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54話 ※有理が春岳のを千代が伊吹のをフェ
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「着物を脱ぎます」
元々、薄けた肌着だけだ千代。
着物を脱ぐと下着はつけておらず、すぐに一糸まとわぬ姿になった。
「千代は、可愛いな」
フフっ微笑む伊吹。
自分とは違い、華奢で色白の千代には腹筋も出ておらず、滑らかな素肌をしていた。
「そ、そんな事は御座いません」
千代は少し照れる。
「その、恥ずかしいのだが。俺は経験が無くて解らないのだ。春画等で得た知識だけで…… 千代に先導して欲しい」
恥ずかしそう笑う伊吹は、千代に頼む。
なんせ経験も無ければ、何も解らないのである。
最中の客人を護衛の為に廊下や隣で控えた事は有るが、障子から漏れ聞こえる喘ぎ声や、バンバンと何がぶつかる音、それと陰影を見た事があるだけだった。
正しい知識も乏しいのに行為におよんで千代を傷つけたくは無かった。
「それは今井様の初めてを私に頂けるのですね。とても光栄です」
普段、凛々しく男前な伊吹のこんな表情が見れるとは、千代は感動して泣きそうである。
私が伊吹様に手取り足取り教えて差し上げられるなんて。
千代は、まるで夢の様だ。
「どうしたら良い?」
伊吹は緊張した面持ちで千代を見つめる。
「そう固くならずに、私が尺八しても宜しいでしょうか」
「ああ」
千代が尺八しやすい様に足を開く伊吹。
千代は優しく伊吹の魔羅に口付けると、亀頭を舐め、裏筋に舌這わせつつ、玉袋を揉んだ。
「千代、そんな所……」
「気持ちよく有りませんか?」
玉を揉んでやると、勃起しやすくなる人も居るが、伊吹はどうか解らない。
変な所に触られて気持ち悪いかも知れない。
心配そうに伊吹の様子を伺う千代。
「解らないが、ゾワゾワする」
「なるほど、感度が良いですね」
フフっと微笑む千代。
千竿への刺激と玉への刺激を続けるのだった。
一方、春岳も有理の前に座る。
有理も着物を脱いだ。
嫌悪感は有るが、前戯が出来ない春岳ではない。
有理を布団に押し倒すと先ず様子を伺った。
「殿、先ずは前戯のやり方なのですが……」
「知ってます。大丈夫ですよ」
やり方が解らず困っていると思ったのか、前戯の方法から教えてくれようとする有理。
だが、それは解るのだ。
有理がどう言う交わり方が好きなのか、身体を見て知ろうとしただけである。
有理の体には紐で縛られた跡が有り、乳首は弄られ過ぎているのか大きく、ぷっくりと腫れ、穴は縦に割れている。
まるで女性器だ。
随分と慣らされているらしい。
「尺八しましょうか?」
有理は何を強がっているんだ何も知らない癖にと、言う顔で春岳を見ていた。
まぁ、舐めたいなら舐めさせてやっても良いが。
「じゃあ、お願いします」
春岳はニコッと笑うと、前を寛げるのだった。
有理に尺八させつつ、隣に視線を移す。
伊吹も千代に尺八して貰っている。
「あっ、ンン……」
千代の尺八が気持ち良すぎるのか、顔を真っ赤にして耐えている。
千代は伊吹の物を喉の奥まで呑み込んで、時々嗚咽を零しながら幸せそうな表情をしていた。
「千代、無理をするな」
そう、千代を気遣って腰を引いてしまう伊吹。
「伊吹様、気持ちいいですか? 千代の口の中に出して下さいね」
千代はウットリとした表情で伊吹を見つめた。
「馬鹿な事を言うな」
「伊吹様の飲みたいんです」
「んん……」
伊吹が腰を引いたので、いったん口を離した千代。
だが、また直ぐに伊吹の魔羅を口いっぱいに呑み込んでいる。
声を押さえる為だろう、口に手をやる伊吹が可愛い。
「ンハッ…殿! ウエッ….… 殿! 殿!! ウエッ」
「あっ……」
うっかり伊吹の様子に興奮し、無意識のうちに有理の頭を掴んでイラマチオさせてしまっていた。
バンバン太ももを叩かれ、ハッとして頭を離してやる。
「殿の立派な魔羅でこんな事されては、流石の私でも窒息してしまいます!」
涙目の有理に怒られてしまった。
それはそうだ。申し訳ない事をした。
「すみません。つい興奮してしまいました」
テヘッと笑って見せる春岳だ。
元々、薄けた肌着だけだ千代。
着物を脱ぐと下着はつけておらず、すぐに一糸まとわぬ姿になった。
「千代は、可愛いな」
フフっ微笑む伊吹。
自分とは違い、華奢で色白の千代には腹筋も出ておらず、滑らかな素肌をしていた。
「そ、そんな事は御座いません」
千代は少し照れる。
「その、恥ずかしいのだが。俺は経験が無くて解らないのだ。春画等で得た知識だけで…… 千代に先導して欲しい」
恥ずかしそう笑う伊吹は、千代に頼む。
なんせ経験も無ければ、何も解らないのである。
最中の客人を護衛の為に廊下や隣で控えた事は有るが、障子から漏れ聞こえる喘ぎ声や、バンバンと何がぶつかる音、それと陰影を見た事があるだけだった。
正しい知識も乏しいのに行為におよんで千代を傷つけたくは無かった。
「それは今井様の初めてを私に頂けるのですね。とても光栄です」
普段、凛々しく男前な伊吹のこんな表情が見れるとは、千代は感動して泣きそうである。
私が伊吹様に手取り足取り教えて差し上げられるなんて。
千代は、まるで夢の様だ。
「どうしたら良い?」
伊吹は緊張した面持ちで千代を見つめる。
「そう固くならずに、私が尺八しても宜しいでしょうか」
「ああ」
千代が尺八しやすい様に足を開く伊吹。
千代は優しく伊吹の魔羅に口付けると、亀頭を舐め、裏筋に舌這わせつつ、玉袋を揉んだ。
「千代、そんな所……」
「気持ちよく有りませんか?」
玉を揉んでやると、勃起しやすくなる人も居るが、伊吹はどうか解らない。
変な所に触られて気持ち悪いかも知れない。
心配そうに伊吹の様子を伺う千代。
「解らないが、ゾワゾワする」
「なるほど、感度が良いですね」
フフっと微笑む千代。
千竿への刺激と玉への刺激を続けるのだった。
一方、春岳も有理の前に座る。
有理も着物を脱いだ。
嫌悪感は有るが、前戯が出来ない春岳ではない。
有理を布団に押し倒すと先ず様子を伺った。
「殿、先ずは前戯のやり方なのですが……」
「知ってます。大丈夫ですよ」
やり方が解らず困っていると思ったのか、前戯の方法から教えてくれようとする有理。
だが、それは解るのだ。
有理がどう言う交わり方が好きなのか、身体を見て知ろうとしただけである。
有理の体には紐で縛られた跡が有り、乳首は弄られ過ぎているのか大きく、ぷっくりと腫れ、穴は縦に割れている。
まるで女性器だ。
随分と慣らされているらしい。
「尺八しましょうか?」
有理は何を強がっているんだ何も知らない癖にと、言う顔で春岳を見ていた。
まぁ、舐めたいなら舐めさせてやっても良いが。
「じゃあ、お願いします」
春岳はニコッと笑うと、前を寛げるのだった。
有理に尺八させつつ、隣に視線を移す。
伊吹も千代に尺八して貰っている。
「あっ、ンン……」
千代の尺八が気持ち良すぎるのか、顔を真っ赤にして耐えている。
千代は伊吹の物を喉の奥まで呑み込んで、時々嗚咽を零しながら幸せそうな表情をしていた。
「千代、無理をするな」
そう、千代を気遣って腰を引いてしまう伊吹。
「伊吹様、気持ちいいですか? 千代の口の中に出して下さいね」
千代はウットリとした表情で伊吹を見つめた。
「馬鹿な事を言うな」
「伊吹様の飲みたいんです」
「んん……」
伊吹が腰を引いたので、いったん口を離した千代。
だが、また直ぐに伊吹の魔羅を口いっぱいに呑み込んでいる。
声を押さえる為だろう、口に手をやる伊吹が可愛い。
「ンハッ…殿! ウエッ….… 殿! 殿!! ウエッ」
「あっ……」
うっかり伊吹の様子に興奮し、無意識のうちに有理の頭を掴んでイラマチオさせてしまっていた。
バンバン太ももを叩かれ、ハッとして頭を離してやる。
「殿の立派な魔羅でこんな事されては、流石の私でも窒息してしまいます!」
涙目の有理に怒られてしまった。
それはそうだ。申し訳ない事をした。
「すみません。つい興奮してしまいました」
テヘッと笑って見せる春岳だ。
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