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便所バエから人間へ〜そして転生へ〜
親あっての僕で、僕あっての親だった
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助産婦マヤ「ほらほら、可愛い男の子ですよ」
「よく頑張った!よく頑張ったな!!シアーラ!!ウオォォーーン!!」
シアーラ「あらあら、男は泣かないんじゃなかったの?ウフフ」
助産婦マヤ「とても大人しい良い子ですね。もう少し泣いてもいいのですが」
シアーラ「あなたが代わりに泣いてあげてるのかしら?ルフタ」
ルフタ「こう言った嬉しい時はいいんだよ!!ほら、シアーラ。もう休め!いくら魔法で痛みを和らげてるといっても完璧ではないんだからな!」
シアーラ「ウフフお言葉に甘えるわね。あ~それにしても可愛い。それ以上の言葉が見つからないわ」
・・・・・僕はうっすらと聴こえる声にジッと耳を向けていた
(・・・ボヤけてて見えないけど、僕は本当に人間に生まれ変わったんだね、、、熱血そうな男がお父さんで、ロングヘアのいい匂いする人がお母さんか、、、今は眠るか)
シアーラ「マヤさん。抱っこしていいかしら?」
助産婦マヤ「はい」
シアーラ「寝てるわウフフ。この世のどの錬金術も作れない本物の宝物と喜びが、心の底から溢れてくる。今なら良い名前が浮かぶ気がするわ」
ルフタ「シアーラが言うんだ。間違いねぇぜ!!へへッ」
シアーラ「私が小さい頃ね、異世界の人が書いた本が好きだったの。その本の中に出てくる神様の名前がとても力強くて、かっこよかったの。その名前を借りたい」
ルフタ「それは、もしかして、、、」
シアーラ・ルフタ「ヤルダバオト様!!」
2人は息ピッタリに言う。
(僕は知らないけど、女神様からの共有スキルで確かにあった名前だ。でも、偽の神とも言われてなかったか?だけど、初めての母さんや父さんが付けてくれた名前だ。大事にしたい。ルダ!とかかな?ワクワクするな)ウトウト
シアーラ「そうね。ヤルダバオト様から名をお借りして、、、『ヤルオ』にしましょう!」
ヤルオ(ファッ!!お!お!?ちょっと待てくれ!ヤルオは嫌だお!将来絶対的に「メシウマ状態異常」にかかるのは見え見えだおー!)ふえぇ~ん!!
ルフタ「ごめんごめん!大丈夫だ~ヤルオ~!ど~れ!お父さんの3・3・7拍子でも聴いて泣き止んでくれぇ~!!」
ヤルオ「ぶぅえぇぇー!!」
ルフタ「ヤ・ル・オ!ヤ・ル・オ!か・わ・い・い・ヤ・ル・オ!」
シアーラ「ハイ!」
ヤルオ(お!?あ、合いの手!??)ブヒャイアァァ
ルフタ「ヤ・ル・オ!ヤ・ル・オ!み・ん・な・の・ヤ・ル・オ!」
シアーラ「ヨッ!」
ルフタ「ヤ・ル・オ!ヤ・ル・オ!オ・レ・の・む・す・こ!」
シアーラ「セイッ!」
ヤルオ(いやいやいや!最後6拍子だし!母さんもセイッ!っておかしいだろ!)ヒックヒック
ルフタ「お!泣き止んだか!でもシアーラよ。ヤルオって名前、嫌そうだぞ?」
シアーラ「そ、そうね、私もなんだかヤルオは嫌な予感がするわ。もう一ついい候補があるの」
ルフタ「ハハッ!シアーラが言うんだ間違いねぇ!」
(またこのくだりかよ~寝れねぇー!嫌な予感しかしねぇー!)
シアーラ「うん。『マダオ』!わたしマダオがいい!」
ルフタ「かぁーー!間違いねぇ!!マダオ!いい名前だっ!!『マールス・ダーニャ・オルペウス』軍神の名前でもあり、音楽の英雄の名前でもある!そして可愛らしさもある花の名前ダーニャを挟むことにより愛いらしさも損なわない!!ウチの妻はパーフェクトか!!トレンドマスターなのか!!略してパーフェクトレンディーマリアなのか!?」
マダオ(お父さんめちゃくちゃ早口で喋るほど脳汁今最高にヤベー状態じゃねぇか!!略してないし!コレは、アレだ!付けた後で後悔するパターンだ!頭がハッピーター◯200%増しのヤツだ!!早くなんとかしないと!名前だけでイジメられる!!)びえぇーーんん!!ジタバタ
シアーラ「あららら、どうしたの?そんなに動いちゃって!嫌なの?マダオは嫌なの?」
ルフタ「マダオ!お父さんの3・3・7「びえぇーーんん!」参ったな、、、こりゃ、お手上げだ!!」
「おぉーっ!産まれたか!」
シアーラ「お父さんお母さん!」
ルフタ「義理父さん義理母さん!来てくださりありがとうございます!!」
助産婦マヤ「ルーラさん夫妻、お久しぶりでございます。そして、おめでとうございます」
ルーラ父「おぉ~ありがとう!シアーラ、本当によく頑張ったな。偉いぞ、、、ウッウッ」
ルーラ母「なに感極まってるのよ!まったく!、、、シアーラ、これからが大変よ。困ったらすぐ私に言うんだよ」
シアーラ「うん。お母さんありがとう。早速なんだけどね、名前をつけたいの。でもね、ヤルオもマダオも駄目みたい。何かいいアイディアない?」
ルーラ母「わ、わたしもヤルオとマダオは好きになれないわ!なんか嫌な予感しかしない。そうね。シアーラ、私はね、『シアーラ』と言う言葉に何万もの想いと願いを込めたの」
シアーラ「想いと、、願い?」
ルーラ母「そう。女神様から名前を借りて安易に付けた訳じゃない。ただ可愛く付けたわけじゃない。想いを超えて、時間を超えて、そこには純粋に1つの命がある。その子が生きてまた次に継なぐ。そこに森羅万象の理がある。シアーラ。あなたはこの子にどうなって欲しいの?」
シアーラ「私は、、、純粋に幸せになって欲しい。弱い者を助けて、誰にも優しい。誰かのために泣き、誰かの為に怒る。人の幸せを望み、人の幸せを感じる。そんな優しい子になってほしい」
シアーラ「そんな想いと願いを込めて」
(ウンウン)
シアーラ「『ちくわ大明神』にするわ!!」
ちくわ大明神( えぇーー!!この流れでそんなボケいらーーん!!違う世界の言葉なんだよ!それはー!!母さんの名前のセンスが天才なのかポンコツなのか紙一重すぎてツッコミずれぇ~よー!!)ぎぃぃやぁぁぁーーーんんん!ブボボボーブボ!!
助産婦マヤ「もはや赤ちゃんの泣き声じゃないし、力み過ぎてガスでてるんですけど、、、相当嫌なのでは?」
シアーラ「ショボボーン」
ちくわ大明神(めっちゃ年代感じるな!その落ち込み方!)ぎぃえぇーーいぇいぇいぇーーいい!
ルーラ母「私の娘ながら、天然記念物なみのポンコツね、、、」ハァ~
ルーラ父「おぉ~よちよちぃ~良い子でつねぇ~、、、、ふ~む。では、2人の名前を取って『アルフ』。可愛く『アル』で、どうじゃ?」
シアーラ・ルフタ「アルフ、、、とても良い名前だ!!」
こうして僕の名前は アルフ。アルフ・ルシフォン。そして愛称はアルになった。おじいちゃんがまともで助かった。このままヤルオやらマダオやら、ちくわ大明神になっていたら自ら命を絶って無理やりハザードブレイクタイムを発動させるところだった。そんなのでは発動しないと思うけど、、、。
~それから12年が経ち、スキル授与の儀式へと向かうのであった~
「よく頑張った!よく頑張ったな!!シアーラ!!ウオォォーーン!!」
シアーラ「あらあら、男は泣かないんじゃなかったの?ウフフ」
助産婦マヤ「とても大人しい良い子ですね。もう少し泣いてもいいのですが」
シアーラ「あなたが代わりに泣いてあげてるのかしら?ルフタ」
ルフタ「こう言った嬉しい時はいいんだよ!!ほら、シアーラ。もう休め!いくら魔法で痛みを和らげてるといっても完璧ではないんだからな!」
シアーラ「ウフフお言葉に甘えるわね。あ~それにしても可愛い。それ以上の言葉が見つからないわ」
・・・・・僕はうっすらと聴こえる声にジッと耳を向けていた
(・・・ボヤけてて見えないけど、僕は本当に人間に生まれ変わったんだね、、、熱血そうな男がお父さんで、ロングヘアのいい匂いする人がお母さんか、、、今は眠るか)
シアーラ「マヤさん。抱っこしていいかしら?」
助産婦マヤ「はい」
シアーラ「寝てるわウフフ。この世のどの錬金術も作れない本物の宝物と喜びが、心の底から溢れてくる。今なら良い名前が浮かぶ気がするわ」
ルフタ「シアーラが言うんだ。間違いねぇぜ!!へへッ」
シアーラ「私が小さい頃ね、異世界の人が書いた本が好きだったの。その本の中に出てくる神様の名前がとても力強くて、かっこよかったの。その名前を借りたい」
ルフタ「それは、もしかして、、、」
シアーラ・ルフタ「ヤルダバオト様!!」
2人は息ピッタリに言う。
(僕は知らないけど、女神様からの共有スキルで確かにあった名前だ。でも、偽の神とも言われてなかったか?だけど、初めての母さんや父さんが付けてくれた名前だ。大事にしたい。ルダ!とかかな?ワクワクするな)ウトウト
シアーラ「そうね。ヤルダバオト様から名をお借りして、、、『ヤルオ』にしましょう!」
ヤルオ(ファッ!!お!お!?ちょっと待てくれ!ヤルオは嫌だお!将来絶対的に「メシウマ状態異常」にかかるのは見え見えだおー!)ふえぇ~ん!!
ルフタ「ごめんごめん!大丈夫だ~ヤルオ~!ど~れ!お父さんの3・3・7拍子でも聴いて泣き止んでくれぇ~!!」
ヤルオ「ぶぅえぇぇー!!」
ルフタ「ヤ・ル・オ!ヤ・ル・オ!か・わ・い・い・ヤ・ル・オ!」
シアーラ「ハイ!」
ヤルオ(お!?あ、合いの手!??)ブヒャイアァァ
ルフタ「ヤ・ル・オ!ヤ・ル・オ!み・ん・な・の・ヤ・ル・オ!」
シアーラ「ヨッ!」
ルフタ「ヤ・ル・オ!ヤ・ル・オ!オ・レ・の・む・す・こ!」
シアーラ「セイッ!」
ヤルオ(いやいやいや!最後6拍子だし!母さんもセイッ!っておかしいだろ!)ヒックヒック
ルフタ「お!泣き止んだか!でもシアーラよ。ヤルオって名前、嫌そうだぞ?」
シアーラ「そ、そうね、私もなんだかヤルオは嫌な予感がするわ。もう一ついい候補があるの」
ルフタ「ハハッ!シアーラが言うんだ間違いねぇ!」
(またこのくだりかよ~寝れねぇー!嫌な予感しかしねぇー!)
シアーラ「うん。『マダオ』!わたしマダオがいい!」
ルフタ「かぁーー!間違いねぇ!!マダオ!いい名前だっ!!『マールス・ダーニャ・オルペウス』軍神の名前でもあり、音楽の英雄の名前でもある!そして可愛らしさもある花の名前ダーニャを挟むことにより愛いらしさも損なわない!!ウチの妻はパーフェクトか!!トレンドマスターなのか!!略してパーフェクトレンディーマリアなのか!?」
マダオ(お父さんめちゃくちゃ早口で喋るほど脳汁今最高にヤベー状態じゃねぇか!!略してないし!コレは、アレだ!付けた後で後悔するパターンだ!頭がハッピーター◯200%増しのヤツだ!!早くなんとかしないと!名前だけでイジメられる!!)びえぇーーんん!!ジタバタ
シアーラ「あららら、どうしたの?そんなに動いちゃって!嫌なの?マダオは嫌なの?」
ルフタ「マダオ!お父さんの3・3・7「びえぇーーんん!」参ったな、、、こりゃ、お手上げだ!!」
「おぉーっ!産まれたか!」
シアーラ「お父さんお母さん!」
ルフタ「義理父さん義理母さん!来てくださりありがとうございます!!」
助産婦マヤ「ルーラさん夫妻、お久しぶりでございます。そして、おめでとうございます」
ルーラ父「おぉ~ありがとう!シアーラ、本当によく頑張ったな。偉いぞ、、、ウッウッ」
ルーラ母「なに感極まってるのよ!まったく!、、、シアーラ、これからが大変よ。困ったらすぐ私に言うんだよ」
シアーラ「うん。お母さんありがとう。早速なんだけどね、名前をつけたいの。でもね、ヤルオもマダオも駄目みたい。何かいいアイディアない?」
ルーラ母「わ、わたしもヤルオとマダオは好きになれないわ!なんか嫌な予感しかしない。そうね。シアーラ、私はね、『シアーラ』と言う言葉に何万もの想いと願いを込めたの」
シアーラ「想いと、、願い?」
ルーラ母「そう。女神様から名前を借りて安易に付けた訳じゃない。ただ可愛く付けたわけじゃない。想いを超えて、時間を超えて、そこには純粋に1つの命がある。その子が生きてまた次に継なぐ。そこに森羅万象の理がある。シアーラ。あなたはこの子にどうなって欲しいの?」
シアーラ「私は、、、純粋に幸せになって欲しい。弱い者を助けて、誰にも優しい。誰かのために泣き、誰かの為に怒る。人の幸せを望み、人の幸せを感じる。そんな優しい子になってほしい」
シアーラ「そんな想いと願いを込めて」
(ウンウン)
シアーラ「『ちくわ大明神』にするわ!!」
ちくわ大明神( えぇーー!!この流れでそんなボケいらーーん!!違う世界の言葉なんだよ!それはー!!母さんの名前のセンスが天才なのかポンコツなのか紙一重すぎてツッコミずれぇ~よー!!)ぎぃぃやぁぁぁーーーんんん!ブボボボーブボ!!
助産婦マヤ「もはや赤ちゃんの泣き声じゃないし、力み過ぎてガスでてるんですけど、、、相当嫌なのでは?」
シアーラ「ショボボーン」
ちくわ大明神(めっちゃ年代感じるな!その落ち込み方!)ぎぃえぇーーいぇいぇいぇーーいい!
ルーラ母「私の娘ながら、天然記念物なみのポンコツね、、、」ハァ~
ルーラ父「おぉ~よちよちぃ~良い子でつねぇ~、、、、ふ~む。では、2人の名前を取って『アルフ』。可愛く『アル』で、どうじゃ?」
シアーラ・ルフタ「アルフ、、、とても良い名前だ!!」
こうして僕の名前は アルフ。アルフ・ルシフォン。そして愛称はアルになった。おじいちゃんがまともで助かった。このままヤルオやらマダオやら、ちくわ大明神になっていたら自ら命を絶って無理やりハザードブレイクタイムを発動させるところだった。そんなのでは発動しないと思うけど、、、。
~それから12年が経ち、スキル授与の儀式へと向かうのであった~
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