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4章
255 陣地と優勝ボーナス選択
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ゲートの先は、白亜の壁に囲まれた明るい個室。長らくカジノに居たからか、若干眩しく感じてしまう。
白い部屋は数畳のスペースしかないが、不思議と窮屈な印象はない。
中で待っていたのは、先にゲートへ入っていったシステマ。
ただし、さっきまでのディーラー姿ではなく、神に仕える女神官のような服装だ。プラチナブロンドの髪を隠す頭装備があれば、きっと完璧だった。
「お疲れ様でした、アスト様。
早速ですが、こちらの画面から獲得する拠点をお選びください」
クールなキャラ作りを取っ払った、温かみのある微笑みを浮かべるシステマ。
彼女に促され、目を凝らしてギルド戦の全体マップを見る。
ふむふむ……グレーアウトしている点が、まだ機能している城砦。光っている点が、すでに陥落して選択可能になっている陣地だな。
どこを選ぶべきか……ああ、ミレアに相談したい。
「……悩むようであれば、本拠と同じエリアの陣地を選ぶべきかと。陣地と陣地の線分が各境界線を跨ぐと、敵陣地支配効果などが途切れるようになっておりますので」
「えっ、本当か? だとしたら、現段階でウィーンフライトエリア以外は選べないな。ありがとう、システマ」
「どういたしまして、アスト様」
やれやれ。危うく遠くを選ぶところだったぞ。
システマの心遣いに感謝。
僕は、ウィーンフライト中央から数キロ東にある、ギルド《もののけフェスティバル》の拠点だった陣地を選んだ。
陣地間においては転移が可能なようだし、ここの近くには敵ギルドが密集している。攻撃と移動の利便性を合わせて考えれば、悪くない選択のはず。
「続きまして、優勝者にのみ贈られる特典です。こちらの中から、お好きなスキルまたはアイテムを、一つお選びください」
……何ですと?
「えっ、貰っていいのか?」
「はい。これは隠し報酬のようなものですので、事前の情報開示はなされませんが」
マジですか……。
不正してでも一位になっといて良かったぁ……!!
「なお、スキルをお選びの際は、スキルポイントとスキル枠を消費致しません。アイテムでしたら、現在開催中のギルド戦へ持ち込み可能となっております」
「至れり尽くせりだな。ま、貰えるものは貰っておこう」
どれどれ……?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『ランダムバトルマッチ・優勝報酬一覧』
《スキル》
【陽剣術】【陽魔法】【修復】【広域化】【迅雷】
【月槍術】【月魔法】【交渉】【狭域化】【怒涛】
《アイテム》
【暗紫の雷剣】【氷輪の霊槍】【岩隠の大盾】【白光の穿弓】
【震駆の風脚】【日輪の法衣】【破邪の指輪】【水姫の加護】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
え、選べねぇ……。
どれもこれも、見るからに強力そうな名称だ……。
試しに【修復】をタップしてみたが画面に変化はない。
どうやら、詳しい説明は見ることができないらしい。
……ネタスキルが混ざってたりしないよな?
お客様の中に地雷をお持ちの方はいらっしゃいませんか!? と問いたい。もし危ないスキルがあるなら、笑顔で却下するから。
いや、空飛ぶ飛行機に地雷があったら笑いごとじゃ済まないけども。
アイテムは盾と弓以外が魅力的だし、スキルに至っては全部欲しい有様だ。
とてもとても、一つには絞り切れない。
「スキルを貰った場合、すぐに覚えなくちゃいけないか?」
「いいえ。スキルの書を渡しますので、必ずしも習得する必要はありません」
「アイテムに所有者固定の設定は?」
「ございません。他者に譲渡することも可能です」
なるほど。システマの回答を聞く限り、ゲット即死亡、という悲惨な展開にはならなそうだ。ハズレのあるなしまでは分からないままだがな!
「……ランダム決定にしますか?」
僕がうんうん唸っていると、見かねたシステマがそんな提案を口にした。
いっそのこと運を天に任せるのもありなのではないかと思い、盾と弓以外の十六個からルーレットで決めることになった。
十八に色分け&等分された板が出現。
すべての欄にスキルとアイテムの名称が刻まれていて……ん? なんで十八個? 僕が指定したのは十六個なのに……。
よくよくルーレットを眺めると、中に二つだけ『金のたわし』と書かれた欄が……おいいいいいいっ!? なんでこんな余計なもんが入ってんの!?
「ルーレット、スタートです!」
「ちょっ、待っ――」
ほんの一瞬、僕の制止が間に合わなかった。
カタカタと音を鳴らし、無情にも回転を始めるルーレット。
……やっちまった。
いや、待て。
まだ『金のたわし』になると決まったわけではない!
自らの運を信じるんだ!
「あ……申し訳ありません。ですが、心配はありません。数合わせに載せているだけで、たわしに当たる確率は0.01%に満ちません。枠も凄く細いですし……」
「何故にフラグを立てるシステマァアアアアアッ!」
「えっ?」
ポカンとした顔すんな!
お前、実は僕のことが嫌いなの!?
お気に入りのプレイヤーじゃなかったの!?
上に付いている赤矢印がルーレットに擦れ、徐々に回転速度が落ちてくる。
頼むからたわしは勘弁してくれぇ……!!
やがてルーレットが動きを止め、赤矢印が一つの枠を指し示した。
○○○
僕は黒のゲートを潜り抜け、ウェザリアの拠点に帰ってきた。
開始時にゲートが開いた場所とは違い、城の正門前に立っている。
メニューの時計を確認……大会システムの概要通り、十分しか経過していない。
「あ、おかえりアスト兄っ! よっ……と。首尾はどうだった?」
見張りをしていたミレアが転移光に気づき、城から飛び降りて出迎えてくれた。残りの四人の姿が見えないが、ログアウト中だろうか。
「ただいま、ミレア。勝ち抜き大富豪をやらされたのは大変だったが、なんとか空き陣地は確保してきたぞ。場所はウィーンフライト東部。システムから確認するといい」
「やったー♪ さすがはアスト兄っ。愛してるっ!!」
「おう。でも、くっつきすぎだから、ちょっと離れような」
感極まって抱きついてきたミレアを、やんわりと拒む。
僕は恋人が居る身なのだし、できれば女性と抱き合うのは避けたい。
「あ……ごめん、アスト兄……」
さーっと顔を青ざめさせたミレアが、慌てて数歩分距離をとった。
……今のが、家族愛からの抱擁だというのは、ちゃんと分かっている。
少なくとも、色恋にまつわるドロドロした感情は存在していなかった。
でも、区切りはつけなくてはいけない。レインが許してくれるからといって、いつまでもなあなあで済ませていいことではないのだ。
「つい、いつもの調子で……ごめんなさい」
「謝らなくていい。今までの癖を急に直すのは大変だし、少しずつ、な?」
「うん……」
ついさっきまでの様子と打って変わり、酷く消沈した様子のミレア。
……胸が苦しい。
彼女は僕に迷惑をかけないよう、精一杯気を遣ってくれている。それは、朝からずっと自らの肌で感じ取っていた。さっきのは、本当にちょっとした気の緩みからの失敗だったのだろう。
ミレアは今、これでもかというくらいに自分を責め、申し訳なさに打ちひしがれているというのに、かけるべき言葉が一つとして浮かんでこない。
「……と、ところでっ、ずっと気になってたんだけどっ――」
花が咲いたように笑うミレアが、やや強引に話を変えようとする。
無理をしているのは分かるが、ここは乗らねばならない。普段通りに楽しく会話していれば、心の痛みを忘れることができる。
悲しむよりも楽しむべし。
それが僕たち兄弟の生き方なのだ。
「どうしたミレア。何か気になることでもあったか?」
「うん。その右手に持ってる金ぴかの……たわし? どうしたのかなーって」
「これか? これは粗品みたいなものだ。欲しいならやるぞ?」
「えー? 使い道ないし、さすがにたわしはいらないかなぁ……」
だよなぁ……。
僕は密かに決心した。
もう二度と、ルーレットなんて回さない、と。
―――――――――――――――――――――――――――――――
『ギルド対抗「攻城戦」開催中!』 <残り二十時間五十分>
・参加ギルド 302ギルド
・残りギルド 268ギルド/302ギルド
・獲得フラッグ0 喪失フラッグ0
・獲得ポイント0 喪失ポイント0
・総合ポイント0
・広域マップ確認
・周辺マップ確認《ウェザリア》
・空き陣地争奪戦
・―――――
―――――――――――――――――――――――――――――――
白い部屋は数畳のスペースしかないが、不思議と窮屈な印象はない。
中で待っていたのは、先にゲートへ入っていったシステマ。
ただし、さっきまでのディーラー姿ではなく、神に仕える女神官のような服装だ。プラチナブロンドの髪を隠す頭装備があれば、きっと完璧だった。
「お疲れ様でした、アスト様。
早速ですが、こちらの画面から獲得する拠点をお選びください」
クールなキャラ作りを取っ払った、温かみのある微笑みを浮かべるシステマ。
彼女に促され、目を凝らしてギルド戦の全体マップを見る。
ふむふむ……グレーアウトしている点が、まだ機能している城砦。光っている点が、すでに陥落して選択可能になっている陣地だな。
どこを選ぶべきか……ああ、ミレアに相談したい。
「……悩むようであれば、本拠と同じエリアの陣地を選ぶべきかと。陣地と陣地の線分が各境界線を跨ぐと、敵陣地支配効果などが途切れるようになっておりますので」
「えっ、本当か? だとしたら、現段階でウィーンフライトエリア以外は選べないな。ありがとう、システマ」
「どういたしまして、アスト様」
やれやれ。危うく遠くを選ぶところだったぞ。
システマの心遣いに感謝。
僕は、ウィーンフライト中央から数キロ東にある、ギルド《もののけフェスティバル》の拠点だった陣地を選んだ。
陣地間においては転移が可能なようだし、ここの近くには敵ギルドが密集している。攻撃と移動の利便性を合わせて考えれば、悪くない選択のはず。
「続きまして、優勝者にのみ贈られる特典です。こちらの中から、お好きなスキルまたはアイテムを、一つお選びください」
……何ですと?
「えっ、貰っていいのか?」
「はい。これは隠し報酬のようなものですので、事前の情報開示はなされませんが」
マジですか……。
不正してでも一位になっといて良かったぁ……!!
「なお、スキルをお選びの際は、スキルポイントとスキル枠を消費致しません。アイテムでしたら、現在開催中のギルド戦へ持ち込み可能となっております」
「至れり尽くせりだな。ま、貰えるものは貰っておこう」
どれどれ……?
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『ランダムバトルマッチ・優勝報酬一覧』
《スキル》
【陽剣術】【陽魔法】【修復】【広域化】【迅雷】
【月槍術】【月魔法】【交渉】【狭域化】【怒涛】
《アイテム》
【暗紫の雷剣】【氷輪の霊槍】【岩隠の大盾】【白光の穿弓】
【震駆の風脚】【日輪の法衣】【破邪の指輪】【水姫の加護】
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え、選べねぇ……。
どれもこれも、見るからに強力そうな名称だ……。
試しに【修復】をタップしてみたが画面に変化はない。
どうやら、詳しい説明は見ることができないらしい。
……ネタスキルが混ざってたりしないよな?
お客様の中に地雷をお持ちの方はいらっしゃいませんか!? と問いたい。もし危ないスキルがあるなら、笑顔で却下するから。
いや、空飛ぶ飛行機に地雷があったら笑いごとじゃ済まないけども。
アイテムは盾と弓以外が魅力的だし、スキルに至っては全部欲しい有様だ。
とてもとても、一つには絞り切れない。
「スキルを貰った場合、すぐに覚えなくちゃいけないか?」
「いいえ。スキルの書を渡しますので、必ずしも習得する必要はありません」
「アイテムに所有者固定の設定は?」
「ございません。他者に譲渡することも可能です」
なるほど。システマの回答を聞く限り、ゲット即死亡、という悲惨な展開にはならなそうだ。ハズレのあるなしまでは分からないままだがな!
「……ランダム決定にしますか?」
僕がうんうん唸っていると、見かねたシステマがそんな提案を口にした。
いっそのこと運を天に任せるのもありなのではないかと思い、盾と弓以外の十六個からルーレットで決めることになった。
十八に色分け&等分された板が出現。
すべての欄にスキルとアイテムの名称が刻まれていて……ん? なんで十八個? 僕が指定したのは十六個なのに……。
よくよくルーレットを眺めると、中に二つだけ『金のたわし』と書かれた欄が……おいいいいいいっ!? なんでこんな余計なもんが入ってんの!?
「ルーレット、スタートです!」
「ちょっ、待っ――」
ほんの一瞬、僕の制止が間に合わなかった。
カタカタと音を鳴らし、無情にも回転を始めるルーレット。
……やっちまった。
いや、待て。
まだ『金のたわし』になると決まったわけではない!
自らの運を信じるんだ!
「あ……申し訳ありません。ですが、心配はありません。数合わせに載せているだけで、たわしに当たる確率は0.01%に満ちません。枠も凄く細いですし……」
「何故にフラグを立てるシステマァアアアアアッ!」
「えっ?」
ポカンとした顔すんな!
お前、実は僕のことが嫌いなの!?
お気に入りのプレイヤーじゃなかったの!?
上に付いている赤矢印がルーレットに擦れ、徐々に回転速度が落ちてくる。
頼むからたわしは勘弁してくれぇ……!!
やがてルーレットが動きを止め、赤矢印が一つの枠を指し示した。
○○○
僕は黒のゲートを潜り抜け、ウェザリアの拠点に帰ってきた。
開始時にゲートが開いた場所とは違い、城の正門前に立っている。
メニューの時計を確認……大会システムの概要通り、十分しか経過していない。
「あ、おかえりアスト兄っ! よっ……と。首尾はどうだった?」
見張りをしていたミレアが転移光に気づき、城から飛び降りて出迎えてくれた。残りの四人の姿が見えないが、ログアウト中だろうか。
「ただいま、ミレア。勝ち抜き大富豪をやらされたのは大変だったが、なんとか空き陣地は確保してきたぞ。場所はウィーンフライト東部。システムから確認するといい」
「やったー♪ さすがはアスト兄っ。愛してるっ!!」
「おう。でも、くっつきすぎだから、ちょっと離れような」
感極まって抱きついてきたミレアを、やんわりと拒む。
僕は恋人が居る身なのだし、できれば女性と抱き合うのは避けたい。
「あ……ごめん、アスト兄……」
さーっと顔を青ざめさせたミレアが、慌てて数歩分距離をとった。
……今のが、家族愛からの抱擁だというのは、ちゃんと分かっている。
少なくとも、色恋にまつわるドロドロした感情は存在していなかった。
でも、区切りはつけなくてはいけない。レインが許してくれるからといって、いつまでもなあなあで済ませていいことではないのだ。
「つい、いつもの調子で……ごめんなさい」
「謝らなくていい。今までの癖を急に直すのは大変だし、少しずつ、な?」
「うん……」
ついさっきまでの様子と打って変わり、酷く消沈した様子のミレア。
……胸が苦しい。
彼女は僕に迷惑をかけないよう、精一杯気を遣ってくれている。それは、朝からずっと自らの肌で感じ取っていた。さっきのは、本当にちょっとした気の緩みからの失敗だったのだろう。
ミレアは今、これでもかというくらいに自分を責め、申し訳なさに打ちひしがれているというのに、かけるべき言葉が一つとして浮かんでこない。
「……と、ところでっ、ずっと気になってたんだけどっ――」
花が咲いたように笑うミレアが、やや強引に話を変えようとする。
無理をしているのは分かるが、ここは乗らねばならない。普段通りに楽しく会話していれば、心の痛みを忘れることができる。
悲しむよりも楽しむべし。
それが僕たち兄弟の生き方なのだ。
「どうしたミレア。何か気になることでもあったか?」
「うん。その右手に持ってる金ぴかの……たわし? どうしたのかなーって」
「これか? これは粗品みたいなものだ。欲しいならやるぞ?」
「えー? 使い道ないし、さすがにたわしはいらないかなぁ……」
だよなぁ……。
僕は密かに決心した。
もう二度と、ルーレットなんて回さない、と。
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『ギルド対抗「攻城戦」開催中!』 <残り二十時間五十分>
・参加ギルド 302ギルド
・残りギルド 268ギルド/302ギルド
・獲得フラッグ0 喪失フラッグ0
・獲得ポイント0 喪失ポイント0
・総合ポイント0
・広域マップ確認
・周辺マップ確認《ウェザリア》
・空き陣地争奪戦
・―――――
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