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33話
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そもそも何方のアナルも何もしてない状態で入るわけが無い。
魔法なんかでヤれない事も無いが、それはちょっと愛が無さすぎる。
愛ってなんだろう?
「そう言えば今日の内に必要な作業は終わらせて来ましたので、明日からはずっと一緒に居れますよ」
兎に角、話題をかえなければ。
そう思った笑美。
そういえば、まだ言ってなかった事を思い出した。
「本当ですか? 今日は沢山頑張ったんですね。精液は大丈夫なんですか? やっぱりセックスした方が良いのでは?」
余計、心配させてしまった。
「あ、いえ、昨日沢山もらったので十分足りましたよ」
「また倒れたりしませんか?」
「大丈夫ですよ。明日は一緒に地下の庭を散歩したり、沢山お話ししましょう。だから今日はもうおやすみなさい」
「はーい。おやすみなさい」
どうやら上手くいった様だ。
翠は寝てくれる様子である。
素直でいい子だ。
ベッドから降りると、ドアまで見送ってくれた。
「明日は笑美さんを独り占め出来ますね」
そんな可愛いい事を言ってくれる。
本当に可愛い。
可愛すぎる。
「私も翠さんを独り占め出来ます」
フフっと笑って、笑美は自室に向った。
よく耐えたものだと思う。
よく私は翠さんに手を出さなかった。
本当にセックスはしなくても良いのに、翠さんとセックスしたくなる。
何故だ?
美味しそうだから?
そうじゃない。
私はもしかして、翠さんを愛してしまったのだろうか。
特別な人として。
解らない。
これが愛していると言う感情なのか、ただの歪んだ独占欲なのか。
ずっと一人でいた自分には判断出来ない。
ただ、翠を眷属や餌、ましてやペットの様に等見てないし、そう扱いたくもない。
なのにセックスしたくなる。
これは自分に夢魔の血が濃く出ているからなのか。
本当にそうなのか?
今まで精液を貰った人は数多く居るが、楽しいと思った事も、嬉しいと思った事も、ましてや興奮するなんて事も無かった。
ただ食事に使ってしまい申し訳ない気持ちが先行していた。
そしてセックスがしたいなんて思った事もなかった。
これが恋なのか?
判断の仕方が解らない。
兎に角、自分は翠さんが好きで、可愛くて、大事だ。
守りたと思う。
それなのに身体を奪ってしまいたい。
泣き顔が見たい。
私だけを見て欲しい。
そう言う強い歪んだ感情も確かに感じるのだ。
私は、この歪んだ感情を押し殺さなければならない。
守りたい人を私自身が傷つけてしまうなんて、そんな事には有ってはならないから。
でも、もう手放す事は出来ない。
翠が側に居ない事など考えられない。
私は何が何でも本能を押さえつけて、翠さんと一緒に暮らすんだ!
笑美はそう固く己に誓うのだった。
魔法なんかでヤれない事も無いが、それはちょっと愛が無さすぎる。
愛ってなんだろう?
「そう言えば今日の内に必要な作業は終わらせて来ましたので、明日からはずっと一緒に居れますよ」
兎に角、話題をかえなければ。
そう思った笑美。
そういえば、まだ言ってなかった事を思い出した。
「本当ですか? 今日は沢山頑張ったんですね。精液は大丈夫なんですか? やっぱりセックスした方が良いのでは?」
余計、心配させてしまった。
「あ、いえ、昨日沢山もらったので十分足りましたよ」
「また倒れたりしませんか?」
「大丈夫ですよ。明日は一緒に地下の庭を散歩したり、沢山お話ししましょう。だから今日はもうおやすみなさい」
「はーい。おやすみなさい」
どうやら上手くいった様だ。
翠は寝てくれる様子である。
素直でいい子だ。
ベッドから降りると、ドアまで見送ってくれた。
「明日は笑美さんを独り占め出来ますね」
そんな可愛いい事を言ってくれる。
本当に可愛い。
可愛すぎる。
「私も翠さんを独り占め出来ます」
フフっと笑って、笑美は自室に向った。
よく耐えたものだと思う。
よく私は翠さんに手を出さなかった。
本当にセックスはしなくても良いのに、翠さんとセックスしたくなる。
何故だ?
美味しそうだから?
そうじゃない。
私はもしかして、翠さんを愛してしまったのだろうか。
特別な人として。
解らない。
これが愛していると言う感情なのか、ただの歪んだ独占欲なのか。
ずっと一人でいた自分には判断出来ない。
ただ、翠を眷属や餌、ましてやペットの様に等見てないし、そう扱いたくもない。
なのにセックスしたくなる。
これは自分に夢魔の血が濃く出ているからなのか。
本当にそうなのか?
今まで精液を貰った人は数多く居るが、楽しいと思った事も、嬉しいと思った事も、ましてや興奮するなんて事も無かった。
ただ食事に使ってしまい申し訳ない気持ちが先行していた。
そしてセックスがしたいなんて思った事もなかった。
これが恋なのか?
判断の仕方が解らない。
兎に角、自分は翠さんが好きで、可愛くて、大事だ。
守りたと思う。
それなのに身体を奪ってしまいたい。
泣き顔が見たい。
私だけを見て欲しい。
そう言う強い歪んだ感情も確かに感じるのだ。
私は、この歪んだ感情を押し殺さなければならない。
守りたい人を私自身が傷つけてしまうなんて、そんな事には有ってはならないから。
でも、もう手放す事は出来ない。
翠が側に居ない事など考えられない。
私は何が何でも本能を押さえつけて、翠さんと一緒に暮らすんだ!
笑美はそう固く己に誓うのだった。
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