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2章
22 アリアの勧誘と越境
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「僕がウェザリアに、ですか・・・?」
「ええ、そうよ。あなたなら信頼できるから」
随分と高く買われている気がする。
「ですが、生産ギルドですよね?僕は生産職ではありませんよ?」
「問題ないわ。錬金スキルも覚えているし、戦闘職専門でも構わないの」
確かに、戦闘専門となって素材を調達してくる人間も必要だな。
「ん・・・少し考えさせて貰ってもいいですか?」
「ええ。返事は急かさないから、ゆっくり考えて頂戴」
「ありがとうございます」
僕は色々と考えながらも、昼食を作るためにログアウトした。
昼食を作って、自分の分を頂く。
そして、再度ログインしようとしたところで、美鈴が体を起こした。
「・・・あ、アスト兄。これからインするの?」
「ああ、そのつもりだよ。昼食はリビングにあるからな」
「うん!ありがとう、アスト兄・・・じゃなくて、お兄ちゃん!」
「どういたしまして。あんまり急いで食べるなよ?」
そう忠告を残して、ログインした。
APはそこそこ回復していたので、町の外へ向かう。
《熟練度が一定に到達し【解体】スキルがLv7になりました》
《熟練度が一定に到達し【索敵】スキルがLv7になりました》
熊や蛇を倒しながら東の森を抜けて、エリアの境界に到着。
マップが埋まっているので、時間を掛けずに辿り着くことが出来た。
ボスの居た境界を越えて、先へ進む・・・前に、安全地帯を見つけた。
安全地帯ならログアウトすることが可能なのだ。
これに昨日気づいて居ればと思わなくも無いが、過ぎたことは仕方が無い。
境界地帯を超えると、そこは森だった。
ただし、先程通って来た森とは雰囲気が違い、より暗い感じがするので、違う魔物も居ると考えるべきだろう。
サーチⅡを使用しながら、森の中へ入って行く。
すると、案の定、シャドーヴァイパーの反応があった。
背後から迫っていたシャドーヴァイパーの攻撃を余裕を持って回避し、攻撃。
レベルも1と低かったので、余裕を持って倒すことが出来た。
もうしばらく進むと、今度は新しい魔物が現れた。
ウルフ Lv8
魔物 通常種 格下
スキル 疾走 噛みつき
シャドウウルフ Lv1
魔物 上位種 同格
スキル 疾走 隠密 闇魔法
ウルフが三体とシャドウウルフが一体。
シャドウウルフは魔法を使うようなので要注意だろう。
四体の狼は連携しながら、僕を囲んで襲って来る。
「サークルスラッシュ!」
「ガウッ!?」
同時に四方向から飛びかかって来た狼をまとめて叩き落した。
そんな状態の最中でも、シャドウウルフは闇魔法を使用。
「ガウッ!」
「っ!?確か、ダークブラインドか・・・!」
闇魔法Lv1アーツ、ダークブラインドは、敵を盲目状態にする。
失敗することもあるらしいが、目が見えなくなったので成功してしまったらしい。
サーチⅡを使用することで、盲目をカバーするしかないか。
「スラッシュ!」
背後から僕に向かってきたウルフを、索敵で捉えて、切り裂いた。
生命反応が消えたので、倒せたのだろう。
そのまま残り二体のウルフも倒した時、盲目状態が解除された。
シャドウウルフが再度闇魔法を使用したようだが、今回は失敗。
隙が出来ているシャドウウルフに接近し、アーツを使用。
「パワースラッシュ!」
「ギャンッ!?」
照準スキルで確認した弱点を捉え、クリティカルヒットに。
瀕死の敵に通常攻撃を行い、絶命させた。
《熟練度が一定に到達し【中級剣術】スキルがLv3になりました》
《熟練度が一定に到達し【索敵】スキルがLv8になりました》
《熟練度が一定に到達し【直感】スキルがLv6になりました》
闇魔法は、サーチが無かったら対応できなかったな・・・。
でも、とても楽しい戦いだったと思う。
・・・あ、戦闘狂の類ではないからな?
純粋に、ゲームを楽しんでいるだけだ。
【影狼の爪】素材アイテム レア度2
シャドウウルフの爪。
爪とは思えない程に黒い色。
【影狼の皮】素材アイテム レア度2
シャドウウルフの皮。
隠密性に優れている。
闇魔法の効果を高める防具に。
解体でアイテムをゲットし、探索を再開する。
森をある程度進むとウルフは現れなくなり、殆どがシャドウウルフになった。
現在、三体のシャドウウルフと交戦中。
「アクセラレーション!サークルスラッシュ!パワースラッシュ!」
「ギャウッ!?」
「「ガウッ!?」」
サークルスラッシュで三体とも斬りつけ、その中の一体に追撃。
パワースラッシュで絶命させた。
「ファイアアロー!ダブルスラッシュ!」
残った片方の狼に火魔法のアーツを使用し、足止めをする。
そしてその間に、もう片方の狼へ接近し二閃。
クリティカルコンボ4HIT!の文字が浮かび上がり、狼は絶命。
最後に残った狼は火魔法でしとめて、戦闘終了。
《アストのレベルが11になりました》
《能力値ポイントを2獲得しました》
《スキルポイントを1獲得しました》
《第一職業が中級剣士Lv2になりました》
《第二職業が火魔法使いLv8になりました》
《熟練度が一定に到達し【火魔法】スキルがLv9になりました》
《熟練度が一定に到達し【直感】スキルがLv7になりました》
《取得可能スキルに【闇魔法耐性】が追加されました》
《取得可能スキルに【盲目耐性】が追加されました》
能力値ポイントは魔法防御力へ2ポイント振り分けた。
新スキルについては、どうしようかな・・・?
名前 アスト
種族 人間 Lv11
第一職業 中級剣士 Lv2
第二職業 火魔法使い Lv8
スキルポイント9
アナザースキル
加速Lv3
マスタースキル
剣術Lv10〔Master〕
スキル
中級剣術Lv3 火魔法Lv9 解析Lv7
解体Lv7 錬金Lv8 発見Lv7
索敵Lv8 照準Lv7 回避Lv7
疾走Lv4 直感Lv7
称号
開拓者 冒険者 使徒 越境者
ジャイアントキリング
基礎能力値
物理攻撃力 16
物理防御力 16
魔法攻撃力 12
魔法防御力 12(↑2)
平均速力 14
「ええ、そうよ。あなたなら信頼できるから」
随分と高く買われている気がする。
「ですが、生産ギルドですよね?僕は生産職ではありませんよ?」
「問題ないわ。錬金スキルも覚えているし、戦闘職専門でも構わないの」
確かに、戦闘専門となって素材を調達してくる人間も必要だな。
「ん・・・少し考えさせて貰ってもいいですか?」
「ええ。返事は急かさないから、ゆっくり考えて頂戴」
「ありがとうございます」
僕は色々と考えながらも、昼食を作るためにログアウトした。
昼食を作って、自分の分を頂く。
そして、再度ログインしようとしたところで、美鈴が体を起こした。
「・・・あ、アスト兄。これからインするの?」
「ああ、そのつもりだよ。昼食はリビングにあるからな」
「うん!ありがとう、アスト兄・・・じゃなくて、お兄ちゃん!」
「どういたしまして。あんまり急いで食べるなよ?」
そう忠告を残して、ログインした。
APはそこそこ回復していたので、町の外へ向かう。
《熟練度が一定に到達し【解体】スキルがLv7になりました》
《熟練度が一定に到達し【索敵】スキルがLv7になりました》
熊や蛇を倒しながら東の森を抜けて、エリアの境界に到着。
マップが埋まっているので、時間を掛けずに辿り着くことが出来た。
ボスの居た境界を越えて、先へ進む・・・前に、安全地帯を見つけた。
安全地帯ならログアウトすることが可能なのだ。
これに昨日気づいて居ればと思わなくも無いが、過ぎたことは仕方が無い。
境界地帯を超えると、そこは森だった。
ただし、先程通って来た森とは雰囲気が違い、より暗い感じがするので、違う魔物も居ると考えるべきだろう。
サーチⅡを使用しながら、森の中へ入って行く。
すると、案の定、シャドーヴァイパーの反応があった。
背後から迫っていたシャドーヴァイパーの攻撃を余裕を持って回避し、攻撃。
レベルも1と低かったので、余裕を持って倒すことが出来た。
もうしばらく進むと、今度は新しい魔物が現れた。
ウルフ Lv8
魔物 通常種 格下
スキル 疾走 噛みつき
シャドウウルフ Lv1
魔物 上位種 同格
スキル 疾走 隠密 闇魔法
ウルフが三体とシャドウウルフが一体。
シャドウウルフは魔法を使うようなので要注意だろう。
四体の狼は連携しながら、僕を囲んで襲って来る。
「サークルスラッシュ!」
「ガウッ!?」
同時に四方向から飛びかかって来た狼をまとめて叩き落した。
そんな状態の最中でも、シャドウウルフは闇魔法を使用。
「ガウッ!」
「っ!?確か、ダークブラインドか・・・!」
闇魔法Lv1アーツ、ダークブラインドは、敵を盲目状態にする。
失敗することもあるらしいが、目が見えなくなったので成功してしまったらしい。
サーチⅡを使用することで、盲目をカバーするしかないか。
「スラッシュ!」
背後から僕に向かってきたウルフを、索敵で捉えて、切り裂いた。
生命反応が消えたので、倒せたのだろう。
そのまま残り二体のウルフも倒した時、盲目状態が解除された。
シャドウウルフが再度闇魔法を使用したようだが、今回は失敗。
隙が出来ているシャドウウルフに接近し、アーツを使用。
「パワースラッシュ!」
「ギャンッ!?」
照準スキルで確認した弱点を捉え、クリティカルヒットに。
瀕死の敵に通常攻撃を行い、絶命させた。
《熟練度が一定に到達し【中級剣術】スキルがLv3になりました》
《熟練度が一定に到達し【索敵】スキルがLv8になりました》
《熟練度が一定に到達し【直感】スキルがLv6になりました》
闇魔法は、サーチが無かったら対応できなかったな・・・。
でも、とても楽しい戦いだったと思う。
・・・あ、戦闘狂の類ではないからな?
純粋に、ゲームを楽しんでいるだけだ。
【影狼の爪】素材アイテム レア度2
シャドウウルフの爪。
爪とは思えない程に黒い色。
【影狼の皮】素材アイテム レア度2
シャドウウルフの皮。
隠密性に優れている。
闇魔法の効果を高める防具に。
解体でアイテムをゲットし、探索を再開する。
森をある程度進むとウルフは現れなくなり、殆どがシャドウウルフになった。
現在、三体のシャドウウルフと交戦中。
「アクセラレーション!サークルスラッシュ!パワースラッシュ!」
「ギャウッ!?」
「「ガウッ!?」」
サークルスラッシュで三体とも斬りつけ、その中の一体に追撃。
パワースラッシュで絶命させた。
「ファイアアロー!ダブルスラッシュ!」
残った片方の狼に火魔法のアーツを使用し、足止めをする。
そしてその間に、もう片方の狼へ接近し二閃。
クリティカルコンボ4HIT!の文字が浮かび上がり、狼は絶命。
最後に残った狼は火魔法でしとめて、戦闘終了。
《アストのレベルが11になりました》
《能力値ポイントを2獲得しました》
《スキルポイントを1獲得しました》
《第一職業が中級剣士Lv2になりました》
《第二職業が火魔法使いLv8になりました》
《熟練度が一定に到達し【火魔法】スキルがLv9になりました》
《熟練度が一定に到達し【直感】スキルがLv7になりました》
《取得可能スキルに【闇魔法耐性】が追加されました》
《取得可能スキルに【盲目耐性】が追加されました》
能力値ポイントは魔法防御力へ2ポイント振り分けた。
新スキルについては、どうしようかな・・・?
名前 アスト
種族 人間 Lv11
第一職業 中級剣士 Lv2
第二職業 火魔法使い Lv8
スキルポイント9
アナザースキル
加速Lv3
マスタースキル
剣術Lv10〔Master〕
スキル
中級剣術Lv3 火魔法Lv9 解析Lv7
解体Lv7 錬金Lv8 発見Lv7
索敵Lv8 照準Lv7 回避Lv7
疾走Lv4 直感Lv7
称号
開拓者 冒険者 使徒 越境者
ジャイアントキリング
基礎能力値
物理攻撃力 16
物理防御力 16
魔法攻撃力 12
魔法防御力 12(↑2)
平均速力 14
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