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誘拐調教編
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「ほらどうだ? 気持ちよくなってきただろう?」
「ひぃいっ!♡」
ぐりゅっと捻り上げられた乳首を今度は優しく舐め上げられて、背筋を駆け抜けた甘い感覚に悲鳴を上げる。びくびくと痙攣するように身体を跳ねさせるエルフィンを、背後から抱き締める男の腕に力がこもった。
「おら、素直に気持ちいいと喘いでみろよ!」
「いっ……いやだ! 違う! わっ、私は……っ」
「違わねぇさ。ここをこんなにしておいて、まだ意地を張るのか?」
「あっ!?」
ぐちゅりと握り込まれた性器を上下に擦られて、思わず漏れた高い声に慌てて唇を引き結ぶ。しかし一度火のついた身体はもう止まらなかった。己のものと一纏めに、濡れたペニスを扱き上げる男の手つきは巧みで、強制的に昂らされる快感がじわじわと下腹部に熱をもたらす。
「はっ……あぅ! ああぁっ! ふっ! ふ、ふっ……!」
「我慢すんなって。声を出した方が楽だぜ」
「う……うるさいっ! 貴様らのような卑しい人間どもに屈するものか!」
「おうおう、威勢が良いな。……そういう奴ほどいい奴隷になる」
耳に吐息と共に直接吹き込まれた低い声に、寒気がするほど感じてしまう。否定できないほどに高められた体が、情けないほど淫らにビクついた。
嫌悪感に身悶えても、凌辱は止まらない。むしろエルフィンが抵抗すればするほど、男たちは興奮し、責めは苛烈を極めた。
「くぅっ……この、やめっ……! ん、ふうぅっ♡」
「ハハ。そうそう、可愛い声も出るじゃねえか」
揶揄されるように言われても、もはや声を殺す行為にも限界が近かった。いやらしい光景を見せつけられ、生々しい肉の殴打と嬌声を聞かされながら、吸われ続けた乳首はすでに真っ赤に膨れながら愛撫を受け入れている。
くり、と乳首の先端を爪で引っ掻かれて、びくんと身体が震える。その瞬間を狙っていたかのように、左右同時にぎゅっと摘まれれば、堪えきれない快感に喉の奥から甲高い声が上がった。
「あぁあんっ!!」
乱暴な刺激の後には、たっぷりとした唾液を纏った滑る舌に、ねっとりと乳首全体を包み込まれる。じゅるっ、と吸われながら舌で舐め回されれば、固くしこった先端に唾液を染み込ませるような愛撫がたまらない快感となってエルフィンを襲う。
「やっ、やめろぉおっ! それ、は……あうぅっ♡」
尖らせた舌先で何度も弾かれ、転がされて、ちゅうっと強く吸い上げられるたびに、エルフィンの腰は意思に反してガクンガクンと揺れてしまう。雄の凌辱に翻弄されるエルフィンの姿は、ひどく淫らでいやらしく、それでいて美しかった。
エルフィンの拒絶の言葉とは裏腹に、抗えない身体はしっかりと快感を拾い上げては従順に反応を返してしまう。嫌がる仕草と喘ぐ表情の差異がまた男の嗜虐心を煽り立てることを知らぬまま、淫らな見世物と化した彼は嬲られ続けた。
(ああ……っ! 嫌、だっ! か、感じたくなど、無いのに……っ)
嬲られ続けるペニスから電流のように走る快楽と、胸からじわじわと伝わる甘く痺れるような悦楽に、エルフィンの意思とは関係なく身体はどんどん反応していく。そんな反応を見逃さない男たちは手や舌を使い、ますますエルフィンの敏感な部分ばかりを刺激した。
「あああっ! だめぇえ!♡」
ぎゅっ! と、痛いくらいに両方の乳首を摘まれる。そのまま指の腹ですり潰すようにして虐められると、痛みと紙一重の鋭い悦楽にエルフィンの身体が大きく仰け反った。これまでにない大きな反応に、好機を得たとばかりに乳首責めが激しくなる。
「あひっ! あっ、ああっ♡ そんな、両方……ああああっ!」
コリッコリッと、勃起した両の乳首を交互に弄ばれ、時にはぎゅうぎゅうと押し潰され。ひりひりと熱を帯びたかと思えば、濡れた舌に優しくチュパチュパと慰められる。緩急の効いた愛撫に翻弄され、エルフィンは感じ入った声を上げて悶え狂った。
「あっあっあっ、ああぁっ! いやだぁ……っ! ちくび、おかしくっ、う!」
「何言ってんだ。もうすっかりこっちでも感じるようになってるじゃねえか」
「ひぁあッ!!」
ぢゅぱっと音を立てて強く吸われたかと思うと、今度は舌全体でねっとりと舐めあげられて、またもや身体がビクビクと痙攣した。唾液に濡れた乳首は涙に歪んだ視界の中でいやらしく光り、エルフィンの理性をさらに追いつめていく。
「はぁっ、はぁっ……ああっ!」
背後から、両足を更に大きく開くように抱え上げられ、背後の男に寄り掛かるような姿勢を取らされた。尻穴にダイレクトに伝わる男の体温に、身体が震える。
気付けばペニスへの直接の刺激は止んでいて、代わりにエルフィンは、ムッチリとした己の尻肉に雄を挟んで奉仕するような体勢を取らされていた。
「ひぃいっ!♡」
ぐりゅっと捻り上げられた乳首を今度は優しく舐め上げられて、背筋を駆け抜けた甘い感覚に悲鳴を上げる。びくびくと痙攣するように身体を跳ねさせるエルフィンを、背後から抱き締める男の腕に力がこもった。
「おら、素直に気持ちいいと喘いでみろよ!」
「いっ……いやだ! 違う! わっ、私は……っ」
「違わねぇさ。ここをこんなにしておいて、まだ意地を張るのか?」
「あっ!?」
ぐちゅりと握り込まれた性器を上下に擦られて、思わず漏れた高い声に慌てて唇を引き結ぶ。しかし一度火のついた身体はもう止まらなかった。己のものと一纏めに、濡れたペニスを扱き上げる男の手つきは巧みで、強制的に昂らされる快感がじわじわと下腹部に熱をもたらす。
「はっ……あぅ! ああぁっ! ふっ! ふ、ふっ……!」
「我慢すんなって。声を出した方が楽だぜ」
「う……うるさいっ! 貴様らのような卑しい人間どもに屈するものか!」
「おうおう、威勢が良いな。……そういう奴ほどいい奴隷になる」
耳に吐息と共に直接吹き込まれた低い声に、寒気がするほど感じてしまう。否定できないほどに高められた体が、情けないほど淫らにビクついた。
嫌悪感に身悶えても、凌辱は止まらない。むしろエルフィンが抵抗すればするほど、男たちは興奮し、責めは苛烈を極めた。
「くぅっ……この、やめっ……! ん、ふうぅっ♡」
「ハハ。そうそう、可愛い声も出るじゃねえか」
揶揄されるように言われても、もはや声を殺す行為にも限界が近かった。いやらしい光景を見せつけられ、生々しい肉の殴打と嬌声を聞かされながら、吸われ続けた乳首はすでに真っ赤に膨れながら愛撫を受け入れている。
くり、と乳首の先端を爪で引っ掻かれて、びくんと身体が震える。その瞬間を狙っていたかのように、左右同時にぎゅっと摘まれれば、堪えきれない快感に喉の奥から甲高い声が上がった。
「あぁあんっ!!」
乱暴な刺激の後には、たっぷりとした唾液を纏った滑る舌に、ねっとりと乳首全体を包み込まれる。じゅるっ、と吸われながら舌で舐め回されれば、固くしこった先端に唾液を染み込ませるような愛撫がたまらない快感となってエルフィンを襲う。
「やっ、やめろぉおっ! それ、は……あうぅっ♡」
尖らせた舌先で何度も弾かれ、転がされて、ちゅうっと強く吸い上げられるたびに、エルフィンの腰は意思に反してガクンガクンと揺れてしまう。雄の凌辱に翻弄されるエルフィンの姿は、ひどく淫らでいやらしく、それでいて美しかった。
エルフィンの拒絶の言葉とは裏腹に、抗えない身体はしっかりと快感を拾い上げては従順に反応を返してしまう。嫌がる仕草と喘ぐ表情の差異がまた男の嗜虐心を煽り立てることを知らぬまま、淫らな見世物と化した彼は嬲られ続けた。
(ああ……っ! 嫌、だっ! か、感じたくなど、無いのに……っ)
嬲られ続けるペニスから電流のように走る快楽と、胸からじわじわと伝わる甘く痺れるような悦楽に、エルフィンの意思とは関係なく身体はどんどん反応していく。そんな反応を見逃さない男たちは手や舌を使い、ますますエルフィンの敏感な部分ばかりを刺激した。
「あああっ! だめぇえ!♡」
ぎゅっ! と、痛いくらいに両方の乳首を摘まれる。そのまま指の腹ですり潰すようにして虐められると、痛みと紙一重の鋭い悦楽にエルフィンの身体が大きく仰け反った。これまでにない大きな反応に、好機を得たとばかりに乳首責めが激しくなる。
「あひっ! あっ、ああっ♡ そんな、両方……ああああっ!」
コリッコリッと、勃起した両の乳首を交互に弄ばれ、時にはぎゅうぎゅうと押し潰され。ひりひりと熱を帯びたかと思えば、濡れた舌に優しくチュパチュパと慰められる。緩急の効いた愛撫に翻弄され、エルフィンは感じ入った声を上げて悶え狂った。
「あっあっあっ、ああぁっ! いやだぁ……っ! ちくび、おかしくっ、う!」
「何言ってんだ。もうすっかりこっちでも感じるようになってるじゃねえか」
「ひぁあッ!!」
ぢゅぱっと音を立てて強く吸われたかと思うと、今度は舌全体でねっとりと舐めあげられて、またもや身体がビクビクと痙攣した。唾液に濡れた乳首は涙に歪んだ視界の中でいやらしく光り、エルフィンの理性をさらに追いつめていく。
「はぁっ、はぁっ……ああっ!」
背後から、両足を更に大きく開くように抱え上げられ、背後の男に寄り掛かるような姿勢を取らされた。尻穴にダイレクトに伝わる男の体温に、身体が震える。
気付けばペニスへの直接の刺激は止んでいて、代わりにエルフィンは、ムッチリとした己の尻肉に雄を挟んで奉仕するような体勢を取らされていた。
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