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6章 不老者とクラス召喚
第108話 呼び出しと依頼
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「1週間かかってしまったが、とりあえず試作品の完成だ」
実物を目にすると感慨深い。
これを作る為にどれだけの年月をかけたことか。
「ノールさんが泣いてる」
「放っておいて良いわよ。たかがラーメン作っただけで泣いちゃって」
たかがだと?
「この世界でこの一品を作る為にどれだけ苦労したか!初めに全てを無くしニンニクを見つけるまで」
それから、みんなにはこれまでの制作秘話を語っていく。
「だから小麦にかん水が含まれない」
「ノールさん! ノールさん!」
「ん?どうした?」
「麺伸びちゃってますよ」
振り返ると、汁気を全て吸い尽くし、肥えてしまった麺が待っていた。
「くそぉ!俺の第1号がこんな目に。安心しろ。必ず最後まで食ってやる!」
口の中で噛んでみても歯応えが無い。
味も魚醤の臭みが入って完璧では無いが、麺が更に悪化させてしまった。
「うわぁ。涙流しながら食べてるわ」
「トモエさんが変なこと言うからだよ」
「あまりラーメンのことは言わない方が良さそうですね」
「うん」
第1号は塩気が強いぜ。
とりあえず、作る準備が出来たから、屋台出して売ってみる。
これでも、王都で経験あるから大丈夫だろう。
「作ったタレと仕込んだ麺と具。それにトッピング」
1通り並べて売り出す。
「1杯、大銅貨5枚っと。開店! かいてーん! 麺ゴロー食わねぇか?」
「何が食わねぇかだ! こっちの邪魔すんじゃねぇ!」
「うるせぇ! 売れない魚出してるくらいなら、こっちの手伝いでもしやがれってんだ!」
「なんだとぉ!」
(喧嘩か?)
(おぉ。昼からやるじゃねぇか。)
(ゴンズと相手は誰だ?)
(麺ゴローとか言ってたぞ。)
(ゴローか。)
(なかなか気合い入った名前じゃねーか。)
お互いポコポコ殴り合いながら口撃していくと、野次馬が割れて強面のおっさんがやってきた。
「おい! 昼間っから何やってんだ!」
良くみるとギルドのおやっさん。
「何って、こいつが文句言うから」
「商売の邪魔だって言ってるんだ」
「俺も商売だよ! そっちも売れてねぇじゃないか!」
「むむ。言ってはならんことを!」
「うるせぇ!」
頭に鈍い衝撃を感じると少し冷静になれた。
「む、ちょっと言いすぎたかもな」
「いや、俺も言い方が悪かった」
その様子に周りも頷いている。
これにて一件落着。
さて、ちょっと離して店の準備を。
「ノール。ちょっと待て」
「え?」
「お前城に行ってないだろ」
なぜ知っている。
「何のことかなぁ?」
「あれからギルドに2度も兵士が来てるんだよ! 早く行ってこい!」
「うひゃあ」
おやっさんの拳から逃げるように、手作り屋台を引っ張って城へ向かった。
「殴らんでも良かろうに。城かぁ。面倒だなー。嫌だなー」
そんな愚痴を言ってたら到着してしまった。
門兵が訪ねてくる。
「何ようだ?」
「なんか城に来いって言われました。召喚されたノールです」
「なにぃ? 待ってろ。わかる奴を連れてくる」
「用事が無かったら帰るだけなのでお構いなく」
「必ず連れてくる! 待ってろ!」
連れてこなくて良いってのに。
しばらくしてやってきたのは、以前交渉したメイドだった。
「確かに間違いありません」
「そうか。入って良いぞ。ただし、その荷車は置いてって貰うか」
ボロボロだから仕方ないか。
メイドに案内されたのは小さく質素な部屋。
「何の用か教えてくださいよー」
「すぐに来るので待ってください」
「水もお茶も出ないし、俺は用事無いんだけどなぁ」
「ちっ」
「今舌打ちした? メイドが舌打ちした?」
「してません」
しただろ。
本当にこいつがメイドなのか?
動きからして、武闘家だろ。
「すまん。待たせたな」
「あれ? 料理長?」
「なんだ? 聞いてないのか?」
「いえ。何も聞いてません」
2人でメイドを見るが、素知らぬ顔をしている。
「料理長。本当にこれがメイドなんですか?」
「変わってるが、ちゃんとメイドだ。はぁ」
「ふん。では、私は戻りますよ。わかってると思いますが、晩御飯は」
「ちゃんと肉出すよ」
「ふふん。良いでしょう」
あれで報酬せびってるのかよ。
「本題に入るか。この前のシナモンの追加が欲しい。まだ残ってるか?」
「残ってはいますが、どのくらいだったかな」
自分用に2切れは欲しい。
懐《ふところ》から渡せる分を取り出す。
「5切れですね」
「十分だ。ちなみに新しく手に入れることは」
「難しいです。大陸の西端まで行けばあると思いますけど、あとは近場に生えてたらですかね」
料理長は難しい顔をするが、切り替えは早かった。
「無いなら貴重品とでも言うか。もし見つかったら作ってみてくれ」
「わかりました」
「あとは、ギルド長から採取が上手いと聞いた」
「まぁ、そこそこ」
「近くに生えているのはわかっている。これを探してくれ」
茎付きなのはわかりやすい。
互い違いに生えていて、先の方の葉は若干波打っている。
「ここでは何て言うのか。俺の地域では月桂樹《げっけいじゅ》と呼んでました」
「ベイリーフだな。知ってるなら早い。茎も込みで長めに取ってきてくれ」
腕の長さ位を示してきた。
「それならお祝い事ですかね?」
「よくわかるな」
「そういう祭りを見たことがあるのでね」
「そうか、じゃあ」
「ただし、もう少し範囲を絞って欲しいです。物は知ってても地理が全然なので」
そう言うと手を叩いて、小さな羊皮紙を出してきた。
紐を解いて巨大な湖の横あたりを指す。
「ここの辺りで見かけたと言っている」
「名前通りベイの近くか」
「この地図はやるよ」
地図って大事じゃないのかな?
「国防の問題とかあるんじゃ。もらって良いんですか?」
「その程度なら少し金を積めば買えるぞ。渡すのは投資だな」
ありがたく地図を貰って、シナモン分の金貨40枚も受け取った。
ベイリーフは成功報酬で、期限は2ヶ月後まで。
早速戻って準備しないとな。
探索気分でうきうきしている。
門に近づくと門兵が難しい顔をしていた。
「どうかしましたか?」
「あ、戻ってきたか。申し訳ない」
「俺からもスマン」
両サイドの兵が謝ってくる。
「何が何やら。……え?」
俺の屋台が崩れ去っていた。
吊るしてたチャーシューも消えている。
「なんで?」
「3人の勇者殿が不快だと言ってな」
「門兵では口答え出来んのだ。せめて上級兵だったら」
「どんな奴?」
「いや、勇者殿だぞ」
そんな文言とかどうでも良い。
「俺も召喚された者だから、言っても良いはずだ」
一息入って兵士が答える。
「そうだな」
「だが、城から出た者だぞ?」
「我らでは何も出来ないんだ。教えて対策してもらうしか無いだろう」
「それもそうか。3人とも色付きの髪で、耳にアクセサリーをつけている。男2人と女1人だ」
「名前は勘弁してくれよ?」
ゆっくりと頷き、そのまま門を出る。
崩れた屋台から鍋などの料理道具をかき集め、足早に家へ戻った。
「ノールさんおかえり。どうでした?」
「悪いな。ちょっと出てくる。晩飯は自由にしてくれ」
それだけ言って森へ直行。
「まったく。あの3人やってくれるじゃないか。弱者の仕事を見せてやろう」
夜まで待っててくれよ?
俺の心が震えている。
ゴブリンはあっちだな。
実物を目にすると感慨深い。
これを作る為にどれだけの年月をかけたことか。
「ノールさんが泣いてる」
「放っておいて良いわよ。たかがラーメン作っただけで泣いちゃって」
たかがだと?
「この世界でこの一品を作る為にどれだけ苦労したか!初めに全てを無くしニンニクを見つけるまで」
それから、みんなにはこれまでの制作秘話を語っていく。
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「ノールさん! ノールさん!」
「ん?どうした?」
「麺伸びちゃってますよ」
振り返ると、汁気を全て吸い尽くし、肥えてしまった麺が待っていた。
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「うわぁ。涙流しながら食べてるわ」
「トモエさんが変なこと言うからだよ」
「あまりラーメンのことは言わない方が良さそうですね」
「うん」
第1号は塩気が強いぜ。
とりあえず、作る準備が出来たから、屋台出して売ってみる。
これでも、王都で経験あるから大丈夫だろう。
「作ったタレと仕込んだ麺と具。それにトッピング」
1通り並べて売り出す。
「1杯、大銅貨5枚っと。開店! かいてーん! 麺ゴロー食わねぇか?」
「何が食わねぇかだ! こっちの邪魔すんじゃねぇ!」
「うるせぇ! 売れない魚出してるくらいなら、こっちの手伝いでもしやがれってんだ!」
「なんだとぉ!」
(喧嘩か?)
(おぉ。昼からやるじゃねぇか。)
(ゴンズと相手は誰だ?)
(麺ゴローとか言ってたぞ。)
(ゴローか。)
(なかなか気合い入った名前じゃねーか。)
お互いポコポコ殴り合いながら口撃していくと、野次馬が割れて強面のおっさんがやってきた。
「おい! 昼間っから何やってんだ!」
良くみるとギルドのおやっさん。
「何って、こいつが文句言うから」
「商売の邪魔だって言ってるんだ」
「俺も商売だよ! そっちも売れてねぇじゃないか!」
「むむ。言ってはならんことを!」
「うるせぇ!」
頭に鈍い衝撃を感じると少し冷静になれた。
「む、ちょっと言いすぎたかもな」
「いや、俺も言い方が悪かった」
その様子に周りも頷いている。
これにて一件落着。
さて、ちょっと離して店の準備を。
「ノール。ちょっと待て」
「え?」
「お前城に行ってないだろ」
なぜ知っている。
「何のことかなぁ?」
「あれからギルドに2度も兵士が来てるんだよ! 早く行ってこい!」
「うひゃあ」
おやっさんの拳から逃げるように、手作り屋台を引っ張って城へ向かった。
「殴らんでも良かろうに。城かぁ。面倒だなー。嫌だなー」
そんな愚痴を言ってたら到着してしまった。
門兵が訪ねてくる。
「何ようだ?」
「なんか城に来いって言われました。召喚されたノールです」
「なにぃ? 待ってろ。わかる奴を連れてくる」
「用事が無かったら帰るだけなのでお構いなく」
「必ず連れてくる! 待ってろ!」
連れてこなくて良いってのに。
しばらくしてやってきたのは、以前交渉したメイドだった。
「確かに間違いありません」
「そうか。入って良いぞ。ただし、その荷車は置いてって貰うか」
ボロボロだから仕方ないか。
メイドに案内されたのは小さく質素な部屋。
「何の用か教えてくださいよー」
「すぐに来るので待ってください」
「水もお茶も出ないし、俺は用事無いんだけどなぁ」
「ちっ」
「今舌打ちした? メイドが舌打ちした?」
「してません」
しただろ。
本当にこいつがメイドなのか?
動きからして、武闘家だろ。
「すまん。待たせたな」
「あれ? 料理長?」
「なんだ? 聞いてないのか?」
「いえ。何も聞いてません」
2人でメイドを見るが、素知らぬ顔をしている。
「料理長。本当にこれがメイドなんですか?」
「変わってるが、ちゃんとメイドだ。はぁ」
「ふん。では、私は戻りますよ。わかってると思いますが、晩御飯は」
「ちゃんと肉出すよ」
「ふふん。良いでしょう」
あれで報酬せびってるのかよ。
「本題に入るか。この前のシナモンの追加が欲しい。まだ残ってるか?」
「残ってはいますが、どのくらいだったかな」
自分用に2切れは欲しい。
懐《ふところ》から渡せる分を取り出す。
「5切れですね」
「十分だ。ちなみに新しく手に入れることは」
「難しいです。大陸の西端まで行けばあると思いますけど、あとは近場に生えてたらですかね」
料理長は難しい顔をするが、切り替えは早かった。
「無いなら貴重品とでも言うか。もし見つかったら作ってみてくれ」
「わかりました」
「あとは、ギルド長から採取が上手いと聞いた」
「まぁ、そこそこ」
「近くに生えているのはわかっている。これを探してくれ」
茎付きなのはわかりやすい。
互い違いに生えていて、先の方の葉は若干波打っている。
「ここでは何て言うのか。俺の地域では月桂樹《げっけいじゅ》と呼んでました」
「ベイリーフだな。知ってるなら早い。茎も込みで長めに取ってきてくれ」
腕の長さ位を示してきた。
「それならお祝い事ですかね?」
「よくわかるな」
「そういう祭りを見たことがあるのでね」
「そうか、じゃあ」
「ただし、もう少し範囲を絞って欲しいです。物は知ってても地理が全然なので」
そう言うと手を叩いて、小さな羊皮紙を出してきた。
紐を解いて巨大な湖の横あたりを指す。
「ここの辺りで見かけたと言っている」
「名前通りベイの近くか」
「この地図はやるよ」
地図って大事じゃないのかな?
「国防の問題とかあるんじゃ。もらって良いんですか?」
「その程度なら少し金を積めば買えるぞ。渡すのは投資だな」
ありがたく地図を貰って、シナモン分の金貨40枚も受け取った。
ベイリーフは成功報酬で、期限は2ヶ月後まで。
早速戻って準備しないとな。
探索気分でうきうきしている。
門に近づくと門兵が難しい顔をしていた。
「どうかしましたか?」
「あ、戻ってきたか。申し訳ない」
「俺からもスマン」
両サイドの兵が謝ってくる。
「何が何やら。……え?」
俺の屋台が崩れ去っていた。
吊るしてたチャーシューも消えている。
「なんで?」
「3人の勇者殿が不快だと言ってな」
「門兵では口答え出来んのだ。せめて上級兵だったら」
「どんな奴?」
「いや、勇者殿だぞ」
そんな文言とかどうでも良い。
「俺も召喚された者だから、言っても良いはずだ」
一息入って兵士が答える。
「そうだな」
「だが、城から出た者だぞ?」
「我らでは何も出来ないんだ。教えて対策してもらうしか無いだろう」
「それもそうか。3人とも色付きの髪で、耳にアクセサリーをつけている。男2人と女1人だ」
「名前は勘弁してくれよ?」
ゆっくりと頷き、そのまま門を出る。
崩れた屋台から鍋などの料理道具をかき集め、足早に家へ戻った。
「ノールさんおかえり。どうでした?」
「悪いな。ちょっと出てくる。晩飯は自由にしてくれ」
それだけ言って森へ直行。
「まったく。あの3人やってくれるじゃないか。弱者の仕事を見せてやろう」
夜まで待っててくれよ?
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