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父さんと僕と海
しおりを挟む子供の時、
海で はしゃぎすぎた 僕は 足を くじいて
すっかり 元気を なくした。
「辛い時は、父さんが おんぶして 歩いて あげるから」
と そんな僕を ひょいと 背負って 父さんが 歩き出した。
頼もしい 父さんの 背中。
浜辺に 続く 父さんの 足あと。
とっても 嬉しかったな……。
海に 来るたびに 会えるんだ。
その時の 父さんと 僕に……。
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