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第3章 連邦編
第54話 歴史
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アルフグラーティの街中を進みつつ、最低限の知識としてエルフのことを教わった。
エルフは大森林の管理と再生を司る種族としてこの森を守って生きてきた。
特に真のエルフは森の外に出ることなく、一生を大森林の中で暮らすことを美徳としているらしい。
そんな中、森の外に魅力を感じてアルフグラーティから出ていく者達が街で探索者をやっている。
外に出たエルフ達が外にエルフの文化を伝え、帰ってきたエルフ達が他種族の文化を持ち帰ってくることで伝統は維持しつつも少しずつではあるが変化はしていっているとのことだった。
変わらないと思っているものも時代の流れには逆らうことができず変わっていくのであれば、不授に対する扱いも時代に合わせて変えていけば良いと思う。
自分達が時代の流れを作る側に回れるかどうかだな。
そんなことを考えながら歩いていると、一際大きな樹の建物の前に辿り着いた。
『ここは人族で言うところの城みたいなものだ。
この時間なら奥にエルフの長達がいるはずだ。』
奥に向かうと光の差し込む広間があった。
樹の中にいるはずなのに、そんなことを感じさせない明るさがある。
『だから森の結界に綻びができた以上、ハイエルフの方々を起こして結界を張り直していただく必要があるのではないか?』
『これくらいのことで起こしては我々の立場がないであろう。結界の綻びくらい、皆で協力して直すべきではないか。』
ちょうど大森林の結界の話をしている様子だった。先へ進むために仕方がなかったとはいえ、原因が自分達にあるとわかっていると少し申し訳ない気分になる。
『長達よ、結界の調査から戻って来たので報告がある。
結界は確かに破られていた。ここに連れて来た人族の客人達が空間術で破壊したとのことであった。
すまないがお前達、何故結界を破ったのか、そしてお前達が何者かを長達に説明してもらえるだろうか。』
先程までの激論が嘘の様に急に静かになり、突然の来訪者に驚きつつ興味深く観察されていることがわかった。
『初めまして、王国より参りましたアルクスと申します。こちらの2人はバルトロマエウスとアリシアと言います。』
そうして、僕達は王国を出て、今何故連邦にいるのか、連邦に来て何をして来たのかをかいつまんで話した。
『そして、今連邦へやってきた一番の目的である、連邦にいると言われている龍王・蒼翠龍様を探しているところになります。
王国にいる龍王・藍碧龍様からは蒼翠龍様は深い森の奥の渓谷にいると聞き、ここ大森林の奥の渓谷にいるのではないかと思い、こちらに辿り着きました。そして、その際に大森林の転移の罠を解除するために空間術を使用しました。』
一通りの話を終えると長達はなるほどなと言う顔をしていた。
『うむ、お主達のことをわかった。それでは次は私達エルフの紹介をしよう。
歴史も含めて結界がどういうものであるかも話をしよう。まずは聞いて欲しい。』
長達の中で一番落ち着きがありそうでかつ静かな気を放っているエルフが話し始めた。
何故エルフの歴史の話をするのかわからないけど、何かヒントが隠れているのかもしれないから注意深く聞くことにしよう。
『我々エルフは元々は龍王・蒼翠龍様から龍脈の力の扱い方を授かり、龍脈が流れているこの地の自然を管理していた。
だが、とある出来事をきっかけに一時的に龍王様とお会いすることが出来なくなり、龍脈の力を扱える者達も徐々に少なくなっていった。そして龍脈の力を持つ者が減り、この森が荒れ始めたところに神の使徒がやってきた。各地で自然が荒れ始めていた様子を憂いた調和神様から遣わされたらしく、ラピスとアルカナを授かり我々はその力を持って再度この地を管理し始めたのだ。
元々エルフは龍脈の力を扱い龍術を使っていたため、その技術を元に魔力を練り魔術を扱える様になるまでに時間は掛からなかった。
アルフグラーティの中央にあるアエテルの大樹の下にはエレメントの源泉があり、エレメントが溢れているため、皆実力以上に魔術を使いこなすことができ、より積極的に大森林を管理するようになった。エルフは魔術に秀でていると言われ始めたのもその頃らしい。
そうして平和な時が続くかと思いきや、魔術と龍術では別物のためか、大森林に魔獣が現れ、植物に実がならなくなるなど森の管理が立ち行かなくなってくることが増えてきた。その頃龍王・蒼翠龍様への道が再度開き、龍王様の元で龍術を学んでいたもの達がここへ帰ってきた。
知っているかもしれないが、ラピスを扱う者は龍脈の力を十全に扱えなくなる。
そのため、龍脈の力を扱うことができるエルフは龍王様の元から戻ってきた者達だけとなってしまった。それから我々は龍脈の力を扱えるエルフ達のことを特別なエルフであるハイエルフと名付け、必要な時に龍脈の力を使い、大森林を維持するための存在となっていただいた。
代償といってはなんだが、長く生きるために力を使う時以外は大体が寝て過ごすようになった。
ハイエルフの方々は数も多くないため、アルフグラーティの非常時以外はあまり力を使うこともなく、穏やかに過ごしていただいている。
調和神様からラピスを授かるようになってからは、龍脈の力を扱えるハイエルフを目指すという者もいなくなってしまったため、いずれハイエルフの後継者不足に悩まされるかもしれない。
そういうわけで今では普段からこの国で生活しているエルフの中に龍脈の力を扱えるものはいなくなってしまった。
あの時調和神様の手をとらなければ、我々エルフの暮らしもまた違うものになっていたのであろうという話もあるが、今となっては考えても詮無いことである。』
今まで王国で学んできたことと違う気がしたが、伝承なんていくらでも変わるかと思い、メモだけ残すことにした。
『おっと少し話が逸れたな。エルフの歴史を知ってもらったところで、本題に入ろうか。
結界を貼り直すのにハイエルフの方々のお力を借りずに済む方法を考えており、龍脈の力を扱える者の力がもしいるのであればその力を借りたいと考えておったところだ。報酬はそうだな、森の奥にある龍王様が住まう渓谷への道を教えよう。』
自分が壊したということもあり、さらに龍王様への道を教えてもらえるということで話を聞く以外の選択肢は無かった。
『さて、お主達に頼みたいことは2つある。
1つ目は森の魔獣を討伐すること。
2つ目は龍術の力をもって、壊した結界の張り直しを手伝ってもらいたい。
あれは龍術が使えないと張り直せないという厄介な特性がある。』
自分達には森の奥の渓谷に向かう以外の選択肢がなかったため、快諾することにした。
それから大森林にはどんな魔獣が出現するのか、どの魔獣を討伐すべきなのか、数はどれくらいいるのか、どういう計画で倒す想定なのかといったことを聞き出した。
アルフグラーティ内の軍事力や民間人の力がどれくらいのものなのかを聞いたところ、住民は皆ラピスを授かっていて不授のエルフはいないらしい。
だが、アルフグラーティには自警団はあるものの明確な軍というものもなく、非常時には個人個人の魔術の強さに頼っているため、集団として戦うための協調性などの能力は圧倒的に不足している様だった。
そこで自警団を中心に魔獣討伐のための方針などを話し合った。
ひと段落したところで、魔獣討伐の前にアルフグラーティを知るために街中を散策したいと伝えた。
そこで会議中、こちらのことを眺めていた若いエルフが案内役に手をあげた。
どうも彼は外の世界に興味があるらしかった。
エルフは大森林の管理と再生を司る種族としてこの森を守って生きてきた。
特に真のエルフは森の外に出ることなく、一生を大森林の中で暮らすことを美徳としているらしい。
そんな中、森の外に魅力を感じてアルフグラーティから出ていく者達が街で探索者をやっている。
外に出たエルフ達が外にエルフの文化を伝え、帰ってきたエルフ達が他種族の文化を持ち帰ってくることで伝統は維持しつつも少しずつではあるが変化はしていっているとのことだった。
変わらないと思っているものも時代の流れには逆らうことができず変わっていくのであれば、不授に対する扱いも時代に合わせて変えていけば良いと思う。
自分達が時代の流れを作る側に回れるかどうかだな。
そんなことを考えながら歩いていると、一際大きな樹の建物の前に辿り着いた。
『ここは人族で言うところの城みたいなものだ。
この時間なら奥にエルフの長達がいるはずだ。』
奥に向かうと光の差し込む広間があった。
樹の中にいるはずなのに、そんなことを感じさせない明るさがある。
『だから森の結界に綻びができた以上、ハイエルフの方々を起こして結界を張り直していただく必要があるのではないか?』
『これくらいのことで起こしては我々の立場がないであろう。結界の綻びくらい、皆で協力して直すべきではないか。』
ちょうど大森林の結界の話をしている様子だった。先へ進むために仕方がなかったとはいえ、原因が自分達にあるとわかっていると少し申し訳ない気分になる。
『長達よ、結界の調査から戻って来たので報告がある。
結界は確かに破られていた。ここに連れて来た人族の客人達が空間術で破壊したとのことであった。
すまないがお前達、何故結界を破ったのか、そしてお前達が何者かを長達に説明してもらえるだろうか。』
先程までの激論が嘘の様に急に静かになり、突然の来訪者に驚きつつ興味深く観察されていることがわかった。
『初めまして、王国より参りましたアルクスと申します。こちらの2人はバルトロマエウスとアリシアと言います。』
そうして、僕達は王国を出て、今何故連邦にいるのか、連邦に来て何をして来たのかをかいつまんで話した。
『そして、今連邦へやってきた一番の目的である、連邦にいると言われている龍王・蒼翠龍様を探しているところになります。
王国にいる龍王・藍碧龍様からは蒼翠龍様は深い森の奥の渓谷にいると聞き、ここ大森林の奥の渓谷にいるのではないかと思い、こちらに辿り着きました。そして、その際に大森林の転移の罠を解除するために空間術を使用しました。』
一通りの話を終えると長達はなるほどなと言う顔をしていた。
『うむ、お主達のことをわかった。それでは次は私達エルフの紹介をしよう。
歴史も含めて結界がどういうものであるかも話をしよう。まずは聞いて欲しい。』
長達の中で一番落ち着きがありそうでかつ静かな気を放っているエルフが話し始めた。
何故エルフの歴史の話をするのかわからないけど、何かヒントが隠れているのかもしれないから注意深く聞くことにしよう。
『我々エルフは元々は龍王・蒼翠龍様から龍脈の力の扱い方を授かり、龍脈が流れているこの地の自然を管理していた。
だが、とある出来事をきっかけに一時的に龍王様とお会いすることが出来なくなり、龍脈の力を扱える者達も徐々に少なくなっていった。そして龍脈の力を持つ者が減り、この森が荒れ始めたところに神の使徒がやってきた。各地で自然が荒れ始めていた様子を憂いた調和神様から遣わされたらしく、ラピスとアルカナを授かり我々はその力を持って再度この地を管理し始めたのだ。
元々エルフは龍脈の力を扱い龍術を使っていたため、その技術を元に魔力を練り魔術を扱える様になるまでに時間は掛からなかった。
アルフグラーティの中央にあるアエテルの大樹の下にはエレメントの源泉があり、エレメントが溢れているため、皆実力以上に魔術を使いこなすことができ、より積極的に大森林を管理するようになった。エルフは魔術に秀でていると言われ始めたのもその頃らしい。
そうして平和な時が続くかと思いきや、魔術と龍術では別物のためか、大森林に魔獣が現れ、植物に実がならなくなるなど森の管理が立ち行かなくなってくることが増えてきた。その頃龍王・蒼翠龍様への道が再度開き、龍王様の元で龍術を学んでいたもの達がここへ帰ってきた。
知っているかもしれないが、ラピスを扱う者は龍脈の力を十全に扱えなくなる。
そのため、龍脈の力を扱うことができるエルフは龍王様の元から戻ってきた者達だけとなってしまった。それから我々は龍脈の力を扱えるエルフ達のことを特別なエルフであるハイエルフと名付け、必要な時に龍脈の力を使い、大森林を維持するための存在となっていただいた。
代償といってはなんだが、長く生きるために力を使う時以外は大体が寝て過ごすようになった。
ハイエルフの方々は数も多くないため、アルフグラーティの非常時以外はあまり力を使うこともなく、穏やかに過ごしていただいている。
調和神様からラピスを授かるようになってからは、龍脈の力を扱えるハイエルフを目指すという者もいなくなってしまったため、いずれハイエルフの後継者不足に悩まされるかもしれない。
そういうわけで今では普段からこの国で生活しているエルフの中に龍脈の力を扱えるものはいなくなってしまった。
あの時調和神様の手をとらなければ、我々エルフの暮らしもまた違うものになっていたのであろうという話もあるが、今となっては考えても詮無いことである。』
今まで王国で学んできたことと違う気がしたが、伝承なんていくらでも変わるかと思い、メモだけ残すことにした。
『おっと少し話が逸れたな。エルフの歴史を知ってもらったところで、本題に入ろうか。
結界を貼り直すのにハイエルフの方々のお力を借りずに済む方法を考えており、龍脈の力を扱える者の力がもしいるのであればその力を借りたいと考えておったところだ。報酬はそうだな、森の奥にある龍王様が住まう渓谷への道を教えよう。』
自分が壊したということもあり、さらに龍王様への道を教えてもらえるということで話を聞く以外の選択肢は無かった。
『さて、お主達に頼みたいことは2つある。
1つ目は森の魔獣を討伐すること。
2つ目は龍術の力をもって、壊した結界の張り直しを手伝ってもらいたい。
あれは龍術が使えないと張り直せないという厄介な特性がある。』
自分達には森の奥の渓谷に向かう以外の選択肢がなかったため、快諾することにした。
それから大森林にはどんな魔獣が出現するのか、どの魔獣を討伐すべきなのか、数はどれくらいいるのか、どういう計画で倒す想定なのかといったことを聞き出した。
アルフグラーティ内の軍事力や民間人の力がどれくらいのものなのかを聞いたところ、住民は皆ラピスを授かっていて不授のエルフはいないらしい。
だが、アルフグラーティには自警団はあるものの明確な軍というものもなく、非常時には個人個人の魔術の強さに頼っているため、集団として戦うための協調性などの能力は圧倒的に不足している様だった。
そこで自警団を中心に魔獣討伐のための方針などを話し合った。
ひと段落したところで、魔獣討伐の前にアルフグラーティを知るために街中を散策したいと伝えた。
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