはし辛いからな。切り札用に持っておくと考えれば、妥当な値段・・・のはず。
 正直自信ないけど、身内販売だからこれでよしとしよう。


「よし、カラーポーション一本五万ゴールドで一人五本までな」

「うぅ・・・予想はしてたけど高い・・・!
 でも、効果を考えれば安い方だよね・・・」


 ミレアはその後何かを呟きながら、上限の五本まで購入した。
 HP回復のレッドポーションを一本。
 MP回復のイエローポーションを三本。
 AP回復のブルーポーションを一本だ。

 二十五万ゴールド也。


 フランは赤が一本、青が二本、緑が一本。
 グリーンポーションは値下げしよう。ランダム回復は人気出なさそうだし。


「ありがとうアスト兄!フラン、早速フィールドに出るよ!」

「ああ。アスト、ポーションの件、感謝する」


 二人はそう言って、ウェザリアから出ていった。

 さて、僕はどうしようか。
 やはり最初はスライム狩りをしようかな。








《熟練度が一定に達し【魔力察知】スキルがLv9になりました》
《熟練度が一定に達し【先手】スキルがLv11になりました》
《熟練度が一定に達し【瞬動】スキルがLv8になりました》


 イウスの町から西へ進みつつ、四色スライムたちを狩っていく。

 忍び足と先手、瞬動の相性は上々で、雑魚狩り戦闘では多用している。
 忍び足で敵の意識を自分から薄れさせると面白いように先手の効果が発動する。
 ただ、格上で知能が高い相手には何度もやると読まれそうなので注意が必要だ。

 四色の液体はかなりの数が溜まったのでそろそろ引き上げよう。
 そう思っていると、こんな奴が登場。



 スーパーレアスライム Lv5
 魔物 上位変異種Ⅱ 同格
 スキル 大逃走 魔力遮断



 最初は気づかなかったのだが、違和感を覚えてしつこく魔力と気配を探っていると見つかった。
 名前からして貴重そうなので容赦なく討伐・・・しようとしたら逃げられた。

 いや、逃げ足速っ!?
 足も無いのに逃げ足とはこれ如何に。

 って、見失わないうちに追いかけねば!





《熟練度が一定に達し【気配感知】スキルがLv5になりました》
《熟練度が一定に達し【魔力察知】スキルがLv10になりました》


 数十分間追いかけっこをしてようやく追いついた。
 火焔魔法で誘導したのが勝負の決め手だったな。
 加速まで使ったのにこれとは、少々情けない・・・。
 だがその鬱憤はここで晴らす!


「オラクレア・ペンタグラム!」

「・・・!?」


 スーパーレアスライムは五発どころか四発目でHPが無くなった。
 不完全燃焼もいいとこだ・・・。


《アストのレベルが27になりました》
《能力値ポイントを2獲得しました》
《スキルポイントを1獲得しました》
《第一職業が<上級剣士>Lv3になりました》
《第二職業が<火焔魔法士>Lv2になりました》
《熟練度が一定に達し【火焔魔法】スキルがLv5になりました》
《熟練度が一定に達し【大発見】スキルがLv20になりました》
《【大発見】Lv20アーツ『木材大発見』を習得しました》
《【大発見】スキルが最高値になりました》
《【特大発見】スキルが派生しました》
《熟練度が一定に達し【瞬動】スキルがLv9になりました》


 レベルが上がった、ということは、経験値多めだったのかもしれない。
 効率としては微妙と言わざるを得ないけど。

 能力値ポイントは、物理防御力に2ポイントで。

 さ、解体で手に入るアイテムは何だろうか。
 ちょっと楽しみだ。





 名前 アスト

 種族 人間 Lv27
 第一職業 上級剣士 Lv3
 第二職業 火焔魔法士 Lv2
 第三職業 舞闘家 Lv2
 スキルポイント24

 アナザースキル
 加速Lv8  

 マスタースキルⅠ
 剣術Lv10〔Master〕火魔法Lv10〔Master〕
 索敵Lv10〔Master〕発見Lv10〔Master〕
 解析Lv10〔Master〕錬金Lv10〔Master〕
 料理Lv10〔Master〕槍術Lv10〔Master〕
 中級剣術Lv20〔Master〕火炎魔法Lv20〔Master〕
 中級槍術Lv20〔Master〕気配察知Lv20〔Master〕

 マスタースキルⅡ
 回避Lv10〔Master〕直感Lv10〔Master〕
 照準Lv10〔Master〕疾走Lv10〔Master〕    
 暗視Lv10〔Master〕予測Lv10〔Master〕
 迎撃Lv10〔Master〕ステップLv10〔Master〕
 軽業Lv10〔Master〕瞬発Lv10〔Master〕
 遠見Lv10〔Master〕歩法Lv10〔Master〕
 聴覚強化Lv10〔Master〕触覚強化Lv10〔Master〕
 闇魔法耐性Lv10〔Master〕
 火魔法耐性Lv10〔Master〕
 水魔法耐性Lv10〔Master〕
 盲目耐性Lv10〔Master〕
 視覚強化Lv10〔Master〕
 火傷耐性Lv10〔Master〕
 予見Lv20〔Master〕舞踏Lv20〔Master〕
 受け流しLv20〔Master〕見切りLv20〔Master〕
 立体機動Lv20〔Master〕疾駆Lv20〔Master〕
 軌道予測Lv20〔Master〕縮地Lv20〔Master〕
 アクロバットLv20〔Master〕反応Lv20〔Master〕
 水中歩行Lv20〔Master〕水中機動Lv20〔Master〕

 マスタースキルⅢ
 影魔法Lv10〔Master〕魔剣術Lv10〔Master〕

 スキル 
 上級剣術Lv6 上級槍術Lv5 火焔魔法Lv5
 中級錬金Lv14 中級料理Lv13 解体Lv16
 大発見Lv20 分析Lv19 気配感知Lv5
 魔力察知Lv10 梟の目Lv13 空間把握Lv14
 先手Lv11 忍び足Lv9 瞬動Lv9 闘気Lv6
 舞闘Lv6 連携Lv5 空中機動Lv3 

 称号
 開拓者 冒険者 使徒 越境者Ⅱ 開放者Ⅱ
 ジャイアントキリング レイドボス討伐者
 アイシスキラー 熟練戦士 小金持ち
 クリティカルマスター 上級剣士 強奪者
 複合製作者 ユニーククリエイター

 基礎能力値

 物理攻撃力 22    (+26)
 物理防御力 20(↑2)(+24)
 魔法攻撃力 20    (+14)
 魔法防御力 26    (+10)
 平均速力  23    (+22)

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