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性奴隷編
5(道具)
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結腸に注ぎ込まれた濃厚すぎる極上の男の胤を歓迎するように、雄膣もまた激しく肉襞が蠕動して逞しい男根を愛撫する。自分の存在を主張するかのようなその貪欲な動きによって、男はエルフィンの淫穴にマーキングするように精液を塗り込めていく。
「おお゛……っ♡♡♡ おぉぉ……♡♡♡」
もうとっくに限界を迎えていたはずの身体が更なる快感に軋んで絶頂を繰り返し、媚びるように剛直に絡みつく媚肉を肉槍で抉られると、脳髄まで響くような快感が引き起こされてまたイってしまう。それはまるで快楽の荒波で、エルフィンはもうどうすることも出来ずにただその淫らな連鎖に翻弄され続けた。
「ハハハ! 気持ち良すぎて馬鹿になったか? 目が蕩けてるな」
「はへ……っ♡♡♡」
エルフィンの気が狂うほどの精を注ぎ込んでなお、まだまだ雌を犯せそうな固さを残したペニスがようやく引き抜かれる。ぽっかりと開いたままのアナルは赤く腫れた粘膜を生々しく晒しながら、ひくひくと淫らに収縮していた。
閉じることのできないそこから、注がれた大量の精液がぬとぬとと溢れ出てくる様は、あまりにも淫猥で滑稽だ。エルフィンは、空気を含んだ恥ずかしい音を立てながら、大股開きで粗相するように精液を排泄する。
「あ……あぁ♡ ……あへぇ♡」
連続絶頂とアナルセックスによる強烈な快楽に犯されてエルフィンはもはやまともな思考すらできず、締まりのない顔でただ喘ぎ続けていた。その美貌も、極上の肢体も、全て男の性処理玩具として蹂躙され尽くして久しい。完膚なきまでに性に捻じ伏せられた雌の恥態は男の征服欲を満たし、同時に更なる性欲を煽って、性奴隷としての寵愛を際限なく深めていく。
主人に飽きられることだけが、唯一の逃げ道である性奴隷にとって、その寵愛は毒で出来た檻のようなものだ。主人の寵愛が深まるほど、その檻は厚くなり、解放の望みは絶望と共に絶たれていく。
(あ、ああ……♡ わた、わたしは……♡♡♡)
息絶えるその日まで、この男に嬲られて終わるのかも知れない。それは絶望であるはずなのに、きゅん、と。確かに甘く疼いた己の胎の浅ましさに、エルフィンは一筋の正気の涙を落とした。
それでも、一晩の責め苦で許されるのはまだ幸せな方だ。魔界では爵位も持ち併せたそれなりの悪魔であるらしい主人には、それが何とまでは知らないが、代々続く家業がある。エルフィンの家が、代々王家に仕える騎士を輩出してきた家柄であったように。
最悪なのは、主人の休息日。――日がな一日、あるいは数日に渡って。主人の精力が続く限り、眠ることさえ許されずに犯され貪られる日だった。
「あ……、あぁ……♡ ふ、ぐぅ……っ♡♡♡」
そんな日には前日から、淫らな準備をさせられる。今日もそうだ。
裸でベッドに四肢を拘束されるのはいつものことだが、加えて尻に、低い唸り声を上げるプラグを食い締めさせられて。全自動で単調な振動を続けるそれに、エルフィンは抗うこともできずにひたすら悶え続けていた。視界を黒く塗り潰す目隠しのせいで、余計に性感に集中してしまう。
主人の手ずから、乳首に開けられたピアスも。前夜の肛虐の果てに、気絶した間に尿道に捻じ込まれた金属棒までもが、甘く震えてエルフィンの身体を苛む。こんな淫具が存在することさえ知らなかったエルフィンに、快楽を教え込むように植え付けながら装着した主人によって、ほんの少し前まで処女だった肉体はすっかり熟れた雌に仕立て上げられていた。
「おっ……おほっ♡ んぉぉおお……っ♡♡♡」
特に激しく震えるプラグの刺激に耐えかねてイけば、それに呼応するようにアナルがいやらしく収縮して、前夜に胎内に放たれたままの精液を攪拌する。今もなおエルフィンの首を戒め続ける魔封じの首輪によって、慢性的な魔力枯渇状態にあるエルフィンの身体は、僅かな魔力供給源である主人の体液に縋るように貪りついていた。
「く、う……っ♡♡♡ あぐっ、ああぁっ♡♡♡」
純血の妖精族であるエルフィンは、身体に魔力さえ足りていれば、日常の習慣としての飲食は必要ない。この淫獄に引き込まれて以来、水しか与えられていないエルフィンの身体は、生命維持のための魔力を欲して常に飢えていた。
こんな日々が続くのなら、いっそ死んでしまいたいと願う心は嘘ではないのに。生物としてのエルフィンの肉体は、主人の唾液にも精液にも、浅ましいほど必死にしゃぶりついてしまう。それほど種族としての魔力量は多くないらしい主人の精液は、いくら大量に注がれてもまだエルフィンには足りず。もっと注いで欲しいと叫ぶ生存本能が、まるで種付けを請う淫乱のようにエルフィンの身体を発情させていた。
(ち、ちがうのに……っ♡♡♡ ああっ、ダメだ♡ 欲しい♡♡♡)
性感は満たしても、無機物故に新鮮な体液を注いではくれない淫具に嬲られながら、雄を欲するようにカクカクと腰を揺らしてしまうことを止められない。みっともなく涎を垂らしながら、胎の奥を欲に疼かせる己の身体に絶望の涙を滲ませるエルフィンの耳に、低い笑い声が触れた。
「おお゛……っ♡♡♡ おぉぉ……♡♡♡」
もうとっくに限界を迎えていたはずの身体が更なる快感に軋んで絶頂を繰り返し、媚びるように剛直に絡みつく媚肉を肉槍で抉られると、脳髄まで響くような快感が引き起こされてまたイってしまう。それはまるで快楽の荒波で、エルフィンはもうどうすることも出来ずにただその淫らな連鎖に翻弄され続けた。
「ハハハ! 気持ち良すぎて馬鹿になったか? 目が蕩けてるな」
「はへ……っ♡♡♡」
エルフィンの気が狂うほどの精を注ぎ込んでなお、まだまだ雌を犯せそうな固さを残したペニスがようやく引き抜かれる。ぽっかりと開いたままのアナルは赤く腫れた粘膜を生々しく晒しながら、ひくひくと淫らに収縮していた。
閉じることのできないそこから、注がれた大量の精液がぬとぬとと溢れ出てくる様は、あまりにも淫猥で滑稽だ。エルフィンは、空気を含んだ恥ずかしい音を立てながら、大股開きで粗相するように精液を排泄する。
「あ……あぁ♡ ……あへぇ♡」
連続絶頂とアナルセックスによる強烈な快楽に犯されてエルフィンはもはやまともな思考すらできず、締まりのない顔でただ喘ぎ続けていた。その美貌も、極上の肢体も、全て男の性処理玩具として蹂躙され尽くして久しい。完膚なきまでに性に捻じ伏せられた雌の恥態は男の征服欲を満たし、同時に更なる性欲を煽って、性奴隷としての寵愛を際限なく深めていく。
主人に飽きられることだけが、唯一の逃げ道である性奴隷にとって、その寵愛は毒で出来た檻のようなものだ。主人の寵愛が深まるほど、その檻は厚くなり、解放の望みは絶望と共に絶たれていく。
(あ、ああ……♡ わた、わたしは……♡♡♡)
息絶えるその日まで、この男に嬲られて終わるのかも知れない。それは絶望であるはずなのに、きゅん、と。確かに甘く疼いた己の胎の浅ましさに、エルフィンは一筋の正気の涙を落とした。
それでも、一晩の責め苦で許されるのはまだ幸せな方だ。魔界では爵位も持ち併せたそれなりの悪魔であるらしい主人には、それが何とまでは知らないが、代々続く家業がある。エルフィンの家が、代々王家に仕える騎士を輩出してきた家柄であったように。
最悪なのは、主人の休息日。――日がな一日、あるいは数日に渡って。主人の精力が続く限り、眠ることさえ許されずに犯され貪られる日だった。
「あ……、あぁ……♡ ふ、ぐぅ……っ♡♡♡」
そんな日には前日から、淫らな準備をさせられる。今日もそうだ。
裸でベッドに四肢を拘束されるのはいつものことだが、加えて尻に、低い唸り声を上げるプラグを食い締めさせられて。全自動で単調な振動を続けるそれに、エルフィンは抗うこともできずにひたすら悶え続けていた。視界を黒く塗り潰す目隠しのせいで、余計に性感に集中してしまう。
主人の手ずから、乳首に開けられたピアスも。前夜の肛虐の果てに、気絶した間に尿道に捻じ込まれた金属棒までもが、甘く震えてエルフィンの身体を苛む。こんな淫具が存在することさえ知らなかったエルフィンに、快楽を教え込むように植え付けながら装着した主人によって、ほんの少し前まで処女だった肉体はすっかり熟れた雌に仕立て上げられていた。
「おっ……おほっ♡ んぉぉおお……っ♡♡♡」
特に激しく震えるプラグの刺激に耐えかねてイけば、それに呼応するようにアナルがいやらしく収縮して、前夜に胎内に放たれたままの精液を攪拌する。今もなおエルフィンの首を戒め続ける魔封じの首輪によって、慢性的な魔力枯渇状態にあるエルフィンの身体は、僅かな魔力供給源である主人の体液に縋るように貪りついていた。
「く、う……っ♡♡♡ あぐっ、ああぁっ♡♡♡」
純血の妖精族であるエルフィンは、身体に魔力さえ足りていれば、日常の習慣としての飲食は必要ない。この淫獄に引き込まれて以来、水しか与えられていないエルフィンの身体は、生命維持のための魔力を欲して常に飢えていた。
こんな日々が続くのなら、いっそ死んでしまいたいと願う心は嘘ではないのに。生物としてのエルフィンの肉体は、主人の唾液にも精液にも、浅ましいほど必死にしゃぶりついてしまう。それほど種族としての魔力量は多くないらしい主人の精液は、いくら大量に注がれてもまだエルフィンには足りず。もっと注いで欲しいと叫ぶ生存本能が、まるで種付けを請う淫乱のようにエルフィンの身体を発情させていた。
(ち、ちがうのに……っ♡♡♡ ああっ、ダメだ♡ 欲しい♡♡♡)
性感は満たしても、無機物故に新鮮な体液を注いではくれない淫具に嬲られながら、雄を欲するようにカクカクと腰を揺らしてしまうことを止められない。みっともなく涎を垂らしながら、胎の奥を欲に疼かせる己の身体に絶望の涙を滲ませるエルフィンの耳に、低い笑い声が触れた。
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