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第5章 中央編
第92話 挑戦
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アルクス達は中央大陸1つ目の街へと辿り着き、街の中心部に領主館らしき建物を見つけてそこへと向かった。
領主館の前につくと門番らしき男性に話しかけられた。
『君たち見かけない顔だね。領主館に何か用かい?』
『ここが領主館で間違いないのですね。街の長の試練を受けに来ました。』
そう言うとアルクスは村長から受け取った挑戦者の証を門番へと提示した。
『おぉ、これは!』
挑戦者の証を見た瞬間、門番の顔が明るくなった。
『挑戦者の証の持ち主なんて初めてだよ!私がここの門番になってから説明を受けた時に見たきりで試練の挑戦者なんて一度も現れなかったからなぁ。』
門番が言うには昔は挑戦者が多かったものの、ここ何十年も挑戦者がいなくなっているらしい。
その後、門番から試練の場所へと案内された。
どうやら領主館の中ではなく、領主館の裏にその場所はあるらしかった。
『ここが試練を受ける場所だよ。領主様を呼んでくるから待っていてくれ。』
そう言って案内された場所は闘技場の様な場所だった。
『ここで試練やるってことは、戦うってことだよね。』
『あぁ、だがわかりやすくていいな。』
『何か条件とか制限とかがあるかもね…』
しばらく待っていると門番が1人の男性を連れてやってきた。
『挑戦者は貴方達ですね。』
男性は若く見えるが品があり、貴族とも呼べる雰囲気を醸し出していた。
『私はこの街の領主のプリムスと言います。領主とは言ってもこの国だと平民とか貴族とかそういう考え方はあまりなくて、力がある者にその力に見合った役割が与えられるだけなのですけどね。』
『ありがとうございます。僕達は…』
『あぁ、大丈夫だよ。アルクス君だね。君達の話は聞いているよ。
藍碧龍様の下で龍騎士となり、蒼翠龍様・天空竜様にも既にお会いして世界中を巡っているとか。
ここ最近は新しく龍騎士になる人なんていなかったからね。
あ、これは領主は皆知っているからね。』
アルクスが自己紹介をしようとしたところでアルクス達のことは既に知っていると話されて皆驚きを隠せなかった。
『龍王様達には色んな連絡手段があるからね。
さて、決まりなので挑戦者には試練の説明をします。
おそらく詳しいことは何も聞いていないですよね?
8つの街の試練は八竜震天という大層な名前がついています。
元の由来はありますが、今となっては挑戦者もほとんどいないのでその名も廃れつつあります。
八竜震天ではそれぞれの街の長である領主から課題を出されます。
どんな課題かはお楽しみにというところで、この街での試練はとてもわかりやすいですよ。
力です!』
そういうとプリムスは巨大な地を這う竜へと変身した。
『驚きましたか?
この闘技場が広いのはこの私が自由に動き回るためなのです。
私は龍脈の力を用いて竜へと変身する力を得た竜騎士なのです。
お分かりかと思いますが、八竜震天は8人の竜騎士の試練を超えると言う意味があります。』
『竜騎士と龍騎士は違うのでしょうか?』
『ふふ、その辺りは八竜震天を乗り越えた後にわかることですよ。
さて、私に勝てると言う勇気ある者1人を選んで下さい。
それが私が出す力の試練です!』
プリムスから出された試練の内容に対して、1人だけというところでアルクスは悩んだがスペルビアが1人で前へと進み出した。
『竜を名乗る相手との力比べとなると、私が出ないとな。』
スペルビアが闘技場に上がるとプリムスは高らかに咆哮を上げた。
『ふっ、流石にこれくらいでは効かないですか。ではその力見せてください!』
そう言うや否やプリムスは炎のブレスを吐き出し、スペルビアが炎に包まれた。
『スペルビア!』
『溜めもなくいきなりブレスを出すなんて!』
アルクス達が心配して見守る中、炎が消えた後には何事もなかったことように駆け出していた。
『何っ!?』
『ふっ、私も竜人でな。私の鱗はこの程度の炎では焼けたりはしないぞ!』
スペルビアは竜鱗を持つ竜人の姿に戻り、プリムスを爪で切り裂いた。
だが、ガキンという金属を叩く様な音が響き、スペルビアの爪はプリムスの鱗に弾かれた。
『驚きましたよ、私のブレスが効かないとは。
ですが、私の鱗も頑丈さが自慢でしてねっ!』
プリムスは尻尾でスペルビアを薙ぎ払うもスペルビアは跳躍で軽々と回避する。
その後もプリムスの攻撃をスペルビアが躱し、スペルビアの攻撃をプリムスが受けるも弾かれるということが繰り返され、たまにお互いの攻撃がぶつかりあうもダメージにはならず決めてには欠けていた。
『この程度ではこの試練を合格にすることはできませんね!』
尻尾の薙ぎ払いの後、急に巨体に似合わない素早い動きでプリムスが殴りかかったため、スペルビアは回避が間に合わず地面へと叩きつけられた。
スペルビアは少し鱗が埃だらけになり、ボロボロの印象を与えたが目にはまだ闘志が灯っていることを伺わせた。
そして龍脈から龍気を吸い上げて溜め込んでいた。
『このままだと終わりそうもないし、少し本気を出すことにするよ。』
『まだ本気を出していなかったというのですか?痩せ我慢は良くないですよ!』
この機に追い込みをかけようとプリムスの攻撃が苛烈になる。
スペルビアはその攻撃を全て避けずに耐えたかと思うと突然咆哮を上げた!
『ガァッ!』
溜め込んだ龍気を爆発させたかと思うと、プリムスに向かって一撃を叩きつけて、竜鱗を砕いた。
『何!?』
スペルビアの周囲にはうっすらと靄の様なものが見えていた。
『アルクス、あれは龍気解放か?』
『僕のとは使い方が違うけど多分そうだと思う。僕がこの前使った時は意識して外側に力を出したけど、スペルビアは体の中で力を解放している様に見える。多分こっちの方が正しい使い方だよ。』
次の一撃は両手の爪で今まで弾かれていた竜鱗を引き裂き、プリムスは突然の痛みにうずくまった。
スペルビアの突然の強化に皆、驚気を隠せなかった。
そしていつの間にかどこからか集まっていた2人の戦いを観戦する人々も固唾を呑んで見守っていた。
そしてスペルビアはプリムスが蹲った隙を見逃さず、尻尾を掴むと全身の力を込めてプリムスを高く放り投げた。
落下の轟音がするとともに、プリムスは人型に戻った様子だった。
『いたたたた、降参です!八竜震天第1の試練は合格です!
素晴らしい力を見せていただきました。』
プリムスの言葉と共に周囲から割れんばかりの拍手が響き渡った。
『おめでとうございます!私が領主になってから初めての試練合格者です。
昔も多くの挑戦者がここで諦めていったと聞いています。
ですが、ここはわかりやすい小手調みたいなものです。
これから様々な試練がありますので、焦らず進み乗り越えていって下さい。
では挑戦者の証を。』
プリムスがアルクスから挑戦者の証を受け取ると、証が一瞬光り輝いた。
『はい、これで大丈夫です。』
アルクスが渡された挑戦者の証を見ると左上の1箇所にこの街で見かけた紋章がついていた。
『さて、久しぶりの試練合格者が出たことですし、皆でお祝いをしましょうか!」
プリムスの言葉で待っていましたとばかりに観戦していた観客達が動き出し、闘技場はあっという間に宴会場に様変わりした。
そして日が変わるまで宴は続いたのだった。
領主館の前につくと門番らしき男性に話しかけられた。
『君たち見かけない顔だね。領主館に何か用かい?』
『ここが領主館で間違いないのですね。街の長の試練を受けに来ました。』
そう言うとアルクスは村長から受け取った挑戦者の証を門番へと提示した。
『おぉ、これは!』
挑戦者の証を見た瞬間、門番の顔が明るくなった。
『挑戦者の証の持ち主なんて初めてだよ!私がここの門番になってから説明を受けた時に見たきりで試練の挑戦者なんて一度も現れなかったからなぁ。』
門番が言うには昔は挑戦者が多かったものの、ここ何十年も挑戦者がいなくなっているらしい。
その後、門番から試練の場所へと案内された。
どうやら領主館の中ではなく、領主館の裏にその場所はあるらしかった。
『ここが試練を受ける場所だよ。領主様を呼んでくるから待っていてくれ。』
そう言って案内された場所は闘技場の様な場所だった。
『ここで試練やるってことは、戦うってことだよね。』
『あぁ、だがわかりやすくていいな。』
『何か条件とか制限とかがあるかもね…』
しばらく待っていると門番が1人の男性を連れてやってきた。
『挑戦者は貴方達ですね。』
男性は若く見えるが品があり、貴族とも呼べる雰囲気を醸し出していた。
『私はこの街の領主のプリムスと言います。領主とは言ってもこの国だと平民とか貴族とかそういう考え方はあまりなくて、力がある者にその力に見合った役割が与えられるだけなのですけどね。』
『ありがとうございます。僕達は…』
『あぁ、大丈夫だよ。アルクス君だね。君達の話は聞いているよ。
藍碧龍様の下で龍騎士となり、蒼翠龍様・天空竜様にも既にお会いして世界中を巡っているとか。
ここ最近は新しく龍騎士になる人なんていなかったからね。
あ、これは領主は皆知っているからね。』
アルクスが自己紹介をしようとしたところでアルクス達のことは既に知っていると話されて皆驚きを隠せなかった。
『龍王様達には色んな連絡手段があるからね。
さて、決まりなので挑戦者には試練の説明をします。
おそらく詳しいことは何も聞いていないですよね?
8つの街の試練は八竜震天という大層な名前がついています。
元の由来はありますが、今となっては挑戦者もほとんどいないのでその名も廃れつつあります。
八竜震天ではそれぞれの街の長である領主から課題を出されます。
どんな課題かはお楽しみにというところで、この街での試練はとてもわかりやすいですよ。
力です!』
そういうとプリムスは巨大な地を這う竜へと変身した。
『驚きましたか?
この闘技場が広いのはこの私が自由に動き回るためなのです。
私は龍脈の力を用いて竜へと変身する力を得た竜騎士なのです。
お分かりかと思いますが、八竜震天は8人の竜騎士の試練を超えると言う意味があります。』
『竜騎士と龍騎士は違うのでしょうか?』
『ふふ、その辺りは八竜震天を乗り越えた後にわかることですよ。
さて、私に勝てると言う勇気ある者1人を選んで下さい。
それが私が出す力の試練です!』
プリムスから出された試練の内容に対して、1人だけというところでアルクスは悩んだがスペルビアが1人で前へと進み出した。
『竜を名乗る相手との力比べとなると、私が出ないとな。』
スペルビアが闘技場に上がるとプリムスは高らかに咆哮を上げた。
『ふっ、流石にこれくらいでは効かないですか。ではその力見せてください!』
そう言うや否やプリムスは炎のブレスを吐き出し、スペルビアが炎に包まれた。
『スペルビア!』
『溜めもなくいきなりブレスを出すなんて!』
アルクス達が心配して見守る中、炎が消えた後には何事もなかったことように駆け出していた。
『何っ!?』
『ふっ、私も竜人でな。私の鱗はこの程度の炎では焼けたりはしないぞ!』
スペルビアは竜鱗を持つ竜人の姿に戻り、プリムスを爪で切り裂いた。
だが、ガキンという金属を叩く様な音が響き、スペルビアの爪はプリムスの鱗に弾かれた。
『驚きましたよ、私のブレスが効かないとは。
ですが、私の鱗も頑丈さが自慢でしてねっ!』
プリムスは尻尾でスペルビアを薙ぎ払うもスペルビアは跳躍で軽々と回避する。
その後もプリムスの攻撃をスペルビアが躱し、スペルビアの攻撃をプリムスが受けるも弾かれるということが繰り返され、たまにお互いの攻撃がぶつかりあうもダメージにはならず決めてには欠けていた。
『この程度ではこの試練を合格にすることはできませんね!』
尻尾の薙ぎ払いの後、急に巨体に似合わない素早い動きでプリムスが殴りかかったため、スペルビアは回避が間に合わず地面へと叩きつけられた。
スペルビアは少し鱗が埃だらけになり、ボロボロの印象を与えたが目にはまだ闘志が灯っていることを伺わせた。
そして龍脈から龍気を吸い上げて溜め込んでいた。
『このままだと終わりそうもないし、少し本気を出すことにするよ。』
『まだ本気を出していなかったというのですか?痩せ我慢は良くないですよ!』
この機に追い込みをかけようとプリムスの攻撃が苛烈になる。
スペルビアはその攻撃を全て避けずに耐えたかと思うと突然咆哮を上げた!
『ガァッ!』
溜め込んだ龍気を爆発させたかと思うと、プリムスに向かって一撃を叩きつけて、竜鱗を砕いた。
『何!?』
スペルビアの周囲にはうっすらと靄の様なものが見えていた。
『アルクス、あれは龍気解放か?』
『僕のとは使い方が違うけど多分そうだと思う。僕がこの前使った時は意識して外側に力を出したけど、スペルビアは体の中で力を解放している様に見える。多分こっちの方が正しい使い方だよ。』
次の一撃は両手の爪で今まで弾かれていた竜鱗を引き裂き、プリムスは突然の痛みにうずくまった。
スペルビアの突然の強化に皆、驚気を隠せなかった。
そしていつの間にかどこからか集まっていた2人の戦いを観戦する人々も固唾を呑んで見守っていた。
そしてスペルビアはプリムスが蹲った隙を見逃さず、尻尾を掴むと全身の力を込めてプリムスを高く放り投げた。
落下の轟音がするとともに、プリムスは人型に戻った様子だった。
『いたたたた、降参です!八竜震天第1の試練は合格です!
素晴らしい力を見せていただきました。』
プリムスの言葉と共に周囲から割れんばかりの拍手が響き渡った。
『おめでとうございます!私が領主になってから初めての試練合格者です。
昔も多くの挑戦者がここで諦めていったと聞いています。
ですが、ここはわかりやすい小手調みたいなものです。
これから様々な試練がありますので、焦らず進み乗り越えていって下さい。
では挑戦者の証を。』
プリムスがアルクスから挑戦者の証を受け取ると、証が一瞬光り輝いた。
『はい、これで大丈夫です。』
アルクスが渡された挑戦者の証を見ると左上の1箇所にこの街で見かけた紋章がついていた。
『さて、久しぶりの試練合格者が出たことですし、皆でお祝いをしましょうか!」
プリムスの言葉で待っていましたとばかりに観戦していた観客達が動き出し、闘技場はあっという間に宴会場に様変わりした。
そして日が変わるまで宴は続いたのだった。
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