異世界転生? いいえ、チートスキルだけ貰ってVRMMOをやります!

リュース

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3章

34 次に目指すは

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 イスタリアの町に転移して、フランから逃げ切ることに成功した。

 さて、これからどうしようか迷うが、まずはポーション作りからだな。





《熟練度が一定に到達し【中級錬金】スキルがLv4になりました》


 ポーションを作り終えたら、次の行動についてだ。

 イスタリアの町から、どう進むべきなのか。


 まず、南は除外できる。

 大きな川が流れている可能性が高いからな。


 残るは、北か東だが・・・・・・北にしよう。

 それほど深い理由は無いが、北の第二エリアへの進出が近そうなので、先に隣接エリアの魔物を狩りたい。

 セコイとか言わないでくれ・・・。








《熟練度が一定に到達し【気配察知】スキルがLv7になりました》
《熟練度が一定に到達し【予測】スキルがLv6になりました》
《熟練度が一定に到達し【視覚強化】スキルがLv7になりました》
《熟練度が一定に到達し【迎撃】スキルがLv5になりました》
《【迎撃】Lv5アーツ『カウンタープラス』を習得しました》
《熟練度が一定に到達し【立体機動】スキルがLv3になりました》


 ファングラビットを倒しながら北へ進むと、北エリアとの境界とイスタリアの町の中間辺りに、洞窟を発見した。

 時間はまだ朝方なので、思い切って挑戦してみることに。






《取得可能スキルに【暗視】が追加されました》


 洞窟に入って直ぐに、暗視のスキルが取得可能になった。

 確か、光魔法に辺りを照らす魔法があったのだが、どちらを取得するべきか。




 迷った結果、スキルポイントを消費しない、暗視を取得することにした。

 MPやAPを使用しない上、光魔法のように使い直す時の隙が無いことも理由だ。





《熟練度が一定に到達し【暗視】スキルがLv5になりました》


 洞窟を進み始めて十数分経過した頃、初めて魔物と遭遇した。



 ゴブリン Lv8
 魔物 通常種 格下
 スキル 剣術 


 ゴブリンソードマン Lv3
 魔物 上位種 格下
 スキル 中級剣術


 ゴブリンが二体とゴブリンソードマンが一体。


 フレイムアップを使用して物理攻撃力を上昇させて、戦闘開始。

 まずは通常種のゴブリンを瞬殺しないと、囲まれると面倒だな。


「ファイアストーム!」


 火魔法Lv10のアーツを使用して、ゴブリンを瀕死に追い込む。

 まだ倒せてはいないが、大ダメージで暫く動けないだろうから、これで十分だ。


 トリプルダッシュでゴブリンソードマンに接近し、アーツを使用。


「ダブルスラッシュ!スラッシュ!」

「グギャッ!?」


 剣を持つ腕を斬りつけて切断した。


《熟練度が一定に到達し【予測】スキルがLv7になりました》


 敵は剣を失って殴り掛かってくるが、遅すぎる。

 予見スキルと予測スキル、視覚強化スキルを併用して、敢えてギリギリで回避。

 迎撃Lv5アーツのカウンタープラスを使用して、文字通りカウンター攻撃。


「パワースラッシュ!」

「ギャッ!?」


 クリティカルヒットとなり、一気にHPバーが減少する。

 カウンターは、直前に行われた攻撃をギリギリで回避する程、効果が上がるのだ。


「ダブルスラッシュ!」


 追撃を行い、ゴブリンソードマンのHPはゼロに。

 更に、通常種のゴブリンに魔法を放ち、止めを刺した。


《熟練度が一定に到達し【火炎魔法】スキルがLv6になりました》
《熟練度が一定に到達し【視覚強化】スキルがLv8になりました》
《熟練度が一定に到達し【迎撃】スキルがLv6になりました》
《熟練度が一定に到達し【暗視】スキルがLv6になりました》


 思いの外、上手く戦闘が運んだな。

 人型の魔物とは相性が良いのかもしれない。



【緑人鬼の鉄屑】素材アイテム レア度1
 ゴブリンが持つ鉄屑。
 鋳つぶして使うしかない。

【緑人鬼の角】素材アイテム レア度1
 ゴブリンの角。
 使い道など無い。



 角の方は喧嘩を売っているのかな?



【緑人剣鬼の角】素材アイテム レア度2
 ゴブリンソードマンの角。
 使い道など無い。



 よし分かった、喧嘩を売っているんだなっ!







《熟練度が一定に到達し【予測】スキルがLv8になりました》
《熟練度が一定に到達し【視覚強化】スキルがLv9になりました》
《熟練度が一定に到達し【迎撃】スキルがLv7になりました》
《熟練度が一定に到達し【暗視】スキルがLv8になりました》


 ここまで、現れるゴブリンたちからは、角と鉄屑しか手に入っていない。


 はぁ・・・。

 とんだくたびれもうけだったな・・・。



 気配察知で前方から敵が接近していることに気づいたが、微妙にやる気が出ない。



 ゴブリンメイジ Lv7
 魔物 上位種 格上
 スキル 水流魔法 



《熟練度が一定に到達し【分析】スキルがLv3になりました》


 おっ?ゴブリンランサーやゴブリンガードナーは居たが、メイジというのは初めて戦うな。

 ここは気合を入れ直さなくては。


 ゴブリンメイジが水の魔法を放って来たが、恐らくウォーターストームだな。


 ・・・・・・って!洞窟の中で範囲攻撃って、どう回避しろと!?


 危うく喰らいそうになったが、直前で影魔法を思い出してギリギリセーフ。

 影魔法Lv1呪文アーツ『シャドウムーブ』を使用して、範囲魔法を回避した。


 影を移動して敵の背後に現れ、アーツを使用。


「パワースラッシュ!」

「ギャギャッ!?」


 クリティカルヒットになり、敵のHPバーを大きく削る。

 メイジだからか、物理面は弱いらしい。


 ゴブリンメイジは距離をとろうとしているが、そうはさせない。


「シャドウバインド!・・・ダブルスラッシュ!スラッシュ!」


 影魔法Lv5呪文アーツ『シャドウバインド』により、地面から現た影が敵を拘束し、その隙に攻撃した。

 それによりゴブリンメイジのHPバーは消滅し、地面に倒れた。


《アストのレベルが15になりました》
《能力値ポイントを2獲得しました》
《スキルポイントを1獲得しました》
《第一職業が中級剣士Lv6になりました》
《熟練度が一定に到達し【中級剣術】スキルがLv9になりました》
《熟練度が一定に到達し【影魔法】スキルがLv8になりました》
《熟練度が一定に到達し【予測】スキルがLv9になりました》
《熟練度が一定に到達し【視覚強化】スキルがLv10になりました》
《【視覚強化】スキルが最高値になりました》
《熟練度が一定に到達し【暗視】スキルがLv9になりました》
《熟練度が一定に到達し【立体機動】スキルがLv4になりました》


 能力値ポイントは魔法防御力へ。

 つい今しがた、魔法を喰らいそうになったからな。


 さ、解体で良いアイテムが手に入ると嬉しいのだが・・・。








 名前 アスト

 種族 人間 Lv15
 第一職業 中級剣士 Lv6
 第二職業 火炎魔法士 Lv3
 スキルポイント3

 アナザースキル
 加速Lv4

 マスタースキルⅠ
 剣術Lv10〔Master〕火魔法Lv10〔Master〕
 索敵Lv10〔Master〕発見Lv10〔Master〕
 解析Lv10〔Master〕錬金Lv10〔Master〕

 マスタースキルⅡ
 回避Lv10〔Master〕直感Lv10〔Master〕
 照準Lv10〔Master〕疾走Lv10〔Master〕
 闇魔法耐性Lv10〔Master〕
 盲目耐性Lv10〔Master〕
 視覚強化Lv10〔Master〕

 スキル
 中級剣術Lv9 火炎魔法Lv6 解体Lv11
 中級錬金Lv4 気配察知Lv7 大発見Lv3
 分析Lv3 予見Lv5 影魔法Lv8 予測Lv9
 迎撃Lv7 立体機動Lv4 暗視Lv9

 称号
 開拓者 冒険者 使徒 越境者 開放者
 ジャイアントキリング

 基礎能力値

 物理攻撃力 16     (+13)
 物理防御力 16     (+13)
 魔法攻撃力 16     (+ 2)
 魔法防御力 16(↑2) (+ 2)
 平均速力  14     (+20)

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