人魚と捨てられた王様

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5話 ※魚による尿道責め

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「この辺で良いかな」
 マーメイは城から出た所で、後ろから白亜の足を掴むと徐に開かせた。
「うわぁ! 何するんだぁ!!」
 驚いて顔を真っ赤にする白亜。
 まるで子供が母親にトイレを手伝われて居るような格好である。
 恥ずかしくて死にそうだ。
「だって人間はこうやってするんでしょ? はい、シーシーして?」
「うわぁ、嫌だぁあっち行っててよ!!」
「駄目だよ。離れたらハク海流に流されるかも知れないし、海は危険なんだよ? クラゲとかイルカとかに襲われちゃたらどうするの? 鮫に食べられるかも知れないし、ハク、反撃出来る?」
 マーメイはあくまで白亜を守る為に引っ付いているのである。
「うう、あっち向いててよ?」
「うん、見ない見ない」
「本当に、見てない?」
「見てないよ」
 何度も確かめる白亜に見てないと言い張るマーメイだが、嘘だ。ガッツリ見ている。
 だって、何だか可愛くて、目を離したら勿体ないと思ったのだ。
 何が勿体ないのだろう。
 よく解らないが、目が離せない。

「ひぇ、何? 何か魚が……」
「ああ、ご飯に寄ってきたんだよ。ほら、ハクが焦らすから催促してる」
「ひやぁ、やだぁ…… 突っつく~」
 小魚がツンツンと、白亜の陰茎や、玉袋を刺激する。くすぐったいのに変な気持ちになってしまう。
「あ、ほら、大変だよ。その魚、あまりにもお腹が空と尿道に直接口を突き刺して飲むから……」
「えっ?」
 どう言う事?
 一瞬意味が解らず白亜は小魚を見つめた。
 自分の陰茎に群がる魚の口が尖り、ニュルニュル伸びだす。その細い一本がスルリと、白亜の尿道に挿し込まれてしまった。
「いやあぁぁ!! 怖い!! 痛いよ~」
「早く用を足さないと、皆、白亜の尿道に口を挿し込んじゃうよ、ほら後ろに寄っ来た大きい子はハクのお尻の穴も狙ってるね」
「やだ、待って、そんな、急に出せないよ」
 あまりの事に混乱する白亜。
 魚に尿道を刺激され、訳もわからず吸い出される。
 変な気持ちだ。
「ひゃ、やだぁ変、僕、変になっちゃう」
「可愛いハク、魚にイかされちゃってるね」
 マーメイはよしよしと白亜の頭を撫でる。
 いつの間にかパンパンな膀胱から尿意は無くなったがその代わり、別なモノがパンパンになってしまう白亜である。
「ううっ、アッ、アッ……ふぇ」
 もう何が何だか解らない白亜は泣き出してしまった。
「不味い、イルカが寄ってきた」
 興奮してしまった白亜の匂いを嗅ぎつけてイルカが寄ってくる。イルカは人魚の遊び相手であるので、イルカも気持ちよくなりに遊びに来たのだろうが、普通の人間である白亜がイルカに襲われたらひとたまりもない。お腹を突き破られてしまう。イルカのペニスはとんでもなくデカイのだ。
 泣きながら善がる白亜から魚達を威嚇で追い払い、直ぐ城に戻ると空気のバリアへと白亜を戻す。
「アッ、アッ……んん」
 余韻が抜けないのか、白亜は真っ赤な顔で太腿を摺合せていた。
 魚達が促してくれたので、膀胱もお腹もスッキリしただろうから用は足せたのだが、他の用が増えてしまった様だ。
 勿論だが白亜のお尻を刺激して促した大きな魚と言うのはマーメイである。
「ハクには刺激が強すぎたね」
 フフっと笑うマーメイは白亜の足を掴むと下半身だけ海に出す。
「ヒヤッ! 何するの!?」
 突然の事で驚く白亜。
 どうもこのバリアはマーメイだけ何のアクションも無く入れたりするようで、白亜の意思では出られないし、入れないらしい。
 何かで体を固定されている様な感覚である。
「気持ちよくするだけ」
 楽しそうに笑うマーメイ。
 まるで歌っている様な口調だ。
「この部屋には私以外近づけないからいくらイっても大丈夫だよ。イルカも魚達も僕が招き入れない限り来ないからね」
 そう言うと、マーメイは白亜の臀部に口付けを落とすのだった。
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