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4章
250 ゲームの内容は……?
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転移ゲートをくぐり抜けると、そこは自宅のリビング並の広さがある一室だった。
光る門が消えたのを確認し、僕は注意深く周囲を見回す。
室内には窓がなく、太陽の光が差し込まない木造風の建物だが、天井のライトのおかげで暗くはない。
中央には、茶色と緑色の半円形テーブル。
高そうな革椅子が五つ、円周に沿って等間隔で置かれている。
呼吸をすれば、優しく厳かな木の匂いが漂い、そこはかとない緊張感がいい具合に脳を刺激する。
総評すると、小さなカジノみたいな、落ち着いた雰囲気のある部屋であった。
ここで何をやらされるのだろうかと思いつつ中央へ進み、一番手前にあった椅子へ腰を下ろす。
長らく待たされることもなく、数秒で残りの四人も転移ゲートから現れ、顔と態度に戸惑いを浮かべながらも各々が席へ着いた。
『――時間になりました。参加人数――272人。
只今より、第一回・空き陣地争奪ランダムバトルを開始します。
司会進行および不正監視員は、私、システマが務めさせていただきます』
どこからか、そんな音声が聞こえてきた。
場の雰囲気に合わせるためか、全くと言っていいほど声に抑揚がない。
密かにそんな想像を巡らせていると、椅子に座る僕たちの前に、ディーラーのような服装に身を包んだシステマが現れた。
「それでは、第二十七番テーブルのバトルを始めさせていただきます。
記念すべき第一回目の勝負内容は、大富豪となります。
ご参加いただいた皆様にはこれより十分間の自由時間が与えられます。
ルール等につきましては、こちら……お手元の冊子でご確認ください」
システマが指を鳴らすと、プレイヤー五人の前に赤い冊子が出現した。
ただの戦闘ではないと考えていたが、まさかトランプゲームだとは。
大富豪は運が絡むし、あんま自信ないんだよな……。
冊子を手に取ってパラパラと流し読みしていくと……。
『2が一番強く、3が一番弱い』
『ジョーカーは全てのカードに勝るが、スペードの3に負ける』
『8を出すと場が流れ、Jを出すとカードの強さが逆転する(ジョーカー以外)』
『同じ数字のカード四枚で革命。カードの強さが逆転する(ジョーカー以外)』
『大富豪のプレイヤーが一着を逃すと、問答無用で大貧民に転落(都落ち)』
大富豪自体は割かし普通で、際立ったローカルルールは存在していない。
『大富豪は2ポイント、富豪は1ポイント獲得する』
『五ゲームを終え、獲得ポイント上位二名が二回戦へ進出する』
『自らの手番中は、一定速度(総HPで変化)でHPが減少する(自動回復なし)』
『各ゲーム前、MPかAPを全消費し降参を選択可(先着一名・次ゲームは平民)』
『スキルの使用は可能だが、大富豪のルールに照らして不正となる場合は失格』
後ろ三つはオリジナリティ溢れるルールだ。
少しでも運要素を減らしたい、ということだろうか。
だが、最後のはちょっと曖昧だな。
どういうスキルの使い方をすれば不正扱いなのか、イマイチ分からない。それに、不正をしても気付かれない、という可能性だってある。
とはいえ、そろそろ時間だ。あまり考え込んでいる余裕はない。覚えるのが大変そうだが、そのほかの細かい注意事項について読み込んでいく。
ミレアに行かせるべきだったと思うが、すでに後の祭りだ。
えっと……。
『暴力禁止』
そりゃそうだ。
禁止されてなかったら、参加者全員を剣の錆にしてお終いだからな。
『飲食は禁止しない』
……この項目、必要か?
『睡眠禁止』
わざわざ禁止しなくたって、誰も対戦中に眠ろうとはしないだろうに。
『ディーラー(監視員)の買収行為は禁止しない』
おいいっ!?
こっちはちゃんと禁止してくれよっ!!
……えっ、買収していいの?
ちらりとシステマの方を窺ってみたが、感情の薄い瞳で見返されるだけだった。
嫌な予感がするので買収はやめておこう。
それにしてもシステマさん、キャラ作り上手いですね。
機会があったら賛辞を贈るとしよう。
そうして、あっという間に十分は過ぎ去った。
「――時間となりました。ルールブックを回収いたします」
手元の赤冊子が、ポリゴンの欠片となって爆散した。
一応、全てのページに目を通して暗記したが、ところどころ忘れてそうで怖い。
システマがカードを配り、手元には十一枚のトランプが。
手札は――
『♢3・♧6・♤9・♢9・♤10・♧10・♢J・♤K・♢K・♧A・♢2』だ。
手番は、一番左に座る僕からになっている。
「では、一回戦・第一ゲームを始めてください」
システマが開始を宣言した直後、僕は♧の6を出した。
右隣に座る高校生くらいの青髪女性プレイヤーが泡を食ったようにあたふたしている。横目で窺うと、じわじわHPバーが減っているのが見てとれる。
その後、二回目の手番で♧A、三回目の手番で♤9と♢9を消費。
パスを挟んで♤Kと♢Kも出し、順調に枚数が減らしていく。
真ん中の赤髪プレイヤーが出した♤Aと♢Aを前にパスを選択。
親となった赤髪が♤7でリスタート。
一番右側に座る金髪ストレートヘアの女性プレイヤーが♢8を出して場を切る。
続けて出すのは♢10で……ん? 彼女、どこかで見た覚えが……って、それどころじゃない。僕の手番になったからHPが減ってる。
ゲームは中盤から終盤し移行しようとしている。
ここでの選択が勝負を分けると言っても過言ではない……かもしれない。
……HPがガンガン減っていく。考える時間が足りない。
僕は祈るような思いで【加速】Lv1アーツ『アクセラレーション』を発動した。
不正になるかどうかは未知数。いや、正直、これは不正だろうな、と思う。
だが、僕の頭脳+思考加速なしでは到底最後まで勝ち抜けない。
必要なリスクだと割り切って使うことを選択した。
その結果――
「……」
システマがピクリと眉を動かしたが……口を開きはしない。
加速は不正じゃない、ということなのか?
……っと、考察は後回しだ。
残りの手札は『♢3・♤10・♧10・♢J・♢2』。
選択肢は全部で三つ。
1⇒♢Jを出す 2⇒♢2を出す 3⇒パスを選択
うーん……♢2は温存したいし、決着が近そうな局面でパスは厳しい。
金髪女性が♢10だから、♢Jでマーク縛り&イレブンバックが安定策? 手札に♢3があるし、♢8は今出たばかりだから、次で親番をとれる。
いや、ジョーカーがまだ出ていないから、確定ではないのだが……。
周囲の音が戻り、加速が終了した。
僕はすぐさま♢Jを出す。
右隣の青髪さんが♢5を、右端の金髪女性が♢4をテーブルに置く。
その後は♢3で親となり、♢2で王手。
懸念していたジョーカーは出ず、♤10と♧10のペアで一抜けした。
何とか大富豪になれた……。
本当なら都落ちの危険がない二着、富豪が良かったのだが、贅沢は言うまい。
二着の位置には、右端の金髪女性がつけた。
♤Aとジョーカーでペアを作り、尚且つ縛りを発動させて親番。
Qのスリーカードと♡7であがりだ。
残りは接戦だったが、
三着が赤髪、四着が右から二番目の巨漢、五着が青髪さんとなった。
ふぅ……一ゲームやっただけなのに、些か神経が摩耗した。
無駄な時間など一切なかったにもかかわらず、HPゲージは残り七十五%程度になっており、このままでは五ゲーム目を迎えることなく脱落しかねない。
……残りのメンバーはさらに少なくなっているので、僕だけ頭が悪いわけじゃないと思いたい。
この大富豪、HPが減りゆく中でも冷静さを保ち、焦らず最善手を打てるかどうかが勝敗の要のようだ。
また、MPまたはAPを半分使って降参できるルールも重要になってくる。
降参したゲームには自らの手番が存在しない。すなわち、HPを消耗せずに済む。
カードが配られてからゲーム開始前の十秒程度で、降参するか決めるのは難しいが、五回のゲームの中で最低一度は使わなければ、HPがもたない。
頭を悩ませている内に、システマの手でカードが再配布された。
パパっと手札を確認する。
…………。
各々がカードとにらめっこし、静まり返る会場。
時刻は第二ゲームが始まる数秒前。
僕はゴクリと唾を飲み込み、意を決してシステマに告げる。
「システマ。MPを全て支払う。次のゲームを棄権したい」
光る門が消えたのを確認し、僕は注意深く周囲を見回す。
室内には窓がなく、太陽の光が差し込まない木造風の建物だが、天井のライトのおかげで暗くはない。
中央には、茶色と緑色の半円形テーブル。
高そうな革椅子が五つ、円周に沿って等間隔で置かれている。
呼吸をすれば、優しく厳かな木の匂いが漂い、そこはかとない緊張感がいい具合に脳を刺激する。
総評すると、小さなカジノみたいな、落ち着いた雰囲気のある部屋であった。
ここで何をやらされるのだろうかと思いつつ中央へ進み、一番手前にあった椅子へ腰を下ろす。
長らく待たされることもなく、数秒で残りの四人も転移ゲートから現れ、顔と態度に戸惑いを浮かべながらも各々が席へ着いた。
『――時間になりました。参加人数――272人。
只今より、第一回・空き陣地争奪ランダムバトルを開始します。
司会進行および不正監視員は、私、システマが務めさせていただきます』
どこからか、そんな音声が聞こえてきた。
場の雰囲気に合わせるためか、全くと言っていいほど声に抑揚がない。
密かにそんな想像を巡らせていると、椅子に座る僕たちの前に、ディーラーのような服装に身を包んだシステマが現れた。
「それでは、第二十七番テーブルのバトルを始めさせていただきます。
記念すべき第一回目の勝負内容は、大富豪となります。
ご参加いただいた皆様にはこれより十分間の自由時間が与えられます。
ルール等につきましては、こちら……お手元の冊子でご確認ください」
システマが指を鳴らすと、プレイヤー五人の前に赤い冊子が出現した。
ただの戦闘ではないと考えていたが、まさかトランプゲームだとは。
大富豪は運が絡むし、あんま自信ないんだよな……。
冊子を手に取ってパラパラと流し読みしていくと……。
『2が一番強く、3が一番弱い』
『ジョーカーは全てのカードに勝るが、スペードの3に負ける』
『8を出すと場が流れ、Jを出すとカードの強さが逆転する(ジョーカー以外)』
『同じ数字のカード四枚で革命。カードの強さが逆転する(ジョーカー以外)』
『大富豪のプレイヤーが一着を逃すと、問答無用で大貧民に転落(都落ち)』
大富豪自体は割かし普通で、際立ったローカルルールは存在していない。
『大富豪は2ポイント、富豪は1ポイント獲得する』
『五ゲームを終え、獲得ポイント上位二名が二回戦へ進出する』
『自らの手番中は、一定速度(総HPで変化)でHPが減少する(自動回復なし)』
『各ゲーム前、MPかAPを全消費し降参を選択可(先着一名・次ゲームは平民)』
『スキルの使用は可能だが、大富豪のルールに照らして不正となる場合は失格』
後ろ三つはオリジナリティ溢れるルールだ。
少しでも運要素を減らしたい、ということだろうか。
だが、最後のはちょっと曖昧だな。
どういうスキルの使い方をすれば不正扱いなのか、イマイチ分からない。それに、不正をしても気付かれない、という可能性だってある。
とはいえ、そろそろ時間だ。あまり考え込んでいる余裕はない。覚えるのが大変そうだが、そのほかの細かい注意事項について読み込んでいく。
ミレアに行かせるべきだったと思うが、すでに後の祭りだ。
えっと……。
『暴力禁止』
そりゃそうだ。
禁止されてなかったら、参加者全員を剣の錆にしてお終いだからな。
『飲食は禁止しない』
……この項目、必要か?
『睡眠禁止』
わざわざ禁止しなくたって、誰も対戦中に眠ろうとはしないだろうに。
『ディーラー(監視員)の買収行為は禁止しない』
おいいっ!?
こっちはちゃんと禁止してくれよっ!!
……えっ、買収していいの?
ちらりとシステマの方を窺ってみたが、感情の薄い瞳で見返されるだけだった。
嫌な予感がするので買収はやめておこう。
それにしてもシステマさん、キャラ作り上手いですね。
機会があったら賛辞を贈るとしよう。
そうして、あっという間に十分は過ぎ去った。
「――時間となりました。ルールブックを回収いたします」
手元の赤冊子が、ポリゴンの欠片となって爆散した。
一応、全てのページに目を通して暗記したが、ところどころ忘れてそうで怖い。
システマがカードを配り、手元には十一枚のトランプが。
手札は――
『♢3・♧6・♤9・♢9・♤10・♧10・♢J・♤K・♢K・♧A・♢2』だ。
手番は、一番左に座る僕からになっている。
「では、一回戦・第一ゲームを始めてください」
システマが開始を宣言した直後、僕は♧の6を出した。
右隣に座る高校生くらいの青髪女性プレイヤーが泡を食ったようにあたふたしている。横目で窺うと、じわじわHPバーが減っているのが見てとれる。
その後、二回目の手番で♧A、三回目の手番で♤9と♢9を消費。
パスを挟んで♤Kと♢Kも出し、順調に枚数が減らしていく。
真ん中の赤髪プレイヤーが出した♤Aと♢Aを前にパスを選択。
親となった赤髪が♤7でリスタート。
一番右側に座る金髪ストレートヘアの女性プレイヤーが♢8を出して場を切る。
続けて出すのは♢10で……ん? 彼女、どこかで見た覚えが……って、それどころじゃない。僕の手番になったからHPが減ってる。
ゲームは中盤から終盤し移行しようとしている。
ここでの選択が勝負を分けると言っても過言ではない……かもしれない。
……HPがガンガン減っていく。考える時間が足りない。
僕は祈るような思いで【加速】Lv1アーツ『アクセラレーション』を発動した。
不正になるかどうかは未知数。いや、正直、これは不正だろうな、と思う。
だが、僕の頭脳+思考加速なしでは到底最後まで勝ち抜けない。
必要なリスクだと割り切って使うことを選択した。
その結果――
「……」
システマがピクリと眉を動かしたが……口を開きはしない。
加速は不正じゃない、ということなのか?
……っと、考察は後回しだ。
残りの手札は『♢3・♤10・♧10・♢J・♢2』。
選択肢は全部で三つ。
1⇒♢Jを出す 2⇒♢2を出す 3⇒パスを選択
うーん……♢2は温存したいし、決着が近そうな局面でパスは厳しい。
金髪女性が♢10だから、♢Jでマーク縛り&イレブンバックが安定策? 手札に♢3があるし、♢8は今出たばかりだから、次で親番をとれる。
いや、ジョーカーがまだ出ていないから、確定ではないのだが……。
周囲の音が戻り、加速が終了した。
僕はすぐさま♢Jを出す。
右隣の青髪さんが♢5を、右端の金髪女性が♢4をテーブルに置く。
その後は♢3で親となり、♢2で王手。
懸念していたジョーカーは出ず、♤10と♧10のペアで一抜けした。
何とか大富豪になれた……。
本当なら都落ちの危険がない二着、富豪が良かったのだが、贅沢は言うまい。
二着の位置には、右端の金髪女性がつけた。
♤Aとジョーカーでペアを作り、尚且つ縛りを発動させて親番。
Qのスリーカードと♡7であがりだ。
残りは接戦だったが、
三着が赤髪、四着が右から二番目の巨漢、五着が青髪さんとなった。
ふぅ……一ゲームやっただけなのに、些か神経が摩耗した。
無駄な時間など一切なかったにもかかわらず、HPゲージは残り七十五%程度になっており、このままでは五ゲーム目を迎えることなく脱落しかねない。
……残りのメンバーはさらに少なくなっているので、僕だけ頭が悪いわけじゃないと思いたい。
この大富豪、HPが減りゆく中でも冷静さを保ち、焦らず最善手を打てるかどうかが勝敗の要のようだ。
また、MPまたはAPを半分使って降参できるルールも重要になってくる。
降参したゲームには自らの手番が存在しない。すなわち、HPを消耗せずに済む。
カードが配られてからゲーム開始前の十秒程度で、降参するか決めるのは難しいが、五回のゲームの中で最低一度は使わなければ、HPがもたない。
頭を悩ませている内に、システマの手でカードが再配布された。
パパっと手札を確認する。
…………。
各々がカードとにらめっこし、静まり返る会場。
時刻は第二ゲームが始まる数秒前。
僕はゴクリと唾を飲み込み、意を決してシステマに告げる。
「システマ。MPを全て支払う。次のゲームを棄権したい」
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