バッドエンドのその先に

とある出来事がきっかけに、異世界へと召喚されてしまった主人公トモキ。
その世界の攻略法を知っていたトモキは、難なく魔王の元へと足を進めていく。
旅の最中で出会った仲間たちと共に和気藹々と冒険を続けた。
時には…トモキ好みであった、とある国の姫と恋に落ちたり。
時には…厳しい戦火を共にくぐり抜けた、仲間達とも友情を確かめあったりした。
そして、最終決戦。
いとも簡単に魔王に勝利する。
これで異世界は平和を取り戻し、トモキも現世へ戻れると希望の光が灯ったのもつかの間。
まったく予想だにしていなかった方向へ歯車が動き出す。

『貴方は彼女の身代わりになりますか?』

『はい』
→『いいえ』

あの時の俺は、彼女の手を離す事しか出来なかった…。
トモキの判断が異世界の半分を崩壊させ、愛する人までも犠牲とする運命へ辿り着く。
もしも…あの時の選択肢で、『はい』を選んでいたならば…。
助かった未来もあったのかもしれない…。

その後、年月は無常にも流れていき、2年が経った頃。
トモキは未だ現世に帰れていない…。

ーーーーー
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