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4章
262 アリアのトラウマ?
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やってしまった。
敵を驚かして遊ぶつもりが、間違えてアリアさんを驚かせてしまった。
よくよく【気配制御】で確認をしていれば、馴染み深い気配だと分かったはず。
その確認作業を怠るとは、なんという失態か。
絶対に怒られる……。
「ッ……!!」
現に、下手人の正体に気づいたアリアさんは、人を殺せそうなほど鋭い目と、憎々し気な顔つきで僕を睨んでいる。
当たり前だ。
あんなことをされて、怒っていないはずがない。
エメラルド色の綺麗な瞳には、今にも溢れんばかりなたくさんの涙が溜まっている。さっきの悲鳴と合わせて、怖いより可愛いと思ってしまったのは、秘密だ。
というか、おかしな意味がないとはいえ、正直に言ったら殺される。
とりあえず、謝意を表すために正座しておこう。
「あ、アストっ! 一体何のつもりでっ、こんなことっ、したのっ……!?」
「誠に申し訳ありません。敵を驚かせて隙を作るつもりが、誤ってアリアさんを対象にしてしまいました。気配を調べるなど、事前の確認を怠ったこと、深く反省しております」
誠心誠意、頭を下げて謝罪する。
こういう時に大事なのは、とにもかくにも自分が反省していると伝えることなのだ。たとえ、相手に対して何か思うところがあっても、言い訳など一切してはいけない。
それから、被害者から何か要求があった場合、命にかかわらなければ素直に受け入れるべし。もし不利益を背負いこむことになっても、決して反発してはならない。
元より、自分の軽率さが端を為した結果なのだから。
「私っ、隠れてた敵かと、思って! 不意打ちを受けてやられてっ、みんなにどう謝ろうかとッ……!!」
「すみませんでした」
珍しく感情を露わにするアリアさんを前に、ひたすら頭を下げる。
自分のせいでギルドが負けたとなれば、責任感の強いアリアさんは酷く落ち込むことになるだろう。一時的にとはいえそんな気持ちにさせるとは、本当に申し訳ないことをしてしまった……。
「ひぐっ……それにっ、物陰から飛び出してくるなんてッ……!」
「申し訳ありませんでした」
よく分からない責め方だったが、どうやら彼女のトラウマを抉ったらしい。
無暗に聞き返すことをせず、伏して詫びる。ほかにできることなどない。
……ん?
「アリアさんっ、ちょっと失礼します!」
僕は念のため一声かけた後、アリアさんを物陰に引きずり込……違う、表現が悪い。これではまるで、僕が誘拐犯みたいじゃないか。彼女を抱えて隠れただけだ。
《熟練度が一定に達し【潜伏】スキルがLv8になりました》
《熟練度が一定に達し【隠形】スキルがLv8になりました》
やーめーてー!?
洒落にならないタイミングでアウトローなスキル上がらないで!?
決して悪意はないんだ!
が、しかし。
悪意がなくとも駄目な時はある。
僕はまたしてもやってしまったらしい。
「ひっ……!? や、やめっ……離してっ……!」
怯えたようにふるふると首を振り、いやいやと抵抗するアリアさん。恐怖のせいか、碌に力が入っていないが。
……僕が悪いのは分かるけど、この反応はさすがに落ち込む。
両手で彼女の頭を挟み、無理矢理こちらを向かせてから告げる。
「落ち着いてください! 敵が近づいてますから息を潜めて!」
「っ……わ、分かったわ……」
この行動が功を奏したのか、落ち着きを取り戻したアリアさんは指示に従って身を小さくしてくれた。
僕も、自分とアリアさんにバスタオルを被せ、気配を消す。
《熟練度が一定に達し【潜伏】スキルがLv9になりました》
《熟練度が一定に達し【隠形】スキルがLv9になりました》
《熟練度が一定に達し【潜伏】スキルがLv10になりました》
《熟練度が一定に達し【隠形】スキルがLv10になりました》
何故か知らないが、【潜伏】と【隠形】がやたら育つ。
二人だと、一人で隠れるよりも難易度が高いからか?
「……んぅ」
肌が触れあうような距離しかないので、アリアさんの息づかいが耳に届いてしまう。これ、多分アウト。レインに謝る理由もできてしまった。
次々生まれる問題に気が遠くなりそうだと思っていると、ずかずかと土を踏みしめる足音が聞こえてきた。
仲間の気配ではないので、敵で間違いない。
同じ過ちは、繰り返さないぞ。
僕たちの隠れ場所へ近づいてくる影。
おなじみ、【奇襲】Lv1アーツ『ハイドウォーク』でコソコソと忍び寄る。
「おかしいな……。誰かの声が聞こえ――」
後ろを振り返った槍持ちへ迫り、背後から槍の通常刺突。
敵は一撃死した。
《熟練度が一定に達し【上級槍術】スキルがLv15になりました》
《【上級槍術】Lv15アーツ『ランスロット・シェイカー』を習得しました》
《熟練度が一定に達し【拡張】スキルがLv14になりました》
アーツの確認は後回し。
まずはアリアさんのもとへ戻る。
……一連の無作法、どう詫びればいいのだろうか。
などと苦悩していると、予想外の展開が待ち受けていた。
「ごめんなさい、取り乱してしまって。さっき、貴方にとても失礼な反応をしてしまったこと、心からお詫びするわ」
「えっ……?」
僕が口を開く前に、立ち上がっていたアリアさんに頭を下げられてしまった。
少し間が空いて落ち着けたのか、彼女の佇まいから動揺の類はを感じられない。
しかし、いまいち状況が呑み込めない。
「あの、どうして謝られるのか分からないんですが……」
「貴方に抱えられた時、過剰な反応をしてしまったでしょう? 嫌な過去がフラッシュバックしたとはいえ、私を守ろうとしてくれた相手にしていい反応じゃないわ」
「いえ、あれは僕の対応が悪かったですから。それに、元はと言えば、僕が最初にアリアさんを動揺させたのが原因で――」
「たとえそうだったとしても、私の反応は礼を失しすぎているの。私にとってアストは、そこそこ強い信頼関係を結んでいる相手よ。それなのに、真っ先にしたのが犯罪者扱い……本当にごめんなさい」
アリアさんの主張は大体理解した。
気にしすぎなのでは? という思いはあるものの、僕がとやかく言うことではないので、そこには何も言わないことにしておく。
ひとまず、頭を下げたままのアリアさんに、頭を上げるようお願いしよう。
「分かりました。謝罪を受けます。ですから、頭を上げてください」
「都合がいい話なのは承知しているのだけど、もう一度だけ私を信じてほしいの」
緑色をした二つの瞳が、真摯に僕を見つめてくる。
返す答えなど、決まりきっている。
「ええ、もちろん信じます。だから、よろしければ僕の過ちも許してください」
「もちろんよ。そもそも、貴方は悪くない――」
「その話はやめましょう。堂々巡りになりそうですから」
「……そう、ね」
やや不満そうではあるが、一応は納得したようだ。
ゆっくりとした動きで、首が縦に振られた。
一件落着、かな?
一時はどうなることかと焦ったが、申し訳なくも上手い感じで解決した。
「あーーーーっ!! アスト兄とアリアが二人っきりで密会してる!」
「「なっ!?」」
唐突に降ってきた『二人っきりで密会』という不穏な言葉のせいで、心臓が止まってしまいそうなほどに驚いた。
ギョッとしながらも、恐る恐る声の方向に目をやる。
数メートル先のゲート前に立つのは、第二拠点の守備に就いていた二人。
こっちの方を指差し大声を上げたミレアと、目をぱちくりさせているシエラだ。
恐らく、敵戦力の駆逐が終わり、たった今帰還したところなのだろう。
僕たちは、互いの距離がやたら近いのに気づき、慌てて数歩後ろに下がった。ちょっとした動作で触れあいそうな位置関係だったし、妙な誤解を受けてもおかしくない。
はぁ……。
アリアさんはあたふたしていて役に立たなそうだし、憂鬱だ。
ちゃんと説明したら、レインは許してくれるかだろうか……?
―――――――――――――――――――――――――――――――
『ギルド対抗「攻城戦」開催中!』 <残り十七時間十分>
・参加ギルド 302ギルド
・残りギルド 174ギルド/302ギルド
・獲得フラッグ59 喪失フラッグ0
・獲得ポイント59 喪失ポイント0
・総合ポイント59
・広域マップ確認
・周辺マップ確認《ウェザリア》《第二拠点》《第三拠点》
・空き陣地争奪戦
・―――――
―――――――――――――――――――――――――――――――
敵を驚かして遊ぶつもりが、間違えてアリアさんを驚かせてしまった。
よくよく【気配制御】で確認をしていれば、馴染み深い気配だと分かったはず。
その確認作業を怠るとは、なんという失態か。
絶対に怒られる……。
「ッ……!!」
現に、下手人の正体に気づいたアリアさんは、人を殺せそうなほど鋭い目と、憎々し気な顔つきで僕を睨んでいる。
当たり前だ。
あんなことをされて、怒っていないはずがない。
エメラルド色の綺麗な瞳には、今にも溢れんばかりなたくさんの涙が溜まっている。さっきの悲鳴と合わせて、怖いより可愛いと思ってしまったのは、秘密だ。
というか、おかしな意味がないとはいえ、正直に言ったら殺される。
とりあえず、謝意を表すために正座しておこう。
「あ、アストっ! 一体何のつもりでっ、こんなことっ、したのっ……!?」
「誠に申し訳ありません。敵を驚かせて隙を作るつもりが、誤ってアリアさんを対象にしてしまいました。気配を調べるなど、事前の確認を怠ったこと、深く反省しております」
誠心誠意、頭を下げて謝罪する。
こういう時に大事なのは、とにもかくにも自分が反省していると伝えることなのだ。たとえ、相手に対して何か思うところがあっても、言い訳など一切してはいけない。
それから、被害者から何か要求があった場合、命にかかわらなければ素直に受け入れるべし。もし不利益を背負いこむことになっても、決して反発してはならない。
元より、自分の軽率さが端を為した結果なのだから。
「私っ、隠れてた敵かと、思って! 不意打ちを受けてやられてっ、みんなにどう謝ろうかとッ……!!」
「すみませんでした」
珍しく感情を露わにするアリアさんを前に、ひたすら頭を下げる。
自分のせいでギルドが負けたとなれば、責任感の強いアリアさんは酷く落ち込むことになるだろう。一時的にとはいえそんな気持ちにさせるとは、本当に申し訳ないことをしてしまった……。
「ひぐっ……それにっ、物陰から飛び出してくるなんてッ……!」
「申し訳ありませんでした」
よく分からない責め方だったが、どうやら彼女のトラウマを抉ったらしい。
無暗に聞き返すことをせず、伏して詫びる。ほかにできることなどない。
……ん?
「アリアさんっ、ちょっと失礼します!」
僕は念のため一声かけた後、アリアさんを物陰に引きずり込……違う、表現が悪い。これではまるで、僕が誘拐犯みたいじゃないか。彼女を抱えて隠れただけだ。
《熟練度が一定に達し【潜伏】スキルがLv8になりました》
《熟練度が一定に達し【隠形】スキルがLv8になりました》
やーめーてー!?
洒落にならないタイミングでアウトローなスキル上がらないで!?
決して悪意はないんだ!
が、しかし。
悪意がなくとも駄目な時はある。
僕はまたしてもやってしまったらしい。
「ひっ……!? や、やめっ……離してっ……!」
怯えたようにふるふると首を振り、いやいやと抵抗するアリアさん。恐怖のせいか、碌に力が入っていないが。
……僕が悪いのは分かるけど、この反応はさすがに落ち込む。
両手で彼女の頭を挟み、無理矢理こちらを向かせてから告げる。
「落ち着いてください! 敵が近づいてますから息を潜めて!」
「っ……わ、分かったわ……」
この行動が功を奏したのか、落ち着きを取り戻したアリアさんは指示に従って身を小さくしてくれた。
僕も、自分とアリアさんにバスタオルを被せ、気配を消す。
《熟練度が一定に達し【潜伏】スキルがLv9になりました》
《熟練度が一定に達し【隠形】スキルがLv9になりました》
《熟練度が一定に達し【潜伏】スキルがLv10になりました》
《熟練度が一定に達し【隠形】スキルがLv10になりました》
何故か知らないが、【潜伏】と【隠形】がやたら育つ。
二人だと、一人で隠れるよりも難易度が高いからか?
「……んぅ」
肌が触れあうような距離しかないので、アリアさんの息づかいが耳に届いてしまう。これ、多分アウト。レインに謝る理由もできてしまった。
次々生まれる問題に気が遠くなりそうだと思っていると、ずかずかと土を踏みしめる足音が聞こえてきた。
仲間の気配ではないので、敵で間違いない。
同じ過ちは、繰り返さないぞ。
僕たちの隠れ場所へ近づいてくる影。
おなじみ、【奇襲】Lv1アーツ『ハイドウォーク』でコソコソと忍び寄る。
「おかしいな……。誰かの声が聞こえ――」
後ろを振り返った槍持ちへ迫り、背後から槍の通常刺突。
敵は一撃死した。
《熟練度が一定に達し【上級槍術】スキルがLv15になりました》
《【上級槍術】Lv15アーツ『ランスロット・シェイカー』を習得しました》
《熟練度が一定に達し【拡張】スキルがLv14になりました》
アーツの確認は後回し。
まずはアリアさんのもとへ戻る。
……一連の無作法、どう詫びればいいのだろうか。
などと苦悩していると、予想外の展開が待ち受けていた。
「ごめんなさい、取り乱してしまって。さっき、貴方にとても失礼な反応をしてしまったこと、心からお詫びするわ」
「えっ……?」
僕が口を開く前に、立ち上がっていたアリアさんに頭を下げられてしまった。
少し間が空いて落ち着けたのか、彼女の佇まいから動揺の類はを感じられない。
しかし、いまいち状況が呑み込めない。
「あの、どうして謝られるのか分からないんですが……」
「貴方に抱えられた時、過剰な反応をしてしまったでしょう? 嫌な過去がフラッシュバックしたとはいえ、私を守ろうとしてくれた相手にしていい反応じゃないわ」
「いえ、あれは僕の対応が悪かったですから。それに、元はと言えば、僕が最初にアリアさんを動揺させたのが原因で――」
「たとえそうだったとしても、私の反応は礼を失しすぎているの。私にとってアストは、そこそこ強い信頼関係を結んでいる相手よ。それなのに、真っ先にしたのが犯罪者扱い……本当にごめんなさい」
アリアさんの主張は大体理解した。
気にしすぎなのでは? という思いはあるものの、僕がとやかく言うことではないので、そこには何も言わないことにしておく。
ひとまず、頭を下げたままのアリアさんに、頭を上げるようお願いしよう。
「分かりました。謝罪を受けます。ですから、頭を上げてください」
「都合がいい話なのは承知しているのだけど、もう一度だけ私を信じてほしいの」
緑色をした二つの瞳が、真摯に僕を見つめてくる。
返す答えなど、決まりきっている。
「ええ、もちろん信じます。だから、よろしければ僕の過ちも許してください」
「もちろんよ。そもそも、貴方は悪くない――」
「その話はやめましょう。堂々巡りになりそうですから」
「……そう、ね」
やや不満そうではあるが、一応は納得したようだ。
ゆっくりとした動きで、首が縦に振られた。
一件落着、かな?
一時はどうなることかと焦ったが、申し訳なくも上手い感じで解決した。
「あーーーーっ!! アスト兄とアリアが二人っきりで密会してる!」
「「なっ!?」」
唐突に降ってきた『二人っきりで密会』という不穏な言葉のせいで、心臓が止まってしまいそうなほどに驚いた。
ギョッとしながらも、恐る恐る声の方向に目をやる。
数メートル先のゲート前に立つのは、第二拠点の守備に就いていた二人。
こっちの方を指差し大声を上げたミレアと、目をぱちくりさせているシエラだ。
恐らく、敵戦力の駆逐が終わり、たった今帰還したところなのだろう。
僕たちは、互いの距離がやたら近いのに気づき、慌てて数歩後ろに下がった。ちょっとした動作で触れあいそうな位置関係だったし、妙な誤解を受けてもおかしくない。
はぁ……。
アリアさんはあたふたしていて役に立たなそうだし、憂鬱だ。
ちゃんと説明したら、レインは許してくれるかだろうか……?
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『ギルド対抗「攻城戦」開催中!』 <残り十七時間十分>
・参加ギルド 302ギルド
・残りギルド 174ギルド/302ギルド
・獲得フラッグ59 喪失フラッグ0
・獲得ポイント59 喪失ポイント0
・総合ポイント59
・広域マップ確認
・周辺マップ確認《ウェザリア》《第二拠点》《第三拠点》
・空き陣地争奪戦
・―――――
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