妹に婚約者を奪われたけど、婚約者の兄に拾われて幸せになる

妹のリリアナは私より可愛い。それに才色兼備で姉である私は公爵家の中で落ちこぼれだった。
でも、愛する婚約者マルナールがいるからリリアナや家族からの視線に耐えられた。
しかし、ある日リリアナに婚約者を奪われてしまう。

「すまん、別れてくれ」
「私の方が好きなんですって? お姉さま」
「お前はもういらない」

様々な人からの裏切りと告白で私は公爵家を追放された。

それは終わりであり始まりだった。
路頭に迷っていると、とても爽やかな顔立ちをした公爵に。

「なんだ? この可愛い……女性は?」

私は拾われた。そして、ここから逆襲が始まった。
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