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第一章 エルミス
01 追放
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「遅いぞアーリス!もっと早く進めねーのか!」
アーリスと呼ばれたのは、赤い髪をした童顔の少年だ。彼はこのパーティーのリーダーのフェンガーリに罵声を浴びせられている。アーリスは自分の背丈の三倍くらいあるカバンを背負いよろよろと歩く。
「ごめん。はぁはぁ、でも……これが……全速……力……」
「ふざけんな!」
フェンガーリがアーリスのカバンを後ろから蹴飛ばす。アーリスは少し吹き飛ばされ地面にうつ伏せで倒れる。カバンの下敷きになって起き上がれないアーリスを見てパーティーメンバーは口々に罵声を浴びせる。
「何やってんのよアーリス!カバンの中に入ってる私の姿見が割れちゃうじゃない!」
「その中には……私の……大切な、宝石がいっぱい入ってたのに……アーリスのバカ!」
それをみたフェンガーリがアーリスの方を鬼のような形相で睨みつける。
「アーリスてめえ!俺の女を泣かせやがったな!」
あんたのせいだよ。とアーリスは心の中で悪態をつく。
フェンガーリがアーリスの前まで近づき頭を踏みつける。
「ごめん……なさい……」
アーリスは弱々しい声で謝罪する。
「はあ?!聞こえねえな!」
フェンガーリは足をあげて勢いよくアーリスを踏みつける。
「うぐっ!ごめんなさい!」
激しい痛みを感じながらアーリスは今出せる最大の声量で謝罪をする。
「ちげーだろ!私のような生きる価値もないクズで馬鹿で無様で無用のゴミーリスが多大なる迷惑をかけてしまい申し訳ございませんでした、だろーがよ!」
そう言いながら、フェンガーリはアーリスの頭にものすごい勢いで踵を落とす。
「ああああああ!ああ……。私のような……生きる価値もないクズで、馬鹿で、無様で、無用のゴミーリスが……多大なる迷惑をかけてしまい申し訳ございませんでした!!!」
早くこの地獄から解放されたいという一心でアーリスは言われた通り謝る。
「うるさいわねアーリス、ギーの耳が潰れるじゃない。貴方ごときがフェンガーリの貴重な時間を奪うんじゃないわよ」
フェンガーリのパーティーメンバーであり、桃色の髪をツインテールにした少女、ギーが耳を押さえながらアーリスに悪態をつく。
「その通りよ!」
「使えない上に、邪魔までされちゃ、たまったもんじゃないわ」
それに続いて他のパーティー達もまるでゴミを見るような目でアーリスを罵倒いていく。
「本当にだぜ全く……早く立てよ、アーリス、置いてくぞ」
フェンガーリに言われて、アーリスはよろよろと起き上がる
「はい……」
アーリスの額からは血が垂れおり、ぽたぽたと地面に落ちる。
パーティのメンバーが歩き出していく中、ギーはこちらを振り返り、冷たく言い放つ。
「その程度の傷でポーション使ったら、殺すわよ」
「……はい」
アーリスは立ち上がり、またよろよろと歩き出していく。
✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿
ダンジョンから、パーティメンバー全員が居住している家に戻ってきた。フェンガーリのパーティは今日のダンジョンで得た報酬の分配をしている。
「ほれ、これがお前の取り分で、ほい。これがギーの分」
フェンガーリが笑顔でパーティメンバーの少女達にゴールドを渡していく。
ちなみにゴールドとはこの国の貨幣である。
「ありがとうございます!フェンガーリ様」
「ありがとー!フェンガーリ!」
少女達にゴールドを渡し終わった後、フェンガーリはアーリスに目を向ける。
「そして、アーリス……じゃなかったなゴミーリス!」
みんながアーリスの方を見てくすくすと笑う。
「はい」
「今日の分のお前の取り分はなしだ。理由はわかってるよな」
「はい……わかっています」
パーティメンバー達がアーリスを睨みつける。
「そうだアーリス!弁償しなさいよ!私の姿見、あんた壊したじゃない!」
「私の宝石も、傷ついちゃった……アーリスのせいで!」
(いや、それはフェンガーリが蹴り飛ばしたせいなんだけど。さらに言うと、こんな重い荷物を俺に持たせたみんなのせいなんだけど。……まあ、ここで怒っても仕方ないよね)
と、アーリスは心の中で怒りを抑え込み、自分の財布を取り出す。
「申し訳ございません。俺の持ち合わせは今はこれしか……」
「よこせ!……んだよ、ほとんど入ってねえじゃねえかよ」
フェンガーリがアーリスの財布を床に投げつけながら悪態をつく。
「申し訳ございません。ポーションなどのダンジョンで使う消耗品を買っていたらお金が――」
「嘘ね」
急にギーがアリスの話に割り込んできた。
「え?」
アーリスは驚いてギーの方を見る。
「私、知ってる。彼のお金がないのは深夜にこっそり行っていた風俗店で、女に金を貢いでいたからよ」
ギーはニヤニヤしながらアーリスの方を見て指を刺す。
「そんなところ行っていません!誤解です!そんなところで金を使っていたのなら俺はポーション用のガラス瓶やダンジョンに必要な消耗品をどうやって買っていたと言うのです?!」
「何を言ってるのゴミーリス、それは私が毎回あげているポーション代から出していたに決まっているじゃない」
ギーは冷たく言い放つ。
「そんなの、貰ったことなんて一度も――」
ダン!とフェンガーリが机を叩く。
「さっきから……黙って聞いてりゃ、自分は風俗に言って女に金を貢いでたり、貰ってるはずの金を貰ってるねえって誤魔化したり、どうしょうもねえクズだな」
アーリスは一生懸命誤解を晴らそうとする。
「そんな……俺は――」
「出ていけ!お前はもうここにいる資格はない!」
「そんな!待ってください!今フェンガーリさんに見捨てられたら俺は!」
アーリスは現状、荷物持ちと情報収集しかできない無能冒険者だ。そんな彼を好き好んでパーティを入れてくれる冒険者なんているはずがない。この国では学がない冒険者は転職が極めて困難だ。さらに、アーリスの故郷は遠くにあり、今フェンガーリに追い出されればアーリスは働くことができない上、故郷に帰ることもできない。
「黙れ!」
フェンガーリがピシャリと言う。
そして、アーリスの目の前まで来て首を掴み、家から放り出す。
「二度と顔を見せるな!」
フェンガーリが怒鳴りながらドアを勢いよく閉める。
アーリスと呼ばれたのは、赤い髪をした童顔の少年だ。彼はこのパーティーのリーダーのフェンガーリに罵声を浴びせられている。アーリスは自分の背丈の三倍くらいあるカバンを背負いよろよろと歩く。
「ごめん。はぁはぁ、でも……これが……全速……力……」
「ふざけんな!」
フェンガーリがアーリスのカバンを後ろから蹴飛ばす。アーリスは少し吹き飛ばされ地面にうつ伏せで倒れる。カバンの下敷きになって起き上がれないアーリスを見てパーティーメンバーは口々に罵声を浴びせる。
「何やってんのよアーリス!カバンの中に入ってる私の姿見が割れちゃうじゃない!」
「その中には……私の……大切な、宝石がいっぱい入ってたのに……アーリスのバカ!」
それをみたフェンガーリがアーリスの方を鬼のような形相で睨みつける。
「アーリスてめえ!俺の女を泣かせやがったな!」
あんたのせいだよ。とアーリスは心の中で悪態をつく。
フェンガーリがアーリスの前まで近づき頭を踏みつける。
「ごめん……なさい……」
アーリスは弱々しい声で謝罪する。
「はあ?!聞こえねえな!」
フェンガーリは足をあげて勢いよくアーリスを踏みつける。
「うぐっ!ごめんなさい!」
激しい痛みを感じながらアーリスは今出せる最大の声量で謝罪をする。
「ちげーだろ!私のような生きる価値もないクズで馬鹿で無様で無用のゴミーリスが多大なる迷惑をかけてしまい申し訳ございませんでした、だろーがよ!」
そう言いながら、フェンガーリはアーリスの頭にものすごい勢いで踵を落とす。
「ああああああ!ああ……。私のような……生きる価値もないクズで、馬鹿で、無様で、無用のゴミーリスが……多大なる迷惑をかけてしまい申し訳ございませんでした!!!」
早くこの地獄から解放されたいという一心でアーリスは言われた通り謝る。
「うるさいわねアーリス、ギーの耳が潰れるじゃない。貴方ごときがフェンガーリの貴重な時間を奪うんじゃないわよ」
フェンガーリのパーティーメンバーであり、桃色の髪をツインテールにした少女、ギーが耳を押さえながらアーリスに悪態をつく。
「その通りよ!」
「使えない上に、邪魔までされちゃ、たまったもんじゃないわ」
それに続いて他のパーティー達もまるでゴミを見るような目でアーリスを罵倒いていく。
「本当にだぜ全く……早く立てよ、アーリス、置いてくぞ」
フェンガーリに言われて、アーリスはよろよろと起き上がる
「はい……」
アーリスの額からは血が垂れおり、ぽたぽたと地面に落ちる。
パーティのメンバーが歩き出していく中、ギーはこちらを振り返り、冷たく言い放つ。
「その程度の傷でポーション使ったら、殺すわよ」
「……はい」
アーリスは立ち上がり、またよろよろと歩き出していく。
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ダンジョンから、パーティメンバー全員が居住している家に戻ってきた。フェンガーリのパーティは今日のダンジョンで得た報酬の分配をしている。
「ほれ、これがお前の取り分で、ほい。これがギーの分」
フェンガーリが笑顔でパーティメンバーの少女達にゴールドを渡していく。
ちなみにゴールドとはこの国の貨幣である。
「ありがとうございます!フェンガーリ様」
「ありがとー!フェンガーリ!」
少女達にゴールドを渡し終わった後、フェンガーリはアーリスに目を向ける。
「そして、アーリス……じゃなかったなゴミーリス!」
みんながアーリスの方を見てくすくすと笑う。
「はい」
「今日の分のお前の取り分はなしだ。理由はわかってるよな」
「はい……わかっています」
パーティメンバー達がアーリスを睨みつける。
「そうだアーリス!弁償しなさいよ!私の姿見、あんた壊したじゃない!」
「私の宝石も、傷ついちゃった……アーリスのせいで!」
(いや、それはフェンガーリが蹴り飛ばしたせいなんだけど。さらに言うと、こんな重い荷物を俺に持たせたみんなのせいなんだけど。……まあ、ここで怒っても仕方ないよね)
と、アーリスは心の中で怒りを抑え込み、自分の財布を取り出す。
「申し訳ございません。俺の持ち合わせは今はこれしか……」
「よこせ!……んだよ、ほとんど入ってねえじゃねえかよ」
フェンガーリがアーリスの財布を床に投げつけながら悪態をつく。
「申し訳ございません。ポーションなどのダンジョンで使う消耗品を買っていたらお金が――」
「嘘ね」
急にギーがアリスの話に割り込んできた。
「え?」
アーリスは驚いてギーの方を見る。
「私、知ってる。彼のお金がないのは深夜にこっそり行っていた風俗店で、女に金を貢いでいたからよ」
ギーはニヤニヤしながらアーリスの方を見て指を刺す。
「そんなところ行っていません!誤解です!そんなところで金を使っていたのなら俺はポーション用のガラス瓶やダンジョンに必要な消耗品をどうやって買っていたと言うのです?!」
「何を言ってるのゴミーリス、それは私が毎回あげているポーション代から出していたに決まっているじゃない」
ギーは冷たく言い放つ。
「そんなの、貰ったことなんて一度も――」
ダン!とフェンガーリが机を叩く。
「さっきから……黙って聞いてりゃ、自分は風俗に言って女に金を貢いでたり、貰ってるはずの金を貰ってるねえって誤魔化したり、どうしょうもねえクズだな」
アーリスは一生懸命誤解を晴らそうとする。
「そんな……俺は――」
「出ていけ!お前はもうここにいる資格はない!」
「そんな!待ってください!今フェンガーリさんに見捨てられたら俺は!」
アーリスは現状、荷物持ちと情報収集しかできない無能冒険者だ。そんな彼を好き好んでパーティを入れてくれる冒険者なんているはずがない。この国では学がない冒険者は転職が極めて困難だ。さらに、アーリスの故郷は遠くにあり、今フェンガーリに追い出されればアーリスは働くことができない上、故郷に帰ることもできない。
「黙れ!」
フェンガーリがピシャリと言う。
そして、アーリスの目の前まで来て首を掴み、家から放り出す。
「二度と顔を見せるな!」
フェンガーリが怒鳴りながらドアを勢いよく閉める。
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