上 下
38 / 116
2章洞窟生活 前編

38,夢は夢 今はこっちが大事

しおりを挟む
とうぶんは、研究で溶かせる物が無いからマニュアルを読ませる事にした。「マリオ、まだまだ安定した生活ができてない。だから魔術の研究でアイテムとか溶かしたり無駄に消費できない。いまのうちに、使い方のマニュアルを読んで。modをタッチすれば説明書読めるから」あきらかに嫌な顔をしながら「俺さ、説明書を読むの好きじゃ無いんだよなぁ。そうゆうの読まないで研究するのが楽しいんじゃん」全く知らないものを、無知のままやりたいと申すか……。

「別に、読まなくても良いけど……。それを、研究する専用の『世界』を作るからソコでやってね。それ+僕らの誰かが、蘇生魔法かアイテムを入手。またはマリオが、不死の生物か消滅に耐性が付いてから実験してね」とここまで言って「やっぱり、知らないものは説明書読んだ方が良いよな」と読む気になってくれた。

「マリオは専用の隔離部屋を用意するとして……」話を切られ「まてよ、まだヤらないから普通の部屋を作らせてくれ、俺も地下に部屋作るわ」妥協案で「僕の部屋から離れて作ってくれよ」やっぱり最後はジュン君「俺は、食堂の近くが良いから食堂の地下でだっさんの農場の横だな。農場で、作物を貰ってお酒作って食堂で飲む。ゆゆにつまみを作って貰って一緒に飲む」だよね~、そうだろうと思ったわ「じゃぁ、ココの男部屋はブレクラの『異世界』へ行く為の準備部屋にしよう」あ、それと……「機械は、男部屋の2階の奥に大きめに拡張して作る。発電エリア・蓄電エリア・加工エリア・生産エリアで分けて設置するよ」

少しづつだけど、山の内部が良くなって行くのは楽しいな。携帯を見ると22時になっていた。明日も動くしもう寝よう、自分の服の上に、また寝っ転がって眠りに付いて夢をみた。




周りが、笑い声で賑やかだ。目を開けると僕は左右に店が建ち並ぶ一本道正面には大きな門が有りベンチに座っていた……。服装はチノパンにTシャツ,ベスト,革のポーチを付けて、後ろでは水の流れる音が振り替える。噴水の上に、大きなクリスタルが浮かんでいる。触ると、ルールや結界の情報が頭に流れてくる。手を離し、正面を見ると僕の好きな小説の様に色んな種族が笑って話して楽しそうだ。立ち上がると、それに気が付いた人達が手を振って挨拶をしてくれる……。とても嬉しい気持ちが湧いてくる。

子供達が、花の冠をくれる。僕はそれを頭に着けて、門に向かって歩く。笑い声は聞こえるのに話し声はきこえない。門に近づくと、兵士らしき鎧を着た獣人が膝を付いて挨拶と報告をしているようだ。(僕には聞こえないでも……)僕は頷き、門の外に出た何をするんだろうか?門を出ると、キラキラ光る鎧を身に纏った男、騎士、魔女の様な服装、神官服の女性が武器をこちらに向けている勇者かな?

剣を振りながら何かを叫んでいる。その後ろにはどこかの軍が並んでいる……。戦争のようだ、僕しか外に出てないけど大丈夫なのかな?何やら僕は、目の前の勇者(仮)と話している。1度は剣を下ろしたが、後ろに居る軍関係者が子供に剣を突き付けて叫んでいる。勇者(仮)の顔がムカつく『殺してやる』あれ?誰だ?『殺してやる』まただ……、目の前の子供の胸に奴隷の紋が見える。

凄く痛そうにしながら、もがいて逃げた。僕は、その子を抱こうと近寄ろうとする。勇者(仮)の横を過ぎた所で剣でその子の首を落とした。『殺してやる!』また聞こえる。それと、何かが切れる感覚がして僕の両手に眩しい光の炎と真っ黒な炎が出現して握り潰した……。



目が覚めた!携帯を見るとまだ夜中の3時だ。ぼんやり、見た夢を思いだそうとする。左手に、柔らかい物が当たり握る(モミモミ)ライトを当てるとアウラが居た。アウラの胸を揉んでいた、(可愛い~)また来たのか。夜這いなの?抱き枕にしてもう一度寝直そう……、アウラを抱き寄せて眠りに落ちる。さっき見た夢の内容がもう思い出せれない。

この程度で思い出せれないなら、それほど重要な夢じゃないんだろう。思い出せれない夢より、今はアウラの抱き心地優先だ。頬っぺにキスをして、合意を得てから……合意を得てから……と心に言い聞かせ温かさを感じながら眠りに落ちた。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話

矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」 「あら、いいのかしら」 夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……? 微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。 ※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。 ※小説家になろうでも同内容で投稿しています。 ※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。

勝負に勝ったので委員長におっぱいを見せてもらった

矢木羽研
青春
優等生の委員長と「勝ったほうが言うことを聞く」という賭けをしたので、「おっぱい見せて」と頼んでみたら……青春寸止めストーリー。

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

男女比の狂った世界で愛を振りまく

キョウキョウ
恋愛
男女比が1:10という、男性の数が少ない世界に転生した主人公の七沢直人(ななさわなおと)。 その世界の男性は無気力な人が多くて、異性その恋愛にも消極的。逆に、女性たちは恋愛に飢え続けていた。どうにかして男性と仲良くなりたい。イチャイチャしたい。 直人は他の男性たちと違って、欲求を強く感じていた。女性とイチャイチャしたいし、楽しく過ごしたい。 生まれた瞬間から愛され続けてきた七沢直人は、その愛を周りの女性に返そうと思った。 デートしたり、手料理を振る舞ったり、一緒に趣味を楽しんだりする。その他にも、色々と。 本作品は、男女比の異なる世界の女性たちと積極的に触れ合っていく様子を描く物語です。 ※カクヨムにも掲載中の作品です。

年上の許嫁女教師は大胆な帰国子女

naomikoryo
恋愛
里崎亨は、高校生活を送る普通の男子高校生。 彼の幼馴染であり、3歳年上の美咲は、アメリカに移住してから数年後に帰国した。 彼女は英語、数学、体育の教員免許を持つ優秀な帰国子女であり、学校で臨時の英語教師として教壇に立つことになった。 久しぶりの再会に胸を躍らせる亨だが、彼女の存在は彼にとって特別なものであり、心の奥に秘めた思いが浮かび上がる。 美咲は大胆でサバサバした性格であり、教室内での彼女の存在感は抜群。亨は、彼女の教え方や魅力に惹かれ、授業中も彼女のことばかり考えてしまう。しかし、彼女が何気なく送るウインクや、思わず触れた手が心に残り、彼の心は高鳴るばかりだ。 ある日、美咲が亨の家庭を訪れ、二人は楽しい時間を過ごす。 その中で、彼女の過去の経験やアメリカでの生活について話が弾む。 気づけば、彼女との距離が徐々に縮まり、思いがけないキスを交わすことに。 亨は彼女に対する想いが募り、年上の彼女が実は自分の許嫁であることに気づく。 二人の関係は、幼馴染から年上の許嫁へと発展し、甘く、時には困難な恋愛模様が描かれていく。 果たして、亨は美咲との関係を深められるのか。 彼女の大胆さと優しさに触れながら、彼自身も成長していく姿が描かれる青春ラブストーリー。

分析スキルで美少女たちの恥ずかしい秘密が見えちゃう異世界生活

SenY
ファンタジー
"分析"スキルを持って異世界に転生した主人公は、相手の力量を正確に見極めて勝てる相手にだけ確実に勝つスタイルで短期間に一財を為すことに成功する。 クエスト報酬で豪邸を手に入れたはいいものの一人で暮らすには広すぎると悩んでいた主人公。そんな彼が友人の勧めで奴隷市場を訪れ、記憶喪失の美少女奴隷ルナを購入したことから、物語は動き始める。 これまで危ない敵から逃げたり弱そうな敵をボコるのにばかり"分析"を活用していた主人公が、そのスキルを美少女の恥ずかしい秘密を覗くことにも使い始めるちょっとエッチなハーレム系ラブコメ。

俺のスキル『性行為』がセクハラ扱いで追放されたけど、実は最強の魔王対策でした

宮富タマジ
ファンタジー
アレンのスキルはたった一つ、『性行為』。職業は『愛の剣士』で、勇者パーティの中で唯一の男性だった。 聖都ラヴィリス王国から新たな魔王討伐任務を受けたパーティは、女勇者イリスを中心に数々の魔物を倒してきたが、突如アレンのスキル名が原因で不穏な空気が漂い始める。 「アレン、あなたのスキル『性行為』について、少し話したいことがあるの」 イリスが深刻な顔で切り出した。イリスはラベンダー色の髪を少し掻き上げ、他の女性メンバーに視線を向ける。彼女たちは皆、少なからず戸惑った表情を浮かべていた。 「……どうしたんだ、イリス?」 アレンのスキル『性行為』は、女性の愛の力を取り込み、戦闘中の力として変えることができるものだった。 だがその名の通り、スキル発動には女性の『愛』、それもかなりの性的な刺激が必要で、アレンのスキルをフルに発揮するためには、女性たちとの特別な愛の共有が必要だった。 そんなアレンが周りから違和感を抱かれることは、本人も薄々感じてはいた。 「あなたのスキル、なんだか、少し不快感を覚えるようになってきたのよ」 女勇者イリスが口にした言葉に、アレンの眉がぴくりと動く。

性奴隷を飼ったのに

お小遣い月3万
ファンタジー
10年前に俺は日本から異世界に転移して来た。 異世界に転移して来たばかりの頃、辿り着いた冒険者ギルドで勇者認定されて、魔王を討伐したら家族の元に帰れるのかな、っと思って必死になって魔王を討伐したけど、日本には帰れなかった。 異世界に来てから10年の月日が流れてしまった。俺は魔王討伐の報酬として特別公爵になっていた。ちなみに領地も貰っている。 自分の領地では奴隷は禁止していた。 奴隷を売買している商人がいるというタレコミがあって、俺は出向いた。 そして1人の奴隷少女と出会った。 彼女は、お風呂にも入れられていなくて、道路に落ちている軍手のように汚かった。 彼女は幼いエルフだった。 それに魔力が使えないように処理されていた。 そんな彼女を故郷に帰すためにエルフの村へ連れて行った。 でもエルフの村は魔力が使えない少女を引き取ってくれなかった。それどころか魔力が無いエルフは処分する掟になっているらしい。 俺の所有物であるなら彼女は処分しない、と村長が言うから俺はエルフの女の子を飼うことになった。 孤児になった魔力も無いエルフの女の子。年齢は14歳。 エルフの女の子を見捨てるなんて出来なかった。だから、この世界で彼女が生きていけるように育成することに決めた。 ※エルフの少女以外にもヒロインは登場する予定でございます。 ※帰る場所を無くした女の子が、美しくて強い女性に成長する物語です。

処理中です...