黎明の翼 -龍騎士達のアルカディア-

八束ノ大和

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第6章 帝国編

第121話 竜の顎

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 それから数日ほどドラコ・レグルスへと滞在したアルクス達は竜達との別れを惜しみつつ、真紅龍の住まうと言われる竜のアギトへと向かっていた。

『竜のアギト、ですか?』
『あぁ、帝国南部の果てしなく広がる平原を進むと突然聳え立つ巨大な山が現れる。
 地中から竜が何かに喰らい付いたかの様に見えることから竜のアギトと呼ばれているらしい。』

 ドラコ・レグルスから転移した祠から天空竜に聞いた通りの山へと辿り着くと、鬱蒼とした森が広がり、山腹には数えきれないほどの洞窟が点在している。そしてアギトの周囲には、目に見えないほどの強大なエネルギーが渦巻いているのを感じ取れた。

 『なんていう迫力…。まるで生きているみたいですね…。』

  ティオがその威容に感嘆の声を漏らす。アルクスも言葉を失いつつ、ただただアギトの雄大さに圧倒されていた。

 『あの山頂にあると言われている大穴の中に、真紅龍様がいらっしゃるのでしょうか?』

 ティオの言葉に、アルクスは何とはなしに頷いた。直感が、真紅龍があそこにいると告げている。
一際高くそびえるアギトを仰ぎ見ながら、アルクス達は頂上を目指して歩き始めた。道中、生物の気配は数多く感じられたものの不思議なことに魔獣の姿は全く見当たらないい。ただ、アギトの中心から発せられる強大な力を感じずにはいられなかった。
アギトの山頂に辿り着いたアルクス達は、そこにある大穴を見つめた。穴の奥からは、風の音とも獣の咆哮ともつかない不穏な音が響いてくる。

『これは自然に出来た穴なのでしょうか?何かが削りとった様な跡が…』

 その時、大穴の奥から真紅の炎が吹き上がった。まるで火山の噴火のように見えた。炎はすぐに収まり、穴の中は再び静寂に包まれた。この現象が自然のものなのか、それとも…。

『ここは火山には見えないし、もしかして、地下深くに何かがいるのかな?』

 アルクスが考え込んでいると、ティオが叫んだ。

『アルクスさん、あそこに神殿がありますよ!』

  ティオが指差す先に、ぽつんと小さな神殿が佇んでいた。扉を潜ると、中には魔法陣が1つあるだけで他には何もない。 他には何もない簡素な作りだったが、魔法陣からは彼らを招き入れるような気配が感じられた。

『これは、転移魔法陣でしょうか…。』 
『そうだね。大穴に飛び込むわけにもいかないし、ここから進むしかなさそうかな。』

 アルクス達は意を決して魔法陣の上に立った。
次の瞬間、目の前の光景が一変し、薄暗い洞窟のような空間に、アルクス達は立っていた。壁や天井には、淡い光を放つキノコが無数に生えていて、かすかな明かりを提供していた。

『ここはどこなのでしょうか?』 

 戸惑うティオの言葉に、アルクスは答えることができなかった。ただ、彼らはこの先に真紅龍がいるのだと信じて、洞窟の奥へと足を進めるしかなかった。
アルクス達が洞窟内を進んでいくと、やがて目の前に巨大な穴が現れた。穴の向こう側へと伸びる吊り橋は、いつ作られたのかも定かではなかった。そして穴の底は深く暗く、先が見えないが、奥からは不気味な吼え声が響いてきた。

『さっき外で見た大穴とは、また違う穴みたいだね…。』 

 アルクスの呟きに、ティオも神妙な面持ちで頷く。2人はこの先に待ち受けるものへの警戒を隠せずにいた。
そのとき、穴の中から巨大な触手が伸びてきた。鋭いトゲに覆われたその触手は、ティオを目掛けて襲いかかる。

 『しまった…!走るよ!』 

 アルクスは触手を斬り付けると同時にティオの手を取り橋を駆け抜ける。触手が背後を追ってくるのが感じられたが、何とか対岸に辿り着くことができた。触手はあと一歩のところで届かず、穴の主の正体は見えず、するすると穴の中に引っ込んでいった。

『はぁ…はぁ…一体あれはなんだったんだ…。』

  恐怖に怯えて言葉を発することもできないティオにアルクスはゆっくりと話しかけた。
 
『油断は禁物だね。この先にはまだ、あんな化け物がどれだけ待ち構えているかもしれない。でも、ティオのことは僕が守るから安心していいよ。』

 アルクスの気持ちを受け取ったティオはこくりと頷き立ち上がった。
少し歩くと一安心したのも束の間、アルクス達の行く手には一際大きな岩壁があり、そこには巨大な扉が嵌め込まれていた。そしてその扉の前で、めらめらと燃え盛る炎を纏った大きな獣が丸くなって眠っているのだった。

『炎獣…でしょうか。昔お話で聞いたことがあります、全身が炎に包まれている大きな獣がいると…。』 

 その炎は決して焼けつくことのない業火のようで、獣の周りの空気をゆらゆらと歪めている。

『明らかにこの門の門番だね。奥には何かがあるに違いない。静かに通り過ぎることができると良いのだけど…。起こさないように、そーっと通り抜けよう。』 

 アルクスはティオに目配せをして、息を殺して炎獣の脇を通り抜けようとした。
だがその時、ティオの足がひび割れた床の石につまずいてしまう。その音に、炎獣がぴくりと耳を動かした。 

『ご、ごめんなさ…!』  

 ティオの悲鳴にも似た呟きを聞いたのか、音を聞いた炎獣がぴくりと耳を動かしたが、目は開かなかった。
ほっと胸を撫で下ろした2人だったが、次の瞬間、背後で轟音が響き渡った。振り返ると目に飛び込んできたのは、先程の巨大な扉がゆっくりと開いていく光景だった。そこからは真紅の光が溢れ出し、その音と光に、ついに炎獣も目を覚まして立ち上がったのだった。
 扉が全開になると、中から現れたのは全身を黒い鎧に包んだ巨人だった。その姿は人の形をしているが、あまりにも巨大で、身の丈は優に亜竜の大きさを超えている。

『おや、お目覚めかい。』 

 低く重い声が、炎獣に向けられる。炎獣は巨人の言葉を理解したのか、尻尾を振って応えた。

『ん、何だ小さな人間がいるぞ。珍しい、持ち帰って皆に見せてやろう。』

 鎧の巨人は興味深そうにアルクス達を見下ろしながらそう言うとアルクス達に手を伸ばしてきた。咄嗟に身をひるがえして逃げようとするも、2人はあっという間に巨大な手に掴まれてしまう。
掴まれた瞬間、2人のは全身の力が抜けていくのを感じた。まるで生命力を吸い取られているようだ。

『おまえもついてこい、食べてはだめだぞ。』 

 炎獣に命じると、巨人はアルクス達を連れ扉の奥へと歩き出した。こうして、2人は予期せぬ捕囚の身となったのだった。





『天空竜様、アルクスは無事なのでしょうか…。』  

 竜のアギトからは遠く離れたドラコ・レグルスの地で、アリシアが不安そうに呟いた。彼女達は、天空竜の導きによって、再びこの地へと訪れていた。

『アルクスは、今頃竜のアギトに到着しているはずだ。以前はいなかった帝国で出会ったティオという娘も一緒にいたが、お前達は知らぬか。』

天空竜の言葉に、アリシアとクリオは複雑な表情を浮かべた。

『この短時間で新しい仲間を連れているとは、さすがはアルクスだな!』

 2人の考えていることなど気にもせず、バルトロは豪快に笑っていた。

『私達も、急いでアルクスのもとへ向かわないと!』
『いや、少し待て。』

  天空竜が翼を広げて、スペルビアを見据える。 

『スペルビアよ、お前にはこれから竜の試練を受けてもらう。』
『竜の試練…ですか?』 

 後方で1人静かに聞いていたスペルビアだったが、思いもよらぬ言葉に、思わず声を上げる。

『そうだ。竜のアギトには危険が多い。お前の中に眠る竜の血を呼び覚まし、更なる力を引き出すためにな。』  

天空竜の力強い声が、スペルビアの心に響く。彼女は戸惑いつつも、天空竜の言葉を受け入れるしかなかった。

『わかりました。精一杯努めます。』
『うむ、その意気だ。他の皆も、これを機に自らの力を高めるがいい。お主達にはアルクスがいなくても、力を自在に使えるようになってもらわねばならぬ。』

スペルビアだけが試練を受けると思っていた3人は突然の提案に緊張した面持ちとなった。
アリシアは仲間達の顔を見渡した。天空竜の言う通り、きっとこの試練には意味があるのだろう。 

『わかりました。私達、力を合わせて頑張ります!』

 そして仲間達もアリシアに同調し、天空竜へと頷いた。天空竜は満足そうに目を細め、試練の場へと案内した。
 こうして、スペルビアを中心に仲間達は竜の試練に臨むこととなった。

『何、簡単な試練だ。自分の心と目を逸らさずに向き合うこと。それだけだ...』

 天空竜の導きの下、連れてこられた場所は一筋の光もささない静かな場所であった。ここでスペルビア達は自らの内なる心と向き合っていく。
するとスペルビアの前には自分と同じ形をした闇が現れていた。何も見えないはずのそこに確かに存在していることを感じられた。

『私はお前だ。傲慢に生きてきたが、人間ごときに鼻っ柱を叩き折られた、惨めな竜人さ。』
『そんなこと…!』
『否定できないよな。そして存外その人間と一緒に旅をするのも心地が良い。牙も翼も失った地を這う蜥蜴と何が違うんだろうな。』
『違う、私は新しい翼を得た。シンケルスと共に竜装も会得した。かつての私とは違うんだ!』
『わかっているんだろう?確かに強くなった。だが昔は少しでも高みへと登っていこうという竜としての本能があった。老人達とは違う、私が変えてやるんだというな。だがどうだ?昔は嫌がっていたみんなと力を合わせて生きていこうという大人達の考え方にすっかり染まってしまったな。』
『そうだ!何が悪い!あの頃の私は仲間の重要性をわかっていなかったんだ!仲間がいるから強くなれるんだ!他の若い奴らとつるみながらも悩んでいたあの頃とは違うんだ…』
『そういうならばお前の力を見せてみろ!』

 闇とスペルビアの渾身の一撃がぶつかり合う。

スペルビアが気づいた時には試練の間の前に倒れていた。
気づいて周囲を見渡すと他の仲間達も同様だった。

『どうやら一皮剥けた様子だな。』

 急に暗くなりスペルビアが見上げると、天空竜がスペルビア達を見下ろしていた。

『どうだ迷いはなくなったであろう?これならお前達の力を引き出せるだろう。』

 天空竜が光の球を生み出すと皆の中へとスッと入っていった。
見渡すと皆スッキリとした表情をして、力と自信に満ち溢れている様子だった。

『これが眠っていた竜の血の力、でしょうか?』
『試練を乗り越えたお前なら追々わかるだろうよ。』

スペルビアが新しい力に戸惑っていると、仲間達の真ん中に1人の少年が座り込んでいた。

『貴方は、もしかしてアーラ?』

アリシアが尋ねると少年はこくんと頷くと光輝きいつもの幼龍の姿に戻ってしまった。

『人化の術をもう扱えるとはさすが、龍の御子。そのうちに自由に変化できるだろう。』

皆がアーラをすごいと褒め、アーラも満更でも様子だった。

『そういえば、アルクスも竜の試練を受けたのですか?』
『いや、彼は受けていない。今の彼は受けるべきではないだろう。』
『不安や迷いがないということですか?』
『逆だ、心の奥深くに闇が見える。いずれあの闇が晴れる時が来ると良いのだが…
 さて、そろそろ行くがいい。今からであれば来た道を戻り、南下して竜のアギトへと向かうのが良いだろう。』

 天空竜から激励の言葉を受け、アリシア達はドラコ・レグルスを旅立った。遺跡から出たところで、バルトロが村の方角を指差した。前回同行した商人達の一行が、荷車を引いてこちらに向かってきている。

『おお、兄さん達、また会えたな!』 

屈強そうな体躯に似合わぬ、屈託のない笑顔で商人のリーダーが話しかけてくる。 

『これから村を出て南方に向かうんだが、もしかして同じ方向かい?もし良かったらまた同行しないか。せっかく知り合ったんだ、最後までご一緒しようじゃないか。』

 バルトロは仲間達の顔を見渡し、頷いた。 

『あぁ、よろしく頼む。心強い仲間が増えて、嬉しいぜ!』

 こうして、頼もしい仲間を得たアリシア達は、再びアルクス達との再会を目指す旅路についたのだった。


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