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手慣れた哉汰にかかれば、牛五郎は気づかぬ内に、立ち膝にされ、足を大きく開き、脱がされた下着からは陰茎を取り出されてしまう。
「嫌だぁ嫌だぁーー」
「こら、暴れない! 怪我をするぞ!」
腕も足も拘束され、身動きが取れない。
乳搾りしやすい体勢を取らされ、牛五郎はプライドが傷つく。
こんなの、あの雄ミルクバーで泣き喚いてたあの子と同じである。
俺はあの子と違う。ちゃんと勉強して、執事となる為の技能も身に着けた。
俺は愛玩乳牛としてここに居るんじゃないのに。
何でこんな事をされなければいけないんだ。
「やっぱり。下のミルクもパンパンじゃないか。病気になって苦しむのはお前なんだぞ」
「自分でする! 嫌だぁ! お腹触るなぁ!!」
「こら、主人を角で突こうとするな!」
ミルクが溜まって、押されると出そうになる。
ミルクが出そうなのか、お漏らししそうなのか、感覚が似ていて判断しずらい。
兎に角、押さない欲しい。
ミルクでもお漏らしでも嫌だ。
イヤイヤと、頭を振る牛五郎の角が哉汰に当たりそうになる。
小さい角と言えど、角は角、突かれれば痛い。
「大人しくしろ。自分で出来ないからこうしてやっているんだろう」
まっくと、牛五郎を叱る哉汰だ。
牛五郎は人間に近い牛なので、乳牛×乳牛の純血や、人間×乳牛のハーフの様にお乳は出ない。
溜まるスピードも緩やかなので3日に一度ちゃんと絞れば問題無いのだろうが、それもサボってこんなにさせてしまうのだ。
そもそも牛五郎は自分で処理するのが下手くそらしく、ちゃと絞りっきていないのだろう。
証拠として絞ったお乳はバケツに溜めて持って来いと言っても、持って来た試しは無かった。
本当に主人の言う事の聞けない悪い牛だ。
そろそろ本格的に調教してやらなければならないだろう。
無駄な足掻きをしている牛五郎が可愛くて遊ばせておいたが、いい加減にしないと父親に取られそうだ。
『お前が牛五郎を調教しないのなら、俺がするぞ』
と、脅された。
父にはもう可愛い子が居ると言うのに。
俺の牛にまで手を出さないで欲しい。
牛五郎は哉汰の中でも特別な牛である。
他は替えがきくが、牛五郎は唯一無二である。
他の牛では替えられない。
牛五郎を大事に調教しようと思うあまり、なかなか着手出来ずに居た哉汰。
このまま気を逸して、牛五郎が病気になってしまったら元もこうもない。
ちゃんと調教してやらなければ。
「今日はちゃんとバケツに入れて容量を測ろうな。先ずはお乳を絞ろう」
まだクズって嫌がっている牛五郎。
ズボンも下着も下げてしまったので、普段は隠れている尻尾もあらわになる。
他が動かせないので尻尾で抵抗し、ビシバシ叩いてくるのだが、大した威力はなく、じゃれ着いている様で可愛いかった。
「そんなにここを可愛がって欲しいのか?」
「ひやぁァアァァ!」
尻尾の付け根をギュッと掴めば、バシャバシャとはしたなく鈴口からミルクを飛ばす牛五郎。
「あーあ、お乳から絞ると言っているのに耐え性の無い子だな。こんなんで良く人間になるなんて言っている。お前はね、乳牛なんだよ」
ハハッと、嘲笑う哉汰。
「違っ、俺は乳牛なんかじゃない。違うのに……」
「ほら」
「ひっぐッ、ヤァァ、尻尾引っ張らないで。出ちゃう~~」
牛五郎は尻尾の付け根がやたら弱いらしい。
引っ張ると、またバシャバシャとミルクを飛び散らかした。
「本当にだらし無い子だ。せめてちゃんとバケツに入るように出してくれよ。バシャバシャ飛び散らせて。後で掃除しろよな」
エグエグと泣き出してしまう牛五郎。
尻尾が敏感なのか、もうチョロチョロと先から溢れるミルクが止まらない。
蛇口が壊れた水道の様になってしまっている。
あぁ、本当に可哀想で可愛い。
「お乳から絞ると言っているのに、おちんちんがそんなに我慢出来ないのか?」
「ああッ、やだぁ。お漏らしが止まらない。おしっこ出ちゃってる」
牛五郎は自分が何を出しているのか解らず、おしっこを漏らしていると思っているが、出ているのはちゃんとミルクだ。
ミルクとおしっこは一緒には出ない。
精子もだ。
慣れて来れば違いが解るし、此方も混ざらない様にするが、まぁ、混ざったとしても乳牛のそれは甘く、健康にも良い。
珍味として重宝されるし、出たら出たで構わない。
物好きに高く売れる。
まぁ、牛五郎が出した物は全部俺が食すけどな。
「全く、誰がお漏らししろなんて言ったんだ。命令が聞けない駄目牛め」
お漏らしなんてしてないのだが、陰茎からミルクを出して良いとも言っていない。
お仕置きにお尻を叩く。
「ひゃぁ、らめぇ、お尻、やめてぇ、ヤァァン!!」
パンパンと、叩く度にお尻を振って喜んでしまう牛五郎。
駄目だ。
牛五郎、めちゃくちゃ敏感じゃないか。
こんなヤラシイ乳牛。
外に出してよく無事に帰ってきていたな。
ちゃんとGPSを付けていたし、側に闘牛の見張りも付けていたが。
もう外に出すのは止めよう。
哉汰はそう決めてしまうのだった。
「嫌だぁ嫌だぁーー」
「こら、暴れない! 怪我をするぞ!」
腕も足も拘束され、身動きが取れない。
乳搾りしやすい体勢を取らされ、牛五郎はプライドが傷つく。
こんなの、あの雄ミルクバーで泣き喚いてたあの子と同じである。
俺はあの子と違う。ちゃんと勉強して、執事となる為の技能も身に着けた。
俺は愛玩乳牛としてここに居るんじゃないのに。
何でこんな事をされなければいけないんだ。
「やっぱり。下のミルクもパンパンじゃないか。病気になって苦しむのはお前なんだぞ」
「自分でする! 嫌だぁ! お腹触るなぁ!!」
「こら、主人を角で突こうとするな!」
ミルクが溜まって、押されると出そうになる。
ミルクが出そうなのか、お漏らししそうなのか、感覚が似ていて判断しずらい。
兎に角、押さない欲しい。
ミルクでもお漏らしでも嫌だ。
イヤイヤと、頭を振る牛五郎の角が哉汰に当たりそうになる。
小さい角と言えど、角は角、突かれれば痛い。
「大人しくしろ。自分で出来ないからこうしてやっているんだろう」
まっくと、牛五郎を叱る哉汰だ。
牛五郎は人間に近い牛なので、乳牛×乳牛の純血や、人間×乳牛のハーフの様にお乳は出ない。
溜まるスピードも緩やかなので3日に一度ちゃんと絞れば問題無いのだろうが、それもサボってこんなにさせてしまうのだ。
そもそも牛五郎は自分で処理するのが下手くそらしく、ちゃと絞りっきていないのだろう。
証拠として絞ったお乳はバケツに溜めて持って来いと言っても、持って来た試しは無かった。
本当に主人の言う事の聞けない悪い牛だ。
そろそろ本格的に調教してやらなければならないだろう。
無駄な足掻きをしている牛五郎が可愛くて遊ばせておいたが、いい加減にしないと父親に取られそうだ。
『お前が牛五郎を調教しないのなら、俺がするぞ』
と、脅された。
父にはもう可愛い子が居ると言うのに。
俺の牛にまで手を出さないで欲しい。
牛五郎は哉汰の中でも特別な牛である。
他は替えがきくが、牛五郎は唯一無二である。
他の牛では替えられない。
牛五郎を大事に調教しようと思うあまり、なかなか着手出来ずに居た哉汰。
このまま気を逸して、牛五郎が病気になってしまったら元もこうもない。
ちゃんと調教してやらなければ。
「今日はちゃんとバケツに入れて容量を測ろうな。先ずはお乳を絞ろう」
まだクズって嫌がっている牛五郎。
ズボンも下着も下げてしまったので、普段は隠れている尻尾もあらわになる。
他が動かせないので尻尾で抵抗し、ビシバシ叩いてくるのだが、大した威力はなく、じゃれ着いている様で可愛いかった。
「そんなにここを可愛がって欲しいのか?」
「ひやぁァアァァ!」
尻尾の付け根をギュッと掴めば、バシャバシャとはしたなく鈴口からミルクを飛ばす牛五郎。
「あーあ、お乳から絞ると言っているのに耐え性の無い子だな。こんなんで良く人間になるなんて言っている。お前はね、乳牛なんだよ」
ハハッと、嘲笑う哉汰。
「違っ、俺は乳牛なんかじゃない。違うのに……」
「ほら」
「ひっぐッ、ヤァァ、尻尾引っ張らないで。出ちゃう~~」
牛五郎は尻尾の付け根がやたら弱いらしい。
引っ張ると、またバシャバシャとミルクを飛び散らかした。
「本当にだらし無い子だ。せめてちゃんとバケツに入るように出してくれよ。バシャバシャ飛び散らせて。後で掃除しろよな」
エグエグと泣き出してしまう牛五郎。
尻尾が敏感なのか、もうチョロチョロと先から溢れるミルクが止まらない。
蛇口が壊れた水道の様になってしまっている。
あぁ、本当に可哀想で可愛い。
「お乳から絞ると言っているのに、おちんちんがそんなに我慢出来ないのか?」
「ああッ、やだぁ。お漏らしが止まらない。おしっこ出ちゃってる」
牛五郎は自分が何を出しているのか解らず、おしっこを漏らしていると思っているが、出ているのはちゃんとミルクだ。
ミルクとおしっこは一緒には出ない。
精子もだ。
慣れて来れば違いが解るし、此方も混ざらない様にするが、まぁ、混ざったとしても乳牛のそれは甘く、健康にも良い。
珍味として重宝されるし、出たら出たで構わない。
物好きに高く売れる。
まぁ、牛五郎が出した物は全部俺が食すけどな。
「全く、誰がお漏らししろなんて言ったんだ。命令が聞けない駄目牛め」
お漏らしなんてしてないのだが、陰茎からミルクを出して良いとも言っていない。
お仕置きにお尻を叩く。
「ひゃぁ、らめぇ、お尻、やめてぇ、ヤァァン!!」
パンパンと、叩く度にお尻を振って喜んでしまう牛五郎。
駄目だ。
牛五郎、めちゃくちゃ敏感じゃないか。
こんなヤラシイ乳牛。
外に出してよく無事に帰ってきていたな。
ちゃんとGPSを付けていたし、側に闘牛の見張りも付けていたが。
もう外に出すのは止めよう。
哉汰はそう決めてしまうのだった。
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