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1章
4 ラビット狩りと上位種
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「ファイアボール!」
「ギッ!?」
火魔法Lv1のアーツ、ファイアボールを喰らって、ラビットは瀕死に。
魔法のアーツを使用したのでMPが減っているが、問題はない。
《熟練度が一定に到達し【火魔法】スキルがLv3になりました》
僕は勝負を決めるために、瀕死のラビットに接近して、アーツを発動。
「スラッシュ!」
加速は使わずに、クリティカルを狙ったが、失敗。
やはり加速無しでは難しいようだ。
それでも、瀕死だったラビットは、そのまま動かなくなった。
《アストのレベルが3になりました》
《能力値ポイントを2獲得しました》
《スキルポイントを1獲得しました》
《職業が剣士Lv3になりました》
「おっ、やっとレベルが上がった。上がり方は意外とゆっくりなのか」
今倒したラビットで九体目なのだが、ようやくレベルが3に上がった。
能力値ポイントの振り分けは、前回と同じにしよう。
基礎能力値
物理攻撃力 12
物理防御力 12
魔法攻撃力 10(↑1)
魔法防御力 10(↑1)
平均速力 10
これで、あと一体ラビットを狩れば、依頼達成だ。
そういえば、二つ目の職業は、レベルを上げると開放されるらしい。
剣士の職業があると剣術スキルに補正が掛かるのと同じで、魔法使い系の職業があると魔法の効果に補正がかかるので、早くレベルを上げたい。
とりあえず、最後のラビットを捜さなければ。
ラビットらしき魔物を見つけたので、解析のアーツ、アナライズを使用。
ファングラビット Lv1
魔物 上位種 格上
??? ???
「は?」
思わず間抜けな声が漏れてしまった。
誰かに聞かれたら恥ずかしいので気をつけねば。
・・・いや、そんなことより目の前の敵のことだ。
ファングラビット?上位種?
解析結果が表示されるウィンドウに、「格上」の二文字が赤く輝く。
今までのラビットは同格で、普通の赤色だったが、今回はそれよりも濃い。
これは不味い。
逃げる・・・のは無理そうだ。
敵は既に僕へ敵意を向けている。
ここは戦うしかないだろう。
ファングラビットが飛びかかって来た。
「っ、速いっ!ぐっ・・・!」
ラビットよりも数段速い跳躍と突進を避け切れずに少しかすってしまい、僕のHPが一割ほど減少した。
「ファイアボール!」
背を向けているファングラビットに火魔法を使ったが、軽々と回避されてしまう。
そして再び、跳躍しながら突進してきた。
「アクセラレーション!」
加速を発動し、ファングラビットをよく見る。
ラビットとは少しずれた弱点位置に、アーツを使用して攻撃を叩き込む。
「スラッシュ!」
クリティカルヒットの判定が出て、ファングラビットにダメージが入った。
二割に届かないくらいしか削れていないが、まだ攻撃は終わっていない。
クリティカルダメージを喰らって動きが止まっているところへ追撃をかける。
「アクセラレーション!スラッシュ!」
再びクリティカルヒットの判定が出た。
更に、連続クリティカルのボーナスがあるらしく、先程よりもダメージが多い。
視界には、クリティカルコンボ2HIT!という文字が躍っている。
《熟練度が一定に到達し【剣術】スキルがLv5になりました》
《【剣術】Lv5アーツ『ダブルスラッシュ』を習得しました》
これはチャンス!
「アクセラレーション!ダブルスラッシュ!」
飛びかかって来ていたファングラビットに、二連撃をお見舞いした。
視界に、連続クリティカルコンボ4HIT!の文字が。
ファングラビットは、地面に落下して息絶えた。
《アストのレベルが4になりました》
《能力値ポイントを2獲得しました》
《スキルポイントを1獲得しました》
《職業が剣士Lv4になりました》
《熟練度が一定に到達し【加速】スキルがLv2になりました》
「勝ったーっ!」
小さく叫びながら、ガッツポーズをする。
達成感もあって、凄く嬉しい。
おっと、能力値ポイントは平均速力に振って置こう。
基礎能力値
物理攻撃力 12
物理防御力 12
魔法攻撃力 10
魔法防御力 10
平均速力 12(↑2)
【牙兎の肉】食材アイテム レア度2
ファングラビットの肉。
調理して食べると美味しい。
【牙兎の皮】素材アイテム レア度2
ファングラビットの皮。
防具などに加工することが可能。
【牙兎の牙】素材アイテム レア度2
ファングラビットの牙。
武器などに加工することが可能。
《熟練度が一定に到達し【解体】スキルがLv3になりました》
《熟練度が一定に到達し【解析】スキルがLv3になりました》
解体を終えて解析をしたところでアナウンス。
「はぁ・・・疲れた」
主に精神的な疲れだろう。
楽しかったのは間違いないが、感じづらいだけで、やはり疲れはあるものだ。
加速のアーツを連続で使い過ぎた為に、AP=アーツポイントは枯渇寸前なので町へ帰るとしよう。
「・・・あれ?ラビットは九体しか狩って無いよな?」
残念。町へは帰るのはもう少し先になりそうだ。
名前 アスト
種族 人間 Lv4
職業 剣士 Lv4
スキルポイント4
アナザースキル
加速Lv2
スキル
剣術Lv5 火魔法Lv3 解析Lv3
解体Lv3 錬金Lv1
称号
開拓者 冒険者 使徒
基礎能力値
物理攻撃力 12
物理防御力 12
魔法攻撃力 10
魔法防御力 10
平均速力 12
「ギッ!?」
火魔法Lv1のアーツ、ファイアボールを喰らって、ラビットは瀕死に。
魔法のアーツを使用したのでMPが減っているが、問題はない。
《熟練度が一定に到達し【火魔法】スキルがLv3になりました》
僕は勝負を決めるために、瀕死のラビットに接近して、アーツを発動。
「スラッシュ!」
加速は使わずに、クリティカルを狙ったが、失敗。
やはり加速無しでは難しいようだ。
それでも、瀕死だったラビットは、そのまま動かなくなった。
《アストのレベルが3になりました》
《能力値ポイントを2獲得しました》
《スキルポイントを1獲得しました》
《職業が剣士Lv3になりました》
「おっ、やっとレベルが上がった。上がり方は意外とゆっくりなのか」
今倒したラビットで九体目なのだが、ようやくレベルが3に上がった。
能力値ポイントの振り分けは、前回と同じにしよう。
基礎能力値
物理攻撃力 12
物理防御力 12
魔法攻撃力 10(↑1)
魔法防御力 10(↑1)
平均速力 10
これで、あと一体ラビットを狩れば、依頼達成だ。
そういえば、二つ目の職業は、レベルを上げると開放されるらしい。
剣士の職業があると剣術スキルに補正が掛かるのと同じで、魔法使い系の職業があると魔法の効果に補正がかかるので、早くレベルを上げたい。
とりあえず、最後のラビットを捜さなければ。
ラビットらしき魔物を見つけたので、解析のアーツ、アナライズを使用。
ファングラビット Lv1
魔物 上位種 格上
??? ???
「は?」
思わず間抜けな声が漏れてしまった。
誰かに聞かれたら恥ずかしいので気をつけねば。
・・・いや、そんなことより目の前の敵のことだ。
ファングラビット?上位種?
解析結果が表示されるウィンドウに、「格上」の二文字が赤く輝く。
今までのラビットは同格で、普通の赤色だったが、今回はそれよりも濃い。
これは不味い。
逃げる・・・のは無理そうだ。
敵は既に僕へ敵意を向けている。
ここは戦うしかないだろう。
ファングラビットが飛びかかって来た。
「っ、速いっ!ぐっ・・・!」
ラビットよりも数段速い跳躍と突進を避け切れずに少しかすってしまい、僕のHPが一割ほど減少した。
「ファイアボール!」
背を向けているファングラビットに火魔法を使ったが、軽々と回避されてしまう。
そして再び、跳躍しながら突進してきた。
「アクセラレーション!」
加速を発動し、ファングラビットをよく見る。
ラビットとは少しずれた弱点位置に、アーツを使用して攻撃を叩き込む。
「スラッシュ!」
クリティカルヒットの判定が出て、ファングラビットにダメージが入った。
二割に届かないくらいしか削れていないが、まだ攻撃は終わっていない。
クリティカルダメージを喰らって動きが止まっているところへ追撃をかける。
「アクセラレーション!スラッシュ!」
再びクリティカルヒットの判定が出た。
更に、連続クリティカルのボーナスがあるらしく、先程よりもダメージが多い。
視界には、クリティカルコンボ2HIT!という文字が躍っている。
《熟練度が一定に到達し【剣術】スキルがLv5になりました》
《【剣術】Lv5アーツ『ダブルスラッシュ』を習得しました》
これはチャンス!
「アクセラレーション!ダブルスラッシュ!」
飛びかかって来ていたファングラビットに、二連撃をお見舞いした。
視界に、連続クリティカルコンボ4HIT!の文字が。
ファングラビットは、地面に落下して息絶えた。
《アストのレベルが4になりました》
《能力値ポイントを2獲得しました》
《スキルポイントを1獲得しました》
《職業が剣士Lv4になりました》
《熟練度が一定に到達し【加速】スキルがLv2になりました》
「勝ったーっ!」
小さく叫びながら、ガッツポーズをする。
達成感もあって、凄く嬉しい。
おっと、能力値ポイントは平均速力に振って置こう。
基礎能力値
物理攻撃力 12
物理防御力 12
魔法攻撃力 10
魔法防御力 10
平均速力 12(↑2)
【牙兎の肉】食材アイテム レア度2
ファングラビットの肉。
調理して食べると美味しい。
【牙兎の皮】素材アイテム レア度2
ファングラビットの皮。
防具などに加工することが可能。
【牙兎の牙】素材アイテム レア度2
ファングラビットの牙。
武器などに加工することが可能。
《熟練度が一定に到達し【解体】スキルがLv3になりました》
《熟練度が一定に到達し【解析】スキルがLv3になりました》
解体を終えて解析をしたところでアナウンス。
「はぁ・・・疲れた」
主に精神的な疲れだろう。
楽しかったのは間違いないが、感じづらいだけで、やはり疲れはあるものだ。
加速のアーツを連続で使い過ぎた為に、AP=アーツポイントは枯渇寸前なので町へ帰るとしよう。
「・・・あれ?ラビットは九体しか狩って無いよな?」
残念。町へは帰るのはもう少し先になりそうだ。
名前 アスト
種族 人間 Lv4
職業 剣士 Lv4
スキルポイント4
アナザースキル
加速Lv2
スキル
剣術Lv5 火魔法Lv3 解析Lv3
解体Lv3 錬金Lv1
称号
開拓者 冒険者 使徒
基礎能力値
物理攻撃力 12
物理防御力 12
魔法攻撃力 10
魔法防御力 10
平均速力 12
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