異世界転生? いいえ、チートスキルだけ貰ってVRMMOをやります!

リュース

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3章

35 洞窟の脇道

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 ゴブリンメイジの解体を行うと、ちゃんと使えるものが手に入った。



【緑人魔鬼の杖】武器アイテム レア度2
 魔法攻撃力+3 品質6
 ゴブリンメイジの杖。
 装備者は魔法攻撃力が上昇する。



 個人的には使えないが、初心者用として、そこそこの値段で売れそうだ。








《第二職業が火炎魔法士Lv4になりました》
《熟練度が一定に到達し【火炎魔法】スキルがLv7になりました》
《熟練度が一定に到達し【影魔法】スキルがLv9になりました》
《熟練度が一定に到達し【迎撃】スキルがLv8になりました》
《熟練度が一定に到達し【立体機動】スキルがLv6になりました》
《熟練度が一定に到達し【暗視】スキルがLv10になりました》
《【暗視】スキルが最高値になりました》


 ゴブリンの上位種を殲滅しながら先へ進んでいると、採掘ポイントを見つけた。


「鉱石発見!」


 発見のアーツを使用してみると・・・。



【銅鉱石】素材アイテム レア度1
 銅でできた鉱石。
 武器などに加工することが可能。

【火鉱石】素材アイテム レア度2
 火属性の力が籠った鉱石。
 火の力を宿した武器や防具などに加工可能。

【火炎鉱石】素材アイテム レア度3
 火炎属性の力が籠った鉱石。
 火炎の力を宿した武器や防具などに加工可能。



《熟練度が一定に到達し【大発見】スキルがLv4になりました》


 火炎鉱石は・・・どんな武器になるのだろう。

 魔法の威力が上がりそうではあるが、ミアに聞いてみなければ分からないな。


 そう言えば、ミレアとフランは、境界ボスを倒せただろうか?

 境界ボスの方はワールドアナウンスが無いので、どうなったか分からないが、メッセージで聞くのは自重しておこう。





 洞窟もそろそろ終わりというところで、問題発生。

 何故、道が二手に分かれているのだろうか。

 ここまでは一本道だったというのに。


 マップを見る限りでは、正面の道が境界へ通じていそうなのだが・・・。


 ここは、左の脇道へ行ってみよう。

 残したままにしておくのは、ムズムズするのだ。







 脇道の先に居たのは、一体のゴブリンだった。



 ゴブリンマジックソードマン Lv6
 魔物 上位変異種 同格
 スキル 魔剣術 



《熟練度が一定に到達し【分析】スキルがLv4になりました》


 パッと見では、普通のゴブリンに見えなくも無いが、よくよく見れば違う。

 持っている剣は強そうだし、ゴブリン自体も強そうだ。


 フレイムアップを使用して、シャドウムーブで奇襲をかける。


「パワースラッシュ!」

「グギャ!!」


 敵は奇襲に完全なこそ対応できなかったが、体を捻って急所は避けた。


「スラッシュ!」

「ギャ!」


 敵が使用したのもスラッシュなのだが、威力は敵が上の為、少し押された。


「ギャギャ!」

「っ、シャドウムーブ!・・・魔法の発動が早い?」


 敵が使用したのは、ウィンドストームなのだが、剣術アーツの後に、殆ど待ち時間が存在していなかった。

 僕が使う場合は、どうしても一拍間が空いてしまうのだが、このゴブリンにそれが無いのは、魔剣術とやらのおかげだろうな。

 この戦い、戦闘スタイルが似ているだけに、接近戦は少し不利だな・・・。

 加速を発動すれば勝てると思うが、ここは別の手で行こう。


「シャドウムーブ!」


 影に潜り、敵から少し離れた位置に浮上し、魔法の呪文アーツを使用する。


「シャドウバインド!ファイアストーム!ファイアアロー!」

「グギャギャギャッ!」


 魔法を喰らった敵が、こちらに迫ってくるが、再びシャドウムーブで影に潜る。

 後はこの繰り返しで、ゴブリンマジックソードマンを討伐した。

 魔法を放ってくることもあったが、影に潜る方が早いので、問題なし。


《第二職業が火炎魔法士Lv5になりました》
《熟練度が一定に到達し【中級剣術】スキルがLv10になりました》
《【中級剣術】Lv10アーツ『トリプルスラッシュ』を習得しました》
《熟練度が一定に到達し【火炎魔法】スキルがLv8になりました》
《熟練度が一定に到達し【影魔法】スキルがLv10になりました》
《【影魔法】Lv10アーツ『シャドウエッジ』を習得しました》
《【影魔法】が最高値になりました》
《【幻影魔法】スキルが派生しました》
《熟練度が一定に到達し【立体機動】スキルがLv8になりました》


 ん・・・トリプルスラッシュとシャドウエッジは名前の通りだから良いとして、影魔法から派生したのが幻影魔法か・・・。

 必要スキルポイントは3なので、残りのスキルポイント全てが必要。

 残念だが、これは保留だな。



【魔剣緑人鬼の魔石】素材アイテム レア度4
 ゴブリンマジックソードマンの魔石。
 使用すると魔剣術を取得可能になる。



《熟練度が一定に到達し【解体】スキルがLv12になりました》


 手に入ったのは魔石だけだった。

 持っていた剣はどこに消えてしまったのだ。


 まあ、それはいい。

 本当は良くないけれど、今は魔石についてだ。


 これを使えば魔剣術が取得可能になるらしいが、やはりスキルポイントは必要になるだろうな。

 最優先で覚えたいスキルだが、今の剣術にそこまで不足は感じていないので、しばらくは保留になりそうだが。

 なんにせよ、とりあえずは魔石を使用してみる。


《取得可能スキルに【魔剣術】が追加されました》


 必要スキルポイントは・・・3ポイントか。

 やはり保留だな。


 ・・・ん?洞窟の奥に採掘ポイントがあるな。


「鉱石発見!」


《熟練度が一定に到達し【大発見】スキルがLv5になりました》


 手に入ったのは、銅鉱石と銀鉱石、火鉱石、そして火炎鉱石。


 さて、もうすぐ洞窟も出口だし、昼前までにはボスと対面したいな。









 名前 アスト

 種族 人間 Lv15
 第一職業 中級剣士 Lv6
 第二職業 火炎魔法士 Lv5
 スキルポイント3

 アナザースキル
 加速Lv4

 マスタースキルⅠ
 剣術Lv10〔Master〕火魔法Lv10〔Master〕
 索敵Lv10〔Master〕発見Lv10〔Master〕
 解析Lv10〔Master〕錬金Lv10〔Master〕

 マスタースキルⅡ
 回避Lv10〔Master〕直感Lv10〔Master〕
 照準Lv10〔Master〕疾走Lv10〔Master〕
 闇魔法耐性Lv10〔Master〕
 盲目耐性Lv10〔Master〕 
 視覚強化Lv10〔Master〕
 暗視Lv10〔Master〕

 マスタースキルⅢ
 影魔法Lv10〔Master〕

 スキル
 中級剣術Lv10 火炎魔法Lv8 解体Lv12
 中級錬金Lv4 気配察知Lv7 大発見Lv5
 分析Lv4 予見Lv6 予測Lv9 迎撃Lv8
 立体機動Lv8 

 称号
 開拓者 冒険者 使徒 越境者 開放者
 ジャイアントキリング

 基礎能力値

 物理攻撃力 16(+13)
 物理防御力 16(+13)
 魔法攻撃力 16(+ 2)
 魔法防御力 16(+ 2)
 平均速力  14(+20)

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