【R18】奴隷に堕ちた騎士

蒼い月

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百合風エピローグ

2(スライム姦)

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 数多の魔物の中でも最弱種と称されるスライムに、これほどの貪欲さがあることを、エルフィンは奴隷に堕ちて初めて知った。空虚を満たして欲しいと強請る無防備な尻穴に、うねるような動きでずっぷりと入り込まれる。内部から直接前立腺をこねくり回され、エルフィンは喉を反らして濁った嬌声を上げた。

「あッ……ああ゛ぁあっ♡ そん、おっ♡ おぐぅっ♡」

 ぐずぐずに溶けた直腸から結腸までを躊躇なく貫かれ、その勢いのままに結腸弁をこね回されて。内臓に直に触れられる異様な感覚にエルフィンは涙を零すが、肉体は苦痛と快楽の区別さえついていなかった。

「ひあ゛っ♡ あ、ああっ!?♡ ど、同時はっ! やっ、やめ、へぇえ……ッ!♡♡」

 花芯を貪っていたスライムに尿道口を押し開かれて、溢れ出る先走りを啜るように吸われる感覚に身震いする。アナルを犯すスライムの勢いも相俟って、エルフィンは痺れるような射精感に仰け反った。
 だが、スライムの捕食器官である触肢と尿道の間には隙間などなく、直接犯されながらエルフィンが絶頂に達することはない。過ぎる快楽から本能的に逃げを打つ身体の動きも、直接性感帯にへばりつくスライムの軟体には効果がない。尿道を擦り上げられる快楽から逃れようと腰を揺らす様は、何とも淫らで無様だった。

「ひぐっ♡ あ゛っ、あ゛あっ!♡ や……はひっ、ぅううっ!♡♡♡」

 尻穴にずっぷりと埋まり込み、抜け落ちないように栓をするように細腰全体に纏わりつくスライムが、激しくのたうって前立腺を叩く。ずぐずぐと激しく直腸を犯されながら結腸を抉られ、尿道を摺り上げられて、エルフィンの脳裏は過ぎた快楽で真っ白に染まった。

「ひぅ、い゛っ!?♡ あぐっ♡ おひっ!♡ ああぁあっ!♡♡♡」

 ふと、頃合いとばかりに、最奥に収まっていたスライムが射精のように熱い粘液を吐き出す。強制発情の効果を持つ、そのねっとりとした体液の感触に身体を痙攣させたのも束の間。直後には重い水音と共に結腸を貫通されて、エルフィンは激しく首を振って悶絶した。

「ひぉおおッ!?♡♡♡ お、お゛っ!♡ あぎっ……ぅあ、ああ゛ッ♡ ふああぁあっ!!♡♡♡」

 ごりごりと結腸の肉輪を嬲るスライムは、その太さも変幻自在で。肉輪を貫いた状態で膨れ上がるようにして、エルフィンの胎の内を虐め抜く。その度に込み上げる壮絶な快楽に、エルフィンは涎を垂らして身悶えながら自らの乳首を愛撫した。
 服の上からでも解るほどに肥大してしまったその場所は、乳輪さえ淫らに肉付いて盛り上がり、雄に嬲られるための性感帯としてそこにある。処女を破られる前から調教されきった乳首は、今やどんな責め具を必要とすることもなく、軽く触れるだけでエルフィンを淫らに苛んだ。

「ひぃッ!♡ お゛っ、ほぉ……おごっ、んおぉおっ♡♡ おほぉっ♡♡♡」

 殊更に淫猥に成長した乳首を虐めれば、全身の快楽が何倍にも増す。乳首アクメに酩酊するエルフィンの尻穴の奥で、ぐぽっと勢いよく結腸弁を割られて、エルフィンは獣じみた悲鳴を上げた。

「ほぉっ!♡ お゛ぉっ、ほおぉぉおおッ♡♡♡」

 胎から込み上げた壮絶な快楽に、腰を突き上げて絶頂するも、スライムに覆い尽くされた花芯から噴き出すものは何もない。体液が生成された端から吸い上げられる感触にも感じ悶えるエルフィンの服の下にまで潜り込んだスライムが、サービスとばかりにエルフィンの乳首を丸ごと包み込んだ。

「お゛っほぉぉッ!?♡♡♡ お、ひっ♡ やえっ、やめぇえっ!♡♡♡」

 指でつまむだけで堪らなかったその場所を、柔らかく生暖かい身体に包み込まれて揉み込まれ、媚薬粘液を染み込ませながら吸い上げる。あまりに激しすぎる乳悦に舌を突き出して身悶えるエルフィンに斟酌することもなく、スライムは捕らえたエルフィンの性感帯を同時に嬲った。

「あ゛、おッ!♡ おひっ!?♡ いぐっ、イぐぅうっ♡♡ あへっ、あぁあああっ!!♡♡♡」

 部屋には防音の仕掛けがしてあるのか、ドアの外の廊下を通って新入りが部屋に運び込まれるような音は聞こえても、部屋の中で恐らくはエルフィンと同じような日々を送っているのだろう奴隷たちの嬌声が聞こえることはなかった。どれだけ淫らに叫んでも、部屋の外に届く心配はないという解放感が、喘ぎ声を大きくする。スライムに全身を犯されながらの強烈な乳首アクメに、エルフィンは絶叫した。自ら大股に開いてしまったエルフィンの足の間で蠢くスライムは、獲物の絶頂を感じ取ったのか、小刻みに激しく波打ち始める。
 もはや触れられるだけで絶頂してしまうほどに過敏となった結腸弁を、一切の斟酌なくスライムが突き上げた。開きっぱなしの唇からよだれを垂らして、悶絶しているエルフィンに構わず、ぐぽっ、と。音を立てて結腸弁を貫通したスライムは――次の瞬間には、怒涛の勢いでエルフィンの胎内に精液をぶちまけた。

「ひっ!?♡ あぐっ!♡♡♡ お゛っ!♡♡♡ お゛ぉぉおおっ!!♡♡♡♡」

 熱い粘液が腸壁に叩きつけられる感覚に、エルフィンは舌を突き出して濁った嬌声を上げる。絶頂を繰り返して過敏になった結腸に大量に種付けされて、激しい連続絶頂の波に飲み込まれてしまう。なおも蠢くスライムから逃れようと、不自由な身体を必死に揺らして悶絶するエルフィンの性感帯に吸い付くようにへばりついたスライムは、しつこく執拗にその場所を苛んだ。
 じゅぼっ、じゅぼっ! と。なおも激しい水音を立てて、スライムの粘液と精液に塗れた膣内を攪拌されながら。過ぎた快楽を叩き付けられようとも、気絶さえ許されない日々を送っていたエルフィンは、意識を落とすこともできずに悶え善がり続けた。
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