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一緒にお風呂を出た巴と伊織。
伊織はベッドで正座し、緊張した様子だ。
「怖がるな。ちゃんと熱湯消毒したし、ゼリーも沢山つけるから」
「はい……」
巴は伊織を抱きしめて、耳元で優しく囁く。
「まずはいつも通り座薬を入れさせてくれ」
「はい」
伊織は体を動かし、ベッドに顔を埋めて尻を突き出した。
毎日やる事だが、未だに慣れず、伊織は恥ずかしい。
巴は、中指で伊織のアナルを優しく擦る。
すると、直ぐに濡れだし、中指がすんなりと中に入るのだ。
「また指入れてる……」
「解しているんだ」
中指を毎回根本まで入れて中を堪能してから座薬を入れる巴。
「んんっ…」
座薬を入れると、また中指で奥へ押し込んでしまう。
伊織は吐息を漏らした。
「今度はこっちを向いてくれ」
休む間もなく体を起こされた。
巴の手には銀色の棒。
「本当に入れるんですか?」
「当たり前だ」
巴はブジーにゼリーを塗る。
「一番細いやつだぞ」
だから安心しろと、伊織を宥める。
「入れるぞ?」
「はい」
伊織は怖がって目を閉じた。
巴は伊織のベニスを優しく掴むと、ブジーを尿道口にあてる。
「ひっ…」
冷たさを感じてビビる伊織は、巴に抱きついた。
巴は伊織の背中を撫てから、ブジーを押し込む。
「うゔ~…」
「痛いのか?」
「痛くは無いですウヴ~」
眉間にシワを寄せる伊織。
しかし、ミントの香りが鼻をかすめ、巴は興奮をお覚えた。
「こら、そんなに強く抱きしめるな。入れられないだろう」
「ずみまぜゔ~」
伊織はもう泣き声である。
伊織は手加減出来ずに巴の首に抱きついている。
普通の人なら落ちている様な状況である。
相手が巴なのでなんとかなっていた。
下手すると首を折られそうで怖いので、首元に防御魔法を使っておいた。
「うぅアッ!」
「どうした?」
「なんでもないでず」
「すごいズボズボ入るな」
「アぅぅ~」
「もしかして、よく入れてるのか?」
「馬鹿な事言うなぁ~」
あまりにすんなりとブジーが入るので、慣れているのでは無いかと怪しむ巴。
伊織に抱きこまれているので、伊織の顔が確かめられないのだけ、ちょっと残念だ。
「全部入れられたぞ」
そう、報告すると、伊織はホッとて少し力が抜けた様だ。
やっとレスリングの押さえ込みみたいなポージングから脱する事が出来た。
色んな意味で巴は既に汗だくである。
「アウッ、巴さん、どうしよう……」
「どうした?」
伊織を見ると、顔を真っ赤にして涙目だ。
「ちんちんがおかしいです」
「どんな風におかしい?」
伊織が『ちんちん』という単語を出した事に口を押さえる。
可愛すぎるだろう。
「なんか、熱くて、大きくなって……」
「勃起してるな」
伊織も興奮しているらしく、勃起している。
「どうしたら良いですかぁ?」
困った様に見つめてくる伊織が可愛くて、いじめたくなる。
「勃起したら伊織はいつもどうしているんだ?」
「ヒールで治めているので、どうしたら良いのか…… ヒール出来なくて怖いです」
魔力止めがちゃんと効いている様だ。
伊織はポロポロ泣き出してしまった。
しかし、勃起する度にヒールで抑えてたとなると、まさか……
「射精したことは無いのか!?」
まさか30にもなって童貞どころか、精通してないなんてことはないよな!?
「した事は無いです。おしっこするのとは違うんですか?」
「全然違うよ!」
マジでか!?
30歳を相手にしてたはずなのに、急に背徳感を感じる。
30にもなって精通してないなんて、天然記念物だろう。
僕が絶滅させて良いのだろうか?
とんでもなく興奮してしまう。
ハァハァと息が荒くなるのを感じた。
「ちゃんと発情しているみたいだな」
爽やかなミントの香りだと言うのに、とんでもなく僕を興奮させる香りである。
「俺は発情してるんですか?」
「ああ、触ってもいないのにお前のアナルは端ないぐらいに濡れているよ」
「ウッア、急に触らないで下さい!」
指もすんなりと入ってしまうので、二本に増やしてみる。
クチャクチャと卑猥な水音を立てていた。
「こっから先は伊織が選んで。今日はここで止める? それとも最後までする?」
なけなしの理性を総動員して、伊織の意思を確かめた。
「こんなところでやめないで……」
そう、消え入りそうな声だったが、しっかりと僕の目を見つめる伊織。
伊織にキスをして、行為を進める巴だ。
伊織はベッドで正座し、緊張した様子だ。
「怖がるな。ちゃんと熱湯消毒したし、ゼリーも沢山つけるから」
「はい……」
巴は伊織を抱きしめて、耳元で優しく囁く。
「まずはいつも通り座薬を入れさせてくれ」
「はい」
伊織は体を動かし、ベッドに顔を埋めて尻を突き出した。
毎日やる事だが、未だに慣れず、伊織は恥ずかしい。
巴は、中指で伊織のアナルを優しく擦る。
すると、直ぐに濡れだし、中指がすんなりと中に入るのだ。
「また指入れてる……」
「解しているんだ」
中指を毎回根本まで入れて中を堪能してから座薬を入れる巴。
「んんっ…」
座薬を入れると、また中指で奥へ押し込んでしまう。
伊織は吐息を漏らした。
「今度はこっちを向いてくれ」
休む間もなく体を起こされた。
巴の手には銀色の棒。
「本当に入れるんですか?」
「当たり前だ」
巴はブジーにゼリーを塗る。
「一番細いやつだぞ」
だから安心しろと、伊織を宥める。
「入れるぞ?」
「はい」
伊織は怖がって目を閉じた。
巴は伊織のベニスを優しく掴むと、ブジーを尿道口にあてる。
「ひっ…」
冷たさを感じてビビる伊織は、巴に抱きついた。
巴は伊織の背中を撫てから、ブジーを押し込む。
「うゔ~…」
「痛いのか?」
「痛くは無いですウヴ~」
眉間にシワを寄せる伊織。
しかし、ミントの香りが鼻をかすめ、巴は興奮をお覚えた。
「こら、そんなに強く抱きしめるな。入れられないだろう」
「ずみまぜゔ~」
伊織はもう泣き声である。
伊織は手加減出来ずに巴の首に抱きついている。
普通の人なら落ちている様な状況である。
相手が巴なのでなんとかなっていた。
下手すると首を折られそうで怖いので、首元に防御魔法を使っておいた。
「うぅアッ!」
「どうした?」
「なんでもないでず」
「すごいズボズボ入るな」
「アぅぅ~」
「もしかして、よく入れてるのか?」
「馬鹿な事言うなぁ~」
あまりにすんなりとブジーが入るので、慣れているのでは無いかと怪しむ巴。
伊織に抱きこまれているので、伊織の顔が確かめられないのだけ、ちょっと残念だ。
「全部入れられたぞ」
そう、報告すると、伊織はホッとて少し力が抜けた様だ。
やっとレスリングの押さえ込みみたいなポージングから脱する事が出来た。
色んな意味で巴は既に汗だくである。
「アウッ、巴さん、どうしよう……」
「どうした?」
伊織を見ると、顔を真っ赤にして涙目だ。
「ちんちんがおかしいです」
「どんな風におかしい?」
伊織が『ちんちん』という単語を出した事に口を押さえる。
可愛すぎるだろう。
「なんか、熱くて、大きくなって……」
「勃起してるな」
伊織も興奮しているらしく、勃起している。
「どうしたら良いですかぁ?」
困った様に見つめてくる伊織が可愛くて、いじめたくなる。
「勃起したら伊織はいつもどうしているんだ?」
「ヒールで治めているので、どうしたら良いのか…… ヒール出来なくて怖いです」
魔力止めがちゃんと効いている様だ。
伊織はポロポロ泣き出してしまった。
しかし、勃起する度にヒールで抑えてたとなると、まさか……
「射精したことは無いのか!?」
まさか30にもなって童貞どころか、精通してないなんてことはないよな!?
「した事は無いです。おしっこするのとは違うんですか?」
「全然違うよ!」
マジでか!?
30歳を相手にしてたはずなのに、急に背徳感を感じる。
30にもなって精通してないなんて、天然記念物だろう。
僕が絶滅させて良いのだろうか?
とんでもなく興奮してしまう。
ハァハァと息が荒くなるのを感じた。
「ちゃんと発情しているみたいだな」
爽やかなミントの香りだと言うのに、とんでもなく僕を興奮させる香りである。
「俺は発情してるんですか?」
「ああ、触ってもいないのにお前のアナルは端ないぐらいに濡れているよ」
「ウッア、急に触らないで下さい!」
指もすんなりと入ってしまうので、二本に増やしてみる。
クチャクチャと卑猥な水音を立てていた。
「こっから先は伊織が選んで。今日はここで止める? それとも最後までする?」
なけなしの理性を総動員して、伊織の意思を確かめた。
「こんなところでやめないで……」
そう、消え入りそうな声だったが、しっかりと僕の目を見つめる伊織。
伊織にキスをして、行為を進める巴だ。
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