文字書き日記

あおみなみ

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はじめに 最近(20241019現在)のこと

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 エーリッヒ・ケストナーをそれなりにリスペクトしているので、何かを書こうとするとき、「私も【まえがき】っちゅーやつを書いてみたい」といつも思うのですが、気付けば「あとがき」で作中のあれやこれやを言い訳するだけ、なんてことが多い気がします。

 最近、仕事以外でもいろいろとあり、まとまったものが書けずにおります。
 年が改まる頃には、その辺のこともいろいろ書けるといいのですが。
 割としんどいこともあるものの、そんなにネガティブな状況でもないので、「いやいや、あのときはあやまっちまったまいったまいった(福島弁)」程度に明るく書けると思います。

 福島弁といえば、我が県出身者の中でもぶっちぎりで知名度の高い名優・西田敏行さんの突然の訃報には驚きました。
 個人的には、80年代の『サンキュー先生』『池中玄太80キロ』『泣いてたまるか』などの、人間臭さが魅力の好人物を演じたドラマが大好きでした。

 ところで西田さんといえば、阪神ファンで、関西弁がお上手という評価もあったのですが、職場の先輩に京都出身の方がいて、他地方の人のナンチャッテ関西弁に手厳しかった(大阪弁と京都弁の混同にもしばしばピキっていました)のを思い出し、西田さんが『探偵!ナイトスクープ』の二代目局長に就任したとき、とある匿名掲示板に「(東北出身の)西田さんの就任って、関西の人にとってはなんだろう?」的な書き込みをたことがあります。
 「あそこまでのビッグネームだから別に何とも思わない」という回答?をいただいたのですが、それでも西田さんが関西弁的な話し方で調査員のタレントさんとやりとりしているのを見ると、「あー、エセとか鼻につくとか思われていないかな……」と、無駄にヒヤヒヤしていました。

 また、面識があるわけではないのですが、実は西田さんは私の小・中学校の大先輩にも当たる方なので、「出身校の有名人」でもあります。
 『みごろ!たべごろ!笑いごろ!』(1976~78)というバラエティ番組の中で、何かの流れで小学校の校歌の冒頭部分だけを歌われたことがあり、翌日の教室ではその話題で持ち切りでした。

 Xの相互フォローに福島関係者が多いせいもあり、ここ数日のタイムラインは西田さんの話題ばかりで、本当に愛された人だったのだなと再認識しました。

 心よりご冥福をお祈り申し上げます。

***

 大分話がそれましたが、小説やエッセイを書く上で、日常で起きたさまざまなことが全く影響を及ぼさないということはあり得ないので、これはこれでありかなと、一応自己弁護しておきます。

***

 最近、手書きの創作ノート的なものを書き始めました。

 長女が大学時代、公務員講座を受講するに当たり、A4判の無地ノートを大量に注文したことがありました。
 今なら100円均一ショップでも簡単に手に入りますが、当時はあまり一般的ではなかったので、1冊4、500円のものを通販で注文するように頼まれたのを思い出します。
 といっても、講座の授業内容はそのノートにびっしりと(ちっちゃーい字で)書き、家でB5のサブノートをつくるという使い方をしていたせいか、未使用のA4無地が何冊か残りました。
 表紙に学籍番号と名前だけ書かれていたので、ネットフリマで売ることもできず、次女がイラストの練習に使ったりもしていましたが、私も1冊もらいました。

 無地で大判というのは、「何かを貼り付ける」のに最適です。
 過去の日記で「使えそうなところ」をそのまま切り抜いたり、ふとした思いつきを小さなメモ片に書いたものを貼り付けるだけでも、そこそこ創作ノートっぽい体裁になりました。貼られたメモ片のすき間に、ちょっと思いついたフレーズをカラーペンでちょちょっと書いたり、貧乏根性丸出しで使い倒すつもりです。

 というよりも、「書きたいけど書けない」フラストレーションを、その作業で緩和しているというのが正解かもしれません。

 買い物の道すがら、ちょっと思いついたコトフラッシュアイデアがあったのに、ほかの家事をしている間にきれいさっぱり忘れてしまい、「悔しー、思い出せーん。次からは思いついたらすぐ書く!」なんてことまで書いてあります。

 今さら「書くことは生きること」などと粋がるつもりはありませんが、ご飯を食べたり、お風呂に入ったり。眠ったりする程度には「ありふれているけれど重要なこと」ではあります。

 以前書いたものの再アップや転載なども多いと思いますが、以後お付き合いいただけますでしょうか。

 よろしくお願いいたします。

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