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2章 不老者、浮浪者になりました。
第31話 マーガレットの魔物授業(午後の部)
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「皆さーん。しっかり食べましたか?」
「「「はーい。」」」
「よろしい。では午後の授業を始めましょう。先ほど話したように魔物の説明です。」
魔物とは魔力を持つ動物を総称している。
全ての魔物が人に害するという訳では無いが、力が強く有害になりやすい傾向がある。
動物だった生き物が魔物に変じただけで3、4倍の力を持ったりもする。
動物が魔物になる場合は、ほとんど2パターン。(以後は魔変《まへん》という)
1つは魔脈から溢れる魔素に多く触れて慣れた場合。
2つ目は、他の生物から強制的に流し込まれた場合。
1つ目は自然発生的なので、そこまで問題ない。力が強くなった動物のようなものだ。
2つ目が問題で、無理矢理魔物にされて生き物は、常に苦痛を感じているという研究がある。その為、暴走傾向と破壊傾向が強くみられている。
今度は魔物として生まれた個体について
生来の魔物は魔力との親和性が高く、魔法を操作する能力が高い。
種族や個体によってどの程度扱えるか異なるが、変じた魔物の強さとは比べ物にならない。
木に傷をつける程度の生き物が、軽々と切り倒せるように、差は歴然だ。
害の無い、もしくは少ない魔物について
メサがいるので代表になったが、生来人を餌としない為、お互い干渉することが無かった種族。俺が使役したのは偶然なので、本来は関わり無く終わることが多い。このタイプが多く、山や森に居ても、場を荒らしたり攻撃しない限り襲って来ない。このことを知られておらず、無駄に怒らせて敵対している状況も多い。
次に共生タイプの魔物は、牧畜や製糸関係。土木建築関係。他には運搬用の小型から大型魔物があげられる。ただ、やはり狩りで共にする関係が一番種類が多い。
動物から魔物に変じたものを魔獣種。
生まれから魔物のものを魔物種。
死体が魔物に変じたものをアンデッド。生者に襲いかかる特性がある。
最後に生来から魔物である人型を魔人種。種族や個体差が激しい。
ここからは代表的な種族の説明
魔獣種(魔変)
魔ネズミ
50cm程の大きさ。大ネズミが魔変したものが多い。劣悪な環境にいる物が多い為か、弱毒や病原体を持っていることもある。繁殖力が高く、大量発生で作物被害が出ることがある。焼却処分が基本対応。
ビッグローチ
30cm~80cm位まで成長度合いで大きさは変わる。言わずもがな例のアレが魔変したもの。魔ネズミ同様、弱毒病原体持ちがいる。繁殖力も高い。
ハングリーウルフ
1m程の痩せこけた狼。狼が魔変したもの。比較的単体での行動が多く危険度は高く無い。
鬼蜘蛛
1mほどの巨大な蜘蛛。吹き出す糸には微量の魔力が含まれており、細く頑丈な為、製糸に重宝される。
蹴りウサギ
80cm程の大きさ。魔変して足が強化されたウサギ。
魔物種
ハンターウルフ
1,5m程の狼。水属性の魔法を打ち出してくる。素早い動きで翻弄してくる。
キラーベア
3mほどの熊。魔力で爪を強化して攻撃してくる。比較的動きは遅いが、木々を軽く切り裂く。
地雷蜂
1m程の蜂。巨体な為、本来の蜂よりはゆっくりだが、飛行した高いところから魔力を含んだ針を飛ばしてくる。当たると破裂して衝撃を与える。毒持ち。
浮きクラゲ
水辺に住む浮かぶクラゲ。ニンニク好き。水と土属性。
ハーピー
人に近い顔を持つ鳥。風属性の魔法を得意とする。
アンデッド
ゾンビ
魔変した腐った死人。鈍重な動きで腐敗した肉と液体を撒き散らす。毒持ち。
スケルトン
魔変した白骨。ゾンビの肉が全て落ちてもなる。ゾンビよりは早い動き。武器を持つものもいる。
レイス
魔変した霊体。精神へ直接攻撃を仕掛けてくる。
魔人種
ゴブリン
最弱の魔人と呼ばれる。人類と似ているが、知能や文明が低い。進化すると知能筋力ともに発達する。集団で狩りをする。
オーク
通称豚魔人。動きは遅いが筋肉質で怪力。鼻が良く長距離追跡する個体もいる。集団で狩りをする。
オーガ
4mほどの巨体と怪力を使う魔人。個体数は少ない。魔変した巨人族と言われることもある。
その他
ドラゴン
伝説の生き物。巨大なトカゲに羽の生えた種類と蛇に羽が生えた種類がいる。どちらも強力で口から様々な属性の息吹を吐くと言われている。
キマイラ
様々な生き物が合わさった合成魔獣。獅子の頭に蛇の尻尾などあるが、決まった形は無い。毒や炎を吐くと言われている。
スライム
不定形生物。物理的な攻撃は一切効果が無い。
「大まかな説明なので、まだまだ足りないところはあります。簡単なイメージは掴めたかと思いますが……。どうでしたか?」
「よかったよー」「わかりやすいー」「まーがれっとかわいー」各々感想を言うが、最後のはおかしいぞ。何でも可愛いと言えば良いわけじゃないだろ。
「とてもわかりやすく理解できました」
「それなら良かったです。ただ、これらは主要な説というだけなので、足りないところはあります。絶対そうだと言う訳では無いので、気をつけてくださいね」
「「「はーい」」」
「にいちゃんハチミツ!」
「最近食べ過ぎじゃないか!? 俺の蜜壺残ってるかな……」
ここで午後の授業は終わりだ。
明日の為に、ちょっくら準備しないとね。
「何してるんですか?」
マーガレット先生が話しかけてくる。
「これは辛子爆弾です」
「ほうほう。どのような効果が?」
「んー。ちょっとみててください。こうやって投げると!」
遠目に投げた玉が木に当たって破裂すると、周囲に粉を撒き散らす。
「これが当たると、目が痛くなり涙と鼻水が止まらなくなります。目や鼻の良い生き物から、人間まで効果のある便利道具ですね。最近物騒だから、ご近所さんの防犯用にあげるんですよ」
「こういう使い方もあるんですねー。でも、ノールさん自身も強いって伺いましたが?」
「それは人を倒せるかという話では? 人を倒すなら、ある程度の力があればできますよ。あとはそれを当てる……技術だけです。よしと、これで半分か! もうちょいだな」
「ほぇー。そういうもんですかね?」
「そういうもんです。練習すれば先生でも出来ますよ。オススメはしませんがね」
そう言って笑う。
怪訝な顔をされるが、返事は返されなかった。
「ふふ。今度逃げる技術を教えてあげます。一番得意なんですよ」
「ぶふっ。ではお願いします。」
そんな他愛無い話をしてると50個程の辛子《からし》と胡椒《こしょう》爆弾が出来上がった。
「マーガレット先生。明日の午前中は忙しそうなので、私は受けられそうにありません」
「では、子供たちに孤児院で勉強を教えましょうかね」
微笑んでいる。言わずとも意図が分かってくれて助かるな。
俺も笑顔で頷《うなず》き返す。
良い時間だからメサの飯を取りに行こう。
「メサ。ごはん取りに行くよ。」
いつもの道を通りながら、ギルドに向かい、近所の知り合いに爆弾を渡し使い方を説明する。これで必要な人に渡るだろう。
解体所に到着するとマーカスさんがいた。
「今日もお願いします」
「待ってたぜ。これな」
3体出し、すぐメサが掴んでしまった。
「仕方ない奴め。はい。今日の分です」
「間違いなし。ところでお前さん。今は依頼受けないのか?」
「あぁ。今勉強と装備更新中なんですよ。装備探すの忘れてた……」
「ん? どんなの探してるんだ? ある程度ならわかるぜ」
マーカスさんなら信頼できるかな。
「えっと。下水用の防水防具とある程度の攻撃用の棒ですね」
「防水ってーとカエルがあったな。棒は専門外だな、そっちで探してくれ」
長ズボンとポンチョを見せてきた。
「下げ渡しだから、これなら銀3枚でいいぜ。防水はガッツリ残ってるし、汚れも落ちやすい。俺はいくつも新しいのあるけど、頑丈だからいつも残っちまうんだ」
バンバン服を叩いている。
天からの恵か! ありがたい。
「ぜひぜひ! これ! これで!」
銀貨を3枚渡すと苦笑いされてしまった。
「なんか苦労してそうだな。今度店教えてやろうか?」
「本当ですか? ありがとうございます!」
「じゃ。その勉強ってのがひと段落したら教えてくれ。じゃあなー。」
挨拶して帰る。
孤児院に晩御飯を呼ばれて皆んなと食べた。
肉団子のシチューを貰い。お礼に森で作ったバナナとイチジクのドライフルーツをあげる。今日は色々あったが楽しかった。
「「「はーい。」」」
「よろしい。では午後の授業を始めましょう。先ほど話したように魔物の説明です。」
魔物とは魔力を持つ動物を総称している。
全ての魔物が人に害するという訳では無いが、力が強く有害になりやすい傾向がある。
動物だった生き物が魔物に変じただけで3、4倍の力を持ったりもする。
動物が魔物になる場合は、ほとんど2パターン。(以後は魔変《まへん》という)
1つは魔脈から溢れる魔素に多く触れて慣れた場合。
2つ目は、他の生物から強制的に流し込まれた場合。
1つ目は自然発生的なので、そこまで問題ない。力が強くなった動物のようなものだ。
2つ目が問題で、無理矢理魔物にされて生き物は、常に苦痛を感じているという研究がある。その為、暴走傾向と破壊傾向が強くみられている。
今度は魔物として生まれた個体について
生来の魔物は魔力との親和性が高く、魔法を操作する能力が高い。
種族や個体によってどの程度扱えるか異なるが、変じた魔物の強さとは比べ物にならない。
木に傷をつける程度の生き物が、軽々と切り倒せるように、差は歴然だ。
害の無い、もしくは少ない魔物について
メサがいるので代表になったが、生来人を餌としない為、お互い干渉することが無かった種族。俺が使役したのは偶然なので、本来は関わり無く終わることが多い。このタイプが多く、山や森に居ても、場を荒らしたり攻撃しない限り襲って来ない。このことを知られておらず、無駄に怒らせて敵対している状況も多い。
次に共生タイプの魔物は、牧畜や製糸関係。土木建築関係。他には運搬用の小型から大型魔物があげられる。ただ、やはり狩りで共にする関係が一番種類が多い。
動物から魔物に変じたものを魔獣種。
生まれから魔物のものを魔物種。
死体が魔物に変じたものをアンデッド。生者に襲いかかる特性がある。
最後に生来から魔物である人型を魔人種。種族や個体差が激しい。
ここからは代表的な種族の説明
魔獣種(魔変)
魔ネズミ
50cm程の大きさ。大ネズミが魔変したものが多い。劣悪な環境にいる物が多い為か、弱毒や病原体を持っていることもある。繁殖力が高く、大量発生で作物被害が出ることがある。焼却処分が基本対応。
ビッグローチ
30cm~80cm位まで成長度合いで大きさは変わる。言わずもがな例のアレが魔変したもの。魔ネズミ同様、弱毒病原体持ちがいる。繁殖力も高い。
ハングリーウルフ
1m程の痩せこけた狼。狼が魔変したもの。比較的単体での行動が多く危険度は高く無い。
鬼蜘蛛
1mほどの巨大な蜘蛛。吹き出す糸には微量の魔力が含まれており、細く頑丈な為、製糸に重宝される。
蹴りウサギ
80cm程の大きさ。魔変して足が強化されたウサギ。
魔物種
ハンターウルフ
1,5m程の狼。水属性の魔法を打ち出してくる。素早い動きで翻弄してくる。
キラーベア
3mほどの熊。魔力で爪を強化して攻撃してくる。比較的動きは遅いが、木々を軽く切り裂く。
地雷蜂
1m程の蜂。巨体な為、本来の蜂よりはゆっくりだが、飛行した高いところから魔力を含んだ針を飛ばしてくる。当たると破裂して衝撃を与える。毒持ち。
浮きクラゲ
水辺に住む浮かぶクラゲ。ニンニク好き。水と土属性。
ハーピー
人に近い顔を持つ鳥。風属性の魔法を得意とする。
アンデッド
ゾンビ
魔変した腐った死人。鈍重な動きで腐敗した肉と液体を撒き散らす。毒持ち。
スケルトン
魔変した白骨。ゾンビの肉が全て落ちてもなる。ゾンビよりは早い動き。武器を持つものもいる。
レイス
魔変した霊体。精神へ直接攻撃を仕掛けてくる。
魔人種
ゴブリン
最弱の魔人と呼ばれる。人類と似ているが、知能や文明が低い。進化すると知能筋力ともに発達する。集団で狩りをする。
オーク
通称豚魔人。動きは遅いが筋肉質で怪力。鼻が良く長距離追跡する個体もいる。集団で狩りをする。
オーガ
4mほどの巨体と怪力を使う魔人。個体数は少ない。魔変した巨人族と言われることもある。
その他
ドラゴン
伝説の生き物。巨大なトカゲに羽の生えた種類と蛇に羽が生えた種類がいる。どちらも強力で口から様々な属性の息吹を吐くと言われている。
キマイラ
様々な生き物が合わさった合成魔獣。獅子の頭に蛇の尻尾などあるが、決まった形は無い。毒や炎を吐くと言われている。
スライム
不定形生物。物理的な攻撃は一切効果が無い。
「大まかな説明なので、まだまだ足りないところはあります。簡単なイメージは掴めたかと思いますが……。どうでしたか?」
「よかったよー」「わかりやすいー」「まーがれっとかわいー」各々感想を言うが、最後のはおかしいぞ。何でも可愛いと言えば良いわけじゃないだろ。
「とてもわかりやすく理解できました」
「それなら良かったです。ただ、これらは主要な説というだけなので、足りないところはあります。絶対そうだと言う訳では無いので、気をつけてくださいね」
「「「はーい」」」
「にいちゃんハチミツ!」
「最近食べ過ぎじゃないか!? 俺の蜜壺残ってるかな……」
ここで午後の授業は終わりだ。
明日の為に、ちょっくら準備しないとね。
「何してるんですか?」
マーガレット先生が話しかけてくる。
「これは辛子爆弾です」
「ほうほう。どのような効果が?」
「んー。ちょっとみててください。こうやって投げると!」
遠目に投げた玉が木に当たって破裂すると、周囲に粉を撒き散らす。
「これが当たると、目が痛くなり涙と鼻水が止まらなくなります。目や鼻の良い生き物から、人間まで効果のある便利道具ですね。最近物騒だから、ご近所さんの防犯用にあげるんですよ」
「こういう使い方もあるんですねー。でも、ノールさん自身も強いって伺いましたが?」
「それは人を倒せるかという話では? 人を倒すなら、ある程度の力があればできますよ。あとはそれを当てる……技術だけです。よしと、これで半分か! もうちょいだな」
「ほぇー。そういうもんですかね?」
「そういうもんです。練習すれば先生でも出来ますよ。オススメはしませんがね」
そう言って笑う。
怪訝な顔をされるが、返事は返されなかった。
「ふふ。今度逃げる技術を教えてあげます。一番得意なんですよ」
「ぶふっ。ではお願いします。」
そんな他愛無い話をしてると50個程の辛子《からし》と胡椒《こしょう》爆弾が出来上がった。
「マーガレット先生。明日の午前中は忙しそうなので、私は受けられそうにありません」
「では、子供たちに孤児院で勉強を教えましょうかね」
微笑んでいる。言わずとも意図が分かってくれて助かるな。
俺も笑顔で頷《うなず》き返す。
良い時間だからメサの飯を取りに行こう。
「メサ。ごはん取りに行くよ。」
いつもの道を通りながら、ギルドに向かい、近所の知り合いに爆弾を渡し使い方を説明する。これで必要な人に渡るだろう。
解体所に到着するとマーカスさんがいた。
「今日もお願いします」
「待ってたぜ。これな」
3体出し、すぐメサが掴んでしまった。
「仕方ない奴め。はい。今日の分です」
「間違いなし。ところでお前さん。今は依頼受けないのか?」
「あぁ。今勉強と装備更新中なんですよ。装備探すの忘れてた……」
「ん? どんなの探してるんだ? ある程度ならわかるぜ」
マーカスさんなら信頼できるかな。
「えっと。下水用の防水防具とある程度の攻撃用の棒ですね」
「防水ってーとカエルがあったな。棒は専門外だな、そっちで探してくれ」
長ズボンとポンチョを見せてきた。
「下げ渡しだから、これなら銀3枚でいいぜ。防水はガッツリ残ってるし、汚れも落ちやすい。俺はいくつも新しいのあるけど、頑丈だからいつも残っちまうんだ」
バンバン服を叩いている。
天からの恵か! ありがたい。
「ぜひぜひ! これ! これで!」
銀貨を3枚渡すと苦笑いされてしまった。
「なんか苦労してそうだな。今度店教えてやろうか?」
「本当ですか? ありがとうございます!」
「じゃ。その勉強ってのがひと段落したら教えてくれ。じゃあなー。」
挨拶して帰る。
孤児院に晩御飯を呼ばれて皆んなと食べた。
肉団子のシチューを貰い。お礼に森で作ったバナナとイチジクのドライフルーツをあげる。今日は色々あったが楽しかった。
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