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禁忌への覚悟
80.
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山南が食事を終える前に、冬乃はあまりのいたたまれなさに、自分の食事を早めに切り上げ、会釈を置いて厨房へ来てしまって。
「久しぶりやなあ、冬乃はん」
(わ)
冬乃が厨房に来てまもなく茂吉たちによって大量に運ばれて来た食器の洗浄に手間取り、
漸く終えて厨房の戸口で伸びをした冬乃に、
そんな折、色男山崎がぬっと現れて声をかけてきた。
(驚いた・・)
気配を出さない癖でもついてるのか、さすが監察勤めだと。
冬乃は次には感心して、おもわず彼を見上げていた。
(それに山崎様は、棒術の武道家だったっけ)
昼下がりの曇空の下に立つ彼は、最後に会った夏の頃には凄かった日焼けも、少しは落ち着いたように見える。
「御無沙汰しております」
冬乃が慇懃に返すと、
山崎がその秀麗な目元を細めた。
「冬乃はん、頼みがあるねん。ええか?」
ええか?
といわれても、頼みの内容によるのだが。
「どのようなことでしょう・・」
冬乃が困った顔を隠し損ねながら、山崎の返事を待って見つめると、
「そない綺麗な顔で見詰めんといて?惚れてまうやろ」
さっそく戯れ言が飛んできた。
(・・・)
やっぱり、この人は本当に、単に社交辞令であれこれ言うのではないか。
冬乃が訝っていると、
「夜食をな、作ってくれへんかなて。ほれ、前に言うてくれたやろ」
“戯れ言”に返答しない冬乃に肩を竦めた山崎が、本題に入ってきて。
冬乃は頷いた。
「かしこまりました」
「べつに、かしこまらんでもええねん」
「・・・」
最早どう返せばいいか分からず、冬乃は苦笑って「それではご用意しておきます」と背を返す。
「おおきに。で、もひとつ」
山崎の声が追ってきた。
「ほんま呑みにいこうや?明夜にでも」
冬乃は振り返って、頭を下げた。
「すみません」
はっきりと。
沖田が傍にいないなら、言える。
「好きな人がいるんです、行くならその方とでないと、行けません」
「・・・」
いくらなんでも、きっぱり過ぎたか。
冬乃は恐るおそる頭を上げた。
「ええなあ・・」
暫しのち落ちて来たのは、しかし。
「ますます惹かれるわ」
(なんで。)
・・山野といい。
色男はそんなに、他の男に夢中な女が好きなのだろうか。
(そんなばかな)
「あの、・・」
冬乃は無意識に後退った。
「私はこれで。お夜食は台所に置いておきますので、今夜、必要な時に取りにきてください」
もう逃げるが勝ちだと、そのまま厨房へすぐさま踵を返しかけた冬乃に、
「まあ待ってえな」
山崎が手を伸ばし、逃がさないとばかりに、冬乃の腕を掴んだ。
「その男とは未だ、出来とるわけやない・・ちゅうことやろ」
「・・・」
つい顔を背けた冬乃に、
「ほんなら、」
それが肯定だと山崎は、易々と受け取った様子で。
「惚れるんやったら俺にしとき。その男には、冬乃はんはもったいないわ」
(え)
顔を上げた冬乃の、掴んだままの腕を山崎が急に引き寄せた。
その勢いで山崎の肩へ唇がつきそうになって、すんでのところで避けて頬で当たった冬乃に、
「誰やか知らへんけど・・間違いなく言える事は、そいつは冬乃はんに惚れられてることにも気づかへんような野暮やで」
山崎の溜息をつく肩の振動を伴って。届いた。
冬乃は。胸内が絞られるような感に、一瞬目を瞑った。
(・・・気づかないどころか、)
気づかれているかもしれなくても
相手にされてないだけ
「ほっといてください・・」
自分でも驚くような台詞が口をつきながら、冬乃は山崎から身を離した。
腕が掴まれたままで。
冬乃は、離してくださいと目で訴えつつ山崎を上目に見上げ。
「私は、彼にどう想われていても想われてなくても、いいんです」
先の冬乃の『ほっといて』発言に、さすがに驚いたのか冬乃の腕を掴む力が緩んでいた山崎の手を、振りほどいた。
「想いが通じ合うことを求めているわけじゃありませんから」
傍に居られるだけでいい
この先また幾度、心は掻き乱されても、
最後にはその想いへ戻ってくるだろう。
(まして、彼を救えるのなら)
山崎が目を丸くして冬乃を見下ろした。
「添い遂げられへんでもええんか」
(添い遂げる・・)
それはつまり、沖田と家庭をもって一生、ここに居る、
そんなことが、
そもそも、叶うには。
(平成での私が、ずっと意識が無くて倒れてる状態・・でしかないし)
実際に、もし統真とずっと会わなければ、そうなるのだろうとしても。
(そのまえに平成の私の体が、衰弱で死ぬよね・・)
食事もとれないでいるのだから。
(・・・待って)
もし病院で、経口のかわりに点滴で栄養を摂り続けていれば、それは可能ではないか。
(・・・・)
母は。意識のないまま生き永らえていく冬乃に、どんな想いを懐くのだろう。
そして病院でのそんな金銭面での負担を、受け入れるのだろうか。冬乃は、つとそんな事まで考えてみてから、
次には馬鹿馬鹿しさに思考を止めた。
(そもそも、沖田様と“添い遂げる”自体が夢のまた夢なのに)
たとえ、彼をこの先、病から救えても。
冬乃のことをなんとも想っていない沖田が、冬乃を伴侶の相手にと考えるはずがないのである。
(それに)
この乱世に於いて、何時でも、有事の際の近藤の盾として在るが為に、家を継ごうとはしない沖田は、
したがって子孫を残す必要を考えることも無い。
常に死を迎えられるよう、泰平の世の名残り強き今の家督制度から離れて身軽で或るを選んできた沖田が、
敢えて積極的に伴侶を娶ることなど、元より視野に入れてすらないだろう。
(そう考えれば、)
のちの千代こそが、
沖田のそんな姿勢を崩し得た、唯一の存在なのだ。
おそらくは千代と内々であれ祝言も挙げたのではないだろうか。
でなければ、のちに沖田氏縁者として埋葬される理由が無いように思う。
寺請制度の下での届出を要したこの時代、沖田が家を継いでおらず、当然、分家も行わず何処かへ養子に入ってもいなかったからこそ、
その婚姻は、内縁の形となり、記録に表立って遺らなかったのだとしたら。
乱世が治まり、近藤と江戸に帰還する時になれば、然るべき体裁も整えただろう。だが世が治まるどころか、その前に、千代は亡くなって。
(・・・沖田様)
考えれば、考えるほど。沖田と千代を引き離すことなど、冬乃には出来ないように思えてくる。
冬乃は小さく首を振った。
「すみませんが、もう仕事に戻りますので・・」
「待ちや」
山崎が尚も呼び止めた。
「想い合うことも夫婦になることも望んでるわけやなくて、どう想われてようとそれすら構わへんちゅうのは、いったい・・」
「ですから、私が勝手にお慕いし」
「それで満足なわけあるんか」
山崎の声が重なり。冬乃は、口を噤んだ。
(だって・・・しかたないじゃない)
この恋は、障害どころじゃない、
叶うには。
時代を超え、
そして、二人の人間の運命までを変えることになる、
そういう禁断の恋。
「ええ、満足です」
失礼します。
冬乃は、今度こそ会釈を送り踵を返して厨房へと入り。後ろ手に、
話を断ち切るべく戸を閉めた。
「久しぶりやなあ、冬乃はん」
(わ)
冬乃が厨房に来てまもなく茂吉たちによって大量に運ばれて来た食器の洗浄に手間取り、
漸く終えて厨房の戸口で伸びをした冬乃に、
そんな折、色男山崎がぬっと現れて声をかけてきた。
(驚いた・・)
気配を出さない癖でもついてるのか、さすが監察勤めだと。
冬乃は次には感心して、おもわず彼を見上げていた。
(それに山崎様は、棒術の武道家だったっけ)
昼下がりの曇空の下に立つ彼は、最後に会った夏の頃には凄かった日焼けも、少しは落ち着いたように見える。
「御無沙汰しております」
冬乃が慇懃に返すと、
山崎がその秀麗な目元を細めた。
「冬乃はん、頼みがあるねん。ええか?」
ええか?
といわれても、頼みの内容によるのだが。
「どのようなことでしょう・・」
冬乃が困った顔を隠し損ねながら、山崎の返事を待って見つめると、
「そない綺麗な顔で見詰めんといて?惚れてまうやろ」
さっそく戯れ言が飛んできた。
(・・・)
やっぱり、この人は本当に、単に社交辞令であれこれ言うのではないか。
冬乃が訝っていると、
「夜食をな、作ってくれへんかなて。ほれ、前に言うてくれたやろ」
“戯れ言”に返答しない冬乃に肩を竦めた山崎が、本題に入ってきて。
冬乃は頷いた。
「かしこまりました」
「べつに、かしこまらんでもええねん」
「・・・」
最早どう返せばいいか分からず、冬乃は苦笑って「それではご用意しておきます」と背を返す。
「おおきに。で、もひとつ」
山崎の声が追ってきた。
「ほんま呑みにいこうや?明夜にでも」
冬乃は振り返って、頭を下げた。
「すみません」
はっきりと。
沖田が傍にいないなら、言える。
「好きな人がいるんです、行くならその方とでないと、行けません」
「・・・」
いくらなんでも、きっぱり過ぎたか。
冬乃は恐るおそる頭を上げた。
「ええなあ・・」
暫しのち落ちて来たのは、しかし。
「ますます惹かれるわ」
(なんで。)
・・山野といい。
色男はそんなに、他の男に夢中な女が好きなのだろうか。
(そんなばかな)
「あの、・・」
冬乃は無意識に後退った。
「私はこれで。お夜食は台所に置いておきますので、今夜、必要な時に取りにきてください」
もう逃げるが勝ちだと、そのまま厨房へすぐさま踵を返しかけた冬乃に、
「まあ待ってえな」
山崎が手を伸ばし、逃がさないとばかりに、冬乃の腕を掴んだ。
「その男とは未だ、出来とるわけやない・・ちゅうことやろ」
「・・・」
つい顔を背けた冬乃に、
「ほんなら、」
それが肯定だと山崎は、易々と受け取った様子で。
「惚れるんやったら俺にしとき。その男には、冬乃はんはもったいないわ」
(え)
顔を上げた冬乃の、掴んだままの腕を山崎が急に引き寄せた。
その勢いで山崎の肩へ唇がつきそうになって、すんでのところで避けて頬で当たった冬乃に、
「誰やか知らへんけど・・間違いなく言える事は、そいつは冬乃はんに惚れられてることにも気づかへんような野暮やで」
山崎の溜息をつく肩の振動を伴って。届いた。
冬乃は。胸内が絞られるような感に、一瞬目を瞑った。
(・・・気づかないどころか、)
気づかれているかもしれなくても
相手にされてないだけ
「ほっといてください・・」
自分でも驚くような台詞が口をつきながら、冬乃は山崎から身を離した。
腕が掴まれたままで。
冬乃は、離してくださいと目で訴えつつ山崎を上目に見上げ。
「私は、彼にどう想われていても想われてなくても、いいんです」
先の冬乃の『ほっといて』発言に、さすがに驚いたのか冬乃の腕を掴む力が緩んでいた山崎の手を、振りほどいた。
「想いが通じ合うことを求めているわけじゃありませんから」
傍に居られるだけでいい
この先また幾度、心は掻き乱されても、
最後にはその想いへ戻ってくるだろう。
(まして、彼を救えるのなら)
山崎が目を丸くして冬乃を見下ろした。
「添い遂げられへんでもええんか」
(添い遂げる・・)
それはつまり、沖田と家庭をもって一生、ここに居る、
そんなことが、
そもそも、叶うには。
(平成での私が、ずっと意識が無くて倒れてる状態・・でしかないし)
実際に、もし統真とずっと会わなければ、そうなるのだろうとしても。
(そのまえに平成の私の体が、衰弱で死ぬよね・・)
食事もとれないでいるのだから。
(・・・待って)
もし病院で、経口のかわりに点滴で栄養を摂り続けていれば、それは可能ではないか。
(・・・・)
母は。意識のないまま生き永らえていく冬乃に、どんな想いを懐くのだろう。
そして病院でのそんな金銭面での負担を、受け入れるのだろうか。冬乃は、つとそんな事まで考えてみてから、
次には馬鹿馬鹿しさに思考を止めた。
(そもそも、沖田様と“添い遂げる”自体が夢のまた夢なのに)
たとえ、彼をこの先、病から救えても。
冬乃のことをなんとも想っていない沖田が、冬乃を伴侶の相手にと考えるはずがないのである。
(それに)
この乱世に於いて、何時でも、有事の際の近藤の盾として在るが為に、家を継ごうとはしない沖田は、
したがって子孫を残す必要を考えることも無い。
常に死を迎えられるよう、泰平の世の名残り強き今の家督制度から離れて身軽で或るを選んできた沖田が、
敢えて積極的に伴侶を娶ることなど、元より視野に入れてすらないだろう。
(そう考えれば、)
のちの千代こそが、
沖田のそんな姿勢を崩し得た、唯一の存在なのだ。
おそらくは千代と内々であれ祝言も挙げたのではないだろうか。
でなければ、のちに沖田氏縁者として埋葬される理由が無いように思う。
寺請制度の下での届出を要したこの時代、沖田が家を継いでおらず、当然、分家も行わず何処かへ養子に入ってもいなかったからこそ、
その婚姻は、内縁の形となり、記録に表立って遺らなかったのだとしたら。
乱世が治まり、近藤と江戸に帰還する時になれば、然るべき体裁も整えただろう。だが世が治まるどころか、その前に、千代は亡くなって。
(・・・沖田様)
考えれば、考えるほど。沖田と千代を引き離すことなど、冬乃には出来ないように思えてくる。
冬乃は小さく首を振った。
「すみませんが、もう仕事に戻りますので・・」
「待ちや」
山崎が尚も呼び止めた。
「想い合うことも夫婦になることも望んでるわけやなくて、どう想われてようとそれすら構わへんちゅうのは、いったい・・」
「ですから、私が勝手にお慕いし」
「それで満足なわけあるんか」
山崎の声が重なり。冬乃は、口を噤んだ。
(だって・・・しかたないじゃない)
この恋は、障害どころじゃない、
叶うには。
時代を超え、
そして、二人の人間の運命までを変えることになる、
そういう禁断の恋。
「ええ、満足です」
失礼します。
冬乃は、今度こそ会釈を送り踵を返して厨房へと入り。後ろ手に、
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