異世界へ行きたいと思ったら行けちゃった...～思い描いてたスキルを携えて～

2章洞窟生活 前編

34,洞窟2日目後半 (2)

さて掘りに行きますか！「明るくした所はだいたい掘り終えたな、暗闇のモンスター倒しに行くか？」一応は防具も着てるし武器もある2人の意見で行くかが決まる。ジュンは「クモの糸と魔女の魔法薬の素材が欲しい所だな」そうだな、クモの糸は4つで羊毛1塊になる。この羊毛3つと木材3つで、1人用のベッド(枕と布団,シーツ付き)ができる不思議アイテムだ。

僕らは14人で、クモ糸が16……8本そう168本必要なのだ。寝るところ大事だしな、それに魚を捕まえるネットにも使う。魔法薬の材料も今の現状じゃ手に入らない物が多い……、欲しいが被弾してお別れはしたくない。

「アクセルとジュンの護衛で来てる。死ぬつもりは無いけど、生活が良くなるなら狩りに行きたい」満場一致か……、カエデに魔法薬は盾で防いでもダメージが通ること。モンスターに当てた矢が消える事を、伝えて外れた矢を出来る限りの回収しつつ松明設置で進む事を伝えた。マップで赤点の方に進みながらカエデに気配を覚えてもらう、最初に出合ったのはゾンビだ。

コレは楽勝……、スケさんだ……。気が付かれてない……、2人で弓を構えて射つ僕はあさっての方向へジュンのは当たった。スケさんの矢が飛んできた。矢は僕がガードして、カエデがスケさんを砕いて戦闘終了「アクセルさん、ちゃんと狙お？」すみません、弓初めてで……え？ジュンも初めて？くっ……不覚。

それから、何体もモンスターを倒して携帯で確認する。3時間も戦い全員のレベルが8づつ上がって、クモの目が16個と糸は72個つまりはベッドは7人分だ。骨は106本……、スケさん弓と矢をもう少し落としては頂け無いでしょうか？弓が2個1修理(同じ名前の物を2個合わせると耐久値をまとめた物を1個作る事)で新品が3本のみ、矢は22本だけだった。ゴミ腐った肉は200を越えて鉄のスコップや金の剣等修理で新品を1本づつ、今回のラッキーはレッドパウダーが3個手に入った事だ。

ウィッチがスケさんに、誤爆してケンカが始まってトドメを頂きました。漁夫の利ってやつですよ？火薬も4個も手に入った……え？3時間戦って4個？何回か爆発したんですよ。カエデは爆発の恐怖で緑色の姿を見るたびに、両手で耳を押さえて戦闘不可能状態になってしまって。僕は弓が当てられず、ジュンの打撃で緑色の爆発物クリーパーの体が凹みつつ起爆準備には恐怖を覚えた……。

粘土で作った物が潰したのに、動いて爆発しようとするのだ。怖すぎる……。ジュンのフルスイングを2回殴るか、首を落とすと死ぬ事が最後の方で分かった。倒せたのが4匹分で4個と、スライムボールが4個癒しを潰した精神ダメージだけ負った。

残念ながら？エンダーマンには会えず……(ホッとした)今の装備だと3発で瀕死になるだろうし、来た道を引き返して無事帰宅。

今回の戦利品(鉱石とツールは除く)
・スケルトンの骨[106本]
・スケルトンの弓[3個]
・スケルトンの矢[22本]
・クモの目[16個]
・クモの糸[72本]
・ゴミ[200]
・ウィッチのレッドパウダー[3個]
・匠の火薬[4個]
・スライムボール[4個]